こんな企画展に参加しています。

古屋 雄一 2018.09.06

https://www.pokemon.jp/special/evs_cafe/


9月1日から9日という9日間だけですがポケモンキャラクターのイーブイに特化した企画展に参加しています。

その名もEVs+cafe

BEAMSとしては過去に等身大等重量ピカチュウのぬいぐるみやキャップやTシャツなど、いくつかのコラボ商品にチャレンジしてきましたが、今回は企画展のお誘いを受けて作品展示をしています。

そのテーマがイーブイ+8種類の進化という事で「9組のクリエーター」

正直、

「BEAMSがこの企画展に参加して良いんですか?」

「いつも商品企画提案やデザイン提案の時に???な顔されますよね?」

「えっ!他のクリエーターの方々は日本を代表する方々ばかりじゃないですか?」

という始まりでしたが、コラボ商品でピカチュウをPマークにしてしまった水尾と「やるならBEAMSらしくやってみましょう!」となって参加しました。


実際、日曜日に六本木の会場に行って来ました。

他のクリエーターの方々の作品の前では「イーブイ可愛いー」の声が飛ぶ交う中、「えっ?BEAMSってあのBEAMS?」という声もちらほら・・・

やっぱり完全アウェーを感じつつ・・・

もっとゆっくりどのデザインがどのポケモンか当てて欲しいなーとか思っていたら、一人の女の子が次々にポケモンも当ててくれているのを見てガッツポーズを小さくつくってみたり・・・

他のクリエーターの方々の発想が面白いなーと思いながら自分で出ていながら、とても楽しめる企画展でした。


で、BEAMSの作品はなぜ、このような花の時計になったのか?をちょっとここで紹介します。


まず、僕たちはイラストレーターでも芸術家でもない。

普段は商品の企画やデザインをしている。

というところから、

・もし商品化されたら欲しいかも?を作ろう!

・今回は1つだけ製作するので商品では絶対にできないモノにしよう!

・キャラクターモノがあまり好きではない人にもカワイイと思って欲しい!

という大テーマが決まりました。

次に

やっぱり今が感じられるものが良いよねー」

「今のポケモンは南の島!」

「南国といえば花」

「イーブイが花になったら?」となって、

9つの花を製作しました。



で、ここからどのようにしたら「もし商品化されたら欲しいかも?」の作業に移るのですが・・・

この辺りで今回のEVs+cafeの企画者であるポケモン社のKさんに中間プレゼンというタイミングをむかえ、

「今回の作品は9体全部を花にします」

と発表したところ

「はい? どういうことですか?」

「イーブイはピカチュウにせまる勢いで人気のあるポケモンですよ?」

「プロジェクトイーブイとして語呂合わせまでして11時21分にツイートするくらいイーブイの可愛さを伝えようとしてるんですよ!」

「花にしてしまってイーブイやブラッキー、ニンフィアの可愛さが伝わるのですか?」

などなどKさんの不安が・・・

しかし、ここにヒントがありました!

「そうだ!今回+cafeもあるのでポケモンの世界のイーブイカフェにあったらカワイイ掛け時計にしよう!11時21分固定で!」

となりました。

六本木に足を運んでいただいた皆さんも今回の書籍「EVs」でご覧いただいた皆さんもこの南の島の11時21分を感じてもらえたらと思って作りました。

是非是非、どの花がどのポケモンか当ててくださいねー。


ちなみに、今回の展示会でBEAMSの時計の関連商品は一つもありません。

なぜならテーマが「もし商品化されたら欲しいかも?」なので・・・


ふるや