スタッフ「山田 広志(兄)」の記事

私も背伸び出来る。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

再三のお知らせ。音声配信もチェックいただけますと嬉しいです。


こちらでの企画、ニット総選挙では、堂々たる1位を獲得したニット。blogでもご紹介してますので、是非ご覧下さい。

さあ、ようやく朝晩は流石にアウターが必要か?の気温になってまいりましたが、昼間との気温差を考えると、私はひとまず重ね着で凌いでいます。ぴったりの相棒見つけましたよ。


BEAMS PLUS 4つボタンカフスジャケット
カラー:チャコールグレー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-16-0077-791


最早BEAMS PLUS ではお馴染みの、4ボタンスタイル。おや?と思いの方いらっしゃりそうですが、私だってジャケット着たいんですよ。


袖がカフス仕様となったこちらは、チェック柄でお馴染み?説明不要の?ブランド、代表モデルをヒントにした一品。50年代に、アメリカで大ヒットしたその名作モデルは、アンコン仕様の芯地なし、シャツ袖の程良いカジュアル感も好まれた要因なのか?洗えるウール地と言う事と、パッチポケット、ノーベントのブレザースタイルが、当時のカタログで謳われている通りで、立ち位置的には富裕層向けのカジュアルジャケットなのか?と推測する訳です。着用してみると、そのラペル襟でキチンと見えるのは確か。





襟を立てると、トップボタンが閉められる4つボタンスタイルなのはBEAMS PLUS 的アップデートの解釈。まさしくブルゾンのように楽しめそうな仕様に早替わり。私は上の写真のようにどちらかと言うと、ボタンは閉めずにガイドシャツ扱いで、軽いアウター感覚で’こなす’。


この拘りファブリックはナイロン混紡のウール素材で勿論BEAMS PLUS ファブリック。ホームスパンに織られた生地は洗える(洗濯表記の確認をして下さい。)のも嬉しいポイント。一般的にはチェック柄が主流な所、グレー無地と言う攻めた一色展開が、一番の肝なのではないでしょうか。



個人的にはボタンが黒ではなく、チャコールグレー調なのもグッとくる。カジュアルダウンではなく、ドレスアップできる個人的解釈の一着。ほんとこの時期にはアウターにも使えて便利。是非お試しいただければ嬉しいです。

あっ、勿論チェック柄がないと話になりませんよね。


取り揃えておりますよ。ご安心を。チェック柄ありきなのが、私達BEAMS PLUS なる強み。こちらで紹介されておりますのでご覧になってみてください。

YAMA

隠れた名品

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

(弟)正志との隔週blogとは言え、ラジオ放送と並行してとなると、一週間が早いですね。こちらでの一方通行のご提案とは違い、音声配信は、お客様参加型にしたい気持ちがありますので、ぜひぜひお便りからリクエストいただければ大変嬉しいです。今週は特にこちらのblogとも繋がりのあるお話。お気軽に”ながら聴き”いただければと思います。

では、早速。


BEAMS PLUS カシミアシルク クルーネックニット
カラー:オフホワイト、グレー、ピンク、イエロー、マスタード、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-15-0060-156

初リリースから数年経とうかと記憶してます。見事レギュラー入りのこちらのセーターは、私の手放せない愛用品。シーズンを重ねる事に色バリエーションが増えてきているのは私の気持ちを察しているのか。





何故にそこまで?と見た目ではお伝えし辛いベーシックなクルーネックのセーター。何だか見覚えのある起毛感だなぁと感じた方は流石のBEAMS PLUS通。

勝手に命名してる、その”ハイブリッドシェトランドセーター”は、まさに現代風に相応しい生地感。本家本元として、ご用意している BEAMS PLUSのスコットランド製シェトランドセーターは勿論ご用意しておりますが、そのボリューム感は、それはそれでまた着た時に裏切られる軽い着心地はそのままに、こちらの”ハイブリッド”は素材が持つ滑らかさも加わり、着用に於けるストレスは一切感じさせない仕上がりになっている。


そのカシミアとシルクの混紡で織りなすファブリックは、7ゲージで表現するといった、BEAMS PLUSに於いて丁度いい塩梅さにグッときている訳です。そのストレスフリーな着心地に加え、何よりもその品の良さは1枚で着るだけで成立する佇まいでしょう。

丁度、このblogを書いていると、店内奥に居座っているカラフルな名物タワーに足を止める若者が。試着するも何やらしっくりときていないご様子だった。サイズ感か、ウールの質感か、そんな所だったので、このハイブリッドなセーターを紹介してみた。色々と書きつらったことの答え合わせかのように、購入を決めてくださったそんな昼下がり。

何が言いたいかって、要するに現代風にアップデートした表現をしながら、昔ながらも感じて頂けるように取り揃えていますので、ご安心くださいと言う事です。BEAMS PLUSの”ハイブリッドセーター”是非お試しいただければと思います。

YAMA




いつまでも色褪せない。


深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

前回告知致しました、こちらはお聴きいただけましたでしょうか?

