2020.04.14
80’s NYを象徴する音楽家・チェロ奏者、アーサー・ラッセルの生涯とその音楽性を丁寧に紹介したドキュメンタリー・ムービー。 若かりし頃チェロと出会ったアイオワ時代から、60年代後半ヒッピーカルチャー全盛のサンフランシスコ(アレン・ギンズバーグとの出会いもこの時期)を経て、70年代以降NYを拠点に92年で生涯を終えるまで、変化していく音楽性や交友関係を軸にそのミステリアスな人となりが紐解かれていきます。 とりわけフィリップ・グラスやピーター・ズモらも関わったNYのパフォーミングアーツ・スペース「The Kitchen 」での活動から、ラリー・レヴァンがレジデントを務める「Paradise Garage」、デヴィッド・マンキューソの「The Loft」をはじめとするディスコを舞台にしたダンスミュージックの探究、そしてよりパーソナルな音楽性が表れた活動後期の傑作『World of Echo』に至るまでのストーリーはハイライトと言えそうです。