スタッフ「コヴァ ヤジー」の記事

インディアンジュエリー放浪記 其の五十九 「放浪の終い•広島」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


ビームス 北千住のフェアはお愉しみいただけたでしょうか?少し気掛かりだったのですが、無事に終了したとのことで安心しております。お次は最終「ビームス 広島」です。



先週の現地画像:インディアンジュエリーと何の関係が?高地の砂漠地帯は1日の中に冬〜夏があります ※広島のフェアとは無関係です



広島は3年半ぶりですから、初開催のつもりで臨まなくては、とやや気を引き締め気味にユルんでおります。せっかくなので、愉しくインディアンジュエリーを鑑賞、吟味、試着、あわよくばお買い上げいただければと思います。

ボクは11日(土)、12日(日)と店に居合わせる予定ですので、ぜひ気軽にお声がけください。



先週の現地画像:雪が見えなくなった、と思ったら見事な夕焼け ※広島のフェアとは無関係です



尚、高級コレクションも二日間限定で広島初展示予定です。この機会をぜひお見逃しなく。



高級コレクション:画像でお分かりのように、焦点が合わないほどの深い青みが目の保養になります、目薬持参がオススメです ※広島のフェアに11日、12日と並びます



冬の放浪を締め括るべく、※もう春 ぼちぼち身支度をしながら…広島に着いたら何を食べようか…そんな余裕はあるのか?ナイですね、全く。それなら駅弁買わないと、何にしようか、◯陽軒だな…とりあえず早めに向かいます。


広島の皆さま、インディアンジュエリーフェアを、ぜひ、ゆっくりと存分にお愉しみください。気軽なご来訪お待ちしております。


コヴァ ヤジー


※本当は9日に投稿するはずだったんです。時差ボケに、WBC初戦が重なり忘れてしまいました。その為、フェア前夜だというのに、文面が高揚感に欠けますが、何卒ご勘弁を。


インディアンジュエリー放浪記 其の五十八 「南西部より 2023冬の一」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


長い冬の放浪も半分を折り返して、アメリカ南西部に辿り着きました。



久しぶり、どう元気?



迫力ある日常の風景



レンタカーのサイズが小さいのか、荷物が多いのか…



名人は大作を依然進行中



予期せぬ展開もあり、序盤から飛ばし気味にジュエリーを買い漁って溜め込んでおります。


尚、フェアは現在、ビームス 北千住にて鋭意開催中です。ぜひ、ご来訪ください。


また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の五十七 「雨雪男」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


昨年に続き、またもや雪の降る中を名古屋へと向かいました。旅のはじまりはいつも悪天候です。まったく困ります。それでも幸いなことに予定通りに到着し、まずはコレで頭と身体を名古屋にアジャストさせます。



一年振りの同じ店、同じメニュー、同じ熱さ…



名古屋店メンバーの手も借りながら準備を進めると、1時間足らずで速やかに設営完了。



ナバホラグをバナーにして演出



館内の他のショップのスタッフも休憩時間に見物しに来ていました。けっこう本気で試着し始めたので、そんなにインディアンジュエリーが好きならウチで働けばいいのに、と内心思っていると…「ショップ名訊いていいですか?」「はい?ボクはビームスの者です…」



夢中で品定めしている、迷える背中達



熱いジュエリー好きの方々にご来訪いただき、愉しい時間は早く過ぎていきました。ありがたいコトです。昨年より1日長い滞在だったのですが、それでも短かったように感じます。あとは荷物をまとめて帰るだけですが、やはり今日も雨です…

湘南〜尾張と、東海道行脚で少々くたびれましたが、冬の放浪はまだ前半です。いったん東京に戻り、次の旅までにアレコレを早急に片付けます。


また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の五十六 「尾張で討つ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


次のフェア開催地「名古屋」に備えているのですが、絶好のタイミングで朗報が届きました。ロングブランチ森田氏のご厚意で、アメリカから届いたばかりのJesse Robbinsのアイテムが急遽加わります。JRはサザンでかなり反響が高かったので、この予期せぬ新入荷は嬉しい限りです。




