スタッフ「神本 直也」の記事

チェック神本の要チェック PART 48

[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。


ビームス ライフ 横浜のチェック神本です。


今回ご紹介させて頂くアイテムはこちら!




BEAMS PLUS クラシックフィット マドラス
カラー:ホワイト ピンク ブルー
サイズ:S M L XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-1156-139

BEAMS PLUS 夏の風物詩マドラスチェックシャツ、毎年このアイテムが入荷して来ると春夏シーズンが本格的に立ち上がったなと思わせてくれる、春を感じさせる鶯の鳴き声のような存在です。

これはスタッフあるあるだと信じたいのですが、昨年まで店舗に在庫が送られてくるのが少し早いなあと思っていました(笑)、昨今の日本の気候を考えると5月下旬から半袖を着用し始めていて、薄手の長袖シャツの実需はもう始まっているなと冷静に思った私。




まずは生地から、毎シーズンお馴染みのインド南東部チェンナイ地方の伝統的に作られているマドラスチェックを使用しております。

恐らくマドラスチェックの説明や生地の特徴は多くのスタッフが説明してくれている為、私はチェンナイ地方に焦点を当てて何故マドラスチェックが生まれたのか・この生地感になったのかを考察したいと思います。


チェンナイ地方の1年を通しての平均気温は25°程度、最高気温は5月・6月が最も高く36°〜40°の間、熱赤道上に位置している為平均気温が高く1年中夏のような気温です。

加えて日本で言う梅雨の時期が長く4月〜11月頃まで曇天が続き、特に7月〜12月の間は1ヶ月の半分が雨が降るそうです。

所謂高温多湿なチェンナイ地方、一般的な生地では太刀打ちできない事は明白です。降水率が高い月は部屋干しや浴室乾燥を使用して洗濯する事が考えられてるので、乾きやすいサラッとした生地感のものが適していると考察出来ます。


そういった点から、吸水 速乾性に優れており肌離れが良くサラッとした軽い素材感のインドマドラスが生まれチェンナイ地方で着用される事になったのではないでしょうか。



マドラスチェックの醍醐味である色彩豊かなカラーリング、これはチェンナイ地方の観光名所である「カパレーシュワラ寺院」や街並みの写真を検索してみるとカラフルな外壁の建造物が多く、その地域性が生地にマドラスチェックに表現されていると感じました。


という所で、チェンナイ地方とマドラスチェックの関係性を私なりに考察してみました。


アイテムの説明に入ります!




BEAMS PLUSで通常展開されているボタンダウンシャツとは異なるフィッティングのクラシックフィット(CF)。


昨シーズンからマドラスチェックシリーズにも落とし込まれており、私は同フィティングのアメリカンオックスフォード生地のシャツとPALACE 別注のキャンディストライプ柄のシャツの2着を愛用しております。


特徴はボタンが6つである事、世に多くあるシャツのボタンの数は7つが基本ですが、こちらは6つ。

アメリカ物好き・古着好きの方には堪らないディテールであり、70〜80年代のブルックスブラザーズに見られたディテール。






ボタンの数を少なるする事でボタン感覚が広まり、通常のボタンダウンは7.5cmに対してクラシックフィットは10.5cm、3cmの差があります。




第1ボタンを開けて着用した際に胸元にかけて深くなっている事と、生地の立ち上がり方・ロール感がセクシーでありそこが最大の魅力であり男らしさを感じます。






第2ボタン以降のボタンスタンスは9cmと9.5cmで大きな差はなく第1ボタンを外して着用する事を想定したディテールであると考えられます。




同じマドラス生地を使用している、通常のボタンダウンシャツとクラシックフィットの同サイズ(Mサイズ)の比較です。

身幅と着丈に大きな差があり1〜2サイズグレードの差があります。

元よりカジュアルシャツとしての雰囲気を持っておりますが、一層その雰囲気を感じさせてくれます。

生地の特徴と合いまり、夏本番でも涼しく快適に過ごせるシャツである。




タックアウトしての着用は勿論、タックインをしてブラウジングさせても良しな機能的なフィッティングになっております。

最後に同じ店舗に所属しているスタッフ吉澤のスタイリングを、、、




彼自身昨年も購入しており色違いでリピート買いをしたとの事、日々のスタイリングにテーマやストーリー性を持たせるのが得意なスタッフです。


彼のコメントになります。

「ジーンズ、ウエストバッグ、昨年リリースのプロポーズサックコートをカバーオール解釈で羽織りクラシックなアウトドアらしいムードなコーディネーションを意識しました。今回は家族で国立公園に訪れた男をイメージ。広大な大自然を目の前にはしゃぐ子供たちを見ながら湖畔で釣りを楽しむ男をイメージしました。」




BEAMS LIFE YOKOHAMA 独自のコンテンツである古着コーナー!!

定期的に古着屋とのPOP UP を開催していたりスタッフが買い付けた古着を常設しております。

加えて、STAFF PICKSと題してスタッフ古着を販売しており年代物のレアなアイテムが、、、!



古着担当のスタッフ石立! 

