スタッフ「コヴァ ヤジー」の記事

インディアンジュエリー放浪記 其の五十一 「新年初放浪→ビームス プラス サザン」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今年もよろしくお願いします。


今冬のインディアンジュエリーフェアは『ビームス プラス サザン』ことビームス 辻堂からスタートします。それに先立ってウインドウをフェア仕様にディスプレイ作成…となったらアノ千両役者の登場です。



この腰つきは…ついに仕上がってきたmoto特注のレザーベルト、モダンなプレートバックルは名工JHQ作、これぞ無二の逸品ベルト



脚立を登った瞬間に、生粋のディスプレイ職人の血が騒ぎ、一気に「ゾーン」に入ります



これまで、幾度となくファンの目をビームス プラスのウインドウに釘付けにし昨年のリミテッドストアではその手腕で売場設営を完全統率。一方で、嗜好の逸品を視界に捉えるやいなや、次々と豪快に手中に収めていく。富と名声を欲しいままにする、ディスプレイ職人衆の頂点。

Mimoto a.k.a.『頭領』

もう安心、全ておまかせです。



「まだか、早よ持ってこい!」ゾーンに入った頭領に煽られまくる『桑田レッドフォード』



見かねた職人衆の組合員『淳』が慌てて手伝いに加わる



頭:「高さはこんなもんか?どうだ?」淳:「はい、そうですね…」※すでに桑田レッドフォードはバックヤードに退散



ナバホラグ3枚と、トルソーにターコイズのネックレスとボロタイを掛けたら完成



コッテコテの人間模様とは対照的に、こざっぱりとした仕上がりのディスプレイでサザン4年ぶりのフェアを告知。ボクもそろそろ本格的にバックヤードにこもって検品等の準備にかかります。え?桑田レッドフォードが手伝ってくれるって?その心遣いは全く要りません、マチガイナク遠慮しておきます。


いよいよフェアは20日からです。ぜひ、気軽にご来訪ください。お待ちしております。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の五十 「ぼちぼち放浪支度」

みなさん、こんにちは。

無沙汰しておりましたが、変わらぬ温かい目で今回もよろしくお願いします。


紆余曲折を経て、夏に仕入れたジュエリーの事務処理がようやく終わった、と思ったらそろそろ冬へ向けて撮影準備を始めないと…

サウスウエストといえば、ベージュ〜ピンクがベースカラーなので背景の色はそこから拝借することに、例えば現地の…



ベージュ:とある店のディスプレイ



ベージュ:付き当たりがルート66、その向こうには貨物列車も


ピンク:山間の観光地セドナ



どうしてもっと計画的に前もって段取り良くできないのか?と、毎度お決まりの後悔を引きずりつつも目の前の任務に取り掛かり、すぐにおねがい、おまかせ、おねだり開始。ご相談だなんて綺麗事ではなく、強引なおねだりで形勢を一気に逆転させます。



今回は自宅テーブルではなく、おねだりして某所にて試し撮り



やや出遅れ気味でしたが概ね順調。※いつものパターン あとは敏腕カメラマンに無責任におまかせして安心の仕上がりを待つのみ。

これから新春にかけて、諸々の支度を始めます。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十九 「南西部より 2022夏の六」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪から、断片的なアレコレや真面目な作業風景です。



前の2人を撮った後に、その後ろから自分も撮られていた…左手にブツを握りしめて軽い足取り



66Diner」 の前の壁はジャンクな仕上がり



ホテルに帰って忘れないうちに検品、確認、記録の事務作業



サンタフェ随一のディスプレイと開放的な空間で



荷送りしたらようやく身軽に、これで終わりのはずが、ある人物と会ってみると収穫ばかりで、嬉しい誤算の別出荷発生



どかな田舎町の、店先にたなびくウクライナ国旗…



現地で見かけたナバホパールのメガサイズ、女性が着けていたのを拝借して


ブツを調達したときは真夏だったのに、時が経つのは早く、大得意の地道な裏方作業に追われる秋が訪れてしまい… 「後を濁さず」が放浪者の弁えですから、この辺りは漏れなく、抜かりなく、滞りなく、と肝に銘じてみる秋の夜です。

また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十八 「南西部より 2022夏の五」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の後半、アリゾナ州セドナ〜プレスコット〜フェニックス周辺でのアレコレです。


雄大なセドナの景色を眺めながらのディナーは、とっておきの大量スナック、カップラーメン…



ディスプレイではなく、今なお稼働中だとか



けっこうお持ちですねぇ…大量の青緑の塊、カット後の色艶やいかに



雨雲の精霊にも久々にお会いできてひと安心



この二人組…左は誰?



