伊太利亜 革靴

2020.05.01

皆様お元気でしょうか?僕は元気です。


では今日はこちら。




〈Enzo Bonafe〉の靴がなぜ良いのかをお話し、したいと思います。


まず皆様ご自身の足をご覧ください。


人差し指からかかとの中心まで想像で線を引いて下さい。


上から見て左右対象でないのがわかると思います。


くるぶしの位置も内側と外側では高さが違うのが分かると思います。


当たり前なのですが人間の体は直線が一か所もなく、左右も非対称なのです。


直線が無く、非対称な足に、元々は平面の革を如何に立体的に作れるかが、その工房の技術力やコストを如何に掛けれるのかによってきます。



〈Enzo Bonafe〉


PAGANINIセミブローグ


価格:¥125,000+税


商品番号:21-32-0095-302


まず正面から、親指と小指の厚さが違うのに合わせて、靴の内側が高く外側が低く作られているのがわかると思います。




横から、爪先は高さが低く抑えられ、甲が収まるジャーレース部分で急激に高くなっているのが分かると思います。

あまりコストが掛けられない靴はここのラインが直線的です。



内側のウエスト部分も土踏まずを、サポートする様に絞り込まれてます。




これは靴の美観に関わることですが上から見てコバが殆ど見えません、この事によって非常にスマートな印象が作れます。




ウエスト部分を上から見た所です、少し解り辛いですが内側がほぼ垂直になっているのに対し外側は内側に倒れて作られてます。

この事によって足のホールド感が高まります。



かかとも同様で内側と外側のカーブか変えて制作されてます。




ソールと裏側、もちろんチャネルソールで縫い目が見えなくなっています。

足に合わせて靴がカーブしているのが良く分かると思います。



黒はソールを真っ黒に塗るカラスと言う仕様になっております。


少し駆け足ではありますがエンツォボナフェの靴の良さが伝わったかと思います。


きちっとお手入れをされ、修理をすれば10年でも履けます。

決して高くないと思います。


今日はここまで。


ゲートタワーモール3階でお会いできる日を楽しみにしております。


有地