ブログをご覧の皆様こんにちは。
ビームス みなとみらいの武島です。いつも弊店をご愛顧下さりありがとうございます。
今日はスウェットについての小咄を。
春夏秋冬をそれぞれ更に6つに分け、季節をより細やかにしたものを二十四節気といいます。各々にその時期を表す美しい名前がつけられており、春分や夏至など聞き慣れた言葉もあります。こうした季節に対する感覚が好きです。
二十四節気の立春に入る前日を一般的に節分と呼びます。今年は2月3日でした。本来は立夏、立秋、立冬の前日も節分と呼びますが、二十四節気は立春が始まりとされる為、まさに最も「季節を分ける日」ということになるのかもしれません。
寒さの厳しい折ですが、暦の上では春となりました。日中の日差しも少し強くなってきましたね。ということで、新しい季節を迎えるのにピッタリなスウェットを、本日はご紹介致します。
こちらです。
名品中の名品です。唯一無二と言っていい着心地は、旧式の吊り編み機が生み出します。ゆっくりと編むことで力が加わらず、糸がリラックスした状態で編み込まれていくので、糸本来の柔らかな風合いの活かされた生地が出来上がります。
吊り編み機は1時間に1メートル程しか編むことの出来ない非効率な機械です。全工程を一日で終えても7、8人分程度の生地しか作ることが出来ません。その為アメリカにはもう存在せず、世界で裏毛を編めるのは日本の和歌山だけとなっています。
癖のないシンプルな仕上がりですので、スタイルを選ばないのも良い所。
きれいめにも。
クリーンにも。
王道にも。

様々なテイストでご使用頂けます。古くからある伝統的な製法に拘るからこそ出来るこちらのスウェット。店頭にご用意がございます。未体験の方は是非一度お試しにいらしてください。
季節の変わり目は素材の変わり目。ウールからコットンへ、ニットからスウェットへ。ファッションでも二十四節気を感じられると楽しいですね。
それでは今日はこの辺で。最後までお読み下さりありがとうございました。
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