【やちむんへの思い】 山田真萬①

2020.09.07


初めて沖縄に行ったのは20年ほど前か...


確か何の情報も収集せず

得意の行き当たりばったりで行ったこと憶えている。

それから数年かけて何度か通い

沖縄の海・山もそうですが自然の強さと

時間の流れかたや人の良さに魅せられたというべきでしょうか。

まるで異国のような...。


もちろん繋いでくれたのは『やちむん』。


まだまだ知識は乏しいけども色々な作り手と会って話すことで

人柄と思いを知り虜になっていく。


僭越ながら「山田真萬」さんはその一人。

尊敬するFennicaレーベルのディレクターを通じて知るのですが

2006年フィンランド[ARTEK]で開催された

『BEAMS EYE』というエキシビションに合わせ訪れた際に

出品されていた真萬さんもいらっしゃり会食も含めご一緒した

至福の時間がありました。


それ以降、沖縄行きの際は真萬さんの自宅兼工房に伺い話をし

手に入れた器の中で少しずつ買い足しているモノがあります。

写真のマグカップがそれです。


はじめはカミさんの分と2つ。


それ以降巡り合えば買い足していて今はこの状態...

ふたりの生活にはやや多いのですが来客をもてなす際には喜ばれます(笑)

真ん中の絵付けはカミさんのモノ。

大きな仕事を終えた褒美として渡した想いもあり大切にしています。








そうなると私個人のモノが欲しくなり色々考えているときに真萬さんのもとで

作陶していた谷口室生さんの室生窯のこのカップが目に留まる。






また増えそうな...


やちむんを通じて想いは繋がっていく。