スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS + ロードショー 第21夜

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第21回目はこちら


『さらば冬のかもめ』(1973)

監督:ハル・アシュビー

出演:ジャック・ニコルソン / ランディー・クエイド / オーティス・ヤング

あらすじ:

アメリカ海軍下士官の二人は窃盗を犯した若い水兵の護送の任務を受ける。一緒に旅をする間に三人の間に奇妙な友情が芽生えるが…


刑務所に護送する一週間にも満たない短い間に若い水兵が悪い奴ではない事に気付き、徐々に友情が芽生え珍道中?になっていきます。

しかし楽しい旅?にも終わりがあり、楽しかった分その後に待ち受ける現実、犯した罪と下された罰のバランスを考えると観ていてより辛くなってきました。

ずっと後の映画ですし、雰囲気は違いますがエドワード・ノートン主演の『25時』を思い出しました。


ではここからはまた衣装を見ていきましょう。

まず目に飛び込んでくるのは三人ともずっと被っているセーラーハットですね。

これまた個人的な話になりますが20年以上前によく通っていた古着屋のスタッフが良くセーラーハットを被っていて、それが本当に格好良かったのです。それに憧れて探してはみるものの、自分の頭が大きくて入るサイズを探すのに大変苦労した思い出があります。最終的にはその古着屋で毎回、自分のサイズが入荷するたびに購入していました。今でもたまに店頭で被っています。

そして一番気になるのはこちらも映画全編で着ているピーコートです。8ボタンか10ボタンで着丈も尻が隠れるくらいの長さがあり、襟も大きくて相当武骨な印象です。

今シーズン、ビームス プラスではこのピーコートに負けないくらい男らしく重厚で、しかも着やすいピーコートを用意しています。

こちらです!


キャプテン サンシャイン × ビームス プラス / 別注 P コート
カラー:ネイビー
サイズ:36,38,40
価格:¥90,000+税
商品番号:11-19-1361-086

ベースは1930年代の10ボタンPコートで、Aラインのシルエットが活かせるシルエットで制作して頂きました。


生地は極細で上質なウール繊維を使用し超高密度で織り上げたブランドオリジナルのダブルクロスメルトンで、見た目の重厚感はそのままに柔らかく滑らかな手触りと着心地になっています。

ブランド自体でPコートをリリースするのは初めてだそうです。

Pコートは定番のコートではありますが、ここまでこだわった作りの物はそうそうないと思います。

こちらは現在、絶賛予約受付中なので是非、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

映画も着こなしの手本になりますし、このPコートも本当にお勧めです。


それでは『さらば冬のかもめ』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS + ロードショー 第20夜

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この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第20回目はこちら


『ジャージー・ボーイズ』(2014)

監督:クリント・イーストウッド

出演:ジョン・ロイド・ヤング / エリック・バーゲン /ビンセント・ピアッツァ / マイケル・ロメンダ / クリストファー・ウォーケン 

あらすじ:

大ヒットしたブロードウェイミュージカルを基に映画化した作品。1960年代に大人気だった「ザ・フォー・シーズンズ」の光と影を名曲と共に描いていく。


皆さんも一度は聞いた事のあるであろう「シェリー」、「BIG GIRLS DON’T CRY / 恋はヤセがまん」、「WALK LIKE A MAN / 恋のハリキリ・ボーイ」、「CAN’T TAKE MY EYES OF YOU / 君の瞳に恋してる」等の今も残る名曲を出した「ザ・フォー・シーズンズ」結成からのストーリーを実際のミュージカルの俳優を使って描いています。

特に「CAN’T TAKE MY EYES OF YOU / 君の瞳に恋してる」は色々なミュージシャンにカヴァーされているので今でも有名ですが、個人的に20年くらい前に働いていた古着屋でずっと「CAN’T TAKE MY EYES OF YOU / 君の瞳に恋してる」を筆頭に「ザ・フォー・シーズンズ」が流れていてずっと聴いていたので、あの当時の事を思い出したりしてグッとくる映画でした。