インシルバーの質感を愉しむには申し分ないリングのバリエーション、さあ、どれにしようかな… ※ロングブランチより



重ね付けの名脇役も登場、大きいサイズをお探しの方はぜひお早めに ※ロングブランチより



其の五十五でも触れましたが、今回も11日(土)と12日(日)の二日間限定で高級ターコイズコレクションを展示、販売します。お近くのインディアンジュエリー狂を自負する方々は、ぜひお見逃しなく。



眼精疲労により視力低下を招くターコイズコレクション、目薬持参で



大盛況だったサザンの余韻に浸っている場合ではなく先を急ぎます。名古屋に着いたら昼食はアレです。熱煮えの鍋の蓋を外すと、お決まりでメガネが曇る、そのついでにレンズの汚れを拭いてから、冷めないうちに一気にたいらげると全身サウナ状態に。

そういえば、まだ正式にお知らせしていませんでしたが、11日(土)、12日(日)はビームス 名古屋のフェアにおりますので、ぜひ気軽にお声がけください。


汗だくでお待ちしております。


コヴァ ヤジー


※ビームス プラス サザン=ビームス 辻堂


インディアンジュエリー放浪記 其の五十五 「如月、西へ東海道」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


ありがたいことにサザンは連日忙しく、全く裏仕事が片付かないまま、ついに終盤を迎えてしまいました。週明けが思いやられます。伝えそびれたアレコレを今さらですが…



其の五十四で紹介したブレスレットの広告カット(NATIVE AMERICAN ART)



ナバホパールもこんなに、あれ?スタンプ入りも?もうすでに何本か家出してしまいました…



ヒシネックレスも集結、夏へ向けて着々と減っていくので今が狙い目


現在、サザンのカウンターの見応えレベルは、サンタフェ エン ヌエボメヒコ



今後も引き続き、一足遅くご紹介していきますので、何卒お許しください。

来週は冬の湘南に別れを告げ、東海道を西へ目指すは尾張。昨年に続き、震える身体に鞭打ってジュエリーを大事に抱えながら、熱く煮えたぎる味噌煮込みうどんの湯気にメガネが曇る瞬間に思いを馳せております。それから、最後の画像の高級品もイキますので乞うご期待。

いろいろな準備が一度に重なり、最近は日付、曜日すらもよく分かっておりません。


サザンの最後の週末もユルユルでお待ちしております。


コヴァ ヤジー


※ビームス プラス サザン=ビームス 辻堂


インディアンジュエリー放浪記 其の五十四 「HP画像・JR (Jesse Robbins)」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


今回はホームページのFeatured Itemsでピックアップした「Jesse Robbins」です。JRの簡単な説明は済んでいますので、さっそくブツを紹介します。※【補足】全てスターリングシルバー製ではなく、コインシルバー(古い銀貨)製です



セットされているグリーン系ターコイズは産地不詳、元はビンテージネックレスのパーツだった為、穴が開けられている。現地専門誌の広告にも起用された、オールドスクールなブレスレット



かなり厚みをもたせた潔いスタンプのブレスレット、シンプルなので重ね付けはもちろん、サイズが小さめで女性にもオススメ



 陰影が際立つ2本、輪郭を削り込んでいる変則的なデザインで、実寸以上の存在感を感じさせる



サンバーストのペンダントの中央でかなり効いているダイヤ型の石は、艶やかなビズビーターコイズ



あれ?もっと他にもホームページでは見かけたけど…すみません、ちょっとバタバタしているうちに売れてしまいまして…ただし、他にも相当数ご用意しておりますので、ぜひ覗きにご来訪ください。


慌ただしいサザンのフェアも残り1週間となりました。

ユル〜くお待ちしております。


コヴァ ヤジー


※ビームス プラス サザン=ビームス 辻堂


インディアンジュエリー放浪記 其の五十三 「HP画像・ELとHJ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


