こんにちは。
bPr BEAMS の若山です。
本日は先月行ってきた韓国出張の報告を。
2泊3日で伺った展示会やショップリサーチを振り返りたいと思います。
渡航期間:2/26〜2/28
渡航場所:韓国
先ずは、メインとなる展示会。

"SEOUL LIVING DESIGN FAIR"
韓国・ソウルのCOEXで開催されるインテリア・食品・雑貨が一堂に会す展示会です。
気になったブースごとに振り返っていきます。
”MAISON DE ART”

こちらは韓国のトレンドを体現する”ウェーブデザイン”を落とし込んだ雑貨を手掛けるブランド。
bPr BEAMSでもこのウェーブデザインに着目し、コースターセットを展開しています。
MAISON DE ART / COSTER SET 6 6枚セット
価格:¥5,830(税込)
商品番号:33-73-0158-965
その他のプロダクトに至ってもプレイスフルなカラーの物が多く、視覚的にもPOPな印象を受けます。
ウェーブのデザインが印象的なスチール製のスタンド。
ミニマムなドットのマグネット。
このマグネットは同行したバイヤーの宮野が購入していました。
ブリキ製のティッシュボックス。
どれもプレイスフルなカラーが特徴で、コリアンインテリアを体現するアイテムが豊富に揃います。

"rareraw(レアロウ)"
こちらは韓国発のインテリアブランド。
ブランド名の由来は「rare(稀な、珍しい)」と「raw(生物、本質)」を組み合わせた造語。
今回のブースでは韓国では人気のSNS”ohouse”とのコラボレーション。
ohouseとは、韓国で人気を博す、インテリアプラットフォーム。
現地では”オヌレチプ”と呼ばれているみたいです。
とは言え、このアプリが何かというと、ユーザーが自身の部屋のインテリア写真を投稿し、情報共有やレビューが出来るアプリ。
インテリア版のInstagramと言えばしっくりくるでしょうか。
とりあえずインテリアのヒントが欲しい時、ざっと見るだけでもインスピレーションを受けられるアプリなので、興味のある方はダウンロード頂くのもオススメです。(日本対応です)
さて、そんな今回のブースのコンセプトですが、、
APT

APT?ブルーノマーズ?
そんなことはなく、Apartmentの略ですね、集合住宅を意味する言葉です。
各スペースにrarerawの製品を使ったインテリアコーディネートを表現するブースでした。
個人的にrarerawの注目したいポイントとしては、
機能的なデザイン、ユニークなカラーバリエーション、インダストリアルなムードが有りながらインテリアに取り入れやすい点だと私は感じています。
フラグシップショップでは居住空間に合わせたサイズでオーダーメイドも可能。
ミラーに関してもスロープのような丸みのある足を組み合わせることで、スチールでありながら、無骨さを感じさせないデザインが今の気分です。
個人的にもラックは是非、インテリアとして取り入れたいですね。
小物類は多くはないのですが、クロックの展開もされていました。
"PiEPii(パイピー)"
ブランド名の由来は金属家具の基礎となる「PIPE(パイプ)」と、個性を表す「PII (Personally Identifiable Information)」を組み合わせた造語です。
ペントレイ&ホルダー、ミラーなど金属の持つハードな印象とは違い、モダンな印象に仕上がっているのがポイントです。
こちらに紹介した3ブランドは韓国でも実力派と言え、多くのショップで見かけることも多いと思います。
気になる方は是非、チェックしてみてください。
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ここからは個人的に気になったショップ4選。
"Curriculum"
三清洞通りの奥にあるキュレーション型アートブックショップ。
オーナーはイギリスと韓国の2拠点生活をされており、オープンは不定期とのことですが、
訪れた際にタイミングよく空いているとのことで、訪れることが出来ました。
キュレーションショップになりますので、オープンの際にはテーマが設けられています。
私が訪れた際は”Little Woman”
ピンクの世界観で女性にフォーカスを当てた書籍や雑貨が揃います。
自社出版の"POETS & PUNKS"も必見。
”良い品揃え”だと感じる店舗はそれを仕入れてきた”バイヤーの意図や意思を感じるもの”
だと、私は思いますので、展開されている商品の一つ一つをオーナーが大切にされているのを感じる良いお店でした。
ちなみに画像にあるように海外では日本のファッション雑誌は高く評価を受けています。
なぜならば、ファッションマガジンが海外にはほとんど存在しないから。。
誰でもネットでファッションの参考になる情報を得られる状況ではありますが、
私は数ある情報を”編集”して、世に伝える”雑誌”はある種、”情報のバイイング作業”とも言えると感じています。
読み手として”編集(書き手)の意図”を感じられる情報は不特定多数の人が伝えるネットではなく、マガジンでしか感じられないものではないでしょうか?
話は脱線しましたが「Curriculum:教育内容の系列。教育課程。」のショップ名が意味するように(意図して付けられたかは分かりませんが)
新たな発見や学びを感じられるショップです。
"LOFA SEOUL"
龍山駅近辺に店を構える韓国のインディペンデントアーティスト作品を取り揃えるお店。
地元のアーティストを支援する活動を続けられており、アーティストからも愛されていることが伝わるショップ。
所謂、韓国らしい雑貨もあれば、センスの良いプロダクトもあり、、
"LINE HAIF"別注のスナッククッションが可愛かったです。
他にもインディペンデントなアーティストグッズが数多く揃います。
一点物の作品のようなプロダクトがお好きな方におススメです。
"LITTLE RIDDLE"
弘大地区にあるAmerican General Goods Store。
こういうショップ東京ではほとんど見かけなくなったんですよね。
THE・アメリカを感じる品揃え。
ヴィンテージトイの数々。
心躍るようなラインナップです。
"ODDFLAT"
韓国のホットなエリア聖水(ソンス)にあるヴィンテージのインテリア用品を備えるショップ。
多くのインテリアアイテムを雑多に揃える倉庫のような雰囲気。
併設される工房で一点一点修理を行い、販売されています。
多くのインテリアアイテムを揃えていますので、韓国在住だったらここで揃えたいなぁ。
https://oddflat.com/
上記公式サイトの”ODDFLAT JOURNAL”コンテンツもおススメ。
韓国在住の方々の拘りの感じられる部屋を覗き見ることが出来ます。
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ざっと紹介をしてまいりましたが、私個人として韓国は1年ぶりの訪問。
それでも新しいお店が多く、韓国のトレンドの早さを体感することとなりました。
いつ訪れても新しい顔を見せてくれる韓国。
是非、行く機会のある方はご旅行の参考にでもしてください。
それでは本日はこの辺りで。
どうぞよろしくお願いいたします。
若山