KIDS LOVE GAITE CUSTOM-ORDER

皆さま、こんにちは。

10月に入って、ようやく秋らしい空気を感じられるようになってきました。暑さに弱い私は、ニットやコートが着られる気候が待ち遠しいです。

そして、今回のブログは季節問わずに1年中履いてしまうシューズのオーダーイベントのご紹介です。




KIDS LOVE GAITE CUSTOM-ORDER

10/4(金)〜10/16(水)


デザイナー・山本真太郎氏が長年のイギリス生活で感じたファッションや音楽・アートなどのロンドンカルチャーと今の東京カルチャーをミックスして2008年秋冬にスタートしたシューズブランド<KIDS LOVE GAITE>。近年ではコム デ ギャルソン オム プリュスとのコラボレーションシューズでも注目されています。

お取り扱いしているメリージェーンシューズは、今ではVermeerist BEAMSには欠かせないシューズとなっています。そんな魅力的な靴、今年もカスタムオーダー会を開催いたします。



お選びいただける革は、新しい革が加わり、ご自身だけの1足をお作りいただけます。



さらに、パイピング・バックル・インソールの色もお選びいただけます。


サイズ展開は22.0cm〜25.5cmまでと、幅広くご用意しております。革の在庫には限りがございますので、早めのご来店がおすすめです。


【オーダー】

<サイズ展開>22.0cm〜25.5cm

<価格>¥110,000-(税込)

<お渡し予定>2025年2月上旬予定



すぐにご購入いただけるエナメルブラック・エナメルブラウンも、在庫わずかですがご用意しております。エナメルのツヤが、ボリュームのある靴を上品にしてくれます。

<サイズ展開>23.0cm〜25.5cm

<価格>¥77,000-(税込)


また、KIDS LOVE GAITEの靴は、メリージェーンの他に、プレーントゥシューズもご用意しております。



丸いつま先が印象的なデザインは、ミリタリーミッキーブーツからインスパイアされたものだそうです。KIDS LOVE GAITEらしいボリューム感があり、メリージェーンとはまた違った雰囲気です。柔らかいクッション性があって、履き心地も良いです。

<サイズ展開>23.5cm〜25.0cm

<価格>¥74,800-(税込)



KIDS LOVE GAITEのメリージェーンシューズはお取り扱いがスタートしてからしばらく経ちますが、そのデザインのかっこよさと履きやすさから、シーズンごとにファンを増やし続けている靴です。

メンズの木型を使っていることで、女性にとってはゆったりとした幅が嬉しいというお声も多くいただいており、あまりに気に入ってしまって、色違いで何足も持っているという方も多いです(私もその1人です)。

ぜひお店でこの素敵な靴をお試しくださいませ。

皆さまのご来店をお待ちいたしております。


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Vermeerist BEAMS では、代引きやWEB決済も承っております。お気軽にお店にお問い合わせくださいませ。

Vermeerist BEAMS 

03-5771-5745

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皆さまのご来店をお待ちいたしております。

松本


〈Kinloch Anderson〉カスタムオーダー会を開催!


海外旅行にしばらく行っていないですが、街を歩くとすれ違うたくさんの旅行者を見て、私もそろそろ以前のように遠くへ出かけたいなと思ったりしています。

いつか行ってみたいなと思っている場所のひとつに、スコットランドがあります。以前「スコットランドに行ったら何がしたいか?」と考えて、地図で行きたい場所に印を付けて・・・なんてことをしていたのですが、その時にやってみたかったことのひとつが【本場でキルトスカートを作る】でした。

色々と調べてたどり着いたのが、〈Kinloch Anderson〉。1868年創業、英国王室御用達の老舗のキルトメーカーです。

「いつか〈Kinloch Anderson〉で自分のキルトスカートをオーダーしてみたいな」と思っていたのが、ご縁があってVermeerist BEAMSでお取り扱いできることになったのが、2年前のことです。


Kinloch Anderson CUSTOM ORDER

5/10(水)〜5/23(火)

オーダー会の開催は今回で3回目となりました。



今回もたくさんの生地をご用意しております。

オーダーいただけるスカートは3型です。


・キルトスカート


伝統的なデザインのキルトスカートです。ウエストはレザーベルトで、調節が可能です。お選びいただける生地は、ウールタータンとポリビスコースタータンの2種類です。


・アシンメトリックプリーツスカート


名前の通り、アシンメトリーにプリーツの入ったスカートです。こちらのウエストはファスナー仕様です。お選びいただける生地は、ツイード生地とウールタータン、ウール無地の3種類です。