全くこの映画とは関係無いですが、最初の舞台がニュージャージー州で、主人公がイタリア移民で、マフィアが絡んでくる話と言うと「ザ・ソプラノズ」を思い出したりしました。シーズン6まであるのですが、面白いのでこちらもお勧めです。

さて、またここからは映画の衣装を見ていきましょう。

主人公のフランキーは勿論、他のキャラクター達も50年代なのでほとんどがオープンカラーのシャツを着ています。その上にはショート丈のブルゾンを着て、テーパードの掛かったパンツを穿いています。ビームス プラスの商品でコーディネートするならまずはこちら


ビームス プラス / オープンカラー ストライプシャツ
カラー:ブラウン、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,000+税
商品番号:11-11-6203-139

このシャツの上に


ビームス プラス / ウエポンチェックプリント ジップ ブルゾン
カラー:チャコールグレー、ライトブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥32,000+税
商品番号:11-18-5546-803

このブルゾンを羽織って、パンツは


ビームス プラス / 2プリーツ デニムパンツ
カラー:インディゴ
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥13,000+税
商品番号:11-23-0554-578

なんて如何でしょうか?

しかしこのコーディネートだとコスプレの様になってしまうという心配のある方はブルゾンをカーディガンに変えて頂いたり、パンツをコーデュロイやピケの5ポケットに変えて頂くとスッキリした印象になりコスプレ感も無くなるのではないでしょうか?

他にもストライプのニットやスウェードのブルゾン等、格好良いアイテムも多数あったので、いつも以上に衣装に注目して観てもらうのも良いかもしれません。

映画としても面白い作りになっていますし、名曲が沢山出てくるので、観終わった後にサウンドトラックを聴いて頂くとより曲に対する思い入れも深くなるのではないでしょうか?

色々な楽しみ方の出来る映画です。


それでは『シャージー・ボーイズ』どうそお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第19夜

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第19回目はこちら


『欲望のバージニア』(2012)

監督:ジョン・ヒルコート

出演:シャイア・ラブーフ / トム・ハーディー / ジェイソン・クラーク / ジェシカ・チェスティン / ミア・ワシコウスカ / ゲイリー・オールドマン / デイン・デハーン / ガイ・ピアース

あらすじ:

禁酒法時代のアメリカのバージニア州を舞台に密造酒を生業にした実在のボンデュラント3兄弟を描いた作品


この作品はビームス プラスのテーマの時代よりは少し古い1930年代の話です。1930年代というと想像がしづらいですが、他の映画でいうと『アンタッチャブル』とほぼ同じ時代です。

メインのキャストが有名な俳優ばかりで魅力的なキャラクターが多いのですが、その中でもゲイリー・オールドマンの最初の登場シーンがかなり格好良かったです。

勿論、他の俳優の方達も存在感があり、どんどん物語に引き込まれました。

それでは今回も衣装を見ていきましょう。


まずはゲイリー・オールドマンです。

役柄がギャングのボスなのでかなり仕立ての良さそうなストライプのダブルのスーツを着ています。

そのスーツはビームス プラスの物とは全く違い、肩がしっかりあり、ゴージラインが高く、ラペル幅もかなり広いピークドラペルのダブルブレステッドです。

シャツの襟はロングポイントで、ネクタイはラペル幅に合わせてかなり幅があって大剣の長さは短いネクタイをしています。

時代が1930年代ですから相当クラシックなスタイルですが、本当に格好良いです。

しかしこの格好を真似するのはかなり難易度が高そうです。いつかこんなスーツも着こなせる様になりたいですね。


続いてはトム・ハーディー演じるボンデュラント兄弟の次男のフォレストですが、こちらはいつも台襟の高いバンドカラーの様なシャツにカーディガンを羽織っています。

しかし時代を考えるとバンドカラーではなく、チェンジカラーのシャツで襟を付けていない物を着ているのではと推測されます。三男は襟の取り外しが出来そうなシャツを着ていました。

