初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。
この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第80回目はこちら
『レイジング・ブル』(1980)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ / ジョー・ぺシ / キャシー・モリアーティ
あらすじ:
実在のボクシングチャンピオン「ジェイク・ラモッタ」の栄光と挫折を描いていく。
主演のデ・ニーロが実在のボクサーの絶頂期から引退後までを表現する為に体重を27kgも増量し徹底した役作りで挑んだ作品です。この徹底した役作りは造語で「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ばれたそうです。
そんなデ・ニーロが演じるラモッタはボクシングでチャンピオンにはなるものの、自分の猜疑心の強さで妻や弟、そして栄光までも失っていく哀しい男です。上記したような役作りをするデ・ニーロですから猜疑心に駆られている時の目が本当に怖いです。一線を越えてしまっている様に思えました。
またボクシングのシーンも相当な迫力で、汗や血が飛び散りますし殴り、殴られるシーンも手に汗を握ってしまうくらいでした。
色々調べていた時に分かったのですが、白黒映画という事を逆手に取って、血糊はハーシーズのチョコレートシロップを使用していたそうです。壮絶な殴り合いのシーンの撮影現場に甘いチョコシロップの匂いが充満していたと思うとそのギャップが面白いですよね。
そして体重を27kgも増量して演じた引退後はバーの経営をしつつ、劇中でも披露していますがスタンダップコメディアンに転身し活躍したそうです。
それではここからは衣装を見ていきましょう。
主な舞台になる時代が1940年代なのですが、ラモッタと弟のジョーイが着ているジャケットは6つボタンのダブルのジャケットです。多分、肩パッドと芯地がしっかり入っていて、ラペルもかなり広く腰の部分がしっかりシェイプされ、着丈もお尻が隠れるくらい長い、今見るとかなりクラシックなジャケットです。
流石に現代でこのジャケットを着るとかなりコスプレ感が強くなってしまうと思うのですが、ビームス プラスが作っているこんなダブルのジャケットは如何でしょうか?
ビームス プラス / 4ボタン ダブルブレステッド ジャケット
カラー:ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-16-0119-803
このジャケットに使用している糸は、シェットランドウールと羊毛をブレンドした糸で、シェットランドウールの軽さ、柔らかさ、光沢感が特徴です。デザインのベースはトラディショナルブランドの4ボタンジャケットを参考にしつつ、ビームス プラスオリジナルのバランスに仕上げております。
着用感は今まで通りのジャケットを参考にしつつ、4ボタンなので腰回りに少し余裕を持たせています。かと言って大きすぎる事は無いので、太目のトラウザーは勿論事、細身のホワイトデニムを合わせて履いて頂くもの面白いと思います。
ストーリーも面白いのですが、ロバート・デ・ニーロの凄さを体感できる作品だと思います。
それでは『レイジング・ブル』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