ホームページのメインカットには、其の五十二で紹介したCZHの他に「Ernie Lister(EL)」と「Harrison Jim(HJ)」を数点混ぜています。

ELとHJは、現役の中でも屈指の本格派シルバースミスです。2人ともインゴットシルバー(銀塊)のベースを作り、そこにハンマー、スタンプ、チゼル等を使って立体的な造形に仕上げていきます。※EL、HJ本人画像は「其の四十五」に

ELはナバホ族のジュエリーメイキングにおける古典技術の5代目の継承者だそうです。※EL本人談 力強く裏側から叩き、表面を隆起させる技法で、一目でEL作だと判るほどの立体感と迫力が持ち味です。



ELのジュエリーメイキングは鍛冶職人さながら。数少ない道具で叩く、打つ、刻む、を繰り返して生まれる荒々しい表情。左上のブレスレットは中心部が4本に叩き切られている。



HJは様々な技術を使いこなしますが、やはりナバホ族の古典技術が創作の根底となっています。昨年の夏に、HJのスタジオで銀塊をローラーにかけて薄く引き伸ばす工程にトライしてみましたが、いくら力を加えてもハンドルは全くびくともしませんでした。継承者の資質ゼロです。



端々を細かくギザギザに仕上げるコインエッジがHJのおなじみのディテール。左は3つ並びの小粒コーラルに、内側まで柄を繋げているデザイン。右は裏から大胆に叩き出された中央部の迫力がイイ。



ELとHJは他にもまだまだあります。特に、ホームページの「ナジャ」を集めたカットでも、2人のブツが一際強い存在感を放っています。ぜひフェア店頭でお確かめください。


ようやく少しは時間に余裕が出てきました。サザンでユルくお待ちしております。


コヴァ ヤジー


※ビームス プラス サザン=ビームス 辻堂


インディアンジュエリー放浪記 其の五十二 「HP画像・CZH (Cippy Crazy Horse)」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


ホームページ画像で使用したジュエリーについて、ありがたくもお問い合わせいただくことがしばしばあり、軽く触れさせていただこうと思います。

メインカットは、日本にもファンが多い「Cippy Crazy Horse」を中心に構成しています。というのも、久しぶりに数多く仕入れることができました。CZHのジュエリーはデザインがシンプルで、エッジを丁寧に丸く仕上げてあり、肌触りが滑らかなのはもちろん、シルバーの程良い厚みと重みが心地良く感じられます。それと、力の抜けたモダンな雰囲気が老若男女に幅広く支持される要因だと思います。クドい説明は今さら不要です。※CZH本人の画像は「其の四十五」に



右はウォーターサーペントを模した愛嬌溢れるデザイン



ブラックジェイドのペンダントとネックレスは別売り、右のロングビーズは先代JHQから引き継ぐデザイン



右はロザリータ、左は息子Waddie作でブラジル産のアゲイト



以上がホームページに写り込んでいるCZHで、他にもバリエーションがいろいろとあります。湘南の日差しを浴びたシルバーの光沢と、石の個性を活かす…説明不要です。


うれしい悩みがあります。初日から大盛況につき、ブログを綴る時間が全然足りません…誠にありがとうございます。遅くなりましたが、これから徐々に紹介してまいります。


ぜひ気軽にご来訪ください。


コヴァ ヤジー


※ビームス プラス サザン=ビームス 辻堂


インディアンジュエリー放浪記 其の五十一 「新年初放浪→ビームス プラス サザン」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今年もよろしくお願いします。


今冬のインディアンジュエリーフェアは『ビームス プラス サザン』ことビームス 辻堂からスタートします。それに先立ってウインドウをフェア仕様にディスプレイ作成…となったらアノ千両役者の登場です。



