スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第275夜

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第275回目はこちら


『ドリームランド』(2019)

監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット

出演:マーゴット・ロビー / フィン・コール / トラヴィス・フィメル / ギャレット・ヘドランド

あらすじ:

1930年代のテキサス州の田舎町。世界大恐慌と干ばつによる砂嵐に苦しんでいるエヴァンス一家の長男であるユージンは実の父親が向かったであろうメキシコに憧れていた。そんな中、納屋で怪我を負っている女性を見つけるが、その女性は銀行強盗で指名手配されてるアリソン・ウェルズだった……

此処ではない何処かへ憧れている少年がファムファタールと出会って成長していく話です。

父親が家を出て行ってしまい捨てられたという思いを抱えながらも、父親から送られてきたメキシコの楽園の様な絵葉書に希望を抱いている少年が主人公です。

外の街=希望、日常ではない非日常、ここから連れ出してくれるのではないかという期待、自分が守るしかない(と勝手に思い込んでいる)年上の女性、それがいっぺんに目の前に現れて、それによって少年が大人へと成長せざるを得ない物語です。しかし成長する為の代償があまりにも大きくて……

時々、差し込まれるメキシコと思われるシーンが美しければ美しいほど、現在の状況と予想出来る結末に対して残酷に映ります。

少年の成長物語として結構好きな話でした。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

年代もありますが、主人公が着ている当時のシャンブレーのシャツやワークパンツの履き方などは着こなしの参考になりますし、そこからどのようにしたら当時の土臭さを残しながら、今っぽい着こなしが出来るかの良いヒントが入っていると感じました。

コスプレの様にならない様に着こなしを考えていきたいと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン ショートスリーブ クールマックス(R)リネン
カラー:ホワイト、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0036-139

夏の定番アイテムである清涼感のあるリネンと吸水、速乾性に優れた「COOLMAX(R)」を使用したショートスリーブのボタンダウンシャツです。

一番の特徴はリネンにCOOLMAX(R)を混紡する事でリネンのシャリ感を残しながら、吸水、速乾性を持たせアップデートさせた生地です。それにより高温多湿の日本の夏でも快適に着用していただけます。

シルエットはオーソドックスで、一枚でもジャケットのインナーとしても着用出来るバランスに仕上がっていて、オン、オフどちらでも使っていただける便利なシャツです。

こちらはかなり人気で在庫がどんどんなくなっていますので、気になる方は早めにお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ドリームランド』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第274夜

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第274回目はこちら


『罪人たち』(2025)

監督:ライアン・クーグラー

出演:マイケル・B・ジョーダン / ヘイリー・スタインフェルド / マイルズ・ケイトン / ジャック・オコンネル / ウンミ・モサク / ジェイミー・ローソン

あらすじ:

1932年のミシシッピ州、クラークスデール。双子の兄弟のスモーク&スタックスは故郷でブルース・ジョイントを開くために戻ってくる。土地と建物を買い、仲間を集めてブルース・ジョイントを開店させるがそこには音楽につられて招かれざる客も来てしまい……

『フルート・ベール駅で』や『ブラック・パンサー』、『クリード』を撮ったライアン・クーグラー監督の最新作で、監督デビューからタッグを組んでいるマイケル・B・ジョーダン主演のホラー映画です。

今週も現在、劇場で公開されている作品の紹介です。

最初にあらすじを読んだり予告編を観たときには、クエンティン・タランティーノ監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出したのですが、監督もリファレンスで名前を挙げていて、この作品も同様に前半と後半で違うジャンルになる作品でした。

まずマイケル・B・ジョーダンふんする双子スモーク&スタック(一人二役)が開店させるブルース・ジョイントとは、南部の黒人達が酒を飲んだり、ギャンブルをして日々の辛い労働を忘れるために集まるところで、毎晩、ブルースの生演奏がおこなわれていたそうです。

そのブルース・ジョイントでブルースを歌うのが双子の従弟のサミーなのですが、このサミーの歌うシーンが本当に素晴らしく、黒人音楽の過去と未来が一緒になる演出でこのシーンを観るためだけにもう一度劇場に行っても良いと思うくらいです。

そしてその歌声が素晴らし過ぎたために招かれざる者も呼んでしまう事となります。

予告編でも出ているのでネタバレにはならないと思いますが、呼び寄せられてしまうのがアイルランドから来たレミックというヴァンパイアなのです。

このアイルランドから来たというのも重要で、彼らの音楽であるケルト音楽がブルースと融合してロックが生まれたとされる説もあるくらいで(諸説あります)両者との関係は近く、サミーの歌声に惹かれてレミックが現れるのも必然かもしれません。

