寒波。
大寒波到来でございます。
例年1月2月が寒さのピークな印象でしたが
25年は12月もそこそこ暖かく、
なんだったらアウターを脱いでウロウロしている方もちらほらいるくらいでしたので
この度の寒波が余計に身に染みるこの頃でございます。
皆様こんばんは、ビームス 神戸、赤松です。
現在41歳、今年で42になる年齢でアパレル業界歴3年。
まだまだお勉強が必要なおじさんフレッシュメンでございますが、
入社当時のわたくしはと申しますと
【大人が着る大きな服】
を掲げて超オーバーシルエットの洋服を楽しむ日々でした。
AH.Hで有名なスタイリスト、長谷川氏が大好きで自社の商品でもAH.Hを冠した商品は集めていましたし、
氏が他社のブランドを担当しだした時も全型全色買いするくらい好きで
そのスタイルにparaboot(パラブーツ)のようなぽってりとしたレザーシューズを合わす事で
これが私の大人が着る大きな服の定義です的な考え方だったように思います。
そんな大きな赤松でございましたが
現在では何故かネクタイ選びに苦悩するようなスタイルに変貌を遂げており
今では毎月少しづつ、古めな雰囲気のする幅の広いネクタイを集めるようになりました。

大変楽しくネクタイをしながら働いておりますが
ひとつネックになったのは
スキンヘッドのおじさんがネクタイを締めてカジュアル店で働いていると、どうも偉い人がいるものだの勘違いされるようで
他店から若い方が店立ちにいらっしゃるとこちらに駆け寄ってきては
「お疲れ様です。◯◯店の△△です、よろしくお願いいたします」
と勝手に上層部と勘違いされ、異様に丁寧に挨拶される事態が多発し始めたので
「お疲れ様です。神戸店、アルバイトの赤松と申します」
と所属店舗だけでなく雇用形態まで明かすという謎の自己紹介になり
「えっ!?アルバイトなんですか!?」
までが1セットになったこんにちでございます。
もういっそのことむっちゃ偉い人のふりをして
「おうお疲れさん!今日はありがとうな、頑張ってな!」
的にいったろうかなと思う事もありますが
嘘がバレた時に猛烈痛い41歳になるなと思い
一旦保留にしています。
さておき、そんなわたくしが何故ネクタイを締めるようなスタイルにまで変化したのかと申しますと
時は大きな赤松時代、さきほど申し上げたパラブーツのレザーシューズを購入した事がきっかけだったように思います。
名作ランス(ローファータイプ)を購入したのですが生まれて初めてのローファーに
「私はなぜ幾年月もこんなに格好いいシューズを履いてこなかったのだろう」
と感銘を受けたのが原初の衝動で、
更にはビームス入社時、ドレスセクションもある複合店に配属されたこともあり
革靴に詳しいスタッフが身近に数名いたお陰で日頃から話をする環境があったので
色んな革靴のお話を聞いて少しづつ手持ちの革靴が増えていったという経緯がございます。
そこから諸々あって1920〜1930〜1940〜くらいのアメリカやイギリスのスーツスタイルっぽいものに強く惹かれることとなり
ネクタイやシャツへの関心が増したのですが
このタイミングで更に革靴愛もより強まった感もありました。
男性ものの革靴は特に単価が高く
購入には慎重になりますしそんなに何足も買い足せるものではありませんが、
その分 身につけた時の気分の高まりもまた格別なものです。
当時はイタリア、フランス、イギリス、アメリカなどと特に考えもせず
その時々で好きなものを集めていたので
何足か集まってきた現在、振り返ってみると割と節操のないラインナップになった感も否めませんが
総じてあまりノーズ(甲からつま先にかけての部分)が長くない、比較的カジュアルな印象に繋がりやすいものが好きなように思います。
パラブーツ
バーウィック
クロケット
パラブーツ
ウエストン
オールデン
クロケット
オールデン
多分この順番だったような。
途中でジャコメッティやボナフェなどのイタリア勢に心ときめいた時期もありましたが
私には少々エレガント過ぎるんじゃねぇかと
着手にはいたらずといった具合。
ある程度になってくるお話も少々できるようになり、たまに先輩たちとお話をさせてもらったりもしますが
ドレスの先輩たちはほぼ例外なく私の2倍3倍という果てしない足数を保有している人ばかりなので
革靴の話というよりも資金繰りについてご教授いただきたい所でございます。
初心者の私はいわゆる【名作】と呼ばれるようなメジャータイトルのものがほとんどで
まだまだあまり凝った事はわかりませんが
そんなビギナーなわたくし、
皆んなの味方のビギナーな赤松
皆んなのビギナー赤松
皆んなビギナ松
ビギナ松
皆んなの赤松!
皆んなの赤松!!
そう、皆んなの赤松だからこそ
革靴デビューに頭悩ます紳士淑女の皆様にわかりやすくお伝えできる事があるのではなかろうかと思い今回執筆に至った次第。
専門の人たちのブログは専門用語が多過ぎて少し難しかったりしますので
カジュアルな切り口から楽しさをお伝え出来るのではと思った訳でございます。
そしてカジュアルもドレスもアメトラも全部好きなんですみたいな私だからこそ感じた
ビームスのすげー所、ありがたい所は
有名どころの革靴がほとんどセレクトされているという所。
色んなジャンルが抑えられていて
ヨーロッパ系のエレガントなものから
BEAMS PLUSのようにアメリカノリに特化したものなどの棲み分けがハッキリしているので
こんな格好がしたいのでどんな靴がいいですかという方にはそのスタイルに向けてわかりやすく取り組めますし
何から入ればいいかわからんという方には
まずはこのお値段のこれくらいから入ってみてはどうでしょうという提案が叶う訳でございます。
百貨店にいけばそこそこ似たような状況かもわかりませんが洋服と一緒にスタイルまで考えられるというのは中々大きな要素だと思います。
そんなこんなで革靴ビギナーの私が
数ある有名な革靴たちの中で、色んな先輩方からお話を聞きつつ実際に購入して
「なるほど、こりゃ堪らん」
とうなった名作を、ビームスの販売ラインナップの中からご紹介させて頂こうではありませんか。
現在わたくしはアメリカやイギリスのものにときめいていますので、いささかフランス勢のものは出撃回数が減ったものもございますが
自分の中での流行りを除いても格好良いと思える物ですのでしっかりお伝えできれば。
とりあえず長くなってまいりましたので
後編に回したいところですが一足だけ。

