松林 祐真

〈BAL〉のグラフィックTシャツシリーズ。今回は、Tokyo Cultuart by BEAMSより作品集もリリースされている、HIROSHI IGUCHIによるグラフィックがプリントされています。バックには" Infinity "をモチーフとしたデザイン。良いプリント位置です

〈Champion〉別注シリーズから、古着を踏襲した、地域ロゴとミッキーマウスを組み合わせたデザインのプリントTシャツ。レディースアイテムですが、Mサイズなら今っぽいサイジングで着れます。 〈Gold〉のカーゴショーツはリネンのような表情を見せた、コットンシルク。故に涼しいです。©︎Disney

ニューヨーク出身、グランジやオルタナティブロックの文脈で語り継がれる〈Sonic Youth 〉×〈Champion 〉のクルーネックTシャツを着ました。計4型ある今回のリリースのうち自分が着た　"Dirty Bunny"　は、アメリカを代表する現代美術家、マイク・ケリーとのコラボレーションによって生まれたグラフィックTを再現した一枚になります。印象的なデザインですが、色味はシンプルなため、ボトムスや足元を派手にしても違和感なく着れます。 ®︎Sonic Youth 2025. All rights reserved.

デザインも素材も「夏に持ってこい」な〈BEAMS JAPAN〉オリジナルの、オープンカラーシャツを着ました。柄刺繍が個性的ですが、反応染で染め上げた色がシンプルなため、ボトムスを"柄々"させて合わせても問題は無いことでしょう。

明るいカラーリングと野蛮な蛇柄のコントラストが印象的な〈STAR OF HOLLYWOOD〉のレーヨンシャツに、ワイドでストレートなシルエットをもつ〈Gold〉のチノスラックスを合わせました。頭にはサファリハット代わりに〈Orslow〉のアーミーハットを乗っけて、夏らしい気分です。 特に〈STAR OF HOLLYWOOD〉のレーヨンシャツは、テロっとした手触りで着心地最高です。

"テッキー"なパンツに、"テッキー"なグラフィックのTシャツを合わせました。 日本が誇る合成繊維メーカー〈小松マテーレ〉が手がけた生地、〈クールドッツ〉を使用したイージーショーツは、「着てるけどまるで着てない」、そのくらい涼しいです。足元はハイテクはもちろんローファースタイルであえて外してもアリです。 トップスはみなまで語る勿れ、日本を代表する写真家、〈森山大道〉さんが、しばしばモチーフとして使用しているタイツシリーズを特殊なプリント方法で落とし込んだ、近未来的でテクニカルなグラフィックTシャツです。 マイレコメンなセットです！

耐久性と強度に優れたCORDURA®️デニムを使用した〈Gramicci〉の別注バギーショーツに、〈BIRKENSTOCK〉のオーソドックスな型〈LONDON〉の別注モデルを合わせました。 さすがはCORDURA®️、ナイロンのイメージが強いネームですが、その耐久性に対して比較的オンスの薄いデニムも手掛けています。 別注モデルの〈LONDON〉は、ビルケンのアイコニックなボーンパターンを全体に施した特殊な仕様で一癖あります。

"DotAir®️"と呼ばれる特殊なメッシュ素材を使用したBEAMS JAPANオリジナルのシャツと、〈Gold〉のワンウォッシュデニムパンツを使い、上下で異素材感を意識してスタイリングを組んでみました。 夏にいくらでも活躍できるシャツと、ガシガシ履いてボロボロにしたい系のデニムです。