シーズナブル・レコメンデーション【2022 SPRING】

2022.04.01

こんにちは。

ここ最近、暖かく過ごしやすい気候の日が多くなり、桜も満開の時期になったりと春の訪れが感じられますね。先日、東京都美術館で開催されていたフェルメール展を見に行くついでに、上野公園に桜をひっそりと観に行ったのですが、満開の桜を前にして不思議と気持ちが華やぎました。やっぱり自然の力は偉大です…。


さて本題に入りますが、本日はPICK UPページにて季節に合わせてオススメのアルバムをご紹介しているシーズナブル・レコメンデーションの2022年 春編『春の風情を味わいながら聴きたいヴォーカル作品』をテーマにピックアップした中から数タイトルご紹介します!



♦︎溢れんばかりの叙情美とメロウネスが堪らない大名盤




【2LP】Sade / The Best Of Sade <Sony>
価格:¥5,940(税込)
商品番号:29-67-0087-526

ヒップホップの名プロデューサーDr. Dreがトラックを手がけたSnoop Doggによる「Bitch Please」にサンプリング・ネタとして楽曲が使われるなど、今もなお多くのアーティストに影響を与えている、1984年にデビューしたイギリスのバンド、シャーデー(Sade)。彼らのデビュー時期にリリースされた4作品をまとめたベスト盤です。

全体を通して、春の暖かい陽射しや風を浴びながら聴きたくなるような心地良い生音のメロディに、なんとも形容しがたい魅惑的なシャーデー・アデュの歌声が響き渡る楽曲群が揃います。なかでも個人的に聴いて頂きたい曲が、昨年のSpring/Summerシーズンに行われたSacaiのショーのBGMとしても採用された「Kiss Of Life」。最小限に音数を絞ったシンプルなサウンドを軸としながら、管楽器やピアノが加わっていく、じわじわと溢れ出る幸福感が何度聞いても堪りません…。未聴の方はこの機会に是非聞いてみてください!



♦︎耳を潤す豊潤なギター演奏とアレンジに惹き込まれる1枚

【国内盤CD】Tom Misch / Quarantine Sessions <Beyond The Groove>
価格:¥2,200(税込)
商品番号:29-24-0542-813

【LP】Tom Misch / Quarantine Sessions <Beyond The Groove>
価格:¥3,080(税込)
商品番号:29-67-0076-813


日本でも高い人気を誇る、イギリスを拠点に活動するギタリスト/シンガー/プロデューサー、トム・ミッシュ(Tom Misch)。コロナの自粛期間中に生まれた、豊富なアイデアとアレンジが光る自宅でのカバー・セッションを収録した最新アルバムです。Nirvana、James Blake、Solangeといったアーティストの秀逸なカバーをはじめ、本人のオリジナル曲「Missing You」を収録しています。

トム・ミッシュといえば、やはりあの黄色と黒のアートワークが印象的なデビューアルバム『Geography』が今も相変わらず多くのファンに愛されていますが、今作では今までとはまた異なる彼の純粋なギタープレイが堪能できる点がポイントだと思います。ギター多重録音の未知なる可能性を感じつつ、それをテクニカルに感じさせないナチュラルでスムースなサウンドが素晴らしく、トム・ミッシュだからこそ実現できるのであろう1枚です!



♦︎ドリーミーで妄想的な世界へと導くハートウォーミングな1枚



Widowspeak / The Jacket <Captured Tracks>
価格:¥2,200(税込)
商品番号:29-68-0046-526

【LP】Widowspeak / The Jacket <Captured Tracks>
価格:¥3,960(税込)
商品番号:29-67-0082-526

NYブルックリンを拠点に活動するインディー・ロックデュオ、ウィドースピーク(Widowspeak)による6th アルバム。「名のない都市のサテンという地区で働く鎖編み職人」をテーマにしたコンセプチュアルな今作は、ヴォーカル、ギター、ドラムなど、作中で聴こえてくる全ての音が、優しく穏やかでしっとりと沁み渡る至高のフォーク・ギターポップを展開していきます。

タイトル曲の「The Jacket」についてバンドは、

「ジャケットは、本来、私達が選び、ドレスアップし、そして、私たちが誰であるのかを象徴づけるものとして取り入れるものです。最終的には、「ジャケット」が世界一好きなものであり、自分の一部であるように感じられた瞬間から、その時代に結びついた場所、経験、関係性のようなものにまで考えが及んでいく場合もあります。この考えを手放すことは難しい。しかし、ジャケットを着込んだとたん、あなたは以前のような人ではないと気がつく。ジャケットとそれがあらわすすべての概念は、その過程でどこかに置き去られるのです」(一部参照 : MUSIC TRIBUNE)


とジャケットひとつから人々のアイデンティティを問うような哲学的なコメントを出しています。ただただ音楽をつくり世に広めるだけではなく、彼らの哲学や思想を音楽を通して表す姿勢や、スタイルにはとても惹かれるものがあります。歌詞や彼らのインタビューなども読みながら、全編通して楽しんでいただきたい1枚です。



♦ブラジル音楽を普遍的なフォーク/ポップスに落とし込んだ至極の1枚


【国内盤CD】Leonardo Marques / Flea Market <THINK! Records>
価格:¥2,310(税込)
商品番号:29-68-0056-526

【LP】V.A. / Leonardo Marques Presents:ilha Do Corvo Sounds Vol.1 <180g×Disk Union>
価格:¥3,740(税込)
商品番号:29-67-0072-526


地元ミナスの若者に絶大な人気を誇るバンド Transmissorで活動するほか、同郷のバンドMoonsや、Giovanni Leãoといった若手アーティスト等のプロデュースを手掛け、自身でもソロ・アルバムを発表してきたシンガー・ソングライター/プロデューサー/サウンド・エンジニア、レオナルド・マルケス(Leonardo Marques)。彼の最新作『Flea Market』も、また春の時期にとてもぴったりなローファイなサウンドを鳴らします。

元々L.A.のヴィンテージ楽器店で働いたことを契機にアナログ機材のレコーディングに魅せられたというレオナルド。エバーグリーンなフォーク・サウンドに、ヴィンテージ・ボックスを導入しサイケデリック・ソウルに接近した最新作では、前作以上に感じられるShuggie Otis譲りの浮遊感のある柔らかなムードが堪りません。彼がプロデュースを手掛けた楽曲をコンパイルしたコンピレーションLP『Leonardo Marques Presents:ilha Do Corvo Sounds Vol.1 』も併せて是非!


ここ最近、毎週のように新譜が入荷しておりますので、まだまだ春の時期におすすめなアルバムは沢山あるのですが、今回は厳選して5タイトルご紹介させていただきました。店頭では、全てご試聴頂けますので、是非気になるアルバムがございましたら、気軽にお立ち寄りください。ご来店お待ちしております!





近日中の出勤日↓

【4/6,7,10,13,14】


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