Pilgrim Surf+SupplyのSS22のルックが公開されました。
店頭には続々と新作アイテムが入荷してきているので、アイテムのイメージソースとなった、今シーズンのテーマアーティストをご紹介します。

SS22はBriget Rileyがテーマアーティストとしてピックアップされています。
Briget Rileyはイギリスの画家でオプアートと呼ばれる表現を非常に得意としたアーティストです。

彼女を説明する前にまず、オプアートとは何かというお話からスタートしましょう。
オプアートとはオプティカルアートの略称で、その名の通り、視覚(Optical)の仕組みや錯覚を利用した表現の一つです。
幾何学模様を多用し、色彩の調整によって視覚的な違和感をオーディエンスに抱かせるような作品が多いというのもこの様式の特徴の一つです。
(昨年のSSシーズンのテーマアーティストであったAnni Albersのパートナーであり、アーティストのJosef Albersはこのオプアートの代表的な作家の一人です。)
幾何学模様と色彩で表現の拡大を図ったバウハウスの作家たちもオプアートの関連アーティストと言えるでしょう。
ロンドンの美術学校を1955年に卒業した後、彼女はイラストレーターとして広告会社で働きます。
初期の作品は典型的な印象派的な作風で具象絵画を作成していたのですが、ジョルジュ・スーラの影響から、視覚・錯覚への探求を始めます。
オプアートの様式を追求するようになってからはモノクロの作品を製作していたのですが、60年代の終わり頃から色彩を取り入れた作品を多く製作するようになります。
均一な直線や図形からなる柄を一部分だけ歪ませるという表現を彼女は作品の中で多く行います。
突然現れる”歪み”によってある種の不穏さとも言える違和感を私は彼女の作品からは感じ、夢中になってしまいます。
特に色彩を大胆に取り入れた作品群が私はお気に入りです。
スーラの影響を思わせる淡く、優しい色彩と歪みの生み出す違和感のコントラストが新鮮です。

(彼女の作品からインスピレーションを受けたアイテム。独特の色や柄が魅力的です。)
作品集を渋谷と京都のお店にそれぞれ置いているので、ぜひ店頭で見てみてください。
Since the Spring / Summer 2022 collection just arrived at our store, I would like to introduce Bridget Riley, the inspiration artist.
Bridget Riley is a well-known op artist.
The style of art that uses optical illusion is called op art. The pieces of op art are often painted in black and white.
However, Bridget Riley has a rich palette. Georges Seurat is the one who left a giant impact on her works.
Like Seurat, Riley seizes art as an optical science.
When you stop by, please compare her experiments and ours.