そしてここからはヴァンパイアホラー映画として一気にクライマックスに向かうのですが、ここも息をつかせぬ展開で目が離せません。

出来ればエンドクレジットの後にも映像が続くので、最後まで観ていただきたいと思います。

どの映画にも言える事ではあるのですが、音楽映画でもあるので出来れば劇場の大スクリーン(IMAX 推奨)で迫力ある音響と画面で楽しんでいただきたい作品です。

普通のヴァンパイアホラーという面だけではなく、黒人文化についてだったり、一人の少年がブルースマンになっていく成長物語でもあり、色々な面のある作品なので本当にお勧めの一本です。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

まず注目は何といっても一人で双子を演じ分けたマイケル・B・ジョーダンの衣装で、同じ3ピースのスーツを着ているのですがそれぞれキーカラーが赤と青なので、一目でどちらがスモークでどちらがスタックなのかが分かるようになってますし、この色が二人の性格の違いを表しているのも面白いと思いました。

他にも当時の労働者階級の人達の格好がリアルにわかり、特にワークスタイルなんかは今の着こなしにも取り入れられそうなヒントがあると思います。

その辺の衣装も注目して観ていただくと、より楽しめると思います。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / イージーショートパンツ パッチワーク マドラス
カラー:パッチワーク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-25-0164-874

マドラスチェックの生地を使ったゆとりのあるシルエットのイージー仕様のショートパンツです。

ビームス プラスでは定番の伝統的なマドラスチェックのを使用し、涼感のあるアイテムに仕上げています。パステル系の生地を使用しているので柔らかで明るい印象のパンツで、シンプルなリネンの開襟シャツやポロシャツなんかとの相性は抜群だと思います。

こちらもすでに店頭に入荷しており、即戦力になるアイテムだと思いますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『罪人たち』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第273夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第273回目はこちら


『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』(2025)

監督:鶴巻和哉

出演:黒沢ともよ / 石井由依 / 土屋神葉 / 新祐樹 / 川田紳司 / 山下誠一郎

あらすじ:

コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは戦争難民の少女ニャアンと出会う。そしてその出会いがもとで非合法のモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれていく……

もうお分かりいただけているとは思いますが、今回は番外編というか特別編だと思って下さい。

なぜ、急にこの作品を取り上げたのかと申しますと今、PLUSチームの中で密かな『機動戦士Gundam GQuuuuuuX 』ブームがきておりまして、先日のPLUSの集まりの際にディレクターである溝端を筆頭に盛り上がり、今週がこの作品のテレビシリーズ最終回という事もあり取り上げることになりました。

なので今週のブログは私の独断と偏見ではなく、ディレクターに了承をいただいてのオフィシャルなものです。

この文章を書いているのが6月25日の午前なので、昨日の深夜にテレビ版の最終回を迎えもちろん自分も鑑賞したのですが、まだ鑑賞していない方もいらっしゃると思うので、そちらには触れずに今年の1月に公開された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』について話をしようと思います。

公開から5か月がたっていますし色々なところで言及もされていますが、基本、ネタバレは無しで内容に触れるというよりも自分の感想になりそうです。

あらすじは上記しておりますが自分は公開当時、特にあらすじは読まず前情報なしで観に行き、上映がスタートしてから何を見せられているのか分からないまま一回目の鑑賞が終りました。その後、間を置かずに二回目の鑑賞に行きどうにか話の筋を理解する事が出来たように思います。

そしてこの作品はガンダムの知識がある人、ない人それぞれに楽しめる作品ではないかと感じました。知識のある人はまた関連作品を観直したくなると思いますし、知識のない人はこの作品を入口としてガンダムのシリーズに入っていく事が出来ると思います。

現に各サブスクリプションサービスでの関連作品の視聴回数が伸びているとも聞いておりますので、入門する人、再度観返す人が多いのではないでしょうか?