今日blogがアップされるタイミングで3回目の放送。そろそろ、普段の関係性を悟られそうな気配。正志(弟)のハラハラする発言にたじろいつつも、放送事故のないようお届けしたいと思いますので、温かく見守っていただければ嬉しいです。お気軽に感想のレターもお待ちしております。

今日は、この秋冬、特段楽しみにしていたこちらを。


BEAMS PLUS ハリントンジャケット コーデュロイプリント
カラー:チャコールグレー、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-18-0002-803

お馴染みのこのジャケット。アメリカを感じさせる衣料を扱う中では必ず取り揃えておいて欲しいもの。英国の匂いは勿論ながらあり、その関係性は切ってもきれないものであり、ハリントンジャケットは、まさしく代表する万能アウター。





運動性ある袖付けに丸みを帯びたシルエット、傘のような背中のヨーク、犬の垂れた耳のような襟、言わずもがなディテールはそのままに、何年経っても色褪せる事の無いデザインは、あらゆるシーンに於いて活躍してくれる。

何年か前、マンハッタンのウォール・ストリートで、電話片手に歩いていた男性の出立ちに感動した事を覚えている。当時、私は典型的な教科書通りのスタイルに拘ったどちらかと言うと保守的なスタイルを好んでいた。その男性は、裏地がフレイザータータンのあのブルゾンに、ブルーのオックスフォードのボタンダウンシャツにチノトラウザーズ、足下はプレントォのレザーシューズ。まさに絵に描いたような人を目の当たりにした時は、普通にいるんだなーと、そんな思い出。

世界基準のスタンダード。そんなデザインも、BEAMS PLUS ならではの工夫を施していますよ。特筆すべくはやはり生地でしょう。繊維を揉みほぐすような仕上げに拘った、やや膨らみのあるコーデュロイ生地に、うっすらとプリントしたBEAMS PLUS ファブリック。コーデュロイの畝がカーテンのように見える為、柄を取り入れ易いというのもいい。




ブラウン、チャコールグレー共に、オリエンタルムード漂う柄で、それぞれは柄違いのデザイン。ややゴージャスとも取れる大判な柄のアプローチは、80年代のムードを感じてしまう。それもその筈、某トラウザーズメーカーで作られたアイテムからヒントを得たのも納得。戦争後の好景気に沸いたムードは50年代も同様で、織りネームや素材使いに特徴が見られる。私見ですが、時代感に似た共通項も多いのかなぁと感じてたりします。

ストレッチを効かせた生地になっているので、あのゴアっとした億劫になる生地では無く、快適な着心地を楽しんでいただけるかと思いますのでお試しいただければ嬉しいです。

YAMA


よく見ると…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

今日はいきなりですが、告知から始めさせて下さい。


遂にと言いますか、ようやくと言いますか、ディレクターMZOに焚き付けられw始める事と致しました。はい、勿論兄弟でですよ。番組はこちらと同じく金曜日の深夜1時。初回は、日付回って10月9日の深夜1時。こうでもしないと中々正志(弟)と話す機会も無く。お気軽に”ながら聴き”いただければと思います。

こちらも是非是非お気軽にレターを。(画像をクリックいただくとページにいきます)

前置きが長くなりましたが、今日はこちら。


BEAMS PLUS プリントネルチェック ガイドシャツ
カラー:WHITE×RED×BLACK,GREEN×NAVY×WHITE,BROWN×BLUE×YELLOW
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-11-0158-139

ここ毎シーズン、レギュラー入りモデルのシャツ。前見頃の蓋付き、大きめポケットが特徴の一着は、今期はエルボーパッチ付きの仕様となって、よりアウトドア感を強めた顔にしています。アップランドシャツや、ガイドシャツの名称で親しまれているモデルを彷彿とさせる、ユーティリティなシャツ。そのユーティリティたる所以となるのは、やはり ”こなし”  の幅の広さでしょうか。一見するとアメリカンカジュアルとしてベーシックなネルチェックシャツは、一枚着としては勿論ながら、羽織りとしても活躍するサイズ感に落とし込まれています。


所謂、リラックスムードのあるフィッティングですからインナーにフーディのSWEATを合わせたりはなんのその。

個人的に特筆すべくは、ネルチェック素材でしょう。



何と私の大好物、プリントネルなのです。50年代〜60年代あたりに流行したとも言われている、織り柄では表現し辛い柄域の表現方法として取り入れられたプリント手法は、その色合いの良さも魅力的。無地にプリントするので裏は何も無し。



この白い部分がチラッと見え隠れするのが良い。カスレ感のあるチェック柄はBEAMS PLUSファブリック。洗い込んでいくと起毛感に加え、プリントの経年も楽しめそうなその生地は、50年代ムードさながらも、ボタンダウンシャツにも登場しますので、そちらもご覧になってみてください。