流石にチェンジカラーのシャツは取り扱いがありませんが、ビームス プラスではもう定番と言ってもよいバンドカラーのシャツがあり、今年の秋冬も新作が出ます。


ビームス プラス / リネン コットン ヘリンボーン バンドカラープルオーバーシャツ
カラー:ナチュラル、ブラウン、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,000+税
商品番号:11-11-6212-139

このシャツの生地はヘリンボーンなのでよりクラシックな雰囲気が出ると思います。

そしてその上に羽織るカーディガンはこちらなんてどうでしょうか?


ビームス プラス / 7ゲージ アルパカ カーディガン
カラー:オフホワイト、ブラック、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,800+税
商品番号:11-15-1348-156

(こちらは現在、予約を受け付けている商品です。)

ベビーアルパカを使用したカーディガンなのでかなり上品なアイテムですが、太めのデニムのワークパンツやチノパンにバンドカラーのシャツを着て、あえてサスペンダーを付けるとより土臭さが出ると思います。

映画自体、かなり骨太なクライムムービーで見応えのある作品だと思います。


それでは『欲望のバージニア』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第18夜

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第18回目はこちら


『フォードvsフェラーリ』(2019)

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:マット・デイモン / クリスチャン・ベイル / ジョン・バーンサル /トレイシー・レッツ / ジョシュ・ルーカス

あらすじ:

ル・マン24時間耐久レースの絶対王者「フェラーリ」に挑戦する「フォード」の男達の姿を描いていく


モータースポーツに詳しいわけではないのですが、かなり手に汗握る作品でした。

その他にもフォードとフェラーリの物作りに対する違いが分かるもの面白かったです。

このどちらが良い、悪いではなく物作りに対する意識の違いは車だけではなく自分達の扱う洋服にも表れていると思いながら見ていました。


レースシーンだけではなく反発しあいながらも、絶対王者に挑戦していく二人の姿にもグッとくると思います。

この話自体は事実をベースにしているので結果は調べると直ぐ分かってしまうのですが、未見の方でこれから観ようと思われている方はどうか前情報を入れずに見て頂きたいと思います。

特に車の知識が無くても本当に楽しめる作品だと思います。


それではいつも通り洋服を見ていきましょう。

主人公の1人であるクリスチャン・ベイルはレーサーであり、整備もするのでほとんどの場面で作業用のオールイン・ワンかレーシングスーツを着ています。

どちらも普段着に落とし込むには相当難易度が高いアイテムですが、逆に劇中の着こなしをお手本にしても良いかもしれません。

今季はビームス プラスでもオールイン・ワンの取り扱いがあるので、是非参考にしてみて下さい。

もう1人のマット・デイモンはデザイナーであり様々な交渉も行うので基本的にジャケパンスタイルで、他にはチームのブルゾンを着たり、しっかりシャツを着たりとクリスチャン・ベイルに比べるとかっちりした印象です。しかし元レーサーなので足元はドライビングシューズを履いています。

近い雰囲気にするのであれば、こんなモカシンシューズはいかがでしょうか?


ランコートシューズ × ビームス プラス / 別注 キャンプ モカシン スウェード
カラー:カーキ
サイズ:US 6~US 10.5
価格:¥38,000+税
商品番号:11-32-0700-336

商品名にキャンプと入っているのですが、チノパンやデニムパンツはもちろんスラックスに合わせて頂いても良いと思います。

ジャケパンスタイルの外しとしても、夏のラフなスタイルにもしっかりハマるのではないでしょうか?