また6月24日に完結したテレビ版も全12話と観やすいので、是非、こちらも観て下さい。

今回紹介した劇場版はまた各映画館で再上映も始まっていますので、こちらも劇場で観て頂くと更に迫力も増して良いと思います。

PLUSスタッフにこっそりファンがいるので、お店に『機動戦士Gundam GQuuuuuuX 』の話をしに来ていただけると幸いです。

因みに自分が一番好きなガンダムシリーズは『機動武闘伝Gガンダム』です。(東方不敗マスター・アジア、石破天驚拳、マスターガンダム……)

いつもなら衣装を見ていくのですが、今週はお休みさせていただきます。


ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / プルオーバー ボタンダウン クラシックフィット ウールストライプ
カラー:ブラウン、オレンジ、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0164-139

ベースにしているのは1960年代に生産されていたアメリカ製のボタンダウンシャツで、オン、オフでの着用を考えた長めの襟型が特徴です。全体的なサイズパターンは大きめなのですが、プルオーバーということもありかなりゆったりしたサイズバランスです。

使っている素材は超細番手のウールの糸でとても軽やかなタッチと、原料からウォッシャブル加工をかけているので自宅で洗濯をしていただけるのが特徴です。糸の撚りも通常よりきつくしているのでシワにもなりにくいです。

ウールとは思えないドライな肌触りなので、湿度の高い日本の夏でも快適に着用していただけ、自宅で洗濯もしていただけるのでこの夏に活躍する一枚だと思います。

こちらも店頭に入荷していますので、気になる方は実際に手に取って頂き、生地の感触を確かめて頂ければと思います。

それでは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第272夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第272回目はこちら


『シャーリー』(2024)

監督:ジョン・リドリー

出演:レジーナ・キング / ランス・レディック / テレンス・ハワード / ルーカス・ヘッジス / クリスティーナ・ジャクソン / アミラー・ヴァン

あらすじ:

黒人女性として初の下院議員となったシャーリー・チザムは1972年の大統領指名候補者予備選挙に出馬するのだが……

今よりも黒人差別と女性差別が酷かった時代に初の下院議員となり、その後の大統領指名候補者予備選挙に出馬をしたシャーリー・チザムの伝記映画です。

自分はこの映画を観るまでこの方を知りませんでした。

日本では知られていないアメリカの偉人は沢山いるのだと知ることが出来ますし、このブログでも様々な人の伝記映画を取り上げてきましたが、まだまだ日本に入ってきていない伝記映画もまだ沢山あるんじゃないかと思っています。
映画の中では1回しか描かれていませんが実際には3回暗殺されそうになっているそうで、それ以外でももっと酷い差別や嫌がらせがあったのではと思えます。それくらい困難な状況でも自分達には出来るんだと表明するために行動する事は本当に凄い事ではないでしょうか?

そして実際に彼女がいたからこそその後の女性議員の誕生があったり様々な法案を提出していたりと、シャーリーの切り開いた道は相当に大きかったのだと思います。

因みにこの映画の選挙は大統領指名候補者予備選挙という民主党内での戦いを描いているのですが、この予備選も含めてアメリカの大統領選挙のシステムがいまいち分かりずらいので、改めて勉強し直そうと思いました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

劇中でシャーリーが着ている衣装の柄は1960年代から1970年代の当時の柄を再現していると思うのですが、女性ものなので自分は着れませんがシャツの柄であったら欲しいと思わせる柄ばかりでした。

他にも映画冒頭のブロックパーティーのシーンの男性たちが着ている物は色、柄共に格好良いものが多いのでそこにも注目して頂くと良いと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ビーチシャツ オーガンジー ガーメントダイ
カラー:チャコールグレー、ピンク、イエロー、ミントグリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0184-139

ベースは1960年代のビーチシャツなのですが、現代風にアレンジをしています。まずパイル地のライニングを無くし軽く着ていただける様にし、その他の特徴的なディティールである大きめのボタンや裾についているパッチポケットのディティールは残し、一枚でも充分に存在感のあるシャツに仕上がっております。

生地はオーガンジーの生地を製品染めし、ナチュラルな透明感のある生地を使用しています。かなり薄手の生地なので一枚での着用は難しそうですが、インナーのTシャツに柄物を持ってきて透け感を楽しんでいただけるシャツだと思います。

落ち着いたチャコールグレーも良いですし、他の3色はパステルカラーで夏に映える色だと思いますので、是非、実際に手に取って生地の柔らかさや透け感を確かめて頂ければと思います。

それでは『シャーリー』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第271夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第271回目はこちら


『3時10分、決断のとき』(2007)

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:ラッセル・クロウ / クリスチャン・ベール / ローガン・ラーマン / ベン・フォスター / ピーター・フォンダ / グレッチェン・モル 

あらすじ:

南北戦争で片足が不自由になった牧場主のダンは強盗団の首領であるベンが捕まる現場に居合わせる。仕事としてベンを「ユマ行き3時10分発」の汽車に乗せる為に駅のある街までの護衛をすることになるが……