右へ



暑いけど、今回は少しラクな気がする



秘密のアジトにて盗撮中…


いったい、どこで何をやっているのか?伝わりにくいと思いますが、後半のアリゾナも充実した濃厚な買い付け、収穫ばかりでした。渡航困難な3年の浪人期間中に、サボってばかりではなく少し備えておいたコトが吉と出たのと、フェアでお見せしたい気持ちが早くも湧き上がってきました。

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十七 「南西部より 2022夏の四」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の前半、ニューメキシコ州アルバカーキ〜サンタフェ〜ギャロップでのアレコレです。



66Diner」は、鮮やかなネオンにエルビスが流れるレトロな空間、希望に満ちていた頃のアメリカの匂いがする



同じくルート66の名所「El Rancho」のバー、流れているのはもちろんイーグルス、69年で時が止まっている…



ビームス ボーイで人気のSteve Yellowhorseと遭遇、母方の血筋にはフランス以外にアイルランドが入っているとのこと、穏やかな雰囲気



マーケットでCalvin Lovatoから、ヒシネックレスを購入した弊社副社長「KC」、Calvin曰く、昨日のお会計で多く貰っちゃってたから返すよゴメンゴメン、とのこと



Ernie Listerを撮っている、無防備なロングブランチ森田氏を背後からこっそりと



スタジオにしているホーガンの前で、ナイスガイHarrisonと結束のフォーメーション



さすがに詰めすぎ積みすぎ、まだこれから荷物が増えるってのに…



探したり、会ったり、見つけたりで町から町へ転々としながら眩しい夕陽で1日が終わる、どんどん日付が変わって曜日が分からなくなった頃に体が慣れてくる。時の経ち方がゆっくりなようで早い気もする。東京とは違うペースのサウスウエスト放浪です。

また綴ります。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十六 「南西部より 2022夏の三」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪から、ニューメキシコ州チマヨでの様子です。


ここを訪れる目的は、伝統の毛織物チマヨラグ」です。ビームスで長年取り扱っているセンチネラ、オルテガは、スペインの血を引く家系によるこの地の代表的なメーカーです。よく混同されがちですが、チマヨラグの家系はネイティブではありません。一方で、毛織物はかつてナバホ族にもどこからか伝わり、代々続いているのが「ナバホラグ」です。こちらはその名の通りナバホ(ネイティブ)の女性が織り続けていて、広い範囲に分布しており、産地、作風ごとに名付けられています。



センチネラの店内の様子、大判のタペストリーはもちろん一点物



こんなふうに壁に飾ってみたいものです…



ここで優柔不断は禁物、大きさ、色柄をスピーディーに選びます



センチネラの主人、アーヴィンさんの制作途中の大作、名人は複雑なデザインを具現化してしまいます



黙々と織り上げていく姿は相変わらずで、高く飾られているラグに見とれてしまいます。ビームス プラスでは、この3年のブランクでかなり品薄になってしまったので、大小それぞれ新しいデザイン、柄を中心にピックアップしてきました。乞うご期待。



オルテガのギフトショップの看板


近くにあるオルテガでは、ビームス ボーイがしばらくぶりに買い付け。こちらも枯渇状態が続いてましたが、やっとようやく。



スタイリストのピックアップ?只今物色中、アシスタントはカメラ目線



チマヨへは、サンタフェから車で1時間弱ということもあり、サウスウエストに行った際は途中で立ち寄るのですが、品切れ状態ということもあり最優先で向かいました。久々に新しい物が仕入れられたので、どこかのタイミングでお見せできればと思います。