この腰つきは…ついに仕上がってきたmoto特注のレザーベルト、モダンなプレートバックルは名工JHQ作、これぞ無二の逸品ベルト



脚立を登った瞬間に、生粋のディスプレイ職人の血が騒ぎ、一気に「ゾーン」に入ります



これまで、幾度となくファンの目をビームス プラスのウインドウに釘付けにし昨年のリミテッドストアではその手腕で売場設営を完全統率。一方で、嗜好の逸品を視界に捉えるやいなや、次々と豪快に手中に収めていく。富と名声を欲しいままにする、ディスプレイ職人衆の頂点。

Mimoto a.k.a.『頭領』

もう安心、全ておまかせです。



「まだか、早よ持ってこい!」ゾーンに入った頭領に煽られまくる『桑田レッドフォード』



見かねた職人衆の組合員『淳』が慌てて手伝いに加わる



頭:「高さはこんなもんか?どうだ?」淳:「はい、そうですね…」※すでに桑田レッドフォードはバックヤードに退散



ナバホラグ3枚と、トルソーにターコイズのネックレスとボロタイを掛けたら完成



コッテコテの人間模様とは対照的に、こざっぱりとした仕上がりのディスプレイでサザン4年ぶりのフェアを告知。ボクもそろそろ本格的にバックヤードにこもって検品等の準備にかかります。え?桑田レッドフォードが手伝ってくれるって?その心遣いは全く要りません、マチガイナク遠慮しておきます。


いよいよフェアは20日からです。ぜひ、気軽にご来訪ください。お待ちしております。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の五十 「ぼちぼち放浪支度」

みなさん、こんにちは。

無沙汰しておりましたが、変わらぬ温かい目で今回もよろしくお願いします。


紆余曲折を経て、夏に仕入れたジュエリーの事務処理がようやく終わった、と思ったらそろそろ冬へ向けて撮影準備を始めないと…

サウスウエストといえば、ベージュ〜ピンクがベースカラーなので背景の色はそこから拝借することに、例えば現地の…



ベージュ:とある店のディスプレイ



ベージュ:付き当たりがルート66、その向こうには貨物列車も


ピンク:山間の観光地セドナ



どうしてもっと計画的に前もって段取り良くできないのか?と、毎度お決まりの後悔を引きずりつつも目の前の任務に取り掛かり、すぐにおねがい、おまかせ、おねだり開始。ご相談だなんて綺麗事ではなく、強引なおねだりで形勢を一気に逆転させます。



今回は自宅テーブルではなく、おねだりして某所にて試し撮り



やや出遅れ気味でしたが概ね順調。※いつものパターン あとは敏腕カメラマンに無責任におまかせして安心の仕上がりを待つのみ。

これから新春にかけて、諸々の支度を始めます。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十九 「南西部より 2022夏の六」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪から、断片的なアレコレや真面目な作業風景です。



前の2人を撮った後に、その後ろから自分も撮られていた…左手にブツを握りしめて軽い足取り



66Diner」 の前の壁はジャンクな仕上がり



ホテルに帰って忘れないうちに検品、確認、記録の事務作業



サンタフェ随一のディスプレイと開放的な空間で



荷送りしたらようやく身軽に、これで終わりのはずが、ある人物と会ってみると収穫ばかりで、嬉しい誤算の別出荷発生



どかな田舎町の、店先にたなびくウクライナ国旗…



現地で見かけたナバホパールのメガサイズ、女性が着けていたのを拝借して


ブツを調達したときは真夏だったのに、時が経つのは早く、大得意の地道な裏方作業に追われる秋が訪れてしまい… 「後を濁さず」が放浪者の弁えですから、この辺りは漏れなく、抜かりなく、滞りなく、と肝に銘じてみる秋の夜です。

また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十八 「南西部より 2022夏の五」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の後半、アリゾナ州セドナ〜プレスコット〜フェニックス周辺でのアレコレです。


雄大なセドナの景色を眺めながらのディナーは、とっておきの大量スナック、カップラーメン…



ディスプレイではなく、今なお稼働中だとか



けっこうお持ちですねぇ…大量の青緑の塊、カット後の色艶やいかに



雨雲の精霊にも久々にお会いできてひと安心



この二人組…左は誰?