最後に冒頭でも触れましたが、エルボーパッチ仕様のこのシャツ。破れた箇所の補強をしながら大事にその洋服を扱い残していく。そんなストーリーを想像しながらプレップな ”こなし”  なんかも楽しめるかと思います。エルボーパッチの素材はフェイクレザーで、シャツとしては洗えますのでご安心を。是非お試しいただければ嬉しいです。

YAMA

こう見えて…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

今日も個人的嗜好が強くなりそうですが、お付き合いいただければ嬉しいです。早速ですが、こちら。

BEAMS PLUS 3レイヤーミリタリーオーバーパンツ
カラー:OLIVE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-24-0035-139

BEAMS PLUS の得意とするミリタリーパンツから、新しくリリースが。内心、心待ちにしていたパンツで、軍パン、チノ、デニムのローテーション中心の私には、勿論必須のラインナップ。


BEAMS PLUSが得意とする、天然素材のような見え方ながら実は化繊と言うのが、速乾且つ皺になりにくく気軽に扱い易いと言うメリットが支持されているかと思います。しかし、今回は何と天然素材の”ような”では無く、表は天然素材。表は?と言う事は、機能素材である事には変わらないんですよ。ご安心を。

この表コットンに3層構造、貼り合わせた加工を施したこちらの生地は、新しい(いや、挑戦!?)、BEAMS PLUSファブリック。透湿防水性を持たせた素材は、表コットンながら軽量感があるのも魅力的。縫製もあるので、完全なる防水を謳える事は出来ないんですが、十分に都会使いとしても効果を発揮してくれる。打ち込みある生地なので、適度に張りがあり、着用した際、シルエットをそこまで損なう事が無いのも、素材ならではなのでしょうか。


それは、私にとっては着用感より重要視してるかもしれません。



特筆すべくは間違いなく裏の色でしょう。同色の仕上げにした裏生地は、表の表情を壊さない。よく、この手の機能素材はグレーとかシルバーとかがよく見る色合いかと。それだと、グッとハイテク感が強まってしまう。機能素材なんだからそれでいいと言う声もあるかと思いますが、やはりそこはBEAMS PLUSのオーセンティックなアイテムとの相性を考えてしまう。




型はご存知、USミリタリーから踏襲されたデザイン。サイドにポケットが付かない、ミニマムなその仕様は、個人的に嬉しいポイント。オーバーパンツらしいシルエットを活かしたパンツだけに、ポケット付きとくれば、あまりポケットに物を入れない私にはいささかオーバースペックなのです。腰回りのドロコードはイージーパンツのようなリラックス感のある仕様とヒップの蓋付きのポケット仕様は現代に於いても相性の良いアップデートポイントなのではないでしょうか。

特に活躍するのは言わずもがな雨の日…私は駅まで多少歩くので、着いた時にはパンツの足下は色が変わる程。でも決してハイテク素材は苦手で手を出してこなかった私。ようやく雨の通勤日も気にならなくなりそうです。最後にお伝え忘れていましたが実は同生地の上着もございます。詳しくはこちらを。

是非お試しいただければ幸いです。

YAMA

末永く

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

先週のプラジオ、お聴きいただきましたでしょうか。急遽ゲストでお呼ばれしまして、渋々参加しながら(実は嬉しい)あれやこれやと話している内に時間切れとなってしまいました。しつこいと声が聞こえてきそうなんですが、こちらでもと。しばしお付き合いいただければ幸いです。


実は兄弟で、ビンテージスエット好き。まさし(弟)は特に、前職時代の英才教育を受け、
育ってるので私より拘りの強きマニアック。当時から古着屋巡れば、店主からは『それ弟も見てたで』とかはよく聞いた声、ルートも一緒。やれ、2トーン、後付け、ダブルフェイスなどなど、買い漁っていたのが懐かしい…

そんなまさし(弟)も今回は納得の1枚となるんじゃないでしょうか。


WAREHOUSE別注フーデッドスエット
カラー:OFF WHITE,HEATHER GREY,NAVY
サイズ:38,40,42,44
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-13-0052-386

BEAMS PLUS 通の皆様には馴染みの逸品でしょう。秋冬の毎シーズン、レギュラー入りのMR.はいつの時代も必要不可。”エアフォースブルー”、”マリンコープオリーブ”、に続く、今回勝手に命名したのは

”アスレチックホワイト”

そもそもスエットだからアスレチックやんとご指摘ありそうですが、こちらでいかせてください。

さて、こちらの生地。なんと色出ししていただいたBEAMA PLUS 用のファブリック。この、オートミールともサンドとも言えない”ホワイト”は、必ずや ”こなし”  のアクセントになると思いたい。色褪せたデニムや変進開花したミリタリーオリーブのパンツ、はたまた、ベーシックなチノトラウザースといった相棒にぴったり。且つ、冬のホワイトとしては活躍間違いないかと。型として落とし込んでいるのは、プルオーバーのパーカー。