チマヨ〜サンタフェの帰り道に地元バーガーショップでストップ、ウチのバーガーキングはここでもカメラ目線


充実した買い付けの後は、時間がないものの決まって空腹に…こういう時こそ通りすがりに車内バーガーランチ。
通りすがり?いや、予め仕組まれているような…


また綴ります。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の四十五 「南西部より 2022夏の二」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪の序盤、20日、21日に行われたサンタフェ・インディアンマーケットとその周辺の様子です。


中心街から離れてのエキシビションとなったCippy Crazy Horse。相変わらず家族揃っての和やかな雰囲気で、会場も静かなミュージアムということもあり、終始リラックスしたイイ時間でした。



ビームス ボーイのシーズンルック本に掲載したことを伝えると、かなり上機嫌な名工CZH ※日本ウイスキー愛好



会場でいつものポジションに陣取るErnie Lister。今回はヤバいブツを手に取ってしまいました。ブースに着いた瞬間から目を離せなくなってしまい、真骨頂に触れてしまい、骨抜きにされてしまい、侵されてしまいました。



EL御大、この笑みからして、さぞイイ契りを交わしたのだろう…



Harrison Jimにも久々に会って、後日スタジオに伺う約束をしました。ちょっとばかり頼みたいコトがありまして…



ブースが分かりにくくてウロウロしてたら目の前に発見、気付いたら早く言ってよ〜 



「Free Indian Market」という新しいショーも隣で開催されており、リストを見ると、なかなかのメンバーが参加していました。せっかくなので雨が降る中、ブースを探しているとホピのベテランを発見。ビームス ボーイのチエさんが念入りにチェック。



メインのマーケットとは別の隣会場に出展していた名手G&E Yoyokie夫妻、初日は悪天候で道悪に苦戦、そのポンチョどこで買ったの?夫婦で青と赤だなんて。



各アーティストのエキシビションの手段として、メインのインディアンマーケットだけではなく、周辺のホテルやミュージアムといった別会場、別イベントといった選択肢が、以前よりも増えてきました。その分コチラは移動距離が増えるのと、回る順番や時間の配分を考えておく必要が出てきます。まあ、余裕があったら、にしましょうか、それよりも…



太鼓に合わせてナバホのキッズがフープダンスを披露、それを温かく見守るギャラリー、盛大な祭りの片隅で



効率良く、はもちろん大事ですが、思い掛けず足が止まって、目の前の文化に触れている時こそ何かに気付く瞬間、だと信じ込んでいます

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十四 「緊急・最終戦最終告知④」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


本池秀夫氏の凛とした制作風景、ご協力に深く感謝いたします


今回の神戸の祭りでは、MOTOのレザーとインディアンジュエリーの相性の良さに焦点を当てています。ボクは普段からレザーのフェザーネックレスをインレイのペンダントと組み合わせたり、レザーブレスレットも細いシルバーブレスレットと重ねて着けています。そういったことを話題に取り上げることはほぼしていなかったので、今回はいっしょに祭りに巻き込まれた者同士、イイ機会が訪れた、と一方的に思っています。


神戸用イメージ「MOTOとインディアンジュエリー」ボクが愛用するMOTOのアイテムとインディアンジュエリーをナバホラグに置いて撮影


後から次々にトピックスが追加されてきたので、ここで今までの告知①〜③を振り返ると


①其の四十より、関西初登場のターコイズコレクション ※21年7月撮影


②其の四十二より、フェアのインディアンジュエリーバックルに合わせて、MOTOがレザーベルトをカスタムメイド ※私物サンプル


③其の四十三より、チマヨラグカスタムポーチ、要所をMOTOの手によりレザーでカスタム


それ以外だと…コレも関西では初のはずのオールドピースも多数お披露目


MC、KJB、IW

FT、WH、FP


という具合で、まだまだ他にスゴイのも並ぶ予定です。ようやくトピックスの整理と、今回の趣旨がお伝えできました。これで心置きなく祭り本番を迎えられます。え、まだ?ラジオの打ち合わせ?その辺はもちろん放送部がなんとかしてくれるでしょう。なんだか時差ボケがまだ残っている気がするような、元々ボケているような…そのまま西へ放浪…


