ご機嫌いかがでしょうか、銀座店の新井です
お休みを沢山頂きまして全く内容が詰められてないのですが、見切り発車でごめんなさい。

たまには残念ながら見映えの薄いスタイリングからの購入アイテムの紹介という、ありきたり過ぎて書いている自分も意識が飛んじゃいそうな回で乗り切らせて下さい。
自分で服を企画して山程作っちゃいましたので自宅はその自作服の山でダンボールにすると10箱とポールで3本分の袖物位でしょうか。どうしてもサンプリングで古着とかで集めた洋服とか自分企画で検証も兼ねて購入した物とか処分出来ないもので。3割位は毎年減らすのですがその分絶対に新しい物が増えてしまうんですよね。完璧に職業病と言えますが。その辺りの滅多に手に入らない変態アイテムもその内ネタで使おうと思います。
最近お店で諸先輩と盛り上がるのは多数派と少数派の論議。仕事できる風に言う人の真似をすればマジョリティとマイノリティって。何でも英語のビジネス用語を使いたがる人っていますよね。ここ数年の私の周りの人でもそんな人が増えました。私はなるべく日本語にしてますね、個人による訳の違いにより意味の取り違いがありそうで。そんな横文字使いがちな人と一緒に仕事して痛い目にあってるので尚更なんですが。
大概に洋服屋でベテラン陣になると少数派の天邪鬼の集まりみたいな感じですよね。でもそんな人達がこっそり愛用してる名品も著名人みたいな人が着ちゃうと大衆化の一途を辿り、言うなれば終わりの始まりになるって事だと。
かなり身に覚えがあるのですが、大衆化しきって廃れてしまっている物がやたらと魅力を感じてしまうのも面白いですよね。
はたしてこの靴はそうなるのか否か。

CROWN/オックスフォード バレエシューズ
カラー:ホワイト、ブラック
サイズ:6,7,8,9,1
価格:¥11,000(税込)
商品番号:21-32-0198-232
ある日にどうしても脚の疲労が取れずスニーカーを履いていたのが合わせ的に気持ち悪くて、惰性で買ってみたのですが予想以上の使い易さ。ありきたりなフランス人のお洒落親父の真似スタイルは先輩方に馬鹿にされそうで避けてました。
この靴ってこれだけで印象が強過ぎてどんな合わせも同じ様な感じになっちゃう。特にジャケットスタイルだとみんな一緒に見えちゃう位。結局そんなアイテムは白髪でお歳を召した伊達紳士が着てるのが1番がカッコイイ。そうなんです、最終的にはキャラで決まりますよね。プロフェッサーアカミネがこの靴を履いててもフランス親父の真似には見えないっすもん。
という感じで言い訳してますが、昔から好きな形の靴なので流行とか無視して履き続ければ自分の物になる筈です。私的には今の雰囲気を考えるとトーンオントーンでホワイトパンツにホワイトバレエシューズ合わせが1番しっくりきますね。
インフルエンサーに触発され購買は洋服業界にとって大歓迎。一過性で終わる事なく紹介する側もされる側も着こなしていく事が大切ですよね。それが何年も何十年も残っていく名品と言われる物ですから。そう言った積み重ねがこの業界が廃れずに残っていく鍵のひとつだと思います。
昔ながらのバレエシューズブランドとかだとお値段も跳ね上がって気軽に買えないご時世。このブランドは正に丁度良い値段設定。色違いでおかわり君しちゃう気持ちもすごく分かります。このデザインは絶対に何年経っても履きたくなる定番だと思いますね。
因みに私はドレスシューズサイズ6前後を履きますが、コチラはぴったりでサイズ7でした。立ち仕事で疲れない様にニューバランスのスニーカーインソールをどの靴でも入れるので今回はサイズ8を買いました。細めで底が不安定に感じたのでその緩和にもインソールが良い仕事してます。
このブログではあまり商売っ気出して商品紹介はしない様にしてるのですが流石に自腹で購入した物は正直に綴ろうと思います。コチラはお値段と使い勝手のバランスが非常に宜しゅうございました。
表題はフレンチプログレッシブを代表するGの出世作。ヒッピーカルチャーの影響を受けながらそのボヘミアン精神に根差したスペーシーサウンドは内宇宙を垣間見える名作。
すみません、単にフレンチ繋がりってだけです。このブランドのバレエシューズスタイルは皆さんフレンチスタイルを真っ先に想像すると思いますので。
最後まで雑な内容ですがさらっと書けて助かりました。
それではダブルポイントキャンペーン期間に銀座でお会いしましょう。
新井
定期投稿水曜土曜の早い時間を予定してます。