12月に入り、
街もすっかりクリスマスムードですね。
となると、
そろそろ探し始める方も多いはず。
プレゼント。
こんにちは、
当店の"SNSにおけるスーツスタイル紹介担当"(自称)
イエキです。
男性の方へのプレゼントとして是非お勧めしたいのが"ブラックニットタイ"。
スーツスタイルに絡めてご紹介させて頂きます。
それではいきましょう!
過去の「スーツを着よう!」も是非合わせてご覧ください。
まずは梶谷のスーツスタイル。
大柄チェックのスーツに対して、カジュアルシャツとブラックニットタイを合わせたスーツスタイル。ダークブラウンスーツとベージュシャツというブラウン系統なコーディネートにあえてブラックニットタイを合わせています。
これが今シーズン押さえておきたい"黒を挿す"という合わせ方。英国クラシックやイタリアンクラシコ的な合わせとは違うどこかフレンチシックが薫るお洒落な合わせ方です。そういったコーディネートに便利なのがこのブラックニットタイ。
ライトブラウンではなくて、このくらいのダークブラウンに黒を挿すのがポイントです。
そしてこの場合の足元が黒靴ということにもご注目ください。
次は、以前紹介した大内のスーツスタイルではありますが、ブラックニットタイの手本になるような使い方をしているので、改めてご覧ください。

こちらのように潔いモノトーンスタイルに使うブラックニットタイ。
ブラウンに黒を挿す梶谷に、
モノトーンとして黒を合わせる大内。
いずれの場合も黒のネクタイを使いたいコーディネートですが、どちらのコーディネートに対してもまさか一般的なシルク100%のブラックソリッドタイを合わせる訳にはいかないはず。フォーマルすぎますからね。そんなときにちょうど使えるのがブラックニットタイ。
或いは柄の入ったブラックタイを使うという選択肢もあるのかもしれません(最近はそういったものも増えてきていますね)が、このくらい潔く無地のタイを使うのが男らしくてクールです。
他にも、これでもかというくらい使い所が多いのがこのブラックニットタイ。
歴代のウェルドレッサーも皆巧みにブラックニットタイを使っています。
僕達がドレスファッションの世界に足を踏み入れた以上必ず通る道がブラックニットタイなのです。
そうとくれば、
まだブラックニットタイを持っていなくて、ドレスファッションに興味のある方は"必ず"持っておく必要があると思います。
是非プレゼントの参考にして頂ければと思います。
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以前梶谷が教えてくれた
ある雑誌の記事を皆様にご紹介させて頂きます。
(以下、1984年某月の雑誌Mより一部引用)
今1番注目されているニューヨークにあるレストラン。
ここに集まる連中を見ていて感心するのは
昼と夜のコーディネーションの使い分けのうまさである。
例えば、
夜少しフォーマルな集まりがある時は、
ブリーフケースにオッド・ヴェストとボウタイをしのばせ、
当然夜のその場に向かう直前に少しフォーマル仕様なスタイルに変身する。
夜カジュアルにしたい日はブレザーやツイードのスポーツコートにチノパンを着用。
昼間合わせていたニットタイを夜にははずして、
用意したシャギードッグなニットを肩にかけたり、腰に巻いたりして、
待ち合わせ場所に向かう。
このようにちょっとしたコーディネーションを色々に変えて、
場所や相手に合わせたファッションを楽しむことを
ニューヨークでは"VERSATILITY"(=汎用性)という。
これは待ち合わせの相手や行く場所に対する"心遣い"でもあるし、
そうすることによって自分自身もその場を楽しく過ごせるはずだ。
当雑誌のファンにもぜひマネしてほしいところだし、
このような内面から生まれるファッションを大事にしていきたいものだ。
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そして2020年現在。
84年とは色々なことが変わっていて、
別に会う人や場所に合わせてわざわざ着替えることを推奨している訳ではありません。
けれども、
例えば朝着る服を決める時に
今から行く場所や会う人のことを考えて
どういったコーディネートをするべきかを考えること自体がもう既に
"VERSATILITY"であると思います。
僕らがその“VERSATILITY"を体現する為に
非常に幅広い場面で活躍するアイテムの筆頭がニットタイでしょう。
だから“必ず"ニットタイを持っておく必要があって、
プレゼントにも最適なのです。
イエキ
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◎ビームスでは試着申し込みを承っております。あくまで購入確定ではなく、店頭にて試着してから決めて頂けますので是非ご利用ください。