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十三 「直前・最終戦告知③」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

まだ伝えそびれていた件が…直前までバタバタですみません。其の四十二で触れた初の「インディアンジュエリーバックル×MOTOカスタムベルト」企画に加えて、もう1つあります。


コレは何ですか?説明しなくても、おそらく一目で伝わるかと…


つい10日程前、久々にニューメキシコ州チマヨを訪れましたが、ここは古くからラグの産地で数件の工房が点在しています。日本ではベストがポピュラーですが、工房併設のショップに行くと大判のタペストリーを始め、マット、クッション、コースター、マルチケース等、幅広いアイテムが取り揃えられています。その中でもショルダーポーチはなかなか良い雰囲気なのですが、バッグとしての使い勝手、実用性となると…というのがネックでした。使いにくいのも含めて雰囲気なんだよ、なんて若かりし頃は親ほどの先輩に言われたもんです。それから時代が一回りし自分が親ほどになって、いつもの悪いクセで思い付きました。雰囲気を損なわないよう、むしろ増すようにカスタムできないものか?

逞しく妄想だけが膨らみ…ショルダーパーツをレザーにして留め具のコンチョなんかも…ということで、全幅の信頼の〈LEATHER ARTS & CRAFTS MOTO〉に無責任な願いを託しました。


本池秀夫氏による制作、ショルダーパーツを裁断

レザーパーツをフラップに縫い合わせて

留め具と革紐はポーチの顔


チマヨラグカスタムポーチ ¥44,000

ボク達はそこまでワガママを言ったつもりはないのですが、ご覧の通りに仕上がってしまい…もちろん数量限定です。ボクも欲しい…。

ダメダメ、祭りの主役はお客さんだろ?そんなときは…男は顔で笑って腹で泣くんだ。※寅さんより

放浪稼業はつらいよ…すみません、帰国早々つい愚痴ばかりこぼして。前回紹介のカスタムベルトは大人の末長き愛用品として推奨しますし、このチマヨラグカスタムポーチはサウスウエスト気分を高めてくれるアイテムとして太鼓判を押します。

ボクは神戸で(腹で泣いて)笑いながら、みなさんが手に取るのをジッと見守ります、ぜひ。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十二 「最終戦告知② 厳選と極上 」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

ビームス 梅田が終わり、最終戦のビームス 神戸がいよいよ始まります。今回は、ビームス プラス発足史上最大の祭りを催すコトになりました。インディアンジュエリーフェアもそこに加わり、いつもとは少し違う趣きなワケです。


ん?なんの話だ、コレは…


何か面白いコトを祭りに便乗してやってみたい、とつい悪いクセで閃いたのが、インディアンジュエリーのバックルを用意して、この祭りの重要なパートナー〈LEATHER ARTS & CRAFTS MOTO〉にレザーベルトを仕上げてもらう、というムシのイイ企画。現地ではバックルのみで売られているのが普通で、たまにレザーベルトが付いていたとしても良質なモノではないので、だったら、せっかくならココは…的な図々しさから迷わず作戦始動。まずは、ボクの私物バックルを使って制作していただけるコトになり


本池秀夫氏による制作


レザーの厚みを調整、着けやすさの為に余分を削ぐ作業


一針一針丹念に縫い合わせ

 其の三十一で登場した私物バックル2点をシンプルに仕上げていただいた


それぞれのバックルサイズに合わせて上質なベンズレザーをミリ単位で裁断、調整し、経年変化
を愉しめるよう手染めを施し、さらにひと手間を加えてから、ロウ引きされた糸でバックルと縫い合わせる、満足などとボク分際がのたまうコト自体がおこがましい、全幅の信頼のベルトです。引き取って以来、もちろん毎日着けていますが、馴染みが早く愛着は増す一方で、中年円熟期へ向け共に歳月を過ごしたい、生涯連れ添うべきベルトです。ということで、こんな祭りの浮かれた気分じゃなきゃ実現しない、厳選バックルに極上ベルトで無二の腰つきをぜひ、とのご提案、お誘いです。