右へ



暑いけど、今回は少しラクな気がする



秘密のアジトにて盗撮中…


いったい、どこで何をやっているのか?伝わりにくいと思いますが、後半のアリゾナも充実した濃厚な買い付け、収穫ばかりでした。渡航困難な3年の浪人期間中に、サボってばかりではなく少し備えておいたコトが吉と出たのと、フェアでお見せしたい気持ちが早くも湧き上がってきました。

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十七 「南西部より 2022夏の四」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の前半、ニューメキシコ州アルバカーキ〜サンタフェ〜ギャロップでのアレコレです。



66Diner」は、鮮やかなネオンにエルビスが流れるレトロな空間、希望に満ちていた頃のアメリカの匂いがする



同じくルート66の名所「El Rancho」のバー、流れているのはもちろんイーグルス、69年で時が止まっている…



ビームス ボーイで人気のSteve Yellowhorseと遭遇、母方の血筋にはフランス以外にアイルランドが入っているとのこと、穏やかな雰囲気



マーケットでCalvin Lovatoから、ヒシネックレスを購入した弊社副社長「KC」、Calvin曰く、昨日のお会計で多く貰っちゃってたから返すよゴメンゴメン、とのこと



Ernie Listerを撮っている、無防備なロングブランチ森田氏を背後からこっそりと



スタジオにしているホーガンの前で、ナイスガイHarrisonと結束のフォーメーション



さすがに詰めすぎ積みすぎ、まだこれから荷物が増えるってのに…



探したり、会ったり、見つけたりで町から町へ転々としながら眩しい夕陽で1日が終わる、どんどん日付が変わって曜日が分からなくなった頃に体が慣れてくる。時の経ち方がゆっくりなようで早い気もする。東京とは違うペースのサウスウエスト放浪です。

また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十六 「南西部より 2022夏の三」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪から、ニューメキシコ州チマヨでの様子です。


ここを訪れる目的は、伝統の毛織物チマヨラグ」です。ビームスで長年取り扱っているセンチネラ、オルテガは、スペインの血を引く家系によるこの地の代表的なメーカーです。よく混同されがちですが、チマヨラグの家系はネイティブではありません。一方で、毛織物はかつてナバホ族にもどこからか伝わり、代々続いているのが「ナバホラグ」です。こちらはその名の通りナバホ(ネイティブ)の女性が織り続けていて、広い範囲に分布しており、産地、作風ごとに名付けられています。



センチネラの店内の様子、大判のタペストリーはもちろん一点物



こんなふうに壁に飾ってみたいものです…



ここで優柔不断は禁物、大きさ、色柄をスピーディーに選びます



センチネラの主人、アーヴィンさんの制作途中の大作、名人は複雑なデザインを具現化してしまいます



黙々と織り上げていく姿は相変わらずで、高く飾られているラグに見とれてしまいます。ビームス プラスでは、この3年のブランクでかなり品薄になってしまったので、大小それぞれ新しいデザイン、柄を中心にピックアップしてきました。乞うご期待。



オルテガのギフトショップの看板


近くにあるオルテガでは、ビームス ボーイがしばらくぶりに買い付け。こちらも枯渇状態が続いてましたが、やっとようやく。



スタイリストのピックアップ?只今物色中、アシスタントはカメラ目線



チマヨへは、サンタフェから車で1時間弱ということもあり、サウスウエストに行った際は途中で立ち寄るのですが、品切れ状態ということもあり最優先で向かいました。久々に新しい物が仕入れられたので、どこかのタイミングでお見せできればと思います。



チマヨ〜サンタフェの帰り道に地元バーガーショップでストップ、ウチのバーガーキングはここでもカメラ目線


充実した買い付けの後は、時間がないものの決まって空腹に…こういう時こそ通りすがりに車内バーガーランチ。
通りすがり?いや、予め仕組まれているような…


また綴ります。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の四十五 「南西部より 2022夏の二」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の序盤、20日、21日に行われたサンタフェ・インディアンマーケットとその周辺の様子です。


