こんにちは。
気温も徐々に暖かくなり、気分は完全に春夏物。
今時期は、春夏の洋服がほぼ毎日入荷してくるので、テンションが上がると共に、物欲も日々高まっていきます。
そこで今回は新入荷の男心をくすぐるジャケットをご紹介致します。
早速着用してしまいました。
QUATTROCCHI / A-2 フライトジャケット
カラー:ブラック,ダークブラウン
サイズ:44,46,48,50
価格:¥64,900(税込)
商品番号:23-18-1839-330
<International Gallery BEAMS>オリジナルブランド<QUATTROCCHI>が手掛けるフライトジャケットです。
米空軍パイロットの象徴的アイテム"A-2"をベースに現代的にモディファイドした1着。

色の展開はベーシックなブラックとブラウンの2色展開。
"A-2"とは1931年にアメリカ陸軍航空隊に正式採用された夏季用フライトジャケットの名称です。
ファスナー式の前立てを初めて採用し、機能性を飛躍的に向上させたジャケットとしても有名ですね。
戦闘服でありながら、機能的では無いスタイリッシュなディテールが現代においても人気の理由の一つ。
男らしさもありつつ、端正な佇まいな一着です。
ディテールを細かく見ていきましょう。

当時の物はホースハイドが殆どでしたが、こちらのモデルは柔らかく、きめの細かいラムナッパレザーを使用している為、エレガントな仕上がりに。
台襟も無く、襟下に付くドットボタンも無い仕様。
襟元のホックもございません。
大ぶりなフラップ付きのパッチポケットもドットボタンは付きません。
極力無駄を省いたミニマムで洗練されたディテールですね。
サイドからも手を入れられる仕様に。
諸説ありますが、軍人が上着のポケットに手を入れる事はマナー的にNGだった為、当時の物には付かないディテールです。

ジップはブラウンには馴染みの良いアンティーク調のジップ。
ブラックにはシルバーのジップが付きます。
フロントを開けると、風の侵入を防ぐ為の前立てがあります。
MA-1等によく見られるディテールですね。
裏地は滑りの良いレーヨン100%。
レザーのパイピングを施した内ポケットを配しております。細部まで気を利かせていますね。
ハイゲージのニットの上から着用してみました。
身長174センチでサイズ46を着用しております。
適度にタイトなフィッティングですが、可動域は十分に確保できます。

リブのキックバックが強い為、収まりが良いです。
袖を溜めて着用すると雰囲気が出ますね。
着丈は従来の物よりも若干長く、街着として着用しやすいフィッティング。
元々、A-2の適温気温域は10℃〜30℃のライトゾーン。
夏季用のフライトジャケットですが、日本においては真夏以外の3シーズンで着用できるかと。
カットソー1枚の上からサラッと羽織るだけで様になりますよ。
早速コーディネートを組んでみました。
1940年代の写真から着想を得たコーディネート。
Brooks Brothers / オックスフォード ボタンダウンシャツ
カラー:ホワイト,サックスブルー
サイズ:14.5〜16.5
価格:¥20,900(税込)
商品番号:21-11-0871-190
BEAMS F / ニット ネクタイ
カラー:ブラック,ベージュ,ブラウン,ネイビー
価格:¥11,000(税込)
商品番号:21-55-0007-380
軍服にはあまり見られない小さな襟がタイドアップスタイルを成立させ、スマートな印象を与えてくれます。
当時の写真を見ても、タイドアップスタイルや、ワイシャツに合わせる事が多い様で、軍服でありながらラギットになりすぎないのがポイント。
続きまして、タッターソールにジーンズとアメリカンなコーディネート。
GUY ROVER / タッターソール タブカラー シャツ
カラー:ベージュ
サイズ:37〜43
価格:¥25,300(税込)
商品番号:24-11-2079-531
発色の良いイエローがよく馴染みます。
シャンブレーシャツや、フェアアイルニットも相性が良さそうですね。
第二次世界大戦時に活躍したA-2。
その完成度の高さと、着用することができた名誉から、戦争終了時に返却せずに持ち帰った軍人が多くいたそうですね。
選ばれた軍人しか着用することができない憧れの軍服は、現代を生きる僕達にも響くものがあります。
今回はそんなキングオブフライトジャケットのご紹介でした。
このクオリティの高さで、驚くべきプライス。
是非一度ご検討下さいませ。
ご来店、お問い合わせ、お待ち申し上げます。
櫻田
大変便利なBEAMS公式アプリ。詳しくはコチラからお願い致します。