この2018年11月8日の発表ができる日を6年待ちました!
2012年、SEIKOとの商談の最中に2013年にジウジアーロデザインの時計の復刻という情報をもらい、真っ先に復刻を期待したモデルがこのスピードマスターデジタルモデル。(昔はこんな呼び方でした)
もちろん初回発売の80年代、中学生でなかなか手が出せなかった私にとって2013年から始まったクロノグラフやダイバーモデルの復刻にも心踊ったのですが、このスピードマスターデジタルモデルには多大な思い入れがあります。
なぜか?
実はこのモデル1983年の発売の後に1999年に一度復刻されています。
当時すでにBEAMSで働いていた私は、遂に!と心踊り、購入しました!
それもオリジナルにはなかったゴールドモデル!
なぜゴールドモデルかというと、当時のBEAMSの先輩から1983年モデルのこの時計を自慢され、復刻されたらオリジナルにはなかった色を!というちっちゃな意地から迷わず初回にはラインナップされていなかったゴールドという軽いのか重いのかわからないノリの選択。
とにかく盛り上がって手に入れました。
しかーし、何かが違いました・・・
ご存知の方も多いと思いますが、決定的にモジュールが違っていて機能や文字フォントが全く違っていたのです。
もちろん、デザインも好きだったのでとにかく嬉しかったのですが、ガジェット好きとしては少し残念でした。
そこで、今回の2018年モデル!
モジュールが1983年モデルと同じと言って良いほど近いのです。
技術が進んだからこそ、昔にはできて今はできなくなったことは山ほどあります。
全く同じ再現はどんな復刻でもほぼ不可能です。
30年以上の時間が経っているのでバックライトが電球から変わっていたり進化はしています。
裏蓋も技術がすすんだからこそスクリューからはめ込みです!
しかし、基本的な機能、基本的な大きさ、基本的なデザインはほぼ1983年です。
そろそろお気づきだと思いますが・・・
そうです!
このBEAMSモデルがなぜゴールドか?
1999年のゴールドの復刻ではありません。
1983年のオリジナル機能を持った1999年にしか存在しなかったゴールドの良いとこ取りの復刻です!
もちろん、当時は出せなかったゴールド感や液晶反転など2018年の要素も入れています。
1983年好きも1999年好きも2018年好きも満足してもらえる時計ができました。
平成最後に3つの時代を楽しんでください。
ちなみに、ブラックとシルバーはインラインモデルで限定3,000本
BEAMS限定モデルは限定500本です。
SEIKO×GIUGIARO DESIGN/BEAMS EXCLUSIVEデジタル ウォッチ(ゴールド)
商品番号:1148-0507-784 ¥39,000-(税別)
ブラックモデル 商品番号:1148-0504-784 ¥39,000-(税別)
シルバーモデル 商品番号:1148-0500-784 ¥35,000-(税別)