"ビームス別注商品"を紐解いていくシリーズブログ 《 ビームス別注事典 》 をご一読頂きありがとうございます♪
「ビームス別注品」は、膨大な数が企画されておりますが、あまりの企画数から時に埋もれがちに。。
"ナニがどう違うのか!"を、高松店が徹底解説させて頂きますので、何卒ご一読くださいませ!
さて、今回はスタッフ氏家が「PARABOOT(パラブーツ) BARTH(バース)編」を担当致します。
もはや、説明不要のコチラ!
PARABOOTのデッキシューズ物の中では、一番のメインモデルである"BARTH"です。
そちらをビームス別注で作成しております♩
しかも、上の画像のもの全て別注!という、圧倒的な企画数!!!
逆に言いますと、"インラインのものはほぼ展開なし"という、振り切った商品構成!(笑)
そういうところがビームス文脈だなぁ〜、とつくづく感じます。
ちなみに"ネタ元"はコチラ。
インラインモデルのBARTHです。
爽やか!
清潔感!清涼感!
海やリゾートを彷彿とさせる!
そして、"レザーシューズ界のスニーカー枠"と、私が勝手に言っているだけですが、そのくらいストレスなく履けるものとしての利便性!
といった、春夏シーズンに欠かせない一足ですが、それを"ビームス流にヒトヒネリ"しております♩
では一つずつ解説して参りましょう!
【別注】Paraboots/BARTH グレインレザーデッキシューズ
カラー:ブラック、ブラウン
価格:¥46,200(税込)
商品番号:21-32-0274-099
ネタ元の雰囲気をいい意味でひっくり返す様な"シボ革"を使用した別注です。
フレンチブランドでありながら、どこかアメリカンなテイストすら漂います。

"寄り"ですと、この表情です。
ステッチ色のみならず、アウトソールの色も革に合わせてワントーン化する事で、土臭くならない様に配慮されており、クラシックモダンなイメージに昇華しております。
ん〜、なるほど、"爽やかじゃないParaboot!"が言いたいわけです!
お次は2型続きます!
【別注】Paraboot/BARTH スウェードデッキシューズ
カラー:ベージュ
価格:¥46,200(税込)
商品番号:21-32-0233-099

【別注】Paraboot/BARTH スウェード デッキシューズ
カラー:グレイ
価格:¥46,200(税込)
商品番号:21-32-0300-099
同じものの色違いではなく、取り扱いとしては別品番ですので、お気をつけください!
コチラは要するに"スウェード素材に載せ替え"という別注です。
元ネタ画像の様にBARTHはスムースレザーが定番なのですが、バックスキンを使い、これまた"爽やかではないParaboot"といった方向性です!

スウェードのどこかフェードした様な質感が、妙な足元の眩しさをなくし、現在のクラシックなスタイリングトレンドへの"馴染み良し"です!
ソール色はブラック。
アッパーのグレイに対して、モノトーン的な色組みです。
ソール色はホワイト。
自分ならどう別注するかなぁ、、などと考えても、この組み合わせなら、確かにホワイトかなぁ〜と、納得!です!
最後はコチラ!
【別注】Paraboot/BARTH クロムエクセルレザー デッキシューズ
カラー:ライトブラウン
価格:¥48,400(税込)
商品番号:21-32-0025-099
一番目のシボ革別注のものにテイストは似ておりますが、似て非なるものかと。
"寄り"ですと、この感じです。
クロムエクセルレザーならではの"アジが出過ぎない"スッキリ!さっぱり!クサくない感じ!が、PARABOOTのデザインと相まって、"PARABOOTで表現する現代のモカシン"といった様相を呈しています!
これまた、これまた、一貫して"爽やかではないParaboot"ですね〜。
昨今のトレンドスタイリングである"ブリティッシュアメリカン"や"フレンチアイビー"の様な、いわゆるMIXスタイリングの足元に、同様にミックス感のあるコチラの一足を持ってくる事で、絶妙すぎる完成度のコーディネートになろうかと!
アウトソールは、同様にワントーン仕様で、ガムソールの様な雰囲気です。
全体の雰囲気として、"フランス人から見たアメリカ人"みたいな仕上りである事、ご共感ください◎

最後にインソールです。
この様に"BEAMS F"の刻印が!
スタッフとしては胸熱ですが、皆様はいかがでしょうか?
さて、最後に総評として、これらの別注PARABOOTがお伝えしたい共通の事は、もう何度も書きましたが"爽やかではないParaboot"という事です。
本来の、爽やかで、どことなく眩しくて、清涼感漂うところもParabootのいいところですが、いかんせん元々の雰囲気のまんまですと着用期間が限られてしまいます。
ご想像ください!
9月に入り、でも気温は高い、が日は短い、、、というあの時期、元ネタのまんまでは、見た目としては盛夏すぎる。。。
みたいに感じてしまうのは私だけでしょうか?
"真夏を過ぎても履ける一足!"という着用期間の弱点を克服しつつ、スタイリングへの相性もUP出来ている、無敵の別注です◎
ウェストンのヨットだとちょっとカタいな〜、とか、ティンバランドのモカシンはテイスト違うしな〜、といったお声があるのかないのか分かりませんが笑、そういった部分を絶妙にカバー出来ている秀作かと!
一過性の商品とは思わず、長く履ける一足として、是非ご検討くださいませ♩
追伸→"ビームス別注事典 vol.81、スタッフ景山"の回と、内容が少々かぶっておりますが、素材等の解説は私のブログより詳細ですので、併せてご参照くださいませ。