要約しますと、神戸のフェアでバックルをお買い上げいただくと、追加料金で〈LEATHER ARTS & CRAFTS MOTO〉にレザーベルトを特別にカスタムオーダーいただける初企画です。※納期等の詳細については、ご注文時にお伝えします

バックル各種 ¥99,000〜

レザーベルトオーダー ¥44,000

で、その肝心のバックルはいったいどうするの?ということで其の四十一で少し触れたように、現地サウスウエストに出向いて限られたブツの中から厳選調達→即手配して自ら神戸に乗り込むワケです。ちなみにバックルは其の四十一の画像以外にもイイのが…やはり、全裸監督としては、企画、交渉、手配、本番までが一連の流れになります。今回は小ぶりでイイのが粒揃いで、本番が愉しみです。


ボクはそろそろ帰国の準備をします。まず、帰ったらゆっくりと和食と辛口の日本酒を。いやいやそんな一仕事終えた安堵感に浸ってる暇はない…少し時差を引きずったまま神戸の支度をします。プラジオ収録中に眠くなりそうですが、まあ誰かが上手くフォローしてくれる段取りなんでしょう。

神戸には大荷物で乗り込むことになりそうです。ぜひ、みなさんは手ぶらでお越しいただいて、両手が塞がりましたら、どうか充分に気を付けてお帰りください。

お待ちしております。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の四十一 「南西部より 2022夏の一」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回はアメリカ・サウスウエストからの放浪記です。18日夕方にニューメキシコ州アルバカーキから入り、観光気分を自制しインディアンジュエリー漁に勤しんでおります。捕獲したてのブツや壮大な風景、取り留めのない雑感をそこはかとなく綴っておきます。


100回目のサンタフェインディアンマーケットは一日中雨に降られる異例の事態、回復した2日目の朝


往年の名人達の小ぶりなバックルの群れを探知、直ちに捕獲、本日は大漁也


急いで道中のローカルバーガー屋で持ち帰りに、袋を覗いたらフライ類にケチャップの過剰サービス…


ひたすら真っ直ぐ100マイル、行く先には渇きを潤す恵みの集中豪雨


なかなかのブツがショーケースにちらほら、品定めが終わったらパティ・スミス?女性ディーラーに「お姉さん、お勘定してくださ〜い」


すぐに送ったら、神戸の夏期講習に間に合うかも…ギャロップより願いを込めて


ということで着いて早々にバタバタと動いております。3年ぶりの現地は拍子抜けするぐらいに涼しく秋みたいな気候です。しかもマーケット初日はずっと雨で、準備不足のボクはショーツにサンダルの軽装しかなく、盛大な祭りを肌寒く過ごしました。


現地から神戸の夏期講習に備えつつ、副題南西部より」の放浪記には、アメリカ現地での寄り道、出逢い、お宝等々の思い付き、記録を入れ込んでイキますので、冗談半分でご期待ください。

ボクはサンタフェ祭り→神戸祭りとビームス プラスのスパルタ個別夏期講習の真っ只中をときどきサボりつつ、異例の目まぐるしさを愉しんでおります。

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十 「最終戦告知①と余計なひと言」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


まずは告知①、最終戦の神戸フェアにウワサの高級品がついに初登場。9/3、4の二日間限定の展示で、ボクも居合わせる予定です。関西のインディアンジュエリー狂のみなさま、たいへんお待たせしました。ぜひ眼精疲労を覚悟で。


ショーケースの右側から

左側から※7月渋谷にて


続いて、現在開催中の梅田フェアから届いた試着画像。ボクはフェアに出向くと、そこのスタッフがジュエリー選びを迷いに迷って困ってるのを見かけても、あまり手助けせず静観する、というヘンな趣味を持っています。そこで、今回はスタッフ試着に対して、普段はあまりしないコメントをあえて勝手にしてみました。


