こんにちは!
本重です!
今日は24SS 〈Brilla per il gusto〉LINE UP
〜〈AUBERGE〉編 ②〜です。
それではさっそく。
(ご紹介するアイテムは24年春夏シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします。)
*未販売商品につき、品番は掲載しておりません。販売のタイミングにてまた更新いたしますので、よろしければお気に入り機能をご活用ください。
「モデル”MALGAT”。20世紀初頭のフレンチコックジャケットの原型から型紙を起こした一着」
「バックが跳ねて出るフレンチ特有のシルエットを敢えて踏襲し、当時の空気感をそのまま味わえるヴィンテージな仕上がりです。生地は綿麻×麻のフラットな基布に、太番手の綿糸で刺し子風に立体的なクロス柄を織り込んだワッフル調のドビークロス。極端に質感や太さの違う糸の二階建て構造のため、ボンディングのようなふくらみのある風合いが魅力となっています」
「裾線が後ろに緩やかに流れるシルエットもこのジャケットならではで、フレンチヴィンテージの時代感を彷彿とさせる、特有のこなれたシルエットが愉しめます」

「モデル”BRASSAI”。〈AUBERGE〉では定番であるセザンヌ型からの展開アイテム」
「胸ポケットのフラップ形状を大幅に変更し、そこに小さめの襟をつけることで面白いバランス感に仕上げています。バックにはフレンチシャツならではのたっぷりとしたギャザーを入れ込み、エレガントな後ろ姿を見せてくれています」
「タテ糸は高級ドレスシャツスペックの極細番手120/2の綿糸を2本引きそろえ、ヨコ糸には細番手のリネンを打ち込んだ交織オックスを使用。単なる平織とは異なり、細い糸を2本引きそろえて使っている為、通気性が良く織り目の中で個々の糸が自由に動き、しなやかな風合いを感じられます。タテ糸の上質な素材感による光沢とドレープ性、そこにヨコ糸のリネンによるハリが合わさった、他に類を見ないオリジナリティーのある質感に仕上がりました」

「モデル”JAZZ”。かつてのミュージシャンがプライベートショットで着用していた、胸元に『JAZZ』とプリントのあるTシャツを刺繍で表現した一着です」
「オリジナルはおそらくシンプルな白プリントですが、今回は毛筆タッチに陰影をつけたフォントにカスタムし〈AUBERGE〉らしいオリジナリティを出しています。ベースの生地にはピマコットンを高密度に打ち込んだ天竺を使用しており、その着心地も抜群です」

「モデル”JOSEPH”。所謂ホッケーTシャツと呼ばれる、肩下あたりに大きなUの字型の切り替えがあるTシャツです」
「古着ではビッグサイズのものが多い中、〈AUBERGE〉としては絶妙な緩さのあるボックスシルエットで表現しています。セットインスリーブ風でありながら、シングルラグランのように落ちる肩の表情が、他にはないリラックスムードを演出してくれる一着です」
「モデル”OWEN”。定番で展開させていただいている”COCO”のショートスリーブモデル。ほんの少し袖丈を長く残すことで、微妙なフレンチムードというものを表現しました。それに伴い、着丈やポケット位置なども僅かに修正を加え、細部まで拘り尽くしたカットソーです」
「ここからは〈AUBERGE × Brilla per il gusto〉のコラボライン。こちらは男の揺るぎない定番シリーズよりハリントンジャケット型のブルゾンです」
「50年代に登場したとされるオリジナルの雰囲気は残しつつ、着丈をプラスすることで現代的にリファインした一着。タテがレーヨン、ヨコがコットンの交織に、今回はムラ糸のコットンを使う事で表面感に表情を着けることに成功しました。色の出し方も拘っており、こちらは少し沈むような赤の色合いを絶妙に表現しています」
「もう一色はこちらのベージュですが、サンプルの色が少し黄色が強く出ており、実際はオイスターホワイトに寄った色出しでお作りしています」
「英国のミュージシャンが着用していた、オフホワイトのバルカラーコートがデザインソースの一着」
「フレンチトラッドのアイコニックなコートとして語り継がれるこちらのコート。オリジナルは二枚袖のラグランですが、今回は敢えて一枚袖に挑戦し、シワを極力取り去る修正を施して仕上げることでオリジナリティのある一着に仕上げています。たっぷりとした着丈に広がりすぎない裾のAラインのシルエットもしっかりと踏襲しており、当時の空気感を味わえる本格的ヴィンテージムードなアイテムです。」

「モデル”DEUXIEME”。初めの方にご説明したカリビアンシーアイランドコットンのデニムを用いた、ビームススペシャルモデルとなる一着です」
「形としては今展開させていただいている、2nd型の”DEUXIEME”モデルと同じ。ボタンには大戦ボタンと呼ばれる鉄のドーナツボタンを採用しています。それでもやはりシーアイランドコットンならではの美しいインディゴブルーの色合いと、しなやかさ、光沢感は一線を画した仕上がりとなっています(こちらのアイテムは、公式オンラインショップ限定での販売を予定しております。詳しい情報に関しましては、後日お知らせいたします)」

小林さん、今回も詳しすぎるご説明ありがとうございました!!
それではラインナップの続き。
次回は24SS 〈Brilla per il gusto〉LINE UP 〜コート&ブルゾン編〜をお届けします。