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【中村ノート】COLOR編と質問

こんばんは小林です。


ディレクター中村のトレンド解説「中村ノート」


前回までは【ITEM編】【KEYWORD編】をお送り致しました。



本日は【COLOR】です。


是非「お気に入り」で何回もチェックして下さいね。





では参ります!




【MONOTONE】


継続してトレンドですが、グレイッシュなニュートラルトーンなど、柔らかいカラーが出てきているのが小さな変化だそうです。





【NEUTRAL COLOR】


オフホワイトやナチュラルカラーの色は、この春夏も注目のカラーとの事です。



【YELLOW】


前回の春夏から出てきたカラーですが、次の春夏もイエローは注目のカラーです。

鮮やかから落ち着いたトーンまで幅広くございます。



【ORANGE】


オレンジはブラウンやベージュと相性抜群です。

今シーズンは、ブラウンやベージュのアイテムに、オレンジを用いるコーディネートがオススメとの事です。


【BEIGE】


サンドベージュから濃い目のベージュまで

イタリアのメーカーは「ビスコッティ」カラーがトレンドと言われているようです。

ビスコッティ=ビスケットカラー


【BLUE】


今期は3トーンのブルーがトレンドです。



ロイヤルブルー。

ターコイズブルー


パウダリーブルー




ブルーはこの3つ。
重要です!



【OLIVE GREEN】


オリーブグリーンは、濃いオリーブよりも薄めのオリーブに変化しています。





【GREEN】


グリーン系も多く出てきています。



「ミディアムトーン」のグリーンが出てきています。



「ミントグリーン」と呼ばれるようなカラーも出てきたりと、高彩度、高明度のカラーが出てきているそうです。







以上で【COLOR】編終了です。




ここから各店スタッフからの質問に参りましょう。



Q.「スーツで明るいブルー系がトレンドですが、どのような流れですか?」



A.「色のトレンドです。生地のトレンドって必ずあって、多くのサプライヤーが、明るいブルーの生地を提案しているのが要因です。」





Q.「4つボタンのジャケットのタイドアップする際の注意点は?」




A.「4つボタンのジャケットはカジュアルになるので、ドレッシーなVゾーンは合いません。ボタンダウンシャツにニットタイなどカジュアルなVゾーンがオススメです。」



Q.「サルトルックのディテールの流れは落ち着いているのでしょうか?」




「サルトルックディテールはやや出尽くしていて、"その更に先を"という感じでありませんが、しかし、決してサルトルックが古臭いという訳ではありません。春夏なのでその傾向が顕著というのも要因の一つだと思います」





「1つ目の質問のスーツ生地のトレンドカラーとネクタイのトレンドカラーは、コーディネートでリンクするのですか?」




「リンクしません。ネクタイメーカーは、スーツのトレンドはあまり関係無く、ネクタイのトレンドとして提案していて、あなたが合わせて下さい!というスタンスが大きいのです」




