ブログをご覧の皆様こんにちは。
ビームス みなとみらいの武島です。いつも弊店をご愛顧下さりありがとうございます。
今日は軍パンについて小咄を。
私は横浜生まれ横浜育ちなのですが、中学生の頃、ひょんなことから近所に住むアメリカ人の男子高校生と仲良くなりました。
アメフトのボールの投げ方を教わったり、一緒にバスケやスーパーファミコン(世代です)をしたり。家族ぐるみで親交を深めたのですが、彼のお父様が横須賀基地にお勤めで、ある日「基地の中を案内してあげるよ!」と。
私は「行きたい!」と即答し、すぐに連れて行ってもらいました。基地内の娯楽場でボーリングをして、ビッグサイズのピザを食べ、停泊中の空母にも乗せてもらいました。それは大変刺激的な体験でした。
ですが、その時一番心に残したのは、「軍服ってカッコイイ…」という少年らしい憧憬でした。振り返ってみると、それが私のミリタリーテイスト好きの、原点だったのではないかなあ、と思います。
前置きが長くなりました。まず、そんな私のお気に入りの私物をご紹介してよろしいでしょうか?
こちらです。
カナダ軍のパンツです。購入したのはなんと20年近く前。今でも現役で履いています。ポリエステル混で柔らかく、サイズ感も程よい太さ。カラーも品が良い。これに白いシャツと革靴を合わせるのが、今でも一番好きなスタイリングです。
そして当店にも、私が色違いで合計三本所有しているお気に入りがございます。
こちらです。
40年代のアメリカ軍のパンツをベースにした、BEAMS PLUSのミリタリーパンツです。
40年代の軍パンの名品というと、フランス軍のM-47 Trousersが思い浮かびます。M-47 Trousersは、前期はコットンツイル、後期はヘリンボーンツイルを使用していますが、私はヘリンボーンツイルの質感が好み。
このパンツもヘリンボーンツイルを使用しており、そんな所も惹かれる要素なのかもしれません。
例えばこんな風にニットタイを結んでど直球に。
例えばこんな風にボーダーを合わせて小綺麗に。

革靴だけでなく、スニーカーを合わせるのも良しです。組み合わせ方は多様でも、どこかに無骨さを醸し出してくれるパンツです。洗い込んで出てくるアタリもグッとくるポイントです。
無邪気な男心を思い出させてくれる、大人のミリタリーパンツ。皆様も一本いかがでしょうか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
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