上記の2型はサイズ・着丈も幅広くお選びいただけますので、性別を問わずおすすめです。


・総プリーツスカート


こちらは全体にプリーツの入ったデザインです。着丈41cmのミニ丈でのご提案です。お選びいただける生地は、ウールタータンです。



私のクローゼットには、〈Kinloch Anderson〉のキルトスカートがすでに3着。赤・青・黄色と自分には珍しいカラフルな選択です。改めて、こうやって並べてみるとやはり素敵だなぁと思います。これまでのオーダーがカラフルだったので、今回は少し深めの色だったり、ツイード生地も着てみたいなぁなどと、早くも色々と想像を膨らませています。

ぜひ皆さまもこの機会に、特別な1着をオーダーされてみてはいかがでしょうか。

・・・

先日のチャールズ国王の戴冠式でも、キルトを着用されている方がちらほらといらっしゃいました。とてもかっこいい佇まいに目を奪われてしまいました。ぜひ皆様も動画などでご覧になってみてくださいませ。


店頭では、タータンやキルトに関する本もご覧いただけますので、ぜひお店でご覧くださいませ。


お店で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。


松本



〈Kinloch Anderson〉オーダー承りアイテムを動画でご紹介!/

①〈キルトスカート(ウール)〉② 〈総プリーツスカート〉

③〈キルトスカート(ポリビスコース)〉

④〈アシンメトリックプリーツスカート〉


<MARIE POTTERY> ORDER FAIR



10/8からスタートいたしました<MARIE POTTERY> ORDER FAIR。

10/10はお好きな動物を、作家の清水まり恵さまと直接お話しして作っていただけるオーダー日の初日でした。


作家の清水さまとお話をしながら、デザインを決めていきます。動物の名前や年齢・性格など、細かく聞いてくださるので、清水さまのそのまっすぐ真摯な姿勢に、出来上がりへの期待が高まります!



こちらは羊毛フェルトブローチに使用するパーツのセットです。こんなにたくさんの中から、お好きなビーズなどを選んで、特別なブローチを作ることが出来ます。


今後の清水さまご在店日、若干ですがアポイントをお受けできる枠がございますので、気になられている方は、ぜひお店にご連絡くださいませ。

イベントの詳細はこちらをご覧くださいませ。


そして、かわいい動物たちのアイテムもたくさん入荷いたしました。



手前の3種類は、入荷の度に人気の手のひらサイズの小物入れです。「皆さまの手のひらの上でかわいがってほしい」という清水さまの思いから、手のひらに乗る小さなサイズになっています。

後ろの2種類はクマちゃんシリーズ。小物入れは手のひらサイズですが、動物のサイズが少しだけ大きめです。ポーズや表情がみんな違っていて、見ているだけで楽しい気分になります。





箸置きとメモ立てもご用意しております。



そして、新作の羊毛フェルトブローチも入荷いたしました。前回入荷した際には、あっという間に完売してしまったので、今回はたくさんご用意しております。ブローチは額縁が付属しているので、お部屋に飾って楽しむことも出来ます。


<MARIE POTTERY>の作品は、清水さまがひとつひとつ丁寧に手作りで制作しているため、同じ動物でも表情や体型がみんな異なり、全く同じものは2つとありません。



私のお気に入りのマナティの羊毛フェルトブローチも「右の子の方が少しまんまるとしていてかわいいなー」とか、「体の柄のビーズの色は左の子のブルーがかわいいなー」と色々と悩んでしまいます。でも、よーく見てどの子が自分にぴったりか悩むのも楽しみのひとつです。


作家の清水さまとお話ししていると、動物への愛情やものづくりへの熱い想いがひしひしと伝わってきます。そんな素敵なお人柄が、全ての作品から溢れて出ているようで、ますます作品への愛着が増します。ぜひこの機会に<MARIE POTTERY>の世界観に触れてみて下さい。皆様のご来店をお待ちしております。


松本


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Vermeerist BEAMSでは、代引きを承っております。店舗までお問い合わせくださいませ。

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Vermeerist BEAMSのInstagramもございます。