以上【中村ノート】でした。



3日間に渡りご覧頂きありがとうございました。

トレンドを網羅した【中村ノート】

是非「お気に入り」して何回もご覧頂き

春夏のお買い物の参考になれば幸いです。





それではありがとうございました。






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【中村ノート】KEYWORD編

こんばんは小林です。



ディレクター中村によるトレンド解説【中村ノート】



前回は【ITEM編】をお伝え致しました。




永久保存版です。

是非「お気に入り」して何回も見返して下さいね。




では


【KEYWORD編】参りましょう。







【MADRAS CHECK】



前回に引き続きマドラスチェックが注目されています。

ヨーロッパのサプライヤーはほとんどリアルなインドマドラスは使わないそうです。




コチラはマドラスを現代的に仕上げたマドラス風のチェック。モノトーンのマドラスなんてモダンで非常に洒落てます。




21年春夏の特徴は、落ち着いたトーンのマドラスが多いです。色の変化が大きなポイント。








【GLEN PLAID、HOUND'S TOOTH】



ヘリテージな柄が多く出ていますが、最も注目すべき柄が「グレンプレイド」




グレンプレイドに関しては、特に大柄が多いのが特徴。



同じクラシックな柄で「グレンプレイド」と同じくらい「ハウンドトゥース」にも注目です。


【STRIPE】



ボールドなどの大きなストライプが多く、鮮やかな色が多いのが特徴ですが




BEAMSではやや落ち着いたトーンに落とし込んでいます。








【LINEN】


非常に重要なキーワード。

ピュアリネンやリネン混など様々なアイテムを展開しています。


シワ感が出てはっきりリネンと分かるモノが

今の流れです。






【TECHNICAL FABLIC】


機能的な素材のテクニカルファブリック。

<LORO PIANA>や<ZEGNA>など高級生地メーカーさえも提案しています。


BEAMSでは多くは展開はしていませんが、

このような素材は、今後どんどん増えていくとの事です。



【UPDATED MILITARY】


古着好きな方などがリアルなミリタリーを着用し広がっていく過程で、より時代にマッチしたミリタリーアイテムが出てきています。



ディテールや雰囲気がミリタリー由来で、綺麗なシルエットのトラウザーズに落とし込まれているアイテムが多くあります。



本物感を出しながら、現代的にアップデートされたアイテムです。








【AMERICAN TRADITIONAL】



アイビー、プレッピー、ブリティッシュアメリカンのキーワードが21春夏も重要になっていきます。



チルデンセーターやピケのパンツ



パッチ&フラップポケットのブレザーなど、アメリカのディテールのアイテムが注目されています。



全身アメリカンではなく、あくまでコーディネートの要素として加えるのがオススメです。



【REFINED RESOST】


上質なリゾートスタイルが継続したトレンドです。

軽い素材感であったりとか、リラックスしたシルエットのアイテムに注目しています。







【RELAX FIT】


体に沿うピタピタなタイトフィットはアウトオブトレンドとの事です。



ビックシルエットの流れもありますが、あくまで「体を締め付けない」フィット感をリラックスフィットと捉えています。








【TAILORED SUITS TRENDS】


ビジネススーツは普通のモノを普通に着るのでビジネススーツのトレンドはありません。



ビジネススーツ以外のトレンドでは、ライトグレーに注目しています。特にモヘア混は多く出ています。




またブルー系では、青みがかったネイビーカラーが出てきています。

服装規定で問題なければ、このようなカラーがオススメです。


またブラウン系では、シアサッカーやリネンなど、ウール以外で多いのが特徴です。



ウエスタンシャツやポロシャツなどを合わせてカジュアルに着るスーツとして、重要なアイテムになっています。







【TIE TRENDS】



ネクタイは明確なモノが2つあります。



先ず間違いないトレンドとして「ネイビー×ホワイト」の2トーンカラー。

画像の大柄以外にも様々な柄でお取り扱いしています。



そして明確なトレンドがもう一つ。

ジャカード織りのプリント風の柄です。

プリントに比べて光沢感があるのが特徴です。




そしてトレンドカラーを取り入れたネクタイをご紹介。



「ゴールドカラー」

アクセントでゴールドを取り入れています。




「グリーン」

オリーブやくすんだカラーなど、様々なグリーンがあります。




「オレンジ」

明るいオレンジやアクセントで取り入れたり様々なトーンがあります。




「ピンク」

メンズドレスでは珍しいピンクもネクタイで展開されています。






このご時世でこれだけネクタイを仕入れているのは他にはないです。


ネクタイお探しなら是非ビームスへ。




以上が【KEYWORD】の説明です。




次回は【COLOR編】です。



是非フォローしてお待ち下さいませ!