そして1番、印象に残っているのは、この2人に色々な横槍を入れてくるジョシュ・ルーカス演じるフォードの副社長のスーツスタイルです。

肩パッドや芯地は入っているものの、あまり目立たず、ラペルも細めでそれに合わせる様にネクタイもナローでノットも小さめです。

かなりビームス プラスのスーツに近い印象です。

襟元にはカラークリップを付けたりタブカラーのシャツを着たりしていますし、チーフはしっかりとTVフォールドです。

本当にお手本の様な着こなしですが劇中では逆にこのしっかりとした着こなしが融通の利かなさを象徴している様に見えます。


本当に映画のキャラクターと衣装と見ていくだけでも面白いですよね。

ビームス プラスではこれから秋冬のスーツやジャケットも色々な種類の物が入荷して参りますので、是非、店舗にもご来店頂ければと思います。

それでは『フォードvsフェラーリ』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第17夜

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第17回目はこちら


『ラム・ダイアリー』(2011)

監督:ブルース・ロビンソン

出演:ジョニー・デップ / アンバー・ハード / アーロン・エッカート / マイケル・リスポリ

あらすじ:

ニューヨークからプエルトリコにやってきた破天荒なジャーナリストが、ある怪しい儲け話に巻き込まれていき…


原作はアメリカを代表する「ゴンゾー・ジャーナリスト」の「ハンター・S・トンプソン」の同名の自伝的小説です。

「ゴンゾ―(GONZO)」とは「ならず者」や「常軌を逸した」の様な意味があり、かなり型破りな記者だったと言われています。

この作品以外にもハンター・S・トンプソン原作でジョニー・デップ主演の『ラスベガスをやっつけろ』や本人のドキュメンタリー映画も作られていますし、1番有名なのはロサンゼルスのバイカー集団であるヘルズ・エンジェルズの内部に入り、取材を行った『ヘルズ・エンジェルズー地獄の天使たち 異様で恐ろしいサガ』だと思いますので、この映画を観て興味が出た方は是非、手に取って頂ければと思います。

ちなみに日本では『ラスベガスをやっつけろ』の原題をそのままバンド名にしているバンドもいます。


それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

カリブ海の日差しの強い島なので、登場人物たちはパナマハットを被っています。ツバが広い物や高さのある物など色々な種類がありますが、最初に目に付くのは巻いてあるリボンではないでしょうか?劇中ではレジメンタルストライプの様な柄や派手な色の総柄の様なリボンを巻いている物が登場します。夏はどうしてもコーディネートがシンプルになってしまうので、この位、派手な生地のでも良いかもしれません。

ビームス プラスではもう夏の定番と言っても過言ではないこちらのパナマハットを用意しております。


サンフランシスコ ハット × ビームス プラス /ナチュラル レイ
カラー:ナチュラル、ブラック、ブラウン、オレンジ、マスタード、グリーン
価格:¥11,000+税
商品番号:11-41-2112-896

見た目はクラシックなパナマハットですが、しっかり紫外線も防ぎますし内側の肌に触れる部分にはクールマックスを使っており汗をかいても快適に被って頂けるようになっています。

そしてビームス プラスの原宿店と有楽町店には同じサンフランシスコハットの別の商品も置いてありますので、気になった方はお店に行ってみて下さい。


あと劇中で気になったのはマイケル・リスポが常にキューバシャツを着ている事です。

本国キューバでは冠婚葬祭の際に着用したり公務員の制服だったり、大統領が演説の際に着用したりと礼服として認定されているそうです。

マイケル・リスポは最初の登場シーンではネクタイをしています。他にも長袖や半袖、色も3種類くらい登場します。かなり着こなしていて格好良いです。

今シーズンはキューバシャツの取り扱いはありませんが、こんなオープンカラーのシャツも有りますので、パナマハットと合わせてみるものお勧めです。


ビームス プラス / クールマックス(R)オープンカラー 半袖 シャツ
カラー:ホワイト、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥11,000+税
商品番号:11-01-1072-139