この作品は1957年に公開の『決断の3時10分』のリメイク作品で、監督は『フォードvsフェラーリ』やX‐MENシリーズの1本である『LOGAN/ローガン』を撮ったジェームズ・マンゴールドです。

この作品を撮る前に既に評判の高かった監督ではあったのですが、題材が西部劇という事で製作費の調達にかなり苦労したそうです。

西部劇の最盛期は1950年代でそれ以降は公民権運動の影響で衰退していき、単純な白人保安官対先住民や黒人という単純な勧善懲悪の物語に批判が集まった事も要因の一つと言われています。

その様な状況で公開されたこの作品は勧善懲悪の西部劇ではなく、現代劇としても充分に置き換えの出来る素晴らしい人間ドラマでした。

片足が不自由であり貧乏で家族の為に現状を変える為に危険な任務に就くダンと、残虐でありながら下品ではなく教養と鋭い観察眼のあるベンが護送という旅を通じてお互いを理解していくロードムービーの様にも感じました。

そしてその最後に待ち受ける結末とは……

主演の二人の演技も本当に素晴らしいので、是非、結末はご自身の目で確認して頂きたい作品です。

この作品の他にも上記した『LOGAN/ローガン』もアメリカンコミックのX‐MENのウルヴァリンを主人公にしている話ですが、それだけには収まらない作品で、こちらも本当にお勧めの一本です。お時間のある時にでもご覧になっていただければと思います。

いつも通り衣装を見ていきたいのですが、今週も時代が古すぎてこの時代の格好を参考にするとコスプレの様になってしまうのでお休みしたいと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / 2プリーツ ショートパンツ バイオウォッシュ
カラー:セメント、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-25-0160-874

これからの季節に活躍するショートパンツの紹介をします。

BEAMS PLUSでは定番の2プリーツパンツのショートパンツバージョンで、バイオウォッシュ加工をかけたアイテムです。

バイオウォッシュとは酵素を使いヴィンテージ感を出す加工方法で、生地へのダメージを抑えつつしっかりと長年着続けた雰囲気を出すことが出来るのが特徴です。

股上が深く、ヒップから裾にかけて太さを強調したシルエットで丈をひざくらいの長さになる様に設定しています。太めのシルエットではありますが、ベーシックなアイテムなので上にマドラスチェックのシャツをタックインして、足元はキャンバスのスニーカーを合わせたり、ポロシャツを着てローファーを合わせても相性抜群だと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は店頭で試着して頂ければと思います。

それでは『3時10分、決断のとき』をお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第267夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第267回目はこちら


『哀愁の湖』(1945)

監督:ジョン・M・スタール

出演:ジーン・ティアニー / コーネル・ワイルド / ジーン・クレイン / ヴィンセント・プライス

あらすじ:

作家のリチャードはニューメキシコに向かう列車の中でエレンという女性と出会い、恋に落ちる。共通の知人の客人だったという事もあり二人の距離は急激に縮まり結婚する事になるのだが……

あまりこのブログで扱う事のないメロドラマかと思ったのですが、観ていくと全然違うジャンルの作品だという事が分かってびっくりしました。

今でこそ様々なジャンルのストーリーの作品を観ているので珍しく感じませんが、当時、何も知らずに観ていたら相当驚いたと思います。

序盤から中盤にかけての「あれ?なんかおかしいぞ?」から決定的な事が起きてからの急展開で引き込まれてしまいました。この作品も何を言ってもネタバレになりそうなので、多くは語れませんが気になった方は是非、ご自身でご覧になって頂くと良いと思います。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

物語の時代も1940年代だと思うので男性の格好はやはりスーツがメインで、しっかりと肩パッドあり、ラペルの大きいジャケットを着ています。この辺はこれまでも言及してきたところではあるのですが、今作で気になったのは女性のシャツでした。

エレンが着ているチェックのオープンカラーのシャツにもがっつり肩パッドが入りジャケットと同じような肩になっていて、シャツジャケットの様なものを着ているのかと思ったら、妹のルースが着ているシャツも同じような肩のシルエットになっていました。その後に調べたらこの当時はシャツもスクエアショルダーだったことが分かりとても勉強になりました。やはり映像をみるのが当時の状況が分かって面白いと感じます。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン クラシックフィット マドラス
カラー:ホワイト、マスタード、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0162-139

夏の定番アイテムであるマドラスチェックのシャツのクラシックフィットが登場しました。

ベースになっているのは1960年代のアメリカのボタンダウンシャツで定番のボタンダウンシャツに比べるて台襟や襟型、ボタンの数やシルエットも変更していて、よりリラックスして着ていただける形のシャツに仕上がっております。