60年代あたりの、化繊が混紡されるかされないかの時代、当時の学生達が、キャンパス内で普段着に着るようになったのもこのあたりか。何て事のないクセの無さもモデルを参考にした理由となるでしょう。身幅は丸胴の仕様。


それに合わせたリブも縫製部はボディとの繋ぎ目のみと非常に一体感を感じられる作りとなっています。


前に大きく付いたポケットは地の目を横に取り、ボディと逆にする事で、洗いこんでいくと縮みの具合で浮き上がるので、手を入れ易くなります。フードはインナーに着た時もしっかり存在感を発揮してくれるダブルの仕様にしています。

変わってもう一型あるのは言わずもがな。


WAREHOUSE 別注両Vスエット
カラー:HEATHER GREY,NAVY
サイズ:38,40,42,44
価格:¥14,850(税込)
商品番号:38-13-0051-386

両Vの仕様で、前後差のない、タグがなければ前後ろどちらでも着られる、まさにクラシックを代表するアスレチックウェア。ですが、ホワイトのご用意は致しておりませんのであしからず。定番の杢グレーに、新色として加わったのはナスコンネイビーとでも言いましょう(生地は別注ではありません)。


ボディに対して垂直の袖付けで、自然と肩が落ちるようなパターンは現代のファッションシーンにも溶け込むのではないでしょうか。


袖口のリブも勿論リブ部分は縫製がなく、フィット感のある手首まわり。

紫が褪せたようなネイビーは、これから楽しませてくれそうです。実はこの30年代当時、ファブリックとしてはウールからコットンへと移り変わり期。当時はその保温性の観点から、起毛がかけられ、各メーカーの工夫から産まれた仕様。その仕様は、カタログでは”コットン・フリース・ラインド”と謳われていたようです。そんな丸胴のまま起毛がかけられたファブリックは、フカフカな仕上がりは、一度着ていただければやみつきになる事間違いなしです。


そんなこんなで、MR.BEAMS PLUSと後付けされたタグは、古いアスレチックウェアによく見られる個人の持ち主の名前を縫い付ける仕様。その名前に相応しいMR.に末永く愛用いただければ嬉しいです。是非、その着心地をお試しいただければと思います。

YAMA

私の相棒

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

残暑厳しいと言いますか、まだまだ夏真っ只中ですが、今週も秋物のご紹介。オフィシャルサイトでは2021秋冬のスタイルルックが公開してますので、是非ご覧になってみてください。

早速ですがこちら。


BEAMS PLUS プリントジップブルゾン
カラー:GREY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-18-0111-139

ここ数シーズン、必ずメンバー入りしているモデルの一つで、この秋冬は強気に一色一柄でレギュラー入り。

お察しの通りかと…私にとってムードが続いている50年代を感じさせるブルゾン。この手のブルゾンにアメリカの日常着を感じてしまうのは以前にも申し上げたところかと思います。

BEAMS PLUS は特に大衆衣料を想像出来るアイテムで無ければならない。携わるスタッフが容易に想像できるワークテイストなショートブルゾンと言えば一致する。

そんなブルゾンを、BEAMS PLUS 解釈の現代風な仕様を盛り込まれた逸品は、機能的であり古いモノをベースにしながらも古く見えない工夫が為された仕上がりになっている。


少しだけ、小衿にアレンジされた見え方は、シャツとしても着用し易い作り。着丈も長く調整し、身幅に対しての快適な着用感とバランス。



収納力の少ないデメリットを、見頃の脇のステッチに沿って配したポケットは、シャツとしての見え方を意識し、軽快さとアウターには必要な収納力を兼ね備えたディテール。


袖口のカフス仕様はボタンで容易に調整可能で、特に合理的な作りだなぁと手首周りが細い私にとっては嬉しいポイント。インナーで着た時は、よりその効果を発揮する。


フロントの2つポケットもスナップボタン仕様と前屈みでも物が落ちる心配なし。風でパタパタしないのもいいなぁ。

やはり特筆すべくは生地でしょうか。ネップがありウール顔した豊かな表情は、実はポリエステル。ウレタン混紡でリラックス感のある着心地と、インパクト強めのイビツな格子に小紋の幾何学柄が散りばめられたBEAMS PLUS ファブリックはグレーベースだからこその落ち着きを放っている。

そんな  ”オトナ”  に着用出来そうな柄のシャツブルゾン、是非お試しいただければと思います。

Yama

ワタシの日常着

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

まだまだ暑い日が続いておりますが、秋冬の新作が続々と入荷してます。今からレギュラー候補間違い無しなこちらを。



BEAMS PLUS デニムペインターパンツ
カラー:USED,ONE WASH
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-24-0073-791


“ペインターパンツ”