2階BEAMS PLUSフロアの横にある為、自然と仲が良く神本と気軽に話しかけてくれる後輩スタッフです。

マネキンの着せ付けが上手なスタッフなのでいらした際には是非コーディネート相談をしてみて下さい!!

それでは、また来週


チェック神本

チェック神本の要チェック PART 47


[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

先週、TAKAHIROことビームス プラス 丸の内 石川からご紹介があったようにこれから月曜日を担当させて頂くチェック神本ことビームス ライフ 横浜 神本 直也と申します。

BEAMS PLUSを代表とする先輩スタッフが執筆してるこのブログに携わらせて頂き、大変恐縮ですが私なりの視点からご紹介させて頂ければと思います。


今回ご紹介させて頂くアイテムはこちら!




BEAMS PLUS ミリタリー オープンカラー タッターソール
カラー:イエロー ネイビー
サイズ:S M L XL
価格:¥22000(税込)
商品番号:38-11-1355-139

BEAMS PLUS ではお馴染みとなっているミリタリーオープンカラーシャツ型、定番のシャンブレー・今シーズンではレーヨン素材の物やトロピカル柄の物だったりとバラエティに富んだラインナップです。

BEAMS PLUS 25 Spring & Summer のルックブックで初めて見た時はびびっと来まして、必ず購入しようと入荷するのを心待ちにしていたアイテムなのです。




チェック神本とその名の通りに無類のチェック好きの私、乗馬モチーフのプリントに目を惹かれがちですが、よく生地を見てみるとタッターソールチェックの中にダービー(競馬)に出場しているであろう馬の姿が。




これほど大判のタッターソールチェック柄こそ新鮮ですが、この組み合わせに溝端ディレクターの「妙」を存分に感じさせるのです。

タッターソールチェックにどのようなイメージをお持ちでしょうか、IVY STYLE には欠かせないマストアイテムのひとつであると私は思っており、ブラックウォッチやギンガムチェック、キャンディストライプなどなどBEAMS PLUSが提案する世界観を体現するチェック柄のひとつであると思います。


その出自は古く19世紀後半、イギリスはロンドンで生まれたとされています。

馬の世話を仕事とする職業を馬丁頭と呼び、当時公爵に仕えていたリチャード・タッターソールという人物が馬市場を開設し、そこで馬に乗る際にかける毛布や馬の鞍代わりに使用していた織物の柄がこの柄であった。

そこから彼の名前を取りタッターソールと言う名前になったそうな。

タッターソールが別名馬格子柄と呼ばれる理由がここにありました。理にかなった柄の組み合わせである事は間違い。




加えてチェックして頂きたいのがポケットの縫い付け部分の縦線・横線のズレの無い繋がり方、写真ですと少し分かりにくいですがポケット内側とポケットと重なっている部分のズレのない横線。




少し細かい部分でありますが格子柄のアイテムでたまに目にするポケット部分で縦のラインがずれてしまっているもの、神経質な私だとかなり気になってしまいます。

made in Japanの技術力の高さを感じさせてくれるワンポイントです。


最後に肌あたりの良さ、ブログ内でこの肌触りの良さを表現するのが難しいですが、素材表記はポリエステル100%。

私個人的にですが、ポリエステル100%と聞くとシャリ感というかざらつき感と言いますか肌触りがいいイメージは持っておりませんでした。

そのイメージを払拭させてくれたのがこちらの生地、滑らかで柔らかいブロード生地を使用している事と光沢感を抑えソフトな加工を施した糸を使用する事で、レーヨンのようなシルクのような肌触りが実現しているのです。




タックインして着用した際のブラウジングを見て頂ければ少しは伝わりますでしょうか、、

是非1度お近くの取り扱い店舗にて試着して頂きたい逸品です。

最後に私のスタイリングを、、



肌触りの良さを体感するために素肌にさらっと羽織りたいところですが、冬に逆戻りしたかのような気温の変化なのでヘンリーネックのカットソーの上から着用。




馬に纏わる柄の組み合わせという事で、馬に乗る時はデニムを着用するイメージが自身の中であるのでデニムジャケットをチョイス、濃いインディゴでなく色落ちした薄い色味で軽快さを表現。

デニムonデニムにしてしまうとシャツの柔らかい生地感と相反してしまうのでデニムジャケットと相性のいいチノトラウザーズで手堅く合わせてみました。

是非チェックしてみてください!!!


本ブログではお馴染みの雑談?趣味??のコーナー!




今回は、BEAMS LIFE YOKOHAMAの最大の強みである多岐にわたるレーベルの数々、TOKYO CULTUART by BEAMS 担当スタッフである吉田。

BEAMS 歴は私よりも長く先輩スタッフですが同い年という事で親しくしてくれる頼れる姉さんです。

自身でアート作品を描いたりアクセサリーを作ったり、アイデアスケッチをしたりと好きを突き詰めるまさにBEAMS人である。


BEAMS LIFE の日常と題して様々な角度から発信していきますのでお楽しみ頂ければ幸いです!


それでは、また来週


チェック神本