ヴィンテージ豆知識 デニム編

村尾 日宏 2022.11.10

久しぶりのブログ投稿です。

今までは商品紹介を中心に行なってきましたが今回より内容を少し変更し、配信していきます。


今、ビームス 梅田にはたくさんの新しい商品が並んでいます。

その商品には元ネタがあるものが多く、昔の服いわゆるヴィンテージを再現し、アップデートしたものが多いです。

そういったうんちく的なことをお伝えしていきます。


まず初回はデニム編です。

ヴィンテージの王道といえばのデニムから行きます。


まずはこちら



Levi’s(R)505です。

505の特徴といえばテーパードです。

そして501より腰回りがゆったり目になっています。(501の解説はまた後日)

そして


フロントはジップ仕様です。

ヴィンテージデニムといえばボタンフライのイメージがありますよね。

それは元々ワークウェアだったデニムはより強度の高く取り替えのしやすいボタンフライが多く採用されていました。

ですがこの505という形はLevi’s(R)から初のファッションモデルとして1960年代に販売された物なので色んな人が履きやすい様にジップが採用されたそうです。


もう1つ大きな違いがあります。

バックポケットです。

年代にもよりますがバックポケットが縦長になっています。

足をスッキリ見せることができ女性にもおすすめの形です。


そしてヴィンテージデニムならではの色落ち



1970年代後半に天然インディゴから薬品の入った合成インディゴに染料が変更されました。

こちらの写真のデニムは60年代の物で古い物程生地に織りムラがあり、縦に細かく色が落ちいわゆるこれが縦落ちといわれるものですす。


長年隠れていたパッチ裏の生地、1960年代に近い色だと思われます。履き込みすぎて取れてしまい落ち込みましたがこのデニムの長い歴史を目で感じることができて少し感動しました。


長くなりましたがそんな、505をイメージさせるアイテムの紹介です。



orSlow /アイビー フィット 107 2year ウォッシュ デニム
カラー:2YEAR WASH
サイズ:1.2.3.4
価格:¥27,500(税込)
商品番号:11-21-0187-611

orslowの107です。




ジップフライのディティールもしっかり




程よいテーパードのシルエット




イメージとしては2年履き込んだ色落ちを再現。長く履き込めばより風合いが出るかと思います。


デニムのことを良く知ると、より興味が湧いてくるかと思います。

是非店頭でお話ししましょう。


ビームス 梅田 村尾