生地にはインド南東部の伝統的なマドラスチェックを使用し、インド綿ならではの軽さと肌触りが特徴です。

こちらも店頭に既に入荷していますので、サイズの違いや生地の肌触りを直接確かめて頂けます。

気になった方は是非、店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『哀愁の湖』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第263夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第263回目はこちら


『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』(1969)

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ロバート・デ・ニーロ / アレン・ガーフィールド / ララ・パーカー / ジェニファー・ソルト / ゲリット・グレアム

あらすじ:

ニューヨークのボロボロのアパートに部屋を借りたジョンは向かいのアパートの部屋を盗撮して映画を作ろうとしていた……

舞台がニューヨークでロバート・デ・ニーロの主演と聞くとどうしても『タクシードライバー』が浮かんでくるのですが、この作品は『タクシードライバー』よりも前の作品です。

自分は初めて観た作品だったのですが、正直、分からなかったです。

舞台はニューヨークでアパートの窓から向かいのアパートの部屋を盗撮してポルノ映画を撮ろうとしている男の話なのですが、話が進むにつれて全く違う映画になってしまいます。

よくよく調べてみると邦題で『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク』、原題『greeting』と言う作品が1968年に作られていて、今作はこの作品の続編にあたるそうです。

邦題を付ける時に「1」と「2」を逆につけていたらしく、全くややこしい事になっています。

『黄昏のニューヨーク』が1作目で『哀愁の摩天楼』が2作目なのだそうです。

その様な作品の順番と年代は分かったのですが、それでも今作のつくりは全く分かりませんでした。

前半と後半で全く違う話になりどこに連れて行かれるのかわからない映画体験ができると思います。

本当にうまく説明が出来ないので、興味を持った方は是非、観て頂きたい1作です。


ここからはいつも通り衣装を見たいのですが今週もあまり印象的なものがなかったので、お休みさせて頂こうと思います。

衣装ではないのですが、ロケ撮影が多いので1960年代のニューヨークの実際の街並みが見れるのもこの作品の醍醐味だと思いますし、1960年代の相当汚いニューヨークが観れます。

そしてもう一つ余談で、今作でデニーロが撮っているのがポルノフィルムなのですが、英語で別の言い方をすると「ブルーフィルム」と言うそうです。アメリカで「ブルー」はエロティックなものを差す色の事でエロティックなジョークは「ブルージョーク」、日本だとこの手の映画は「ピンク映画」と言います。

どの国もポルノやエロティックなものを表す色があるようですが、かなり国によって違うので少し調べてみました。

まず日本は「ピンク」でアメリカが「ブルー」、ヨーロッパ圏のスペインだと「緑」の「Verde」でイタリアは「赤」の「ROSSO」、フランスは日本と同じく「ピンク」で「rosa」、アジア圏の中国では「黄」だそうです。

国によってかなり色の印象が違う事がわかります。

それぞれの国を訪れる際にこの色に注意して頂くと良いかもしれません。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。

ビームス プラス / ミリタリー オープンカラー トロピカル パターン プリント
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1354-139

形はUS NAVYのオープンカラーシャツをベースにビンテージトロピカル柄をインクジェットプリントで表現したシャツです。

生地にはソフトに加工した光沢感のあるポリエステルの糸を使用しているので、かなり鮮やかで上品な光沢のあるシャツに仕上がっています。

武骨な軍物のシャツにトロピカル柄をプリントしているので、またアロハシャツとは違う雰囲気でお勧めです。

自宅で洗濯して頂けるので、これからの暑くなる時期でも気にせずに着用して頂けるシャツです。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非、ご来店いただければと思います。

それでは『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第262夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第262回目はこちら


『タイガーランド』(2000)

監督:ジョエル・シュマッカー

出演:コリン・ファレル / マシュー・デイビス / クリフトン・コリンズ・Jr / トム・グイリー / シェー・ウィンガム / ラッセル・リチャードソン

あらすじ:

1971年、新兵の訓練基地であるルイジアナ州のポーク基地に配属されたパクストンはボズという兵士に出会う。彼は上官の命令にことごとく反発していくのだった……

この作品はベトナム戦争を題材にしていますが、舞台は全てアメリカ国内という異色の作品です。

ベトナム戦争は1975年に終結するのでこの作品の時代である1971年にはもう負け戦の印象が強く、作中でも負け戦に行きたくないと徴兵された若い兵士が嘆く場面が描かれます。

そんな兵士達の除隊の手助けをしたり、そもそも戦争というものに対して疑問を持ち兵士としてではなくそれぞれが一人の人間としていられる様に周りを巻き込んでいくのがこの作品の主人公の一人であるボズという兵士です。