BEAMS PLUS としては、久し振りな登場ではないでしょうか。ワークパンツである事に間違いは無いんですが、私にとっては、50年代を代表するパンツとしてのムードを強く感じてしまう。50年代と聞けばロカビリー。当時の日常着としてはこぞってスラックスばかりと言ったらそうではないと思う。カタログとかを見ても、デニムに革靴が何となく目に付く事がどちらかと多い。車をいじるティーンネイジャーは白Tにデニムにローファー。そんなスタイルが頭に残っているからか、このご紹介するワークパンツはあくまでも私にとっては日常着としてのムードでご提案したい。

なので、コーディネートはやはりオープンカラーシャツが鉄板なのか。いや、そんな事はなく、ティーンネイジャーを連想させるボーダーなんかも今年の気分かなぁ。


ある日の。


ただ、やはり50年代好きとしてはダイヤ、もしくはアーガイルのソックスはちらっと仕込ませたい。足下事情はサドルシューズなんかも、50年代〜60年代なムードたっぷりな演出も出来ると思っている。


そんな個人的な見解はさておき…

今回ご用意しているのは。


全体的にフェード感のある色落ちの加工モノ


一度洗ってある濃い濃いなモノ


前者はオレンジステッチ、後者はホワイトステッチと同じパンツながら、それぞれ当時のムードを踏襲したステッチを使い分けている。通常なのかは分かり兼ねますが、俗に言うハンマーループは付かない仕様になった、良い意味、シンプルなディテールが私にとっては現代の日常着に於いて過剰なスペックは必要無く、心地良いつくり。そう言えば、ワタシの持ってるビンテージのパンツも同じ仕様だったなぁ。

生地は、ムラのある糸でデニムに織られており表情のある12オンスと比較的通年着用が可能なファブリックはBEAMS PLUS で加工を施したBEAMS PLUS デニム。 ”イナタイ”  と言うコトバが合ってるのか、良くも悪くも普通に見えるデニムと言うところが、ワークパンツに見合う道具として、一般大衆に好まれたと ”こじつけ”  しながらワードローブに入れたいと思います。

是非お試しいただけますと嬉しいです。

YAMA

気分晴れやか。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さて、こちらのインディアンジュエリーフェア、残すところ、この週末2日。実は、期間中行ける限りはビームス メン 渋谷へと出向しておりまして。顔馴染みの方々にもお越し頂き、あーでもない、こーでもないと洋服に合わせながら楽しんでいただき嬉しい限りです。最終日の日曜日もスタンバイしておりますので、お気軽にお越しいただければと思います。

前置きはこの辺りで。今日ご紹介するのはこちら。


BEAMS PLUS ネップボーダーTシャツ
カラー:WHITE,OLIVE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥7,480(税込)
商品番号:11-04-1049-156

BEAMS PLUS 、夏のど定番であるボーダー。ここ数年は、特にディレクターの嗜好が強く、年々ラインナップが増えているように感じる。それは、色から柄、素材から編み立てまで拘りぬいたオリジナルファブリックで BEAMS PLUS ボーダーとでも言いましょう。

そんな数あるラインナップの中から梅雨明けの天気の良い日に衝動買いしてしまったTシャツ。




こちらもどうやらスタッフ被りで、何だか盛り上がりそうな気配。アースカラーのそれは、土を連想させる色をベースに、赤いラインに白が効かせてある。まるで自然を感じさせるような配色にグッと食指が動いてしまい、インディアンジュエリーやレザーアクセサリーとも相性良さそうとくれば…いい意味その野暮ったいカラーリングがまたデニムやミリタリーパンツとの相性もいい訳で…

ある日の。

さらに素材感も肝で、ネップ糸を使用した特徴的なムラ感と毛玉のように見える表情のある生地は、あたかも長年着古したような風合い。柔らかい着心地も”ヨレっ”とした雰囲気が更に魅力を高めてくれているのではないでしょうか。一色ばかりおススメと言う訳ではありませんよ。

他2色のご用意。



ネイビーはオトナにタックインスタイルなんかも良さそうだし、イエローが効いたホワイトは、カットオフのショーツで、リラックスムードなんかもいい。ボーダーと聞くと、ティーンネイジャーが着るような何だか若々しいイメージ、それとはまた違うスタイリング表現を楽しめるのではないでしょうか。是非お試しいただければ嬉しいです。

YAMA

不甲斐ない…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さてさて、始まりました。インディアンジュエリーフェア。


ビームス メン渋谷にて16日からスタートしております。先週のプラジオでも少しこのチームであれこれと話しています。まだお聴きになられていない方はこちら。是非とも時間潰しにでもお聴きください。

本題に入ります。いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


何やら、原宿で盛り上がっているシューズの一つ。それにはやはり理由もあったりなかったりする訳で…

軍の納入ファクトリーメーカーでも知られる老舗の名門で作られたBEAMS PLUSのワークシューズは、USPSに支給されていたモデルをベースに作り上げた拘りの逸品。