是非こちらのアイコンからご覧くださいませ。




〈KIDILL〉


〈KIDILL〉@kidill


*Designer

末安弘明氏

*Brand Concept

KIDILLとはカオスの中にある純粋性を意味した造語

デザイナーご自身が90年代に体験されたロンドンパンク・ハードコアパンク・ポストパンク・グランジ等のカルチャーを軸に現代の新しい精神を持つ不良達へ向けた服を制作

*Brand History

2014年:Mercedes-Benz Fashion Week Tokyo F/W 2014-15ランウェイデビュー

2016年:渋谷区神宮前にフラッグショップ「KIDILL ROOM」をオープン

2019年:パリメンズファッションウィークへ本格進出

*Awards

2015年:第8回DHLデザイナーアワード受賞

2017年:Tokyoデザイナーファッション大賞                 東京都知事賞受賞



Vermeerist BEAMSにてデザイナーHiroさん


恥ずかしながらKIDILLを初めて知ったのは買い付けの情報を探っている際

時々訪れていた面白いレーベルを多く取り扱っているパリのショールーム

NOBSHOWROOM @nobshowroomからのメールだった


  • KIDILLがJamie Reidとコラボレーション と

いったいどんな日本のレーベルなのか?

どんな服なのか?

とにかく見たくて仕方なかった

とてもワクワクして仕方なかった

事前に情報を入れずにこのままの気持ちで向いたかった

そして今年1月パリで緊張しながらショールームへ行った時

もの凄いインパクトで目に入ってきたパンクの服

懐かしいような でもなんだか新しいような

不思議な印象だった

そして試着させてもらうと

やばい・どーしよう・オーダーしたい って

大興奮だった事を思い出します


そんなこんなでお店に入荷してきたKIDILLはこんなニット2型



サイズ:ONESIZE

色:Green/Yellow/Black




サイズ:ONESIZE

色:Yellow・Blue


悩んだ時期はあったけれど、、、、、

レプリカを作るのではなくKIDILLを通して今のPUNKを生み出したい 

自分が影響を受けた人達と一緒に物作りがしたい

そんな強い気持ちを持ち続けていたら幾つかのコラボレーションが叶って繋がってきたように思うって

(過去にはGeorge Cox,Dennis Morris等)

John Moore @johnmooreとJudyBlame@judyblameに出逢ってなかったら       今のこの仕事はしていなかったと


静かに穏やかに力強くお話下さったHiroさん          とても優しく紳士な方でした

とっても真っすぐで嘘のないレーベルKIDILL

どうぞ宜しくお願い致します。


犬塚




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こちらよりご覧頂けます。

代引きを承っています。詳しくはお問い合わせくださいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。

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「後半」writtenafterwards 山縣さんに聞きました


山縣さんに聞きました「後半」編

商品について・日本の生地屋さんについてのお話です


(前半はこちらから)