まず強い言葉や汚い言葉と高圧的に接することで新兵たちの娑婆っ気を抜いて一人前の兵士にしたい上官と、軍隊に身を置きながらも絶対に人間として生きようとするボズの人間性がぶつかります。

一般社会よりも同調圧力の強い軍隊の中で一人で圧力に抗うのは相当な覚悟のいる事ですし、自分が出来るのかと言われればまったくできる自信がありません。

ベトナム戦争を題材にはしていますが、もっと大きな戦争や軍隊ということについても考えさせられる映画でした。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思うのですが、この映画は訓練がメインなのであまり実践装備の描写もなく正直特筆すべきものはなかったので、今週はお休みしようと思います。

その代わりと言ってはなんですが、戦争映画でよく出てくる単語で「ボディバッグ」について説明したいと思います。

もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、この「ボディバッグ」とは「死体袋」の事です。もっと縮めて「バッグ」と言っている事もあり劇中では「バッグに入って帰還する事になるぞ」なんて言っている場面もあります。

これは生きて帰れないという意味で使われます。

日本ではよく体にピタリと沿うショルダーバッグの事をボディバッグと言いますが、海外ではあまり使わない方が良いかもしれません。

「スリングバッグ」や「ショルダーバッグ」と言った方が良いと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / カーディガン リネン
カラー:グレイ、カーキ、オレンジ、グリーン、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-15-0132-156

オリジナルのリネン糸で編み上げ、表面に加工を施すことにより滑らかなタッチに仕上げています。

ロングスリーブではありますが優れた吸湿性と放湿性があり風通しも良いので、これからの蒸し暑くなる日本の夏でも快適に着用して頂けると思います。

そしてカラーバリエーションも豊富なので、是非、ご試着して頂ければと思います。

それでは『タイガーランド』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第259夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第259回目はこちら


『猿の惑星』(1968)

監督:フランクリン・J・シェフナー

出演:チャールトン・ヘストン / ロディ・マクドウォール / キム・ハンター / ロバート・ガンナー / ルー・ワグナー / リンダ・ハリソン

あらすじ:

4人の宇宙飛行士をコールドスリープさせた宇宙船が地球への帰還を目指し航行していた。しかしある惑星に到達し墜落してしまう宇宙船。その中からどうにか生還した3人の宇宙飛行士はその惑星の調査をしているとある光景に出くわした……

説明不要の名作の一本だと思います。

自分が初めてこの作品に触れたのは子供のころにテレビの洋画劇場でクライマックスの部分を観てしまうという、ある意味最悪の出会い方でその後、様々な媒体でストーリーを断片的に知っていったり、新たなる猿の惑星シリーズを観たりはしていたのですが、今回改めて本作を観直すと時代を超えた寓意に満ちた作品なのが分かりました。

今の感覚からすると差別的な部分もかなりありますが現代に通じる部分もあり、1960年代に作られたとは思えないくらいの作品だと感じました。

皆様もご存知の通りこの作品には大きな仕掛けがあるのですが、この作品をリアルタイムで観る事の出来た当時の人達の驚きを思うと本当に羨ましく思いますし、自分がクライマックスから観てしまうという不運がなければもっとこの作品を楽しめたのではないかという悔しい気持ちがあります。

今更、ネタバレもないとは思いますが、未見の方は情報を入れずに観てもらうのが良いと思います。(Blu-rayのジャケットで大いにネタバレしてますが……)

それではいつも通り衣装を見ていきたいのですが、この作品は最初だけ宇宙服を着ているだけであとはほぼ半裸なので衣装はパスしたいと思います。

しかし印象に残ったのは最初に出てくる宇宙船のセットやコールドスリープ装置で、当時としては科学の最先端として描いていますが、今観るとかなりレトロな雰囲気で良かったです。

これから観ていただくのであれば宇宙船の船内や3人が持っているガジェットにも注目して頂くと面白いと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミリタリー 6ポケット リップストップ
カラー:ベージュ、オリーヴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-24-0081-803

言わずと知れた百名品にも選ばれている6ポケットのミリタリーパンツです。

1960年代のUSミリタリー6ポケットパンツをベースに、バランスやディティールをアップデートしたモデルです。

サイドポケットの中には小さめのポケットを付けたダブルポケット仕様にしスマートフォンや鍵等を入れても中で遊ばないようにしたり、本来は止血用のテープを先にD管を付けてキーホルダーとしても使えるように変更しています。

