この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第127回目はこちら
「殺しの分け前 / ポイント・ブランク 」(1967)
監督:ジョン・ブアマン
出演:リー・マービン / ジョン・バーノン / キーナン・ウィン / アンジー・ディキンソン / シャロン・アッカ―
あらすじ:
主人公のウォーカーは親友に頼まれて現金強奪を手伝うが、親友と妻に裏切られ殺されかける。一年後、復習に燃えるウォーカーはある男の接近で親友の居所を突き止めるが……
復讐物のアクションノワール作品です。あまり説明台詞が無く、主人公のウォーカーも殆ど喋らないのでしっかり観ていないと置いていかれるような感じがありました。
そして時折挟まれるサイケデリックな演出や急に部屋から何もなくなったりと不思議な演出の映画でした。しかし面白いと思ったのは場面、場面によって色調を統一している所で、ウォーカーの衣装は勿論、同じ場面に出てくる登場人物、部屋の壁紙からインテリアまで同じ色に統一しています。しかしこれがウォーカーの心情にリンクしているかと言うとそうとも思えなくて、もう一度確認の為に観直そうかと思っています。
次々と復讐を遂げていくウォーカー、最後はどうなるのかは是非、ご自身でご覧になって頂ければと思います。
それではここからは衣装を見ていきましょう。
やはり注目は主人公のウォーカーです。作中はほぼスーツかジャケパンスタイルなのですが、演じているリー・マーヴィンが190cmの伸長があり、どのスーツやジャケットをも着こなしています。
グレーやブラックのスーツ、ブラウンのヘリンボーンツイードと思われるジャケット等、上記した様に画面の色を統一していることもあり、かなり格好良かったです。
そしてスーツやツイードのジャケット等はビームス プラスでも定番のアイテムでありこれから入荷して参りますので、この映画をご覧頂いて着こなしの参考にして頂ければと思います。
それでは『殺しの分け前 ポイント・ブランク』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