
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
さて、今日は手短かにご報告。と言うのも、アウェイ横浜ダービー。
VS横浜FC戦は悔しい敗戦。同じ街の負けられない一戦は、幸先の良い先制点を挙げながらも、負けるべく負けた、そんな印象。多くは触れたくありませんので、切り替えて今週期待しましょう。
ですが、今週は、私達BEAMS PLUSにとって、非常に白熱する週末。是非、今週末は渋谷でお待ちしております。
今日はこちらを。
長年の年月、ひっそりと居続けたようなビンテージムード溢れたTシャツが入荷してまいりました。

久しぶりの即買いは気分も盛り上がり、思わず、原宿スタッフ佐藤とパシャリ。
着用と洗濯を繰り返し、長年連れ添った所有者の愛着が窺える。ブルー糸部分は、インディゴ染料を使いながら、組み合わせた色合いにより、全く違う表情を作り出している。
“Vintage”と銘打ったこちらは、陽に焼け、黄変していった色合いが特徴的。その黄味がかった表情が、牧場地の砂埃や、油が飛び散る工場といった、ハードな環境化に身を置いた、ワークウェアとしてのムードを醸し出している。

“BLEACH”のこちらは、陸よりも海を想像する。日々ボートに乗り潮風に晒されながら、インディゴブルーが褪色する。波立った潮(塩)を浴び、白ラインにブルーが色泣き(移染)する事から、狙っていない薄いピンクがかった表情に。レジャーやリゾートと言うよりは、こちらもまた、ワークウェアとしてのムードを感じてしまう。
なんて私の解釈はさておきながら、この着古した表情を見てみると、カサついたタッチ感は一切感じない点も、この商品の魅力の一つでしょうか。
“VINTAGE”
“BLEACH”
ここまでの加工感でやはり肝になるのは肌触り。インディゴ染めのスラブ糸から覗くムラ感のある表情はそのままに、組み合わせたムラのない綿糸とで編み立てた生地は、滑りもよく柔らかいタッチ感を作り出している。
生地の薄さも相まって、生地のフェード具合とのマッチングが抜群。
首回りのリブのテンションも詰まりすぎず程よい着用感は是非オススメしたい。
袖口の嬉しいリブ仕様は私好み。
型はベーシックなポケットTスタイル。そのポケットの柄合わせは抜かり無く、柄を優先させた作り。
着ると、長年着ていたようにスッと馴染むのは、加工感が成せる技。単に着古したものではありません。生地の厚みを維持しつつと言うのも、古着にはない魅力かと思います。
是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA