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赤木楠平とMOZYSKEY


こんにちは。


今回の展示は写真家・赤木楠平さんとグラフィティアーティスト・MOZYSKEY さんの展覧会です。 

個人的な感想からのお二人のご紹介をさせてください。


タイトルの「巳69」の巳は、1977年のヘビ年生まれのおふたり。

出会いは白金にあるTHE LAST GALLERY。


故・編集長の林文浩さんがオーナーディレクターをされています。

(林文浩さんは「DUNE」というファッション雑誌を発刊されていた名編集長。)

ふたりともそちらのギャラリーで個展を開催していて、林さんがお二人を繋げました。


出会ってから個々に活動をし、その間連絡などを取らなかった2人が2019年に再開し、林さんへの共通の思いをきっかけに初めて合同で制作を行い、今回の展覧会を迎えました!




こちらの会場に過ごすこと1週間。

創作意欲がメキメキと湧いちゃう空間。

私自身、やりたいけどやれなかったこと、

伝えたかったけど、伝えるのを躊躇っていたこと、

勉強不足だと思っていたこと。

という自分自身の状況を理解して、もっと自由にやればいいじゃんと思い、

溜めていたものを吐き出すような感覚で物事を進めている自分の状況に驚いています。


2人の作品は、合同制作ではありますが、2人の作家がお互いの作風に寄り添って制作したもの、というよりかは、お互いの部分を理解し合って各々に自分のやりたいことをやる。

という制作風景だったのではないかと勝手に思っていました。

なによりも2人が楽しんで制作していそう!




会場にある作品の額はバラバラ、映像は常に動いているし、音楽もアンビエンドなチルな音からディスコ風の音も。

自由でバラバラでミックスされているけれどふたりの軸はブレない。

だから作品が持つエネルギーが観者の心にスッと入り、ギュッと心を掴むのではないかと思いました。




赤木楠平さん


「少年時代をサウジアラビアやシンガポールで過ごし、青年期を東京とロンドンで遊んだ彼は、言うなれば現代版の遊牧民で、日本に対する愛着や感覚は大きく異なる。どこの国にいながらも、彼は常に異端であり、自らの文化へのオリジナリティーを喪失して育まれた特殊なクリエイティビティー」 文 林文浩


林さんが紹介する赤木さんのお言葉をお借りしましたが、出会ってすぐに感じたのは赤木さんの自由な空気感。

私は一言で赤木楠平さんを紹介するなら、「自由を体現化」した方だと皆様にお伝えします。




この作品を写真で撮った時に美しすぎて静止してしまいました。

じっくり見ていたら泣けてくるほど。(言い過ぎだと思う方は是非生で見て頂きたい。)


自由な心を持っているからこそ撮れる光を捉えた写真。

自由な心は人の心をも揺るがす作品を作り上げることができるのだと知りました。




MOZYSKEY さんは孤高なアーティストだと私は思っています。

物腰が柔らかく、お話ししていたらMOZYSKEYさんの独特な落ち着いたリズムとテンポに心地よさを感じながらお話ししてしまいます。

ですが、唯一無二のグラフィティ、図形文字の美しさとカッコよさには見た後に尾を引く魅力。


孤高だと思ったのは、ひとつひとつのグラフィティに信念と美学を感じるから。



「アートの最大の魅力は、全ての要素を網羅して権力への反抗をメタファーに進化してきた事だ。

暗喩こそ真実であり、アートの本質だ。

一人一人が信じる真実を、それぞれが欲するままに表現すれば良い。

反抗こそ社会を進化させる唯一の方法である。」ー林文浩


林さんの言葉はふたりの本質を捉えた言葉だと感じています。



この言葉の続き、

「革命を起こすなら、楽しみながらやるべきだ。

死にもの狂いで行ってはいけない。

大真面目で行ってはいけない。

楽しんで行うべき。」


今回の展覧会で、今世界中で、日本でも、各個人、様々な問題がありますが、

”楽しみながらやる”

ということがすべての創造のスタートではないかと。


楽しみながら、最近なにか物事を行えていますか?

是非、何か足りないと感じた方はふたりの作品を味わって頂きたいと思っています。


では、また!


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