このハンター・S・トンプソンはアメリカのジャーナリストの中でも重要な1人ですので、この映画だけではなく本もお勧めですのでお時間のある時に手に取って頂けたらと思います。

それでは『ラム・ダイアリー』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ


BEAMS + ロードショー 第16夜

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第16回目はこちら


『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)

監督:クエンティン・タランティーノ

出演:レオナルド・ディカプリオ / ブラッド・ピット / マーゴット・ロビー / ダコタ・ファニング / アル・パチーノ

あらすじ:

落ち目のTV俳優のリック・ダルトンと彼のスタントダブル兼付き人のクリフ・ブースは次のキャリアの為に苦心していた。そんな中リック・ダルトンの隣家に映画監督のロマン・ポランスキーと妻で俳優のッシャロン・テートが引っ越してきて…


この映画は実際に合った事件をベースに大胆に脚色しています。そしてこの映画を観る前に「シャロン・テート事件」をご存じない方は簡単で良いので調べて頂くと、よりこの映画を楽しむ事が出来ると思います。


因みにタイトルの「ワンス・アポン・ア・タイム」とは昔話の最初に付ける「むかし、むかし~」の様な意味だそうです。

この「ワンス・アポン・ア・タイム」をタイトルに入れている有名な映画も何本かありますね。


タランティーノ監督はCGが嫌いでこの映画では実際に当時のハリウッドの街並みを再現させて撮影したそうで、時代考証もしっかりしているので当時の街並みを見る事が出来ます。

また音楽も監督自身がセレクトし当時流行っていた曲はもちろん、ラジオの音源やCMの音源まで使っています。

今の自分達では見る事や聴く事の出来ない街並みや音源が聴けるのもこの映画の魅力の1つだと思います。


さて、ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

まずディカプリオ扮するリックダルトンはほとんどの場面でレザージャケット着ていてます。

着丈が短い物と長い物と3つボタンのジャケットタイプの物で、それにセンタークリースの入ったブーツカットのパンツにウエスタンブーツを合わせています。

インナーはタートルネックかモックネック。

レザージャケットやウエスタンブーツは男臭いアイテムですが、インナーやパンツを変えるだけで上品に見えます。ウエスタンブーツも粗野に映らずかなり格好良いですね。

BEAMS PLUSはレザージャケットの取り扱いも多いですが、その中でも定番で1番シンプルなこんなジャケットはいかがでしょうか?


ビームス プラス / レザージャケット
カラー:ブラック、ダークブラウン
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥108,000+税
商品番号:11-18-1360-343


そしてもう1人、ブラッド・ピット演じるクリフ・ブースは最初の登場シーンでデニムのセットアップを着ています。

ジャケットはラングラーの「24 MJZ」で、パンツは確認出来ませんが、多分ラングラーなのではないでしょうか?デニムのセットアップを野暮ったく無く着こなせるのは、やはりブラッド・ピットだからだと思います。

他の場面ではアロハを着ていたりとデカプリオに比べるとよりカジュアルなスタイルが多いです。

これは人前に出る事の多いデカプリオとスタントダブルで裏方であるブラッド・ピットの役柄も反映しているのではと思われます。

ちなみにブラッド・ピットがストーリーと関係無く上半身裸になるシーンがあるのですが、どう見ても50代とは思えない程の体で年下の自分も負けてられないなと思いました。

(勝てるとは思えませんが…)


正直、映画自体に癖のある作品なので好みは分かれるかもしれんませんが、お勧めの1本です。

上映時間がかなり長いので、本当にお時間のある時に観てみて下さい。


それでは『ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド』どうぞお楽しみください。


コヴ



BEAMS + ロードショー 第15夜

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第15回目はこちら


『大統領の執事の涙』(2013)

監督:リー・ダニエルズ

出演:フォレスト・ウィティカ― / オプラ・ウィンフリー / デヴィッド・オイェロウォ / キューバ・グッディング・Jr / レニー・クラヴィッツ

あらすじ:

7人のアメリカ大統領に仕えたホワイトハウスの黒人執事の人生をモデルにした物語。

この物語は1人の執事の人生と共に1920年代から2000年代までのアメリカの近代史を見ていく事になります。


劇中でも主人公のセシルが「空気になれ」と言われていましたが、ホワイトハウスの政治家達は執事達がその場に居ないかの様に様々な話をします。

これは執事という立場である事以上に白人からは見えない存在として扱われていたからではないでしょうか?

