Ramsey Lewis

Shinnosuke Okada 2021.06.01

Pilgrim Surf+Supplyのお店にはたくさんのレコードがあります。

その中で、私が一番オススメしたいアーティスト、Ramsey Lewisというジャズピアニストを今回はご紹介します。




Ramsey LewisはChess Recordsから1956年にデビューしました。

デビューして暫くはトリオ「Ramsey Lewis Trio」で活動します。

このトリオでリリースした『The In Crowd』はグラミー賞のインストゥルメンタルの部門で最優秀賞を受賞しています。

(ちなみにChess RecordsはブルースやR&Bの超名門レーベルとして有名です。)

ブルースの名門レーベルからのデビューだからか、彼のサウンドからはブルースやR&Bの根底に流れる独特のグルーヴを感じます。



(Chess Records内のジャズレーベルがCadetです。そのため、Cadetのクレジットが付いています。)

その後、トリオのメンバーは入れ替わり、ファンク界の頂点「Earth, Wind & Fire」のリーダーであるMaurice Whiteとも共演します。


1972年にColumbia Recordsに移籍します。

そして移籍したColumbia Recordsで彼の代表作である『Sun Goddes』を1974年にリリースします。

このアルバムはMaurice Whiteをプロデューサーに迎えてレコーディングされ、当時のビルボードチャートではソウル部門・ジャズ部門でそれぞれ1位・ポップス部門では12位を獲るほどの大ヒットとなります。


彼の音楽はフュージョンに分類されることが多いです。

Maurice Whiteがトリオのメンバーにいたということからも分かる通り、彼の音楽はジャズをベースにしながらも、ファンクやポップスのエッセンスをふんだんに織り交ぜたものになっています。

『Sun Goddess』に収録されているパーカッションのサウンドはファンクの骨子とも言えるでしょう。


Chess時代の音源はグルーヴ感満載のジャズプレイヤーという印象ですが、移籍後は様々なジャンルのサウンドを取り入れ、意欲的な作品を多く発表しています。


レコードのアートワークも独創的でなんだか少し笑えるところが彼の作品の魅力の一つだと思います。



わたしの一番のお気に入りが『Another Voyage』です。

ソウルフルでメロウなジャズを思う存分楽しめる一枚になっています。