中心街から離れてのエキシビションとなったCippy Crazy Horse。相変わらず家族揃っての和やかな雰囲気で、会場も静かなミュージアムということもあり、終始リラックスしたイイ時間でした。



ビームス ボーイのシーズンルック本に掲載したことを伝えると、かなり上機嫌な名工CZH ※日本ウイスキー愛好



会場でいつものポジションに陣取るErnie Lister。今回はヤバいブツを手に取ってしまいました。ブースに着いた瞬間から目を離せなくなってしまい、真骨頂に触れてしまい、骨抜きにされてしまい、侵されてしまいました。



EL御大、この笑みからして、さぞイイ契りを交わしたのだろう…



Harrison Jimにも久々に会って、後日スタジオに伺う約束をしました。ちょっとばかり頼みたいコトがありまして…



ブースが分かりにくくてウロウロしてたら目の前に発見、気付いたら早く言ってよ〜 



「Free Indian Market」という新しいショーも隣で開催されており、リストを見ると、なかなかのメンバーが参加していました。せっかくなので雨が降る中、ブースを探しているとホピのベテランを発見。ビームス ボーイのチエさんが念入りにチェック。



メインのマーケットとは別の隣会場に出展していた名手G&E Yoyokie夫妻、初日は悪天候で道悪に苦戦、そのポンチョどこで買ったの?夫婦で青と赤だなんて。



各アーティストのエキシビションの手段として、メインのインディアンマーケットだけではなく、周辺のホテルやミュージアムといった別会場、別イベントといった選択肢が、以前よりも増えてきました。その分コチラは移動距離が増えるのと、回る順番や時間の配分を考えておく必要が出てきます。まあ、余裕があったら、にしましょうか、それよりも…



太鼓に合わせてナバホのキッズがフープダンスを披露、それを温かく見守るギャラリー、盛大な祭りの片隅で



効率良く、はもちろん大事ですが、思い掛けず足が止まって、目の前の文化に触れている時こそ何かに気付く瞬間、だと信じ込んでいます

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十四 「緊急・最終戦最終告知④」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


本池秀夫氏の凛とした制作風景、ご協力に深く感謝いたします


今回の神戸の祭りでは、MOTOのレザーとインディアンジュエリーの相性の良さに焦点を当てています。ボクは普段からレザーのフェザーネックレスをインレイのペンダントと組み合わせたり、レザーブレスレットも細いシルバーブレスレットと重ねて着けています。そういったことを話題に取り上げることはほぼしていなかったので、今回はいっしょに祭りに巻き込まれた者同士、イイ機会が訪れた、と一方的に思っています。


神戸用イメージ「MOTOとインディアンジュエリー」ボクが愛用するMOTOのアイテムとインディアンジュエリーをナバホラグに置いて撮影


後から次々にトピックスが追加されてきたので、ここで今までの告知①〜③を振り返ると


①其の四十より、関西初登場のターコイズコレクション ※21年7月撮影


②其の四十二より、フェアのインディアンジュエリーバックルに合わせて、MOTOがレザーベルトをカスタムメイド ※私物サンプル


③其の四十三より、チマヨラグカスタムポーチ、要所をMOTOの手によりレザーでカスタム


それ以外だと…コレも関西では初のはずのオールドピースも多数お披露目


MC、KJB、IW

FT、WH、FP


という具合で、まだまだ他にスゴイのも並ぶ予定です。ようやくトピックスの整理と、今回の趣旨がお伝えできました。これで心置きなく祭り本番を迎えられます。え、まだ?ラジオの打ち合わせ?その辺はもちろん放送部がなんとかしてくれるでしょう。なんだか時差ボケがまだ残っている気がするような、元々ボケているような…そのまま西へ放浪…


コヴァ ヤジー