この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第237回目はこちら
『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)
監督:アラン・テイラー
出演:マイケル・ガンドルフィーニ / レイ・リオッタ / アレッサンドロ・二ヴォラ / レスリー・オドム・Jr / ジョン・バーンサル / ビリー・マグヌッセン / ミケーラ・デ・ロッシ
あらすじ:
1960年代から1970年代にかけて青春時代を過ごしたトニー・ソプラノ。そんな彼の憧れは変わりゆく時代に翻弄されながらも壮絶に生きた叔父のディッキー・モンティサンティだった。そんな叔父を見ながらトニーは成長をしていきマフィアのボスへの道を歩き始める。
この映画の基は1999年から2007年まで全6シーズン続いたテレビドラマシリーズで、主人公でマフィアのボスであるトニー・ソプラノの組織のボスとしてやソプラノ家の主人としての苦悩を描く作品です。
今作はそのトニー・ソプラノの少年から青年期までを描く前日譚で、若き日のトニー・ソプラノをドラマ版のトニー・ソプラノを演じたジェームズ・ガンドルフィーニの息子のマイケル・ガンドルフィーニが演じています。
因みにジェームズ・ガンドルフィーニは2013年に51歳の若さで亡くなっていますが、様々な映画作品に出ていたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
そしてこの手のマフィア映画には欠かせないレイ・リオッタが出ているのも見落とすことはできません。
映画の舞台は1960年代から1970年代で公民権運動やベトナム戦争などがあり文字通り激動の時代を描いていて、テレビドラマ版ではあまり関わりが描かれなかった黒人ギャングとの問題も描かれています。
映画単体としてディッキーのマフィア一代記として観ることも出来ますし、この映画を観てテレビ版のソプラノズを観て頂くのも良いと思います。
それでは衣装を見ていきましょう。
今回は特定の人物というよりも1960年代から1970年代にかけての洋服の変化を見る事が出来るので、そこに注目してもらうと面白いと思います。
他に感じるのは人種によって同じ1960年代のスーツでも微妙に形というか好みが違うのも面白いと思いました。様々な作品でイタリア系、アフリカ系、WASPで同時代でも違いが出ていますし、子供達の着ている物も違っているのでその違いに注目してもらうのも良いと思います。
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
ビームス プラス / ミル ライナー ジャージ フリース
カラー:ブラック、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-18-0001-139
ここ数シーズン連続で登場していてもう定番と言ってもよいミリタリーライナージャケットを紹介します。
ヨーロッパの軍物をベースにデザインされておりリブ、ボディ、ジップ全てを単色で纏めた武骨な雰囲気のブルゾンです。しかし素材は伸縮性に優れたバックフリースを使用し、軽さと保温性のあるブルゾンに仕上がっています。
サイズはややゆとりのあるパターンを採用し、カットソーやシャツとのレイヤードも出来るライトアウターとしても使えますし、この上からマウンテンパーカーやコートを着る事も出来るのでミドルレイヤーとしても活躍します。
自分は早春の旅行の際に持って行ってかなり重宝しました。
着心地自体もとても良いので普段使いにも適しているので、気になる方は店舗に問い合わせて頂ければと思います。
それでは『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』お楽しみ下さい。
コヴ