シルエットはお尻周りのバランスを変更してすっきりした印象にしています。

生地に使用しているのは3本の糸を1本に撚った糸を使用している為に薄いながらもハリとコシのある生地に仕上がっています。

見た目以上に薄くて軽いのでこれからの春夏にぴったりのパンツです。

春先であればブレザーやスウェットフーディーと合せて王道のアメカジのコーディネートとの相性は抜群です。

夏にはリネンのシャツを着てこのパンツを履き、少し裾をめくってレザーのサンダルやモカシンシューズに合わせると大人なカジュアルで感が出てお勧めです。

かなり汎用性の高いパンツですし、軽い雰囲気の6ポケットパンツを探そうと思うと意外とないので気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『猿の惑星』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第258夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第258回目はこちら


『グレイテスト・ゲーム』(2005)

監督:ビル・パクストン

出演:シャイア・ラブーフ / スティーブン・ディレイン / ジョシュ・フリッター / イライアス・コティーズ  / スティーブン・マーカス

あらすじ:

1900年代ボストン。ゴルフがまだ上流階級のスポーツだった時代に貧しいフランシスは学生アマチュアとして名前を上げる。しかしある選手権の予選を通ることが出来ずゴルフから離れていた。ゴルフへの気持ちを引き摺りながらスポーツ店の店員をしていたフランシスに1913年の全米オープン出場の誘いが来るが……

この作品はアメリカのアマチュアゴルファーで「アマチュアゴルフの父」と呼ばれたフランシス・ウィメットの伝記映画です。

このタイミングでゴルフの起源を調べると1200年代まで遡るようで、かなり古い事は分かったのですが諸説あるのでまた改めて調べてみようと思います。

現代ゴルフのスタートはスコットランドの王侯貴族からの様で、そこから上流階級のスポーツと思われていたため平民がゴルフで認められることは少なかったようです。

それは当時のスコットランドのチャンピオンであり、今作のもう一人の主人公でもあるハリー・バードンも実力は認められつつも上流階級との差が描かれていますし、スコットランドから遠く離れたアメリカでも上流階級ではない移民出身であるフランシス・ウィメットはどんなに才能があっても若いころは認められてはいませんでした。

しかしフランシスは実力で周りを味方につけてハリー・バードンとのプレーオフまで持ち込み……

伝記映画であり史実でもあるので結果は調べればわかるのですが、是非、映画を観てもらうのが良いと思います。

小さなキャディーが本当に良い仕事をしていました。

それでは衣装を見ていきましょう。

かなり時代考証もしっかりしているそうなので、衣装も当時のものをしっかり再現していると思います。注目はやはりフランシスの格好で労働者階級の服装もゴルフの時の一張羅も見る事が出来、今のコーディネートに取り入れる事が出来ると思います。

当時の労働者はスタンドカラーを多用していたんだとか、もうこの時代にニットタイはあったんだとかも分かって衣装に注目して観ていただくのも面白いと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / オープン ボタンダウン リネン プリント
カラー:マスタード、グリーン ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1399-139

オリジナルの小紋柄をプリントしたオープンカラーボタンダウンのシャツです。

ボタンダウンシャツは裾の仕上げがラウンドのものがほとんどですが、このシャツは直線的なボックスシルエットで裾を出して着ていただけるシャツです。

生地はリネンキャンバス地を使用しているので、長袖ですが真夏でも快適に着ていただけるシャツに仕上がっています。

コーディネートによってオープンカラーにして頂いただいたり、ボタンダウンとして着ていただいたりと着方の幅が広がるシャツだと思います。

既にこのシャツも店頭にございますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『グレイテスト・ゲーム』をお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第257夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第257回目はこちら


『探偵マーロウ』(2022)

監督:デヴィット・ホームズ

出演:リーアム・ニーソン / ダイアン・クルーガー / ジェシカ・ラング / アドウェール・アキノエ=アグバエ / イアン・ハート / ダニエラ・メルキオール

あらすじ:

ロサンゼルスに事務所を構える探偵、フィリップ・マーロウを訪ねてきたのはブロンドのクレアだった。突然姿を消した愛人を探してほしいという依頼だったが、すでにその男は交通事故で死んでいて……

この映画の原作はレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』の公式の続編として書かれたジョン・バンヴィル原作の『黒い瞳のブロンド』だそうです。

フィリップ・マーロウ役と言うとハンフリー・ボガード、ロバート・ミッチャム、ジャームズ・カーン、そしてケーリー・グラントとそうそうたる俳優たちが演じていますが、今作はリーアム・ニーソンが演じています。

ストーリーはファムファタールの依頼からどんどん事件に巻き込まれていく典型的なフイルム・ノワールで一本調子のストーリーではありますが、1930年代当時のロサンゼルスの街の感じや衣装の雰囲気も良くて結構見入ってしまいました。

肝心のマーロウですが、さすがにリーアム・ニーソンは年齢が上過ぎるとも思いましたが、逆に渋さや憂いが出ていて良かったです。

最近はこの様な古典的なフィルム・ノワール作品もありませんでしたしカラーで当時の雰囲気も分かるので、気になる方は一度観ていただくと良いのではないでしょうか?

