《 ビームス別注事典 》 vol.68
"ビームス別注商品"を紐解いていくシリーズブログ 《 ビームス別注事典 》 をご一読頂きありがとうございます♪
「ビームス別注品」は、膨大な数が企画されておりますが、あまりの企画数から時に埋もれがちに。。
"ナニがどう違うのか!"を、高松店が徹底解説させて頂きますので、何卒ご一読くださいませ!
さて、今回はスタッフ萱原が「POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)編」を担当致します。
ポロ ラルフローレンとは?
1967年、ラルフ・ローレンが「ポロ」というブランド名でネクタイを売り出したのが始まりです。
翌年、メンズブランド「ポロ ラルフ ローレン」というブランドを始動し、ビジネスを拡大。東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルと、上品な英国流のスタイルの双方を融合させたのが特徴。ポニーロゴがアイコンのポロシャツを筆頭に、アメリカン・トラディショナル・スタイルを象徴するブランドとして知られています。
長きに渡り好評いただいている、ビームスとラルフ ローレンの別注企画は今回で14回目を迎えます。
ビームスならではの解釈とアレンジでアップデートされたスペシャルなコレクションの中で、今回はTシャツ「Heavy weight Tee with right pony」にスポットを当てて解説いたします。
別注ポイント①
シルエット
170cm、Sサイズ着用
ラルフローレンのインラインの中で、最もゆったりとしたモデルのクラシックフィットのヘビーウエイトTシャツと比較します。
サイズ比較
インラインのクラシックフィット ヘビー ウェイト Tシャツ
Sサイズ
【着丈68.5cm、肩幅49cm、身幅53cm、袖丈18.5cm】
ビームス別注
Sサイズ
【着丈67cm、肩幅52cm、身幅56cm、袖丈21cm】
音楽ブームに乗って、ストリートライクなヒップホップファッションが一世を風靡した90年代の雰囲気を匂わせたビッグシルエットを現代的に解釈して制作しております。
肩幅、身幅を大きく、袖は肘にかからない程度に緩くしており、ただ大きいだけではなく着丈をやや短めに設定されているので、野暮ったくならない大人っぽさが感じられるビッグシルエットボディに仕上がっております。
またネックサイズも、インラインよりコンパクトに設計されているので首周りが程良くビシッと締まり、シャープな印象を与えてくれます。
別注ポイント②
ポロ ポニー刺繍ロゴ
本来であれば、左胸にあるはずのポロ ポニー刺繍が右胸に移動したビームスだけの仕様でございます。
これを「ムービングポニー」とも呼ばれております…
↑インラインのロゴ
↑別注のロゴ
ビームス別注のポロ ポニー刺繍は大きいボディに合わせて、少し太らせたポロ ポニーを刺繍しております。
細かいところまで手の込んだオリジナリティ溢れる仕上がりが素晴らしいです!!
BEAMS Exclusive Labelが付くことで特別感のある仕上がりに♪


別注ポイント③
生地
インラインのTシャツは、コットン100%の生地で制作していましたが、ビームス別注のTシャツはコットン90%、レーヨン10%のヘビーウエイト ジャージー ファブリックにアップデートされております。
レーヨンを含ませる事により、生地にとろみが生まれ「ふわふわトロトロ」の肌触りと肉厚な生地が相まって柔らかな着心地となっております。
見た目は、コットンの風合いを残しつつ、レーヨンの滑らかさと、程良い光沢とドレープ感が上品な印象を与えてくれます。
90年代の雰囲気漂わせながらも、現代的にアップデートされたビッグボディは、ワイドデニムやカーゴパンツといったストリートファッションには欠かせないアイテムとの相性は勿論合いますが、高級感のあるファブリックで作成されている事により、Tシャツにワイドスラックス、レザーシューズ、バケットハットといった、上品で都会的なストリートスタイルも可能としてくれます!!
Tシャツにスポットを当てて解説をさせていただきましたが、今回の別注コレクションのキャップやショーツとの組み合わせもお勧めしております。



ちなみに今回別注のキャップの後ろ部分には「BEAMS」のロゴが…
こちらをよく見るとポロ ラルフローレンのフォントで「BEAMS」と刺繍されており、これまでに無い、ラルフファンには堪らない仕上がりでございます◎
是非ご検討ください。