アッパーにはオイルが多分に入った牛革に、4本のステッチがワーク顔にぴったりの安心と耐久性を感じる作り。その武骨な表情と、ツマ先はボリュームがありながらややスウィングした木型がスマートさも兼ね備えている。故にアーチ部分のフィット感は高く、ツマ先はストレスなくゆとりある木型は見た目の期待をかなり裏切ってくれたのも、やみつきのポイントか。一旦足入れしたものなら、スニーカー感覚で履ける軽い着用感とレザーライニングによる快適さは、是非オススメしたい。勿論グッドイヤーウェルト製法で、ソールの交換も可能。それでいて、3万円台の素晴らしいコストパフォーマンス。さらに何とアメリカ製とくれば、いつまでご案内し続ける事が出来るのか…

アメリカ製と言うのもこのシューズの魅力の一つでしょうか。このフレーズは、BEAMS PLUS贔屓の方々にとっても嬉しいポイントかと。特段きめ細かさがある作りとは違い、そこはさすがにインチの世界。


ステッチ一つとってもいい意味、大らかさのある作りが惹かれるところなのでしょうか。アメリカ製が好きな方々はどういったところが魅力的なポイントなのか、是非聴いてみたいところです。

私が入社した当時から、BEAMS PLUS のシューズとしてラインナップされている、そんな名品シューズが再燃しています。お恥ずかしながら、所有した事がなく…今回購入に踏み切ったのは、ワークシャツの足元としてはやっぱりワークシューズ。今でこそ、あらゆるスタイルが行き来する現代に於いては、直球スタイルこそ、新鮮かなぁと。現代のムードは、取り入れながら改めて表現出来ればと勝手に思っている次第です。勿論自由にスタイリングすべきなんですがね…

もっと早く出会いたかった。

是非一度足入れしてみてください。

YAMA

オトナだからこそ

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS インディゴボーダーポロ
カラー:BURGUNDY,GREEN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:11-02-0448-156

ここ最近、特にビームス プラス 有楽町を中心に盛り上がりを見せている、襟付きのスポーツシャツ。アメリカントラディショナルを提案するお店としては、当然といえば当然なんですが、襟があるとやっぱりきちんと見えるのは羨ましくもあり…。勿論、ビームス プラス 原宿もMunsingwear の別注リリースを切っ掛けに何だか気になるアイテムに急浮上なスポーツシャツ。お店のスタイルに落とし込むとなると、やはりスタッフのコーディネートはミリタリーパンツ選びがち。そんな私たち、原宿のスタイルに、ぴったりな要素を携えてやってきたのはインディゴ使いのボーダー。ボーダーと言うと、何だかティーンネイジャーのイメージ。さらにそれが、アイビーカラーを彷彿させるカラーリングとなると…ただ、細めのピッチ幅と、インディゴが際立つネイビー色がそれを解消してくれると思っている。



よく見るとネイビー部分はインディゴ糸のバーズアイ。異なる編み地を組み合わせてボーダーに編み立てた、ビームス プラス ファブリックは唯一無二でしょうか。私たちの言葉で言うと  ”変進開花”  を存分に楽しめる。襟付きできちんと見せつつ、武骨な要素を楽しめる。その相反する表現は至極私好み。さらにグリーン×ネイビーと言う、気分のカラーコンビネーションとくればワードローブに取り揃えるしかない訳で…

汎用性の高いスポーツシャツだと思います。是非おススメしたい。お試しいただければ嬉しいです。

YAMA

贈りもの。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さて、レギュラーメンバーからお知らせがあったように、先週末はラジオ放送。お楽しみいただけましたでしょうか?アーカイブをお聴きいただけますので、是非。スペシャルなゲストをお迎えした番組から、普段オモテには出てこない方々まで、様々なお話しが楽しめます。どちらかと言えばスタッフが前のめり笑

私も僭越ながら登場していますが、大先輩方をお迎えしてのトークはかなりの緊張。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

さあ、父の日を迎える今週はやっぱりこちらの一択でした。


BEAMS PLUS コットンリネンオープンカラーシャツ
カラー:WHITE,NATURAL,BLACK
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,100(税込)
商品番号:11-01-1211-139

昨年もこの時期に話したと思いますが、私の親父は70も半ばながらいまだ仕事現役。口数少ない不器用な姿は、私達兄弟にはしっかり受け継がれてます…が、職人気質、背中で語る親父の姿に心配もありながらいつまでも元気で過ごしてもらいたい。

バブル全盛。レーヨンだか、化繊生地のドレープが強い柄か無地のシャツに肩にパッドがしっかり入ったダブルのジャケット、タック入りのトラウザーズが親父の定番スタイリングだった。シャツは開襟のトップボタンまでしっかり留めて、が基本スタイル。そんな親父に向けてまず頭に浮かんだのが白の開襟シャツ。昨年は柄ものにしたから今回は無地を。