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

どうしても1930年代のノワール作品というと男性の洋服の着こなしに目がいってしまうのですが、今作のファムファタールのダイアン・クルーガーとジェシカ・ラングの衣装もかなり雰囲気があり素敵だったので、そちらにも注目して頂くのも良いと思います。

そしてこの時代のスーツは肩パッドと芯地がしっかり入っていて着丈も長いジャケットに、ハイウエストの太めのパンツという今着るとコスプレになってしまいそうなスーツスタイルですが、191cmのリーアム・ニーソンが着ると本当に格好良いのでそちらも気にしてみて下さい。(身長の低い自分にはこのスーツスタイルは無理そうです……)


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ニットポロ ストライプ
カラー:オフホワイト、ブラック、ブラウン、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-12-0032-156

前面のストライプがアクセントのロングスリーブニットです。

後身頃はソリッドカラーにした事で落ち着いたクラシックな印象に仕上がっています。生地は表と裏で異なる素材を使っていて表は強撚糸を使ってドライなタッチに、裏はビスコースという生地を使用しているので肌触りがとても滑らかで着やすく仕上がっています。

クラシックな雰囲気のニットポロなので、デニムジャケットやレザージャケットのインナーとして着ていただくと良いと思いますし、春先には単独でも活躍する一枚だと思います。

こちらも店頭に入荷しているので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。


それでは『探偵マーロウ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第256夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第256回目はこちら


『ファースト・カウ』(2020)

監督:ケリー・ライカート

出演:ジョン・マガロ / オライオン・リー / トビー・ジョーンズ / リリー・グラッドストーン / ユエン・ブレムナー / スコット・シェパード

あらすじ:

西部開拓時代、アメリカン・ドリームを求めてやってきた料理人のクッキーと中国人のキング・ルーは意気投合し、ある事を思いつく。それはこの土地に1頭しかいない乳牛のミルクを使いドーナッツで一攫千金を狙う事だったが……

時代設定は西部開拓時代ですが、全く派手さのない淡々とした映画です。

この作品の監督である「ケリー・ライカート」の名前は前々から聞いてはいたのですが今回が初見で、色々と調べてみると今作はとても彼女らしい作品という事でした。

西部開拓時代と聞くとどうしてもガンマンや銃撃戦を思い浮かべてしまいますが、今作は気弱な料理人と中国人の友情物語で二人の会話を丁寧に映していきます。

結末が分かっているだけにどのように最後を迎えるのか終わり方が気になる作品でしたし、結構好みだったのでこのケリー・ライカート監督の他の作品も観てみようと思いました。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

今回は特定の人物と言うよりも1820年代という時代にどんな格好をしているのかを見ていただくと面白いと思います。正直、どのくらい時代考証をしているのかはわかりませんが、現代にも通じる部分が多くあったり当時はこのような下着をつけていたんだと新たに知ることが出来て面白かったです。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン マドラス
カラー:ホワイト、ブラウン、レッド
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-11-1152-139

今シーズンも定番のマドラスチェックのボタンダウンシャツが入荷してまいりました。マドラスチェックとはインド南東部で織られる伝統的な生地の柄の事でインド綿を使用している為、とても軽い生地に仕上がっているのが特徴です。

単純にチェック柄と聞くとこのマドラスチェックを思い出す方も多いのではないでしょうか?

シャツのシルエットのベースは1960年代に生産されていたシャツをベースにしているBEAMS PLUSの定番のシルエットです。

ブレザーやコットンジャケットを始めデニムジャケットやスウェットパーカーのインナー等のとして、もっと暖かくなれば、一枚着としても活躍する万能なシャツだと思います。

飽きのこない柄ですので何枚持っていても良いですし、毎年買い足してるスタッフもいるほどです。

こちらも既に店頭に並んでいるので、直接、チェックの柄や色を手に取って確認して頂ければと思います。


それでは『ファースト・カウ』お楽しみ下さい。

コヴ