それでも執事としてのプライドを持って仕えていた父とそんな父親に反発する様に様々な抗議デモに参加する息子ルイスの葛藤も描いています。

勝ち得たい物は同じなのに方法が全く逆の事を行っている場面を交互に写していく場面は見事だと思いました。

本当に見応えのある映画です。


そしてここからはまた映画の衣装を見ていきましょう。

息子たちは明るいチェック柄のボタンダウンシャツを着ている事が多くとても上品に見えます。

長男のルイスが大学に入学する時にはチェックのボタンダウンシャツの上にブラウンベースで首と袖の部分にイエローのラインが入っているスポーツブルゾンを羽織っています。これがまた格好良くて久々にスポーツブルゾンを着たくなりました。

今シーズンはスポーツブルゾンの取り扱いはありませんが、ボタンダウンのシャツはございます。


ビームス プラス / コットンリネン チェック 半袖 ボタンダウンシャツ
カラー:ベージュ、ブラウン、オレンジ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥7,200+税
商品番号:11-01-1068-139

主人公のセシルはシンプルな単色の物を着ている事が多かったと思います。


ビームス プラス /クールマックス(R) オープンカラー 半袖シャツ
カラー:ホワイト、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥6,600+税
商品番号:11-01-1072-139

とても興味深かったのは、同じ仕事を続けているセシルは制服が変わらないのは勿論ですが、私服もほぼ同じ様な物を着ています。

一方の息子のルイスはその時代の流行と共に着ている物も変化します。

この対比がどんなに時代が変わっても変わらない価値観と、常に変化し続ける価値観の違いの様に自分には観えました。

衣装1つでも意味があるのだと勝手に感心してしまいました。

そしてそんなセシルが最後に締めるネクタイにも注目して頂きたいと思います。


この映画でアメリカの近代史の流れが分かると思いますので、気になる単語や事柄が出てきましたら調べてみて下さい。

それでは『大統領の執事の涙』どうぞご覧下さい


コヴ

BEAMS + ロードショー 第14夜

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第14回目はこちら


『イップ・マン 完結』

監督:ウィルソン・イップ

出演:ドニー・イェン / ウー・ユエ / チャン・クォックワン / スコット・アドキンス / バネス・ウー

あらすじ:

1964年、弟子であるブルース・リーに招待されサンフランシスコを訪れたイップマンがある抗争に巻き込まれていく…


イップ・マンとはかのブルース・リーの師匠であり、ジークンドーの基になっている「詠春拳(えいしゅんけん)」の達人の一人です。タイトルに「完結」と入っているのはシリーズの4作目で文字通り完結編だからです。今作だけを観ても楽しめますが、『イップ・マン 序章』、『イップ・マン』、『イップ・マン 継承』を観るとより楽しめると思います。


自分はこの『イップ・マン』を観始めて「詠春拳」を知ったのですが、最近では某格闘ゲームにこの「詠春拳」を使うキャラクターが登場するまでになっています。


主演のドニー・イェンはハリウッドでも活躍するアクション俳優で、一番有名な作品は「宇宙大戦」的なタイトルのシリーズのスピンオフ作品に相当強い盲目の僧侶として出演しています。その他にも様々な作品に出演しておりカンフーはもちろんキックボクシングやMMAの動きを取り入れたりと多彩なアクション映画で活躍されています。