こちらは、リネンコットンの混紡生地。素材の風合いが活かされた生地は、これからの時期に重宝しそう。この手の生地はインナーに着るのと、一枚で着る、両方のバランスが個人的には大事なポイント。一枚でも薄すぎず、光沢を抑えた生地、柔らかい着心地ながら適度な厚みで透け感は抑えている。その絶妙なバランスが、インナーに着てもゴワつき過ぎず軽快過ぎず快適。リネンの表情だけだと勿論清涼感もありいいんですけどね。




今回はその粗野な生地感が最大限に活かされた特殊な染色加工を施しナチュラルに加え、染色した  ”白”  と  ”黒”  をラインナップ。あまりBEAMS PLUS にはない  ”黒”  と言う選択はいささか新鮮かなぁ。  ”黒”  色は、何だかカッコいいキザな色だと勝手に思っているので、少し抵抗感がありながら、この素材感の  ”黒”  だとそんな心配は一切必要なし。この素朴な  ”黒”  だからこそ、BEAMS PLUS スタイルにはいいんだろう。



久しぶりにスタイリングでもと。開襟スタイルを活かし直球なワークデニムをコーディネート。やはり、  ”黒”  と言う色が、いつものスタイルを変えてくれると思いませんか。素材感が武骨なコーディネートを軽快に表現してくれる。


とは言え、やはり  ”白”  が好まれそうか…早く気軽に会える日が来るといいなぁ。

YAMA


いい塩梅

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。




BEAMA PLUS カットオフ チノショーツ
カラー : CEMENT,PINK,YELLOW,SAGE,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:11-25-1781-791

ごくごくベーシック?なチノショーツ。実は少し前くらいから夏のBEAMS PLUS の顔。チノトラウザーズと言うと、すっかり市民権を得たパンツの一つ。私達、BEAMS PLUSにとっても特段変わり無く、いくつものシルエットのものをご用意しています。が、ツイルのチノショーツとなると…そこまでのバリエーションはごく僅かか。

所謂、”IVY Shorts”的なラインナップがあるのは、BEAMS PLUS をご愛顧いただいている方はご存知かと。


BEAMS PLUS アイビーショーツチノ
カラー:WHITE,BEIGE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥11,000(税込)
商品番号:11-25-1547-578

この若干細身の作りとシルエットは、私のデイリーウェアにとっては少し好みが出てしまうところ…

そんな心配をよそに、今回ご紹介するショーツはよりカジュアルなスタイルでの表現が可能となったと言えば揃えるしかない訳で…

張りのあるツイル生地の割には、ワタリが太い事で風通りもいい。深い股下とゆったりとしたシルエットがクラシックな雰囲気を楽しめるのも嬉しい限り。ポイントとしては、カットオフ仕様、製品染めした少し着古したユーズド感。更には脇割の縫製仕様でいい子にも見えると、あくまでもトラウザーズベース。




これだけで、プレップ感を演出するには程良いディテールでしょうか。

ただのパンツをカットしただけでは産まれないショーツとしてのシルエットと裾にステッチを施す事により解れ続けないのは言わずもがな。

  ”普通なんだけど気が効く”   

そんな立ち位置のチノショーツは思い切って夏らしく色物を楽しむのもいい。是非お試しいただけると嬉しいです。

YAMA




オトナになりきれない…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS コンビネーションカラーシャツ
カラー:GREY,YELLOW,BLUE,PANEL
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,150-(税込)
商品番号:11-01-1213-139

またかと聞こえてきそうな声は右から左に。まさしく50年代ムード漂うシャツ。当時、アメリカでは、戦後の好景気もあり歴史の中でも特に元気があったとされる時代。各地では、若者による様々な文化、風俗が開花し、あらゆるファッションが生まれたのもこの頃。こちらのシャツはその一つを代表するディテールを兼ね備えている。襟、ポケット口、袖口と見頃とのコンビネーションが特徴のデザインは、やはり開襟スタイルが鉄板。

当時の若者の憧れ、ロックンロールのアイコンスターが加速させたと言っても過言ではないロカビリースタイルから、レジャーの一つとして流行したボーリングのユニフォームとしても定着したデザインは、現代に於いても色褪せない2トーンパターン。さらにそれが  ”end of the day”  をもよぎってしまう切り替えパターンもご用意となると如何にもアメリカらしさがより加わるわけで…そんなディテールデザインには小紋柄が良く似合う。その柄、よく見ると家紋のような…




当時のやや富裕層向けに作られたと推測する雑誌で、異文化のカルチャー紹介ページにて日本の家紋や浮世絵などが掲載されていた。そこからのインスピレーションを受け、今回は小紋→家紋とアレンジしたものをプリントし、生地から作成したBEAMS PLUS ファブリックとなっている。

”高島ちぢみ”

