実はジャズにはいろいろなサブジャンルが存在しているんです。
19世紀末頃に誕生した音楽と言われており、現代まで続く長い歴史の中で様々な派生のジャンルやサブジャンルが生まれることは当然の流れであったでしょう。
1960年代にはジャズは世界で広く認知され、多くのアーティストが世に輩出され、様々なジャンルが乱立します。
そんな長い歴史のなかで、登場してきたサブジャンルを代表的なアーティストと一緒にザックリとご紹介します。
是非ジャズを聴く際の参考にしてみてください。
先ずは最も一般的なジャズのイメージで想像されるジャンルから。
・『スウィング』
大人数の編成でのバンドでの演奏が最大の特徴
カウント・ベイシーの「Dinner with Friends」は皆さん某飲料のCMで聞き覚えがあるのでは。
大所帯のバンド演奏なので、楽譜通りに進行していく点も特徴。
映画「スウィングガールズ」で登場するバンドの演奏はこのジャンル。
・『ビバップ』
スウィングに飽きたミュージシャンたちが新たな音楽として生み出したジャンル。
即興性が高く、アドリブが多いことが特徴。
マイルス・デイビスは皆さんご存知だと思います。

・『モダンジャズ』
1940-60年代ごろまでのジャズの総称。
だいたいビバップと同じアーティストを指すことが多い。
ジャズという言葉で想起されるアーティストの多くがこの年代・ジャンルに属していると思います。
この3つがジャズの根幹をなしており、現代のジャズの系譜に繋がります。
そしてモダンジャズ以降は様々なジャンルが登場します。
・『ボサノバ』
ブラジル発祥といわれており、60年代ごろのアメリカで大流行。
スタン・ゲッツの「The Girl from Ipanema」は非常に有名。
リゾート感やリラックス感の漂う独特な音楽。

・『フリージャズ』
モダンジャズに限界を感じたアーティストたちが既存の音楽理論には基づかない新たな表現を模索したことで成立したジャンル。
以前ご紹介したサン・ラーはこのジャンルに分類されることが多いです。

・『フュージョン』
ジャズを基本としながらも、クラシック・ファンク・ラテンなどを融合させた音楽。
ハービー・ハンコックの代表作「Head Hunters」はフュージョンの幕開けとなった作品。

・『アシッドジャズ』
イギリスのクラブシーンから生まれた。ファンクやソウルの影響を色濃く受けている。
ジャミロクワイの「Tavelling Without Moving」に収録されているVirtual Insanityは某カップ麺のCMでも使用され日本でも聞き馴染みのあるかたは多いのでは。
他にも細かく見ていけばジャンルはたくさんありますし、聴く人によってどのアーティストをどのジャンルに分類するかも違ってきます。
色々聞いてみてお気に入りのジャンルを見つけてみてください。