こんにちは。
暖かくなるのはあっという間ですね。静岡では既に最高気温が20度近く。自宅のワードローブが、急ピッチでアップを始めています。
そんな中で履く機会も増えるであろうローファー。ソールの減りが気になりましたので、オールソール修理に出しておりました。
丁度いいやと、エイジングのご報告です。
それがこちら。
CROCKETTO&JONESのBRIMSTONEです。
着用時間は1年半程。
革の良し悪しって、履きジワに現れると思います。これに関しては、ビチっと入るシワではなく、細かなシワが集まって1本になる様な理想的なシワ。革質の良さが分かりますね。

個人的に好きなバタフライローファーの所以とも言える部分のエイジング。
下に隠れている革の形が浮き出ていますよね。手入れではどうにもならない、履きこむ事でしか出せないこの様な変化が大好きです。
総合して、ほんと立体的になりました。
肝心なアウトソールですが、こんな感じです。
元々チャネル製法でしたが、そこはいいかなと。縫い糸は見えたままにしました。
きちんとステッチにもオイルを入れてあげれば切れる心配なんて、そうありません。
アウトソール交換の理由は人それぞれですが、僕の場合はつま先が削れ易いんですよね。
よく、ピョンピョン歩いてるって言われます…。他の方より地面を蹴ってるのかな?という事で、つま先にはスチールを取り付けました。これで当分は変えなくて済むでしょう。
いかがでしたか?
値上げラッシュな世の中ですが、長く愛用できるモノを更に強く、持ち主の癖に合わせた補強ができるのも修理の良い部分です。
実は、とっておきの修理?改造?をある靴に施している最中です。あと1ヶ月はかかるみたいですが…。
どちらも仕上がりましたら改めて報告会致します!
是非お楽しみに。
ではでは。