魅力に浸かる塊根植物の楽しみ方の世界

坂井 俊介 2021.03.17

前回は塊根植物について書かせていただきましたが、今回はそんな塊根植物の私的な楽しみ方を書こうと思います。


<私的Point1>

2つとして同じものがない個性的な形を楽しむ!


独特なフォルムが魅力の塊根植物ですが、同じ種類でも2つとしてフォルムのものがありません。

大きさや模様、枝の生え方、丸みや長さが全て異なり魅力や希少性に繋がります。

個性的な姿に愛着がわきめでる楽しさがわいてくると思います。


例えばユーフォルビア・オベサの場合。

丸くてかわいい子もいれば、


双頭な彼



生長点が通常の場所と違うところに多数出てくる(モンストローサ)状態のワイルドな彼。


私はワイルドな姿のモンストローサが好きなのですが、レアな存在なのでお値段もそれなりに高額に…。


我が家にいるのは小さなオベサ君。

今回のN/OH POPUPイベントで販売されるコロ鉢にぴったりなサイズ感です。



それぞれに良さがあるので迷ってしまいますが、好みの一品を探すのも楽しいかもしれません!




<私的Point2>

愛情を注ぎながら、育てる楽しさ!


塊根植物の多くは成長速度が遅く1年で数ミリしか成長しないものもあります。

じっくり育てる事で愛着がどんどん増してくるはずです!


一から育てたい場合は、種や小さい株を購入して自分好みの形へ育てるのも楽しみのひとつかと思います!


パキポディウム グラキリスの場合はこんな感じ。

小指大でかわいい。



このくらいの方が育てる楽しみ+鑑賞用にもなっておすすめかも?



また、完成された株を楽しみたい場合は輸入株がお勧めで、現地の過酷な環境で育った株は一味違う魅力を放ってくれます!

現地球(原産個の株の事)…。心に響く言葉です。



水の与え方や、土の配合にもこだわりのある人などそれぞれ楽しみ方が広がります。


ちなみに私はアガベ界の巨匠style of chikaさんに教えていただいた配合で土を作っております。

軽石40% 赤土30% 鹿沼20% くん炭10%

数年前に伺ったので本人も既に配合を変えているかもしれませんが…。 


大きくなったり・花が咲いたり、育てるのは楽しいですね!




<私的Point3>

植物と植木鉢のマッチングを楽しみ、空間にとりいれる!


植木鉢には様々な形や素材があります。

例えば、プラスチック・陶器・石・深い物や浅い物などなど。


プラスチック鉢にも大きさや素材の厚みが様々。





陶器の鉢もホームセンターで販売されている普遍的なものから、作家さんが作るブランド鉢まで。

画像は今回POP UPを行うN/OHのものです。雰囲気抜群ですね~!



鉢に植え替えたのちに窓辺に飾ってみたり、お気に入りのサイドボードに飾ったり。

インテリアをコーディネートする感覚で取り入れられたら素敵ですね。



おしゃれに取り込むというより…怪しい光を放つのは我が家です。

私よりビーミング ライフストア by ビームス テラスモール湘南店のスタッフ中島さん・小田島さん、ビーミング ライフストア by ビームス mozo ワンダーシティ店のスタッフ石黒さんの方が

数段おしゃれに取り入れておりますので、空間への取り入れ方は是非こちらの3名に伺ってください!笑


私的植物の楽しみ方でした。


次回こそ植木鉢について書きたいと思います。