ビームス工房レポート:ダブルカフスをシングルカフスに変更 & エリを外してみた編

2022.09.05

こんにちは。


ここしばらくお店が忙しく、なかなか店頭で写真を撮ったり、ブログを書いたりが出来ておりません。

個人的にオーダーフェアでジャケットかスーツor勢いで両方オーダーしたいと思ってもいるのですが、生地を見る余裕もなく…


そういう時に備えて、こういうブログをストックしておりました。私が原宿で週一で担当しているビームス工房からのレポートです。






今回も修理上がり例の紹介です。


シャツのダブルカフスをシングルカフスに変更


¥2,200〜



このようにダブルカフスの仕様を







シングルカフスにというご依頼です。








今回は仕上がりイメージとして、ストライプ柄のシングルカフスモデルをサンプルとして持参されました。






ボタンホールの位置を合わせて、他の箇所は極力サンプルに近い仕上げに…

ということで承りました。







元々のボタンホールは片側を塞いでいますが、ボタンを留めてしまえば目立たないと思 います。






シャツを直している職人さんに処理いただいていますが、元々のシャツメーカーではないので、同じクオリティの仕上げを求めてはいけません。

元々の仕様と同じ仕上げを望まれる場合は、実質無理ですので、修理屋さんから断られると思います。



  



多少歪んだり、曲がったり、跡が残ったり、

そういったことを許容いただける方であれば、トライしてみる価値はあるのではないでしょうか?



白シャツ以外ではダブルカフスのシャツの品揃えがない近年、着用頻度的にも気分的にもダブルカフスを思い切ってシングルカフスに変更してみるのも良いですね。



今回はサンプルもお預りしましたので、お互い完成形がイメージしやすいです。

リメイクや補修の具体的なご希望がある際は、イメージサンプルをお持ちいただくと、我々も職人さんもイメージしやすいですし、お客様とのギャップも起きにくくなります。



シャツの修理でたまにあるご要望としては、エリが痛んでしまったので、エリだけ交換して欲しいという内容。

白であればエリだけのパーツが昔は修理屋さんに存在したのですが、近年は取扱いがなく、現在は受けてくれません。

お客様ご自身で生地をお持ち込みいただければ、実費で承ることは可能です。


似た生地で任せるんでやってよ〜

というお気持ちも個人的にわからなくはないですが、やはり責任問題が生じてしまうので、承ることはできません。   


と、最後はややお堅い内容になってしまいましたが…気に入っている服に手を加えて長く楽しむというのは、時代的にもマッチする服との付き合い方かと。


カジュアルシャツならエリを外して、バンドカラーにするのも個人的にはオススメです。






費用は、¥1,650〜



ビームスでの購入履歴の確認が取れる服であれば、スーツの取扱いのある最寄りのビームス各店へ、購入履歴の確認ができないor他社購入品はビームス工房でのみ承ることが可能です。

購入履歴の有無や仕様により修理代が異なりますので、ご了承ください。



それではまた明日お会いしましょう。

*ブログ内に記載の価格は、記事公開当時のものであり、変更する可能性がございます。




※気になる商品は店舗での「ご試着・お取り置き」サービスをご利用ください。


オンラインショップへの掲載や補充が待ちきれない方は、店舗の営業時間内であれば便利なWEB決済サービスご利用ください。


詳しくはコチラから。


よろしければ、コチラからフォローやお気に入り登録もお願い致します。




ビームス ハウス 丸の内全体の投稿はコチラを。最後のフォローボタンを押していただくと私以外の当店全スタッフの最新投稿もご覧いただけますよ。


KATO