2020春夏スタイリング Vol.33

川口 達郎 2020.04.18

皆様、おはようございます。

ドレス担当、川口でございます。


今回は、ドレスなラギッドです。

毎シーズン、プリント技術に驚かされます〈CIRCOLO1901(チルコロ1901)〉のプリントジャージージャケットです。このかすれたようなストライプの雰囲気が、どこか男臭く、色気も放っています。

入荷から今まで、パンツをなかなか見出せずにいました。コーディネートを考えながら眠りにつく毎日、片時も忘れた事はありません。そして、ある晩に全身のコーディネートが降ってきたのです。その晩は、よく眠れました。

〈ORIAN(オリアン)〉のプルオーバーシャツは、リゾートな表情が魅力であると同時に、汎用性や可能性を秘めています。ワークで男臭く見せる為に、ヘンリーネックのTシャツをあえてインナに、そして、大人の上品さを追加する為に、ネッカチーフも入れ込みました。



そして、ラギッドに見せる最大の要素である〈*A VONTADE(アボンタージ)〉のワイドチノパンツです。ジャケットはジャージーですが、見た目の着古したようなメランジ感とかすれ感が、なんともマッチして、ビビビッときました。



本当のワーカー達は、このような高級なブレイシーズは…もとい、あえてサスペンダーと言いましょう。ラギッドって、サスペンダーをしているイメージありますよね。もっといくならキャスケットを被るとか、チャッカーブーツを履くとか、いやいやそこまでは…という方は、ヘンリーネックTシャツを脱いで、リネン混のベルトレスパンツやジーンズ、イージーパンツでも良いと思います。

是非、ご検討下さいませ。

次回も楽しみにしていただけると幸いです。


川口