こんばんは大岡です。
明日は…
『ミッションインポシッブル アウトサイド』の封切りです。
前売りチケットの購入も済ませ…
公開初日の休みも重なり、何処かの映画館で観たいと思います。
トム・クルーズも激しい、ミッションをクリアし続けているため…
私もイーサンハントに肖り、ミッション?をクリアしたいと思います。
ということで…
今回はこちらのアイテムに力を借りることにしました。
今回、あつい?投稿に選んだのは…
『ENZO BONAFE』
ここ最近入荷した『5型』に改めて焦点をあてて見ました。
今までの経験から、私なりに商品に対する気付いた点を投稿致しました。
まず一足目に選んだ靴はこちら。
『ENZO BONAFE PAGANINI』
全て、手を加えながら製品化している為、店頭に届くまで、時間を要してます。
今回満を持して、展開する運びとなりました。
<ENZO BONAFE>
PAGANINI
品番:21-32-0095-302
¥99,000+税
約20年近く前に、ENZO BONAFEの靴を取扱いし始めた頃に別注したモデルをリバイバルした『PAGANINI』
因みに…
20年前の商品名は…
『SPECIAL BROUG』でした。
特筆すべき点は、木型の変更が一番に挙げられます。
過去に展開していたモデルに比べ、非常に履きやすい一足に仕上がってます。
足幅の広めの方にも、比較的合いやすいバランスの取れた、素晴らしい木型です。
甲の収まりも、イタリアの製品に見られる甲の高い感じも見られず、丁度よく仕上がってます。
インステップも薄く仕上げている為、ぴったりした、履き心地と波打った皺が入りづらい靴に仕上がってます。
私にとって、既製靴で一番履きやすいと感じてた『COSIMO Ⅱ』
COSIMO Ⅱに比べるとPAGANINIの方がトゥシェイプがスクウエアになっていることが確認できます。
ウィズからトゥシェイプにかけて、細くなっている物は必然的にウィズも細くなってます。
PAGANINIには、トゥシェイプがスクウエアでなだらに仕上がっている為、小指にストレスなく履けました。
久々に…男らしい、セミ・スクウエアのトゥシェイプも新鮮に映ります。
ドレスシューズであれば、今回取り上げた『PAGANINI』のトゥシェイプが一番好みです。
『PAGANINI』に関しては、 弊社クリエイティブ・ディレクターにとって思い入れのある一足に感じます。
弊社ディレクターが見た、古いビスポークの靴をサンプルに…製品化した一足です。
約15年以上の時を経て…
グレードアップし復活しました。
アデレードでは、ありますが少し変形してます。
英国のシュー・メーカーでは、あまり見かけない、ディテール。
シャープな印象を受けます。
アメリカの某シューメーカーが手掛けた、古いビスポークシューズをサンプルにしてます。
グッドイヤーとマッケイ製法を駆使した
ハンドソーン・ウエルテッド。
ご覧のように、土踏まずの絞り込みがしっかり入ってます。
職人の技術力の高さが伺えます。
土踏まずの絞り込みをきつくしている為、試着した際、土踏まずが包み込まれた感じで持ち上げられた、極上のフイッテイング。
ヒールも小振りなパーツを選び、傾斜したピッチドヒールにしてます。
個人的な見解として…
フォスターとクレバリー…
そして、アメリカン・テイストを含んだ、一足に仕上がったスペシャルモデルに感じます。
因みに…
『フォスター』『クレバリー』を知ることができる書籍を紹介したことがあります。
詳しくこちらをご覧下さい。
まだお持ちでない方は、ドレス・クロージング展開店舗にて取扱いしてます。
是非この機会に…
ご自宅の本棚に入れて置きたい一冊です。
以前もお伝えしましたが…
既製靴で、ここまで履きやすく、良い素材を使用し靴作りを行っているのは、奇跡に近い状態です。
まだまだ認知度が低い為、英国やフランスのシューメーカーに押されている印象を受けますが、20万円クラスのドレスシューズと十分に渡り合えます。
ということで…
価格も『¥99,000+税』という値段を出せばここまで履きやすい一足が買える…凄い時代になりました。
足幅が広めのお客様で、クオリティの高いドレスシューズをお探しのお客様には…
今回ご紹介した『PAGANINI』を一番目にご紹介致します。
それではまた。