わたくしビームス 名古屋の48才新人、
岸本欣也(きんや)と申します。
ご好評いただいております「大名古屋展」ブログ。
今回は「竹田嘉平衞商店」をフューチャーしたいと思います。
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【竹田嘉平衞商店】
・慶長13年(1608)
東海道【有松】開村
初代竹田庄九郎武則により創業
・寛永18年(1641)
尾張藩二代目藩主・徳川光友に鍛絞りの手綱を献上。
・元禄2年(1689)
五代将軍・徳川綱吉の将軍職就任を祝賀し、尾張藩主光友侯は鍛絞りの手綱を献上。
・文久3年(1863)
徳川将軍・家茂が上洛の途路に、竹田庄九郎家を休息所とした。

桶狭間の戦いの跡地にほど近い有松。
尾張藩が今川方の残党に手を焼き、治安に不安があったので集落をつくったのがはじまりです。
有松に移り住んだ「竹田庄九郎」。
彼は、名古屋城築城の為に九州から来ていた人々が着用していた「絞り染め」に興味を持ちました。
当時生産が始められていた三河木綿。
これに絞り染めを施した手ぬぐいを、街道を行きかう人々に土産として売るようになったのが始まりです。

竹田邸には、徳川将軍の家茂が実際に立ち寄られた茶室が現存します。
またなんと、勝海舟直筆の掛け軸もあります。
どんっ!(太鼓の音)

そして今回の。
大名古屋展コラボアイテムはこちらでございます。
どどんっっ!!(強めの太鼓の音)

竹田嘉兵衛商店 × BEAMS JAPAN 有松絞 富士山 ハンカチ
価格:¥1,430(税込)
商品番号:56-47-0076-964

今回企画したアイテムは「巻き上げ絞り」の富士山柄オリジナルハンカチでございます。
ビームス ジャパンのロゴモチーフでもある富士山を、ふたつの視点(真上・横)で眺めた様子をデザインに落とし込みました。
手軽なハンカチというアイテムを通して、名古屋の深い文化に触れることが出来るのです。これ、とってもナイスですよね。

東海道沿いの有松地区は、電柱が地中に埋められていて情緒あふれる風景です。
まさに「藍染が風にゆれる町有松」のキャッチフレーズにふさわしい場所。
是非これを機に訪れてみてはいかがでしょうか。
さぁ今回も勿論この方から
恒例のコメントをいただくことに致します!

「この一年有松へ通い詰め、ビームスを通して日本遺産有松を名古屋の名所として広めるにはどうしたら良いか?
ビームス ジャパンチームと一緒に、考えに考えました。そしてついに、熱い想いが様々な形となります!」
「上記のハンカチだけでなく、グランパスのユニフォーム、また今後ご紹介する企業様のアイテムにも有松絞りのエッセンスを含んだアイテムを何種類かご用意する予定です。」
「ディスプレイ担当のチームも有松入りしました。
大名古屋展の当日、会場のディスプレイに沢山のアイデアが盛り込まれる予定です。
どうぞお楽しみに!!」
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いかがでしたでしょうか?
さすが愛知や名古屋の歴史に長けているスタッフだけあります。
「古城」を巡りランニングする人はたまーに聞きますがー、
彼のように「古墳」を巡りながらランニングしている、というのは前代未聞。
近年、名古屋市内に「古墳群ミュージアム」が出来たのも、彼の影響だという噂もあったりなかったり笑
今回はここまでです。
次回もぜひご覧くださいませ!