J.M. WESTON
価格:¥156200(税込)
商品番号:21-32-0206-778
こちらはフランスのブランドで
この型のローファーはビームスでも100名品扱いになっていますね。
超大定番であるとともに令和の今でも損なわれない、完成された美しさを兼ね備えたモデル。
現行の生産でノーズの短いローファーは
オールデンのものが多かったりする印象ですが
入社当時は全く入荷がなかったものですから代わりに何かないかなと探していた時に先輩に教えてもらったブランドでした。


この短めのノーズにスプリットトゥと呼ばれる割れた先端のようになったデザインが非常に洗練されつつもキレイ過ぎず
更には非常に滑らかなカーフで作られており
カジュアルからスーツスタイルの人まで幅広く愛されています。
私の持つイメージだと少し小さめに選ぶ人が多い印象で、履いてる人は割とコンパクトな足元になっている事が多いのではないでしょうか。
というのも靴紐のないローファータイプの靴は甲と踵でしか足をホールドできないので
このノーズが短いデザインであるという事(足を固定する面積が少ない)と
ライナー(靴の内部)に使われているレザーも非常に滑らかな為、サイズが少しでも大きいと非常にすっぽ抜けを起こしやすくなる為だと思います。
そしてこちらのブランドは【修行】というワードも非常に有名で
幅広、甲高が多い日本人に全く寄り添ってないラスト(革靴をつくる時の木型)である為
革が足に合わせて馴染んでくるまで強烈な締め付けを喰らう人がかなり多く、
私も初めて先輩から聞いていた時は
「何をそんなに大袈裟な」
と思っておりましたがちゃんとマジでした。
私の初日は3時間で音をあげたほどです。
ちなみに私の足は25.5〜26㎝、右足が少し大きく両足ともにやや幅広、やや甲高のTHE日本人足。
ウエストンのサイズは6.5D。
それからしばらくは修行として痛みに耐え忍んだり
専門店に行って上のサイズを履いてみたりしましたがやはり私の足には6.5D。
7にすると新品の時点で時にスポっとなってしまう感じでした。
(内側のレザーも滑らかな為滑りやすい、ヒールカップ(踵)の部分も緩めなデザインなため余計に)
ちなみのちなみに私は修行になりましたが
ほとんど痛くなかったという人もいらっしゃいます。
相性の部分はかなりあります。
ちなみのちなみのちなみに私は途中で限界を感じ、手放すくらいまで悩んでいた時期もありますが
この格好よさを何とか自分のものにしたかったので
ストレッチャーと呼ばれる革靴を拡げる機器を用いて伸ばして
今では一日履いて仕事もできる程になっています。
余談ですが私含めた周りの人たちはDウィズで少しぽってり履くのが好き派が多いですが
Cウィズでシュッとさせたいですみたいな人もいました。
ここに関しては正解不正解はなく、お好きな方で。
ちなみに私もどちらがいいか検証しましたが
私はぽってり気味のDウィズ派。
ここまで書き終えてみてなんだか
メリット2
デメリット8
くらいになってしまっておりますが
このデメリット8を余裕で回収するくらい格好良い。
皆様よろしいですか。余裕で回収しますよ。本当です。
またご相談くださいませ。
近々続編にてオールデン、クロケットもご紹介しますね。
フォローいただきお待ちくださいませ。
ビームス 神戸 赤松

















































