今回 販売となるアイテムは

<writtenafterwards>2019AW・2020SSコレクションに登場していた2型を

今回限りの色・生地にのせ 同じアイテムでも全然違うようにみせる

そして ずっと手放せないような特別なものにしたい

1点1点 個性的で きらきらしたものが

お店に ずらーっと並んだら どんなにドキドキするだろうか


”可愛い””美しい”には 人の数 色々あってよく

サイズのコンプレックスも取り払いたい

そんな初めの気持ちに writtenafterwardsの皆様が共感し応えてくださった洋服なのです



さて 山縣さんからのお話です





●まずは今回 「wonsaponatime store」に並ぶ アイテムについて





『ニットボレロ』


このニットは島精機というホールガーメントの機械を発明した会社と協業で製作しました。


※ホールガーメント ・・・縫い目のない編み方のこと


通常は前見頃、後ろ見頃、袖など別々のパーツ編んでから、それぞれを縫い合わせて1着のニットを製作しますが、

この機械は1着のニットを丸ごと編み上げることができます。

別々のパーツを作って裁断して縫製するという工程がないため、無駄な糸を使用することがなく、作業工程も少ないのでとてもエコロジーです。


今回は「立体的に編み上げる」ことを生かしたデザインを目指しました。

この機械ならではの編み込みで、平たく置きたくても置けないほどの立体感を作り、ポンチョのように体を包み込みます。


袖はそのボリュームをつぶすことなく編まれており、縫代によるストレスは軽減され、利便性がプラスされています。


使用した糸はモール糸でベルベットのような効果を発揮し、光を吸収して奥深い色合いを表現できます。

この糸が立体的なニットの陰影を強調し、より立体的に見える表現を可能にしました。


『スモック』

インスピレーション源は古着のファーマーズスモックです。


スモックの歴史は古く、18世紀前半ころのイギリスが起源と言われています。


羊飼いや農業従事者、軽作業時に着用するワークウェアとして用いられていました。

なので、生地は肉厚のリネンや羊毛で作られ、丈は ももやふくらはぎまで長さがあり、

動きやすさのため脇下のマチやスモッキング刺繍、ギャザーによるボリュームというディテールがあります。


このスモックを現代的に解釈し、製作しました。



脇下のマチのディテールはそのままに。

袖、襟ぐりのギャザーはたっぷりと寄せ、丈は着やすく短めに、さらに裾、袖口にもギャザーを寄せふんわりとデザインしました。


また昔のスモックは制作された地域、着用者の職業によって刺繍の文様や様式が異なっており、地域に根付いた伝統がありました。


今回は、刺繍の代わりに、桐生のそれぞれの工房が培ってきた伝統的な文様の生地を使用しています。



●スモックに使用したビンテージ生地について

探していたときのエピソードや思い入れを教えてください



生地を探すにあたりアイテムのデザインに合うということも大切なポイントでした。


“特別な服を作りたい”という思いから、特別な素材を探すため、まだ寒い初春に私たちは日本の絹織物の中心的な役割を担っていた、

群馬県桐生産地に覗いました。桐生産地は明治時代に富岡製糸場が建設され、世界遺産にも登録された場所です。


日本の繊維産地は輸入生地の浸透により、絶滅の危機に瀕しています。

現在、生き残っているのは長年の国際競争の中を生き残ってきた工房で、非常に高い技術を有しています。


桐生で織物が始まった歴史はとても古く、奈良時代には朝廷に絹を献上した記録が残っています。

渡良瀬川と桐生川などの豊富な水資源を擁し、養蚕業に適した土壌を持っていました。


京都の西陣や西洋から積極的に技術を導入し、江戸時代には「西の西陣、東の桐生」と言われ西陣と肩を並べるほどの発展を遂げ、

伝統的な高級絹織物の産地となりました。


現在の桐生産地では、絹織物だけでなく、世界屈指の化合繊に関するニット・縫製・刺繍・染色整理業などの多様な生産拠点が点在しており、

化合繊のジャカード生地なども生産しています。


しかし、日本の繊維産業は世界的にも高度で繊細な伝統技術が有りながらも衰退の一途をたどっており、

桐生産地も例外ではなく、毎年のように工場の閉鎖の話を聞きます。


また、ファッション業界は、毎年過剰に洋服を供給しています。その分、廃棄されるものも多くあり、地球環境に与える影響は計り知れません。

伝統や職人は守りつつも、過剰な生産を減らしていくという課題にファッション産業は取り組まなければなりません。


これからの環境にどのように適応していくかというのは私たちのブランドにとっても大きな課題となっています。




今回のPOP-UPでは新しく生地を製作するのではなく、

生地工房で眠っているクオリティの高いアーカイブ生地に焦点を当て、眠っていた生地に命を宿すことにしました。


このアーカイブの生地を使用したスペシャルなピースを10点ご用意いたしました。

それぞれが職人が拘って製作した生地を使用しております。


ご協力頂いた桐生の3つの工房をご紹介いたします。

1.桐生絹織物株式会社

シルクを主原料とし突っ切りベルベット、幅の異なる縦サッカー、ホグシジャカード、ドビー、タフタ、ヘビーサテン等々、特殊織物を生産し、それらを高級毛皮用の裏地として北米、ヨーロッパに輸出することで事業を拡大しました。

現在はその蓄積した技術を活かし、婦人服地、フォーマル生地、ストール等、多種多様なテキスタイルを製作しています。高速量産では決して表現できない手作業の味わいを残すことでジャカード織本来の魅力を表現しています。