シャツの柄に負けない幾何学ブレスレットは、AAらしからぬさりげないエスニック感と適度な厚みが良し、HJの太陽リングは説明不要な万能アイテム


SJBは勢いでぜひ、こんなアメリカンサイズの大胆なデザインの作り手は時代の流れからもう出てこなそう…


 ビームス プラス衣料と好相性、燻し銀の陳列大粒ナバホパールに太幅ストライプか〜なるほど、ナバホパール着用の際の心得は、ただ潔く、が大事


これ…たぶんアイツだな、そのAAの濃い赤はなかなかなの迫力で、イイ目立ち方するんだよ 


ん?爽やか狙いが露骨すぎやしないか?真夏の果実ことヒシネックレスを着けると、ウエストというより心はもうサザン気取りなのか…


という具合で、梅田スタッフの後押しになるかどうかは一切知りませんが、みなさんには、コメントは無視して着用の一例として参考にしてしていただければと思います。

梅田フェアも残すところ1週間です。神戸では品揃えが大幅に変わりますので、梅田でのお見逃しがないよう、よろしくお願いします。

ボクは神戸に合流する予定ですが、公式ラジオ局プラジオの放送でディレクターMZOが口を滑らせ、徐々に前代未聞のビームス プラスの企み「夏期講習」の存在が明らかになってきました。かなり賑やかになること必至です。ぜひ今後の展開にご期待ください。

その前にボクはちょっとした用事を済ませに、また少し放浪へ…


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十九 「第二戦へ向けて」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

夏のインディアンジュエリーフェア三連戦の二戦目、ビームス 梅田が始まりますので、手持ちの画像からいくつかご紹介しようと思います。


1年前の其の十二で、渋谷での完売を感謝すると同時に、ニ戦目の梅田に深くお詫びした、たいへん長らくお待たせのCalvin Lovatoのヒシネックレスは、今年こそはの充実ぶり


小粒〜大粒のナバホパール、インディゴブルーの良き相棒達も丁寧に梱包、売り切れゴメン状態につき、ぜひお早めに


そういえば、Pat Pruittからナバホパールとの組み合わせにお褒めの言葉をいただいたのと…


こちらも推奨いただいた新提案、Zirconium blues…スミクロ×インディゴブルーも良し、加えてシルバーとの相性は言わずもがな、Pat Pruittについては其の十三、十八を


陳列前のスミクロの行列、冬の画像につき完売品含む※ロングブランチより


荷造り完了、アルファベットとナンバーで暗号ぶってはいるが、記憶が…AとBどっちがどっち?


其の三十五の「AA」と三十六の「HJ」は、渋谷で捕獲を免れたモノがしっかりと並び、その他にもいろいろと取り揃えておりますが、そこは見てのお楽しみということで。それと、前述のPat Pruittは第二戦の梅田で展示終了です。※第三戦の神戸は品揃えを大幅に変更予定


夏の高校野球もそろそろ開会式です、残念ながらボクの甥は予選のベスト16で敗退してしまいました。この辺で叔父もひとまず短い放浪へ…


コヴァ ヤジー


ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11


インディアンジュエリー放浪記 其の三十八 「 夏の途中のハーモニー」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

渋谷のフェアが無事に終了しました。毎度のご来訪、サポートありがとうございます。おかげさまで今回もいろいろと愉しませていただきました。みなさん、いかがだったでしょうか?

ボクは合流が予定外に遅れてしまいましたが、戻ってくるといつものフェアスペースが忠実に再現されていました、少し気持ち悪いレベルで(笑)。図面もないのに、よくここまでできたな〜と感心しました。その数日前に、トラブルでボクが不在の場合は…みたいな話をしたばかりだったので、そういった意味でイイ非常訓練になった、とは思います。


いつもと同じ配置のフェアスペース、かれこれ17回目を数える渋谷開催、隣の公園が数年前に一新され明るくなり、今や都内一ユルい季節限定インディアンジュエリーショップ、と化している


何かの暗号みたいだが、アーティストの名前や通称でショーケース内の陳列場所を記して現場の(兄)広志に指令


ある日の手元、色々と混ざり合って説明不能不要な状態…ハト、いやサンダーバードのリングが主役?


