大切なその1足に

杉山 直哉 2024.05.16

こんにちは。



日中は気持ちのいい風が吹くようになり、快晴の休日は用宗まで自転車を走らせています。海に向かって座っているオッチャン達を横目に、釣りでも始めてみようかと迷っております。

お詳しい方いれば、是非教えてください。


そんな、新たな趣味作りに興味深々な僕ですが、欠かさず休日に行なっていることがシューケアです。

また靴ですか?いいえ、今日はもっともっとコアな部分。「木」のお話です。


どうでしょう?お店でシューズを購入した際に、スタッフから合わせて何かをオススメされたご経験もあるのではないでしょうか。

ちなみに、シューズを買って1番にオススメするその何かが

・ソックス、パンツ→洋服屋

・シューズクリームやブラシ→靴屋

・シューツリー→僕

独断と偏見です。

ちゃんと、シューツリーをオススメした後は、パンツやソックスもご提案しますよ?


そんな僕が本気でオススメするのが、


こちらのLA CORDONNERIE ANGLAISEのシューツリー

です。


どちらかといえば、裏方ブランドの印象で、いわゆる靴の木型を製作しています。色々なデータを持っているはずですので、そんなブランドが出すシューツリー、良いに決まってます!



中央部分には2本で走るチューブ。


これにより、左右にぶれず、安定した圧力をかけてくれます。

つま先部分は、左右に圧力をかけてくれるスプリットタイプ。


更に注目して欲しいのがここ!


写真で伝わりますでしょうか?足のひらに当たる部分が、軽くえぐれているんです。シューツリーを入れると、シューズの中は密な状態になりますので、通気性を保つためにも、インソールからの空気の通り道を確保してくれているのは、非常に嬉しいポイントです。



ちなみに用いているのは「ブナ」の木材。風が木々に間を通り抜ける際にブーンと音がするということから、この名前が付けられたそうです。ふーん…。

50メートルを超えるものもある程に強度が強く、建築や家具、スキー板に使われる木材です。

とにかく頑丈で、またイギリス傘によく用いられる「メープル」とは違い、飴色にエイジングしないのも個人的には好みな部分。エイジングしたシューズにピッカピカにシューツリーが入った時のコントラストは堪らず、独特なオーラを醸し出します。


写真は新品ですけどね。


そんなこんなで今回は、シューツリーという斜めからのご紹介。





最近、大先生の海老名から、コーヒーの手解きを受け始めている杉山でした。



ではでは。