2.小林当織物株式会社

戦後間もなく服地生産を開始した桐生で有力な機屋の一つです。

資料室には創業当時からの5万点以上のスワッチを保管しています。この資料を元にアレンジを加え、メーカーのあらゆる依頼に対応し、新たな素材を生み出しています。

和装の雰囲気を取り入れた生地、天然素材中心のコレクション、上質な素材を使って多彩なテキスタイルを絶え間なく産出。ミラノ・ウニカなど海外での出展にも積極的で、国内外でその存在感を示しています。


3.ミワ株式会社

ティッシュラメハンド・スクリーンによる、グリッター・プリント加工、フロック・プリント加工ができる自社工場保有しています。伝統的なジャカード織り技術にプリント技術を組み合わせたハリのある生地から、多重織りの立体的な表情を持ちつつ、ソフトで落ち感のある素材まで幅広く展開しております。

効果的なラメ使い、光沢のある素材を用いて他社と差別化できる素材の生産を得意としています。


ぜひお手にとってご覧ください。



以上 山縣さんからの お話でした。



いま 在るものを大切にして

愛着が沸く新しいものを作っていく


洋服が素敵なことは勿論ですが

心の美しいwrittenafterwards

ご興味頂けましたら嬉しいです。





「wonsaponatime store」

2020年6月18日(木)販売スタート

※無くなり次第終了


Vermeerist BEAMS

☎︎03-5771-5745


イベントの詳細は こちらから御確認下さいませ

https://www.beams.co.jp/blog/vermeerist/59151/


どうぞ宜しくお願い致します。


大場

「前半」writtenafterwards 山縣さんに聞きました




今回 「wonsaponatime store」 開催につき

当初予定していた トークショーに代わって

writtenafterwards> デザイナー山縣良和氏に

<Vermeerist BEAMS> 3人から

いま聞いてみたいことをメールで質問し お返事を頂きました


まずは 山縣良和さんって どんな人?というところから

今回の商品のこと 日本の生地工場のお話まで 前半・後半と2回に分けてお送りいたします



山縣良和 ファッションデザイナー・アーティスト・教育者


1980年 鳥取生まれ

2005年 イギリスのセントラル・セントマーティンズ美術大学ウィメンズ学科を卒業

 在学中に ジョン・ガリアーノのデザインアシスタントを務める。

帰国後 2007年 に自身のブランド「writtenafterwards」スタート。

2015年には、日本人初となるLVMH prize選抜候補26名に選抜される。

自由で、本質的なファッションの教育の場として「ここのがっこう」を主催。


以上 writtenafterwards ホームページより



2019年 絵本『ぼくは0てん』の出版を叶えたり 

つい最近では

雑誌『アイデア』史上初となるファッション特集にて全監修を務めています(No.390)


お話を聞いていると

流行を追うことなく そしてただ着飾るという事でもなく

服を作る方のこと 着る方のこと 社会の事

素材が生まれる環境 そして地球の事 みんなに優しく

話のスケールがどんどん大きくなっていくようで 凄い方だなぁと つくづく思います



人見知りの猫と暮らしているのだとか

さて そんな山縣さんへの質問と お返事のご紹介です


●お洋服を通じて Vermeerist BEAMSを介し皆様へ今伝えたいこと

『装うこと、お洒落をすることの楽しさや愛おしさ』です。


●「wonsaponatime store」に向けて準備を進めていく中で

 Vermeerist BEAMSと共感したことや感じたことなどはありますか

ファッションへの情熱や、スペシャルであること、チャレンジングであることを大切にされていることです。

また、お客さまとお店の関係性の築き方は素晴らしいと思います。


●人生において影響を受けた 物・事・人を教えてください

長崎の原風景、山陰で体験したアイロニカルで素朴な価値観。

そしてロンドンの寛容性と革新性。パリの伝統と美意識です。


●クリエイションにおいて影響を受けた 物・事・人を教えてください

ジョン・ガリアーノ 彼のクリエーションが間近で見えた経験は、

僕が実際に体験したもののなかで、一番大きな影響を受けたと思います。


宮崎駿 幼少期から作品を見続けており、影響は計り知れません。


●”ファッションを届けること”というテーマでトークショーを計画していましたが(中止)、

 それについての今の思いと、当初の思い、何か変わったことはありますか?