この画像はフェアとは関係ないんじゃ…いや〜いずれ触れますが…まだどうにも何とも…


しばしボクは夏休みに入ります。このまま夏期講習をバックレたりせず、懲りずにまた戻ってきます


夏といえば…

🎵 I remember you and wonder where you've gone な〜ぜに つれ〜ぬそぶり〜🎵

※イントロの眩しい夏感が、中学生だったボクの急所を突き刺しました。「すぐ行こう!で、湘南までって電車でどのくらい?」

まだ長い夏の途中です、オトナは焦らずイキましょう。此の後の夏期講習は梅田→神戸と続きますが、ぜひ両店ともご覧いただくのがお勧めです。なぜかというと、品揃えが大幅に変わったり、その他にも…詳しくは改めて後日。

ゆっくり夏を愉しみましょう。


コヴァ ヤジー

※YOU (サザン)


インディアンジュエリー放浪記 其の三十七 「インディアンジュエリーと瓶ビール」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、よろしくお願いします。

今回は、何パターンかビームス プラスのアイテムにインディアンジュエリーを組み合わせました。全てボクの勝手な思いつきですので、あくまで参考程度にご覧ください。


ナバホパール0.8×56と、Harrison Jimお得意スタンプのリング、ブレスレットをモノトーンのニットポロと合わせると落ち着いた印象に


今期好評のエジプシャンリネンにはRon Bedonieのファイルワーク(やすり) のリングとブレスレットに甥っ子Shawn Bedonieのサテンフィニッシュのネックレス(ロングブランチより)


おなじみになりつつあるインディゴブルーと燻しのシルバーは、1.4×62の大粒ナバホパールにEarnie Listerのヘビーゲージリング、Jesse Robbinsのブレスレット(ロングブランチより)もヘビーで重厚感重視


贅沢セドナ風は地味派手なCalvin Lovatoのヒシネックレスに、ビンテージのブレスレットは両方ともホピでターコイズがRT作、コーラルはVC作、リングも現役Philbert Poseyesva作でターコイズはビズビー(ネックレス以外ロングブランチより)


全てのアイテムにお値段はあえて記載しません、単なる組み合わせの例ですので。(けっこう高いのも選んでしまったし…) 控えめにせよ、盛るにせよ、試すには都合のイイ季節になりました。ぜひ、いろいろと愉しみながらお試しを。

暑いな〜これからグラマラスと鹿児島料理で焼酎でも…いや待てよ、すぐに家に帰る用事が何かあったような…やっぱり、今日はまっすぐ帰ってよく冷えた瓶ビールにします。プラジオのネーム入りグラスに注いで。

夏期講習の息抜きはインディアンジュエリーに瓶ビール、渋谷フェアの最後の週末も愉しみましょう。ユルユルでお待ちしております。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の三十六 「HJ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

続いてご紹介するのは、フェア業務での通称「HJ」こと、ナバホ族のHarrison Jimです。大柄な体格の割に優しい声と柔和な雰囲気の持ち主で、幅広い技術を使いこなすアーティストです。今までにもいろいろと作ってもらいましたが、今回はHPメインカットにも一部写っている、定評のあるベーシックなアイテムを中心に紹介します。



古典的リングの幅違い各種もHJのはかなり丸みが強め

上とは違い、所狭しとチゼル、スタンプされたリングも

ブレスレットも対で組み合わせられる

キャストのザラザラ感を残したペンダントはなかなかの迫力



昨夏の其の十「夏休みの主役」でご紹介したHJのクワガタ風?ナジャリングは、急展開で六本木心中に巻き込まれてしまい、どこか少し寂しいような複雑な気持ちで見送りました。イヤならいつでも帰ってこいよ〜

夏期講習はまだまだ続きます。点数次第では補習もありますので覚悟してください。パワハラ一歩手前の熱心かつユルい指導が信条ですので(どっち?) とりあえず予習せずに気軽にご来訪ください。


コヴァ ヤジー