初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。
この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第64回目はこちら
『ショーシャンクの空に』(1994)
監督:フランク・ダラボン
出演:ティム・ロビンス / モーガン・フリーマン / ボブ・ガントン / ウィリアム・サドラー
あらすじ:
冤罪で投獄された銀行員のアンディーは厳しい刑務所の中で希望を捨てずに様々な事を行っていくが……
久々に観ましたが名作ですね。
どんな状況下でも自分を見失わず、やるべき事を淡々とやっていく事は本当に難しい事だと思います。
劇中で重要なキーワードとなる「希望」ですが、主人公のアンディーとそのアンディーと親友となっていくレッドでは解釈の違いがはっきりしています。希望を持つ事で自分を保っているアンディーと何度も希望と失望を味わっているレッド、どちらの立場に立つかによって考え方や感じ方が変わってくるのは本当に興味深い事だと思います。
原作はミステリーの帝王の異名を持つスティーブン・キングですが作品全体を通しても不穏な雰囲気は殆どありませんし、ミステリー要素もあまり感じられません。しかしクライマックスは本当に舌を巻く展開で、流石はスティーブン・キングの原作なんだと思い知らされました。
それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
舞台のほとんどが刑務所の中ですから、もちろん映る洋服は囚人服ばかりです。しかしディティールを見ていくと囚人番号が縫い付けられているだけで、特別な物ではなく普通のワークシャツとワークパンツを着用しています。
ストーリーの前半はヒッコリーの様なストライプのシャツを着ていて、後半はシャンブレーのシャツを着ています。パンツはデニム生地で前後共にパッチポケットのパンツでベルトをしている者もいれば、サスペンダーで吊っている者もいます。寒い時期にはデニムのカバーオールを着たり、アンディーはPコートを着たりしています。
洗濯も自分達で雑にやるでしょうから生地がクタクタになっていって、それを着続けるので本当に体に馴染んでいて格好良く映りますし、そんな着方に憧れます。(絶対に刑務所には入りたくありませんが)
そしてビームス プラスではシャンブレー生地ではなくデニム生地ですが、着用、洗濯を繰り返す事で同じ様な雰囲気になるシャツを扱っています。
こちらです。
ビームス プラス / ニューデニム ワークシャツ
カラー:ブラック、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:11-11-6202-388
シャツ用のウェイトのデニムですがかなり張りがある生地で、縦糸と横糸に違う糸を使う事により着続けた時の色落ちや生地の変化がしっかり出ます。相当育て甲斐のあるシャツです。ディティールは1940年代のシャツをベースに様々なワークのディティールを取り込んでいます。またサイズフィッティングを見直して、より余裕を持って着て頂けるサイズになりました。
かなり完成度の高いお勧めのワークシャツです。
最初に書きましたが本当にライフタイムベストに入れる方も多い名作ですし、自分も何度も観直しているくらいお勧めの作品です。
それでは『ショーシャンクの空に』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