コロナ禍に伴い、世界は大きく様変わりしてしまいました。根本的な思いは変わらないのですが、

今までは、プロジェクトの数が多く、いつも時間に追われている感覚でした。

今後は、自分たちにしか出来ないことを、大切にして、

じっくりとファッションに向き合いたいと思うようになりました。


●今の世界に対して思うこと 感じること

今、世界は激動の時代へと突入しました。

いままで蓄積された様々な問題が炙り出されており、

ここから数年は何が起こるか誰も予測がつかないのではないでしょうか。


日々ニュースを見ていると驚きとともに落胆することは多々ありますが、

中には前向きにもなれるニュースもありそれが希望です。


●未来に対して思うこと 感じること

今コロナウィルスによって、日常においての身の安全を脅かされていますが、

アメリカでは、個性的な服装が身に危険が及びかねない、危険な状況だと聞きます。

近い将来において、お洒落を楽しめる日常が来ることを望んでいます。


私たちは世界で起こっていることに無頓着にならず、今までの自分たちの生活や価値観をもう一度見直し、

今やるべきことや、これから向き合うべきことを明確にして活動を行っていきたいです。


●ファッションに力を感じるとき(ファッションの定義はお任せします)

コロナ禍においても、防護服や、マスクなど私達が生きていく上で切っても切れないないものというのが改めて浮き彫りになりました。

いわゆるなモードの世界だけをファッションとして捉えず、

大きな概念でファッションを捉えると、ファッションが世界に果たすべき役割は依然としてとても大きいです。

ファッションは時代の変革とともに変わっていきます。


●信じていること(なんでも)

世界は変化の連続であり、自分も常に変わっていくということ。

自分や他人、物事を決めつけることなく、

不要不急と言われるものや無駄なもの、ゴミの中にも見方を変えることが出来れば宝ものになることがあるということ。



と前半はここまで。

やはり新型コロナウイルスを皮切りに世界に起こった様々な変化のこと

そして変わらない強い気持ちのことのお話でした


ジョン・ガリアーノの下で務められた経験のことや 

価値観や美意識等のお話も もっと聞いてみたいところですね

そのうちに またお伺いできたらなぁなんて思います


後半は 

今回 販売する洋服 そして その生地について 生産している日本の生地工場のことなど

なかなか知ることが出来ない 興味深いお話です


どうぞお楽しみに。




「wonsaponatime store」

 2020年6月18日(木)販売スタート

 ※なくなり次第終了


Vermeerist BEAMS

☎︎03-5771-5745


イベントの詳細について こちらからご確認下さいませ

https://www.beams.co.jp/blog/vermeerist/59151/


どうぞ宜しくお願いいたします。


大場


改めましてVermeerist BEAMSのご紹介です

とても久しぶりそして私犬塚は初めての投稿です

その為改めてお店の説明をさせて頂きます


場所

原宿警察の明治通りを挟んだ真向かい

神宮前テラスビルB1F BEAMS women harajyukuの中にある一角の小さな部屋が

フェルメリスト ビームスです


基本コンセプト

〈Basic & Exciting〉

今も昔もこれからも続いてきた、続いていく洋服の基盤となるBasic 

本質がありながらも偶然ではなく必然に大胆な遊びがありワクワクするExciting 

この二つの要素が共存している空間を目指しています

オンラインでの販売は行わず(代引きは承っています)自分達が身につけたいを軸に

買い付けた商品をスタッフが店頭にてその魅力を伝えています

2003年にオープン今年の10月 18年目を迎える実店舗です


イメージ

ユーモアのセンス、表現されたクリエーションに多大な影響を受け魅了され続けている人そして書物です

小泉記念鑑〉



〈Jean Paul Goude〉


〈Vivienne Westwood〉



続きましてスタッフ紹介です


動物(特に犬)をこよなく愛し自称人見知りだけれどお話し好き

真爛漫なとってもキュートな松本(右)

おっとりした見た目と控えめだけれどしっかりとした芯のある内面

とっても魅力的な大場(左)

こんな頼もしく素敵な二人と私犬塚(中央)


3人であーでもないこーでもない 

すったもんだしながら楽しくさせてもらってます

洋服を通じて人と人が繋がり深まり

洋服を身に付ける事でコンプレックスが

チャームポイントともなり

自分の事をもっともっと好きになってゆけるお手伝いができました

恐縮ながら本当に嬉しく思います

こんなフェルメリスト ビームスこれからも末永くどうぞ宜しくお願い致します。


犬塚


Vermeerist BEAMSのInstagramもございます

是非こちらのアイコンからご覧くださいませ。