10倍の歩み

杉山 直哉 2024.10.09

こんにちは。



この度、新静岡セノバは10月5日で開業13周年を迎えました。

過去に、新静岡センター時代だったこの場所には、小さな頃から歯医者に行く為にバスで来ていた思い出しかなく、3度の飯よりお菓子だった僕からしてみればトラウマの場所でした…。


セノバがオープンしたのは僕が高校生の頃。コンセプトの、しあわせのば、まちあわせのば、◯◯の場とあるように、まさに待ち合わせ場所でした。

そこから数年経ち、別のお店でアルバイトをしていたのを合わせると9年もセノバに在籍しています。


今回の13周年を記念して従業員用に配られたこのバッジ、今年はポップな雰囲気です。

そしてその横に並ぶゴールドのバッジ。1894年に創業されたBarbourはセノバの10倍、130周年を迎えます。

今回は、その記念すべき130周年のアニバーサリーモデルの中から、とっておきの1点をご紹介致します。



それが、乗馬や競馬の観賞用として親しまれ、初期モデルとしても有名なGAMEFAIR。

セレクトショップでの復刻も多く、認知度の高まりを感じます。

後に派生した、BEAUFORTとBORDERの間の丈は、ジャケットの丈が隠れながらも長すぎないことから、男性からの注目度も非常に高いモデルです。


各所ディテールを見ていきます。

お馴染みのコーデュロイの襟はゴールドのようなブラウン。


フロントボタン、1番上は「130」の刻印が施された、特別なボタン。


これを目掛けてヴィンテージショップを探す方も多いのではないでしょうか?裏地には、ドレスゴードンのタータンチェックを採用しております。


内側背中部分には記念の刺繍パッチが付いております。


因みに今回のモデルは、昨今のサラッとしたオイルではなく、過去を思い出させてくれるようなギットギトな仕様です。

向かって右が130周年モデルです。テッカテカですね。笑


ライナーは取り付けができませんが、フード用のスナップボタンは付いています。


安心できる丈の長さなので、レインコートとしての使用もかっこいいですね。



いかがでしょうか?

既にいくつものモデルを持っているのでお腹いっぱい気味になっていた僕ですが、是が非でも仲間入りさせたい1着です。



僕にとってはあの頃からずっと、待ち合わせの場となっているセノバ。これを着ていたら目立つでしょうか。

セノバに足を運んで頂いている皆さんには、どんな◯◯の場となっていますでしょうか。




ではでは。