〈EDWARD GREEN ②〉Kusano Lab Vol.10

草野 将志 2024.03.03

当ブログ"Kusano Lab"は、洋服を紐解き・研究・ご紹介していくものです。

※時代性のあるクラシックファッションとして、私自身の主観強めのブログになっております。よろしければご一読ください。


今回は私物の〈EDWARD GREEN〉をご紹介します。

尚、以下の内容は私なりに調べ、整合性をとった情報です。しかし、一部ネットなどにあるものと違う可能性がありますので、その点はご了承ください。


前回に引き続き〈EDWARD GREEN〉についてお話します(前回の内容はこちら)

シングルモンクの《TROON》です!

ラストは32。通称『DOVERラスト』です。

特筆すべきは製造された年代。

金枠内に『MADE BY』の表記。

80年代以前の製造の特徴の1つです。

サイズ表記は窓なし、ライニングに直接記載。

こちらも旧工場製の特徴の1つです。


アウトソールにはブロック体で『MADE IN ENGLAND』の刻印。

これは見えづらいですね。笑

筆記体での刻印だと、90年代の新工場製だそうです。

〈EDWARD GREEN〉は1990年代に〈JOHN LOBB〉(正確にはエルメス)によって買収されました。それに伴って、製造工場も変わっています。

買収前の旧工場で製造された物を旧工場製や旧エドワードグリーンと言ったりします。

旧工場製の物は革質が良いんです。


きめ細かく、しっとりモチっとした質感。

触ると手に吸い付くような感覚です。

これは推測ですが、良いのはアッパーだけではなく、ソールの革質も良いと思います。


ソール交換や修理をしたような形跡はありません。

しかし、つま先の減りが少ないんですよ。


小ぶりな金バックル。大好物です。笑

踵もギュっと掴まれているようなフィット感です。

これが緩いと気持ち悪く感じてしまいます。


《INVERNESS》同様、土踏まずの持ち上げも良い感じです。




写真左の《TROON》はサイズ7.5。写真右の《INVERNESS》はサイズ7。

トゥに装飾のない《TROON》はノーズが長いと間抜けに見えてしまうので、細さもありながら、ノーズが控えめな32ラストは相性が良いと思います。


スタイリングと共に。


この日はキャバルリーツイルのスーツに合わせました。

控え目に言ってお気に入りの1足です。

古い靴ですが、長く付き合っていけるよう手入れもこまめにしていきますよ!


今回は以上です。

次回もお楽しみに!


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