我喜屋位瑳務 個展 『GUNIEA MATE』 をBギャラリーにて開催
2020.10.02
「Bギャラリー」では初となる、我喜屋位瑳務の個展『GUNIEA MATE』を開催します。
我喜屋はイラストレーターとして活躍する一方で、美術館での展覧会や芸術祭に参加するなど、アーティストとしての活動を続けています。
沖縄県で生まれ育った我喜屋は、沖縄に残るアメリカ文化の名残に影響を受けており、彼が創り出すイメージは、戦後アメリカのホラー、SF映画やアメコミが持つ世界観を感じさせます。
今回の展覧会タイトル『GUNIEA MATE』とは、実際には存在しない架空の概念です。
我喜屋はこれまでも成熟した現代社会のなかで無数の価値観と大量の情報の中で暮らす私たち自身の姿を映し出してきましたが、今回の展覧会では私たちが現代社会を生きていくうえでのそれぞれの個人的な信条を、宗教や信仰とは似て非なる概念『GUNIEA MATE』として提案し、『GUNIEA MATE』する人々を描き出します。
我喜屋はペインティング、ドローイング、コラージュ、インスタレーションなど多様なメディアを使用して作品を制作しますが、近年我喜屋は油彩作品の制作に意欲的に取り組んでおり、今回の展覧会では、パソコンを使ったデジタルコラージュを元に描く油彩作品の新作を中心に展示を構成します。
キュレーション:アートアンドリーズン株式会社 佐々木真純
- 開催期間
- 2020年10月9日(金)- 11月1日(日)
※期間中無休
- 開催店舗
- Bギャラリー(ビームス ジャパン5F)
我喜屋位瑳務
沖縄県沖縄市出身、東京都在住。イラストレーターとして活躍する一方で、美術館での展覧会や芸術祭に参加するなど、アーティストとしての活動を続ける。沖縄県で生まれ育った我喜屋は、沖縄に残るアメリカ文化の名残に影響を受けており、彼が創り出すイメージは、戦後アメリカのホラー、SF映画やアメコミが持つ世界観を感じさせるとともに、多様なメディアを使用することで紡がれる様々な時間と場所が混在したイメージ、成熟した現代社会のなかで無数の価値観と大量の情報の中で暮らす私たちの姿を映し出している。