お時間ある方はこのドニー・イェンの他の作品も是非観てみて下さい。


さてここまで長々とアメリカとは関係ない内容を書いて参りましたが、何故この作品を取り上げようと思ったかというと登場人物が着ていたフライトジャケットの「A-2」の着こなしが恰好良かったからなんです。

それではここからいつも通り衣装を見て行きましょう。

この「A-2」を着ているのは敵役の海兵隊の将校のスコット・アドキンスと何故か移民局の局員も着ています。

40年代に生産が終了している「A-2」が実際に60年代に着用されていたのかは不明ですし、衣装の時代考証も怪しい所ではありますが紹介したいと思います。


移民局の局員たちはベージュのシャツにオリーブグリーンのトラウザーズかベイカーパンツの様な太目のパンツを穿いて、サスペンダーでパンツを吊ってその上に「A-2」を着ています。

かなりコテコテの合わせですが、アクション映画の登場人物なのでみな体格が良く、しっかり着こなしていました。

BEAMS PLUSオリジナルの「A-2」そのものは現在取り扱いはありませんが、主に「A-1」と「A-2」ジャケットのディティールを取り入れたこんなジャケットを取り扱っています。


ビームス プラス / ミリタリー レザー ブルゾン
カラー:ブラック、ダークブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥55,000+税
商品番号:11-18-4456-202

この映画を観て、より欲しくなりました。

そして太いパンツならこちらがお勧めです。


ビームス プラス / ミリタリー トラウザー ヘリンボーンツイル
カラー:ホワイト、カーキ、オリーブ
サイズ:XS,X,M,L,XL
価格:¥15,500+税
商品番号:11-23-1437-791

海兵隊将校のスコット・アドキンスもアクション俳優なので体格が良く、かなり似合っていました。

こうゆうアクション映画を観ると、体を鍛えようと思いますよね。(三日坊主ですが…)

着こなしとしては中のシャツをボタンダウンに変えてニットタイをしてパンツをウールのスラックスにすると、また違ったコテコテではない雰囲気になって良いのではないでしょうか?

もう春夏シーズンが終わってしまったので、これから来る秋冬シーズンに向けてイメージトレーニングもしていきたいと思います。

今回の作品は洋服はもちろんですが、外連味たっぷりのアクションも観て頂けたらと思います。


それでは『イップ・マン 完結』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS + ロードショー 第13夜

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第13回目はこちら


『ドリーム』(2017)

監督:セオドア・メルフィ

出演:タラジ・P・ヘンソン / オクタヴィア・スペンサー / ジャネール・モネイ / マハーシャラ・アリ / ケヴィン・コスナー / キルスティン・ダンスト

あらすじ:

1960年代初頭のNASAでマーキュリー計画に携わっていた黒人女性たちの知られざる活躍を描いた作品


先月、6月にNASAが本部庁舎ビルの名前にこの作品の登場人物の一人である「メアリー・W・ジャクソン」の名を関する事を決めたそうです。良いタイミングでの紹介になりました。

1960年代のアメリカですから、様々な差別が特別な事ではなく日常として存在していた時代の話ですが、その差別をしっかり描きつつエンターテイメント作品として成立している作品だと思います。

作中の音楽も作曲や演奏にかなりのこだわりがあるのでクレジットを確認しつつ、音楽にも注目して頂きたいと思います。


そしてここからはいつも通り衣装に注目していきたいと思います。

まずはBEAMS PLUSとしてはやはりケヴィン・コスナーを始めとするNASAの男性陣のスーツを見ていきましょう。

60年代初頭なので、50年代の雰囲気を残したしっかりと肩パッドが入っていて、芯地もある構築的なスーツを着ています。シルエットはボックスシルエットで着丈も長めです。

