こんにちは無藤です。
6月11日火曜日からイタリアとロンドンに出張で行ってまいりました。そのため、 約1か月の間ブログの更新が滞ってしまいましたことをお詫び申し上げます。
帰ってきたのは、21日金曜日だったのですが、海外出張の清算やレポートの提出に時間が掛かってしまいました。
本日は、PITTI UOMOのカラー傾向をちょっとだけお話ししようと思います。

なんか後ろのほうに幸せそうなカップルがおりますが、私は完全な仕事モードでございます。
グランサッソの展示ブースでは、リゾート感満載のディスプレーがされていました。 そのような中で、PITTI UOMO全体で打ち出されていたカラーがこのブースに揃っていましたので、ご紹介します。
今年の1月のPITTI UOMOでは、ホワイトとベージュといった淡いカラーコーディネート一辺倒だったのですが、今回は春夏シーズンという事もあり多くにカラーが打ち出されていました。
グリーン系です。春夏シーズンですとビビットな色目が打ち出されることが多いですが、今シーズン(25SS)のカラーは「ライトトーン」といった感じの柔らかいカラーが大きな傾向となっています。
グリーンもアクアグリーンといわれるような柔らかいグリーンが多く打ち出されています。
このように、グリーン系のジャケットに柔らかいグリーンのインナーをコーディネートするといった同系色コーディネートも多く見られました。
続きましてはピンク系です。このカラーも柔らかいトーンとなっているのがお分かりいただけると思います。様々なアイテムにこのピンクも使われています。
ブルネロ・クチュネリでは、ピンクのスーツやジャケットの展開などもありましたが、ピンクで全身をコーディネートするというのはちょっと難しいと思いました。
ベーシックカラーの挿し色に入れて新鮮さを見せるという使い方が良いのかなと思います。
ブルネロ・クチュネリのディスプレーです。実はこの横にピンクスーツのディスプレーもありました。
世界中のバイヤーたちはこのピンクをどのようにバイイングに入れていくのかとても興味があります。なかなか手ごわいトレンドカラーでと思います。
ナチュラルホワイトからベージュも相変わらず多くに提案がありました。
ただし、1月のPITTI UOMOと違い、ベージュ系×ホワイトや今ご紹介したライトトーンの挿し色とコーディネートするといった使い方
になってきました。
このようなカラーコーディネートだと、大人のお客様方にも取り入れやすいのではないでしょうか。
上品で好感が持てるコーディネートだと思います。
25SSシーズンはご紹介したグリーン系とピンク系、ベージュからホワイトというのがとても多くなってくると思います。
そして、ビビットではない柔らかいカラートーンというのも一つのキーワードとなってくると思います。
いかがでしたしょうか。
今回は商品紹介はございませんでしたが、これから盛夏商品や立ち上がりの秋物商品を紹介していこうと考えておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
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