と称されたその凸凹感のある日本産地の生地は、シアサッカーのような清涼感溢れるファブリック。柄も相まって、日本らしさを融合させた生地に。そのシボのある表情ながらしっかりと張りのある触感が特徴で夏場では快適な着心地を期待出来そう。

しっかりと現代的解釈を加えたBEAMS PLUS らしい表現のあるシャツに仕上がってるのではないでしょうか。

いい加減オトナにならないとなぁ…

是非お試しいただければと思います。

YAMA



八方美人

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS ジップストライプニット
カラー:GREY,BLACK,BROWN,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300-(税込)
商品番号:11-02-0449-156

スポーツニットシャツとでも言いましょうか。ここ最近はデイリーシーンをイメージした定番品のご紹介が続いていましたので、この特徴のあるデザインはいささかベーシック?とは捉え辛くあるかもしれません。しかし、実はこのスタイルは2シーズン目のレギュラー候補。クラシカルな要素強めな、ショートスリーブニットは、さらにフルジップスタイルと何やら  ”こなし”  を楽しめそうな雰囲気。50年代〜60年代なムード漂うアクティブなニットは、フルボタンの襟付きやポケットが誂えられたスタイル等々あらゆるスタイルが詰め込まれ、当時のメーカーがこぞって量産していたのでしょうか。カラフルなモノが多く、ストライプといった柄使い、配色から素材までも多種多様なのは、アメリカが最も輝いていた古き良き時代を感じてしまう。カラーテレビの普及、カタログもモノクロからカラーへと移り変わり行く様も影響があったんだろう。その時代のエネルギッシュなゴールデンエイジ世代は特に好んだのか、大衆衣料へと広がりを見せたとイメージしたりなんかして。なので、その特徴あるスタイルも日常着の一つとして私は楽しもうかなぁとそんな次第です。

しかしここはいささか気候の問題。半袖スタイルのスエットシャツやニットがここ日本に於いて定着し辛かったのは湿気や気候の問題も大きかったんだろう。そこはご安心を。素材はリネン混紡のコットンリネンでサラッとした肌触り。クラシカルな見た目はそのままにサイズ感や素材で現代の日常着にマッチしたアップデートは私達の18番。襟は小襟。私達の提案するスポーツコートとの相性抜群なのは言わずもがな。スポーティーにショートレングスのブルゾンなんかが私は至極好みであり、当時のムード全開なコーディネートもおススメしたい。真面目にも不真面目にも、是非お試しいただければと思います。

YAMA

乗り”こなし”たい

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さてさて、今回も温かく横目でご覧いただければ幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS シャンブレーウエスタンシャツ
カラー:SAX,BLUE
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-11-5997-791

BEAMS PLUS ウエスタン ヘリンボーンチェックシャツ
カラー:BLACK,NAVY
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-11-6312-791

BEAMS PLUS通にはお馴染み?なこちらのカウボーイシャツ。BEAMS PLUS 有楽町スタッフからの発信でうまれた逸品は、ボタンダウン、開襟、ワークシャツに並びスタンダードになりつつあるアイテムの一つでしょうか。カウボーイと聞くと、アメリカでは憧れの  ”ロマン溢れる漢”  の肩書き。なのは、私達のアメリカに対するイメージなのか。スクリーンを飾る西部劇の彼らの姿に触発されたのは私達だけでは無いハズ。西部開拓時代やら大恐慌時代のデュードランチやら歴史云々はさておき、そんなシャツを何よりデイリーユースで着たい。装飾の華やかなモノだと私達が提案するスタイルには主張がすぎる。日常に溶け込む事を目指し、パターンに拘ったシャツは、イメージするそれとは違い、身幅も大きなつくりで肩肘はらず気の抜けたムードで着用出来る仕上がり。台襟や、襟のバランス、裾のラウンドは秀逸だなぁ。念のため。有楽町からうまれたアイテムだと言う事はスポーツコートやタイとの相性は言わずもがな。是非アメリカントラディショナルなスタイルに取り入れていただきたい思いで作られています。そんな事を言いながらも、何の気なしに頑張らなくても羽織れるところが個人的にはいい。

デイリーユースを求めたのは数あるストアブランドからのリリースを考えると当時のアメリカも…みたいな想像も楽しめる。それがシャンブレーとなると、私達にとっては尚都合よし。生地は、これまたBEAMS PLUSではお馴染み?MADE MILL 681作製のBEAMS PLUSファブリックは、ロープ染色したインディゴ糸のシャンブレーで育て甲斐あり。今シーズンはさらに嬉しい事に何とそれがオンブレパターンで出てくるとなると、私個人的には手に入れるしかないわけで。憧れも日常もどちらも担うチェック柄は実はヘリンボーン組織で、素材による膨らみ、立体感ある表情が特徴的。特にブラックなんてまぁ見事に好み。マジメに着用してもよし、何も考えなくてもよし、なデイリーウェアになってるかと思います。是非、 ”こなし”  をお楽しみいただきたいと思います。

YAMA