この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第246回目はこちら
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023)
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ / ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ / ドミニク・セッサ / キャリー・プレストン / ブレディ・ヘプナー / イアン・ドリー
あらすじ:
1970年、名門寄宿学校であるバートン校。クリスマスの休暇を家で過ごすために大半の生徒や職員は帰郷していく中、それぞれの理由で問題児のアンガスと監督官である嫌われ者の教師ハナム先生と息子をベトナム戦争で亡くした寮の料理長メアリーの三人が残ることになったが……
毎年、クリスマスの時期の一回は特別に年代や時代を問わずにクリスマス映画を紹介していて、今回紹介するのは2023年製作で日本公開は2024年の6月公開の『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』を紹介します。
公開当時に観に行った時に、今年のクリスマスにはこの映画を紹介したいと思ったくらい大好きな作品になりました。
まず作品名の「ホールドオーバーズ」は「残留者」や「留年者」の様な意味があるそうですが、この作品の場合は「居残り」の様な意味だと思います。
そして映画全編が舞台設定の時代である1970年代に撮られたような映画のザラザラしたフィルムの画面の質感で、アメリカンニューシネマの一本を観ているかのようでした。
年齢も立場も全く違う三人が冬の学校に残って生活をしていくのですが、徐々にお互いの事が分かっていき少しづつ関係が変化していきます。
普段と違う状況を過ごすことによりその人の違った面が見れて、その人の見方が変わっていくことってありますよね。
そんな三人を観ているのもとても良かったのですが、一番好きな場面はハナム先生とアンガスが博物館でする会話の部分です。どんな場面かは是非、ご覧になって確かめて頂きたいです。
そして休暇が終わり学校が始まると……
全くどこが良いのかを具体的に説明が出来ないのですが、本当に好きな作品になりました。このクリスマスの時期に観たい作品がまた一本増えました。
それではいつも通り衣装を見ていきましょう。
印象に残っているのはハナム先生のチャコールグレーのダッフルコートです。特別なものではないと思うのですが、長年着続けている感じがしっかり出ていて、実際に演じているポール・ジアマッティの身体にもしっかりと馴染んでいてとても良かったです。
ずっと思っていますが、いつかはあんな雰囲気で洋服を着こなしたいと思います。
ここからはBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。
ビームス プラス / ニットポロ シャギー
カラー:ホワイト、グレー、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-12-0031-048
1960年代のニットをベースに襟や前立てを今の着こなし似合うように変更し、前面に6色の違った色を配置し、かなりカラフルな印象のニットに仕上がっております。
使用している糸はアンゴラヤギの仔ヤギの希少なキッドモヘヤ混の糸で、その糸を使いダブルジャカードに編みたてています。その上で起毛加工もかけているので、しっかりした生地感とキッドモヘアの柔らかな質感が気持ちの良い生地に仕上がっております。
暗くなりがちな秋冬のコーディネートの中で、良いアクセントになるのではないかと思います。
こちらも既に入荷しておりますので、気になる方は是非、お問い合わせください。
それでは『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』お楽しみ下さい。メリークリスマス。
コヴ