それではご覧頂きありがとうございました。







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【中村ノート】ITEM編

こんばんは小林です。



世間では「中村教授」として親しまれている

メンズドレス界のプロフェッサー。




ディレクター中村です。


シーズンのはじめに来季のトレンドを網羅した「中村ノート」を作成し、スタッフへ向けて行われる説明会があります。





今年はリモートで。


素晴らしい内容で非常に勉強になりましたので、ブログにて復習させて頂きます。






2021年春夏の<中村ノート>

はじまりはじまり〜




まずは、トレンドのITEMにフォーカスです。

こんな流れや傾向がありますよ。





【BORDER】




半袖、長袖、太、細、ビッグ、タイト。BEAMS史上1のバリエーションがでご用意しています。




あらゆるバリエーションでご用意していますので、きっとお好みのモノに出会えるはずです。




投稿でもボーダーを使ったコーディネートのご提案を沢山させて頂きます。





【DOUBLE BREASTED】




ジャケットの傾向としてダブルジャケットが挙げられます。




中でも4つボタンのタイプが出てきています。

(画像左の)上掛けタイプや、(右の)下掛けタイプ。また、タイトやワイドなど様々なシルエットが出てきています。



ちなみに


4つボタンは6つボタンに比べるとカジュアル感(スポーティさ)が増します。

タイドアップでも問題ありませんが、ニットのスタイリングがより相性としては良さそうです。




ここで豆知識。



今ではベーシックな6つボタンですが、実は90年代から出てきたモノなんだそうです。

それ以前(80年代)までは、4つボタンが主流だったそうです。



「へぇ〜〜」




4つボタンのダブルジャケットは、まだまだ小さなトレンドです。

なので、6つボタンが古い訳ではありませんし、4つボタンじゃなきゃダメだ。という訳ではありません。






【MILITARY SHIRTS】



カットソーやニットに軽く羽織るような、CPOシャツの夏バージョンのようなイメージです。




2ポケットのミリタリーディテールです。

フィッティングも、ゆったりからタイト、リアルなモノまで様々あります。




お好みに合わせてお選び頂けますが、パンツのインをする着方はNGです。



 

【SHORT BLOUSON】



着丈の短いブルゾンです。長くても、ヒップの真ん中くらいにくる着丈のブルゾンを指します。




近年は軽快なスタイリングが多く、その流れとしてショート丈のブルゾンが多く出てきています。




サファリジャケットなどの軽快なブルゾン類のトレンドの流れから、今はショート丈のブルゾンが注目されています。





【RESORT SHIRTS】


上質なリゾートスタイルが継続してトレンドです。オープンカラーやカプリシャツは相変わらず流れとしてあります。



そこにプリントをのせたモノも多く出ています。

柄に関しては次回のパートでご説明致します。





【WESTERN & WORK SHIRTS】

カットソーやニットの勢いがある中、ウエスタンやワークシャツなどのディテールがあるモノは人気があります。


1枚で着ていただく他、ジャケットやカジュアルなスーツのインナーに合わせる着方もオススメ。


今年の春夏は、スーツにウエスタン(ニットタイなど)のMIXスタイルの着こなしに注目です。


【PREMIUM T-SHIRTS】


軽いジャケットにカットソーを合わせるスタイリングが非常に多いです。

そんな中BEAMSでは素材にこだわったアイテムを展開しています。


様々なシルエットのモノがありますが、タイトフィットは無く、レギュラー〜ワイドのシルエットで展開しています。


【RELAX JACKET & SUITS】


「ゆったりしたシルエット」と「素材やディテールのコンフォート感」の2つの意味合いがあります。



<LARDINI>のEASY WEARが非常に人気ですが、様々なブランドで提案されています。






【BALCOLLAR COAT】


継続した流れですが、春夏らしく裏地無しの軽いバルカラーコートを展開しています。


インナーにニットを合わせて、ジャケット代わりとして合わせて頂きたいとの事です。



コチラのマドラスチェックが中村イチオシ。



スーツやジャケットに合わせても良いですが、カジュアルにも着る80年代のフレンチスタイルがオススメです。






【TRENCH COAT】


バルカラーコートと同じ流れですが、軽く羽織れるトレンチコートが出てきています。



軽いスエードのトレンチコートです。

コチラがディレクター西口オススメアイテム。


軽い仕立てでカジュアルにも使えるバルカラーコート、トレンチコートがトレンドになります。







【POLO】


リゾートスタイルの流れにより継続してPOLOがトレンド。

今シーズンは綺麗な色を沢山展開しています。


非常に豊富なカラーバリエーションです。

綺麗な色のポロシャツに軽いジャケットのスタイルが注目のスタイリング。






【FIVE POCKET】


501の様なややゆとりのあるシルエットが主流ですが、今シーズンはやや細めなシルエットが出てきています。


<PT TORINO>の細身のデニムなどは非常に好評頂いています。


また、ホワイトデニムが出てきているのも傾向と言えます。


特に<AUBERGE>のコチラ

80年代にLEVI'Sの505や519で流行ったピケのナチュラルカラーデニムがイチオシとの事です。

すでに入荷していますので是非お早目に。






【SUMMER SLIP-ON】


様々なサンダルが出てきている中、スリッポンが注目されています。





色々なテイストのスリッポンがバリエーションとして増えています。


大人が履けるスリッポンに仕上げた別注アイテムを展開しています。


【MESH BELT】


ベルトレスの流れから、ベルトループ付きパンツが見直させています。



という事で、カジュアルなスタイリングに合わせるメッシュベルトがリバイバルしています。



また、この様なエラスティックのベルトにも注目されています。

ベルトで、ウエストの雰囲気を変えて行くのが流れとしてあります。





【ITEM編】は以上です。



次回以降は【KEYWORD】【COLOR】についてお伝えさせて頂きます。




それではご覧頂きありがとうございました。





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