《 ビームス別注事典 》 vol.99
"ビームス別注商品"を紐解いていくシリーズブログ 《 ビームス別注事典 》 をご一読頂きありがとうございます♪
「ビームス別注品」は、膨大な数が企画されておりますが、あまりの企画数から時に埋もれがちに。。
"ナニがどう違うのか!"を、高松店が徹底解説させて頂きますので、何卒ご一読くださいませ!
さて、今回はスタッフ萱原が「champion(チャンピオン)編」を担当致します。
今回の別注商品は、インラインのビッグワッフル生地を採用したサーマルシャツを着古したようなアタリの加工の風合いが魅力的で、ヴィンテージ感漂う仕様に別注したchampion(チャンピオン)ビッグワッフル ロングスリーブ シャツでございます。
サーマルシャツは元々、アメリカ軍やアウトドア愛好家の機能的な防寒着として重宝されたアンダーウェアで、“一枚で着る”というよりかはインナーとして着る事の多いアイテムですが、“インナーのレイヤードでチラ見せ”、または”メインで見せる”といった多様性とトレンドも盛り込んだ一着でございます。
アメリカの老舗スポーツカジュアルブランド、“champion(チャンピオン)”が得意とするアスレチックウェアのアイテムの一つであるサーマルシャツの別注を見ていきましょう♪
↑ OFF BLACK

↑CARBON BLUE
展開色はブラックを退色加工させたOFF BLACKとネイビーを退色加工させたCARBON BLUEの2色展開でございます。
どちらも汎用性が高く、どちらも魅力的で迷うカラー展開でございます…


生地は、アメリカンコットンを混紡する事により生地にハリとコシを出しながら、表情豊かな生地の風合いが出るのでアタリ加工も自然と雰囲気良く出てくれるのが特徴的です。
凹凸が大きいビッグワッフル生地を使用する事により、加工感が立体的でわかりやすく現れます。また、ウネが太いので見た目にもボリュームが出るので“インナー見えしにくい”のも考えられたポイントです◎
袖リブと裾リブの繋ぎ目のアタリ加工が特にリアルで自然な加工に仕上がっております。
リブのムラのある表情も堪りません…
また、チャンピオンのクラシックなロゴと生地のフェード感が相まって古着で見つけてきたようなデッドストック感も味わえます◎

タグは1980年代にあったトリコタグの復刻でございます。
この“かゆいところに手が届く仕様”がヴィンテージ好きには堪らない仕様ではないでしょうか…




↑(170cm、60kg、Sサイズ着用)
シルエットは程良くルーズでありながら、着丈をやや短めの設定にしたボックス型で、裾リブがある事で“スウェット見え”するような立体感あるシルエットでございます。
ワイドパンツと合わせて昨今のトレンドである、短丈ワイドシルエットも可能としてくれます。
2025FWシーズン、BEAMSレーベルでは90年代アメリカンヴィンテージを彷彿させるような加工感のあるデニム、レザージャケット、ワークシャツなどのユーズド感を楽しむアイテムが多数出てくる中でスタイリングに組み込みやすいアイテムでございます。是非、ご検討ください♪