こんにちは!
髙橋です!
前回は〈Drake's〉の25AW新作ネクタイをご紹介しました。
今回はこちら。
〈Custom Tailor BEAMS〉にて、今シーズンスタッフ西條がオーダーしていたスーツをご紹介いたします。
早速スタッフ西條がチョイスした生地は、
こちらのネイビーのバンチから、
『Lanificio ROGNA』の4plyフレスコをチョイス。2019年に設立された比較的新しいイタリアのファブリックメーカーです。イタリアの繊細な職人技と革新的な技術を組み合わせ、そこに洗練された英国スタイルをミックスさせたユニークなコレクションが特徴。
同メーカーを代表する服地の一つがこの4plyフレスコ。英国的な力強い弾力、耐久性、防シワ、通気性に優れており、日本の多湿気候に適したファブリック。スタッフ、お客様共に人気の組織ですね。そして豊富なカラーバリエーションも魅力。
西條がチョイスしたのはチャコールグレー。マットな質感が良いですね。ウェイトも380gとしっかりとした重量があり非常に仕立て映えする生地です。
英国生地と遜色ない力強いハリやコシに加えて、イタリアらしいヌメりやしなやかさを併せ持つ、ハイブリッドな質感が同メーカーが織り上げる4plyの特徴。ジャリっとしつつ、しっとりとした滑らかさも感じられる、なんとも形容し難いですが、偏り過ぎないバランスの良さがあります。

そんな生地を6つ釦ダブル、2インプリーツのベルトループ仕様でオーダー。より重厚感のあるダブルブレストですが、どこかすっきりとして上品な空気を纏ったこの生地ならではの雰囲気が魅力的です。
シンプルに色数を絞ったシックなVゾーン。ユニークなダイヤ柄のジャカードタイで個性を出しつつ、グレーのシャツで甘く仕上げた気分な雰囲気です。

主な変更点はパンツ。サイズ44をベースに、股上を2.0cm深く、裾幅を22.5cmまで太くしたストレートのワイドシルエット。私のカスタムと殆ど一緒です。
裾幅以外は殆ど出していない為、少しフレアっぽくみえます。裾幅22.5cmとワイドですが、膝からウエストにかけてのラインがかなり細いため、数値程太く感じませんね。
足元は〈George cleverley〉のクラシックローファーで軽快かつドレッシーに。傾斜が緩いかなり平たいシューズなので、クッションも綺麗に乗ってくれます。特に裾幅の太いパンツは綺麗なシルエットを出しやすいです。
いかがでしょうか!
『Lanificio ROGNA』より、4plyのチャコールグレースーツ。英国よりのハリコシ抜群の生地ですが、イタリア的な艶も備えた新鮮な4plyフレスコ生地。緩さがありながらスタイリッシュに映るシルエットも西條らしい1着です。
皆様も是非、自分だけの1着を作ってみてはいかがでしょうか!
本日はこの辺で!
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高橋