<Olafur Eliasson × TOKYO CULTUART by BEAMS> コラボレート商品販売のお知らせ
2020.07.24

BEAMSにてアート、デザイン、カルチャーを発信するレーベル<TOKYO CULTUART by BEAMS(トーキョー カルチャート by ビームス)>は、デンマーク・コペンハーゲン出身の現代アーティスト、Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)の理念に共感し、2020年6月9日から東京都現代美術館で開催中の展覧会『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる(Olafur Eliasson: Sometimes the river is the bridge)』に合わせて、作家とのコラボレート商品を販売します。
アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで国際的な評価を得てきたオラファー・エリアソンは、同展覧会にて再生可能なエネルギーへの関心と気候変動への働きかけを、作品を通じて表現しています。
今回のコラボレート商品開発は、1人あたりの使い捨てプラスチックの廃棄量が世界2位の日本※において、オラファー・エリアソンからのリクエストにより、ペットボトル再生原料を使用したリサイクルポリエステル糸100%のシャツに、環境負荷や人体への影響が強いとされるPVC(ポリ塩化ビニル)を不使用のインクで、本人のメッセージをプリントしました。グラフィックデザインはアートディレクター、Peter Stitson(ピーター・スティットソン)が担当しています。
本プロジェクトは、オラファー・エリアソンの理念や展覧会がより多くの方々に認知されることを目的に、東京都現代美術館のミュージアムショップ「NADiff contemporary(ナディッフ コンテンポラリィ)」と連携した、スタジオ・オラファー・エリアソン公認の取り組みです。
※『Single-use Plastics: A roadmap for sustainability』(国連環境計画/UNEP 2018年)
<Olafur Eliasson × TOKYO CULTUART by BEAMS>コラボレート商品
ペットボトルを原料としたリサイクルポリエステル糸100%でカットソーやニットを製作する、新潟県にあるファクトリーブランド<G.F.G.S.>のボディを使用。Tシャツより肉厚で、ハリと伸縮性のあるカットソー素材は独特な表情です。
またグラフィックは、オラファー・エリアソンからのメッセージ2種を、ロンドンベースのアートディレクター、Peter Stitson(ピーター・スティットソン)がデザイン。PVCフリーのインクでプリントしています。
My non-human friend survived the sixth extinction and all I got was this stupid T-shirt
(6度の大絶滅を生きながらえた“非ヒト動物”の友達からのお土産は、このつまらないTシャツだった)
Color:WHITE、BLACK
Size:2(S)、3(M)、4(L)、5(XL)
Price:¥12,000円(+tax)
Remember when glaciers were cool?
(氷河ってクールだったよね?)
Color:WHITE、BLACK
Size:2(S)、3(M)、4(L)、5(XL)
Price:¥12,000円(+tax)
- 発売日
- 2020年7月25日(土)
- 販売店舗
- NADiff contemporary(ナディッフ コンテンポラリィ)
トーキョーカルチャートby ビームス
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【展覧会情報】
- タイトル
- 『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる(Olafur Eliasson: Sometimes the river is the bridge)』
- 会場
- 東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
(東京都江東区三好4-1-1)
- 会期
- 2020年6月9日(火)〜9月27日(日)
※休館日:月曜日(8月10日、9月21日は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)
- 開館時間
- 10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
プロフィール
Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)
1967年、コペンハーゲン(デンマーク)生まれ。現在、ベルリンとコペンハーゲンを拠点に活動。アイスランドとデンマークで生まれ育ち、1989年から1995年までデンマーク王立美術アカデミーで学ぶ。1995年、ベルリンに渡り、スタジオ・オラファー・エリアソンを設立。スタジオは現在、技術者、建築家、研究者、美術史家、料理人等、100名を超えるメンバーで構成されている。2014年、建築家のセバスチャン・ベーマンと共同でスタジオ・アザー・スペーシズを設立。
光や水、霧などの自然現象を新しい知覚体験として屋内外に再現する作品を数多く手がけ、世界的に高く評価されている。テート・モダン(ロンドン)で発表した《ウェザー・プロジェクト》(2003年)やニューヨークのイースト川に人工の滝を出現させたパブリックアート・プロジェクト(2008年)等、大規模なインスタレーションで広く知られている。近年は、電力にアクセスできない地域に住む人びとに届けられる携帯式のソーラーライト「リトルサン」(エンジニアのフレデリック・オッテセンと共同開発)や、グリーンランドから溶け落ちた巨大な氷を街なかに展示することで人びとに気候変動を体感させる「アイス・ウォッチ」(地理学者のミニック・ロージングとの共同プロジェクト)といった社会的課題をめぐる取り組みにも力を注いでいる。
日本での主な個展は原美術館(2005年、東京)、金沢21世紀美術館(2009-10年、石川)がある。
Peter Stitson(ピーター・スティットソン)
ロンドンを拠点にするアートディレクター。デジタル/プリントメディア、ファッション、ライフスタイルと幅広い領域で活動中。デジタルではFarfetchやThe Outnet、Marks & Spencer等でアートディレクターとしてオンライン上のUI/UXで構造から写真やタイポグラフィ、レイアウトまで包括的なディレクションを行う。プリントではDazed & ConfusedやConde Nast Britain、Financial Timesでアートディレクターとしての経験を持つ。 現在、イギリス法人BEAMS & COのクリエイティブディレクターとして活躍中。