しかしラペルはそこまで大きくなく、ネクタイもナロータイプが多いですね。

シャツはレギュラーカラー、ボタンダウンが登場しますが、ケヴィン・コスナーのアップのシーンではタブカラーを着用しているのも確認出来ます。

公的機関であるNASAの職員なので、ほとんどがグレースーツで硬い印象です。

一方、主人公たちの周りの黒人男性達はかなりカラフルな物を着ている事が多く、マハーシャラ・アリはブラウン系のスーツに同系色のシャツとネクタイを合わせたりしています。

BEAMS PLUSでも扱っているダークマドラスのジャケットを着ていたりと、真似をしたくなるようなカラフルで楽しいコーディネートが多いです。


ビームス プラス / ダークマドラス 3ボタンジャケット
カラー:ブラウン、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,000+税
商品番号:11-16-1568-887

他にも柄域の大きいチェックやストライプのシャツやニットポロも出てきます。今の季節はどうしてもショートパンツを合わせてしまいそうなアイテムですが、ここは敢えてセンタークリースの入っているスラックスを履いてローファーを合わせてみても良さそうです。


ビームス プラス / チェック柄 オープンカラー 半袖シャツ
カラー:レッド、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,000+税
商品番号:11-01-1069-139


ビームス プラス / ストライプニット 半袖 ポロシャツ
カラー:ブラック、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,000+税
商品番号:11-02-0402-048


ビームス プラス / ツイル トラウザーズ
カラー:ベージュ、オリーブ、ネイビー
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥15,000+税
商品番号:11-23-0909-803

重いテーマを扱った作品ではありますが、決して重くなくエンターテイメント作品として見応えのある作品なので、お時間のある方は是非、観てみて下さい。

それでは『ドリーム』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第12夜

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第12回目はこちら


『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)

監督:リー・ダニエルズ

出演:ザック・エフロン / ニコール・キッドマン / マシュー・マコノヒー / ジョン・キューザック / メイシー・グレイ

あらすじ:

1969年 フロリダ州モート郡で起こった殺人事件の犯人に冤罪の可能性があり、主人公は兄と同僚の新聞記者の手伝いをすることになったが…


自分の好きな映画の特徴の1つに温度や湿度が伝わって来る様な映画というのがあるのですが、この映画はまさに汗が滴る様な温度と湿度を感じさせる映画です。

アメリカ南部、フロリダ州の真夏が舞台で相当、湿度が高そうです。

アメリカ南部と言えば「スワンプ」と呼ばれる沼地を含む湿地帯と「スパニッシュモス」という大きな木から垂れ下がって着生している植物が思い出されますが、この作品にもしっかり登場します。

そんな湿度と温度にも負けないくらいの存在感なのが、殺人犯と婚約するシャーロットを演じるニコール・キッドマンではないでしょうか?

大きなつけまつげと金髪のウィッグを付け、主人公を惑わしていく毒々しいまでの「ファム・ファタール」を演じています。

もちろん他の登場人物も相当、ネットリした存在感がありますが…


そしてここからはいつも通り登場人物の衣装を見ていきましょう。

まず印象的なのは兄の同僚の記者が最初の場面で着ているスーツです。

離れているとオフホワイトに見えるのですが、近づいていくとオフホワイトとホワイトのシアサッカーのストライプだという事が分かります。

シアサッカーのストライプというとホワイトとブルー系のストライプを直ぐにイメージしてしまうので意外でした。

そのスーツに細身のブラウン系のレジメンタルタイをしているのが、これまた意外なのですがかなり格好良いです。夏なので涼しく見えるようにネイビーやブルーのニットタイを合わせる事が多くなってしまうのですが、夏にブラウン系のネクタイを合わせる事に挑戦してみたくなりました。

BEAMS PLUSとしては毎年、夏の定番でシアサッカーのジャケットを出しています。カラーはホワイトとブルー系のストライプです。


ビームス プラス / シアサッカージャケット
カラー:グレイストライプ、ネイビーストライプ、ネイビーソリッド
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,000+税
商品番号:11-16-1296-803

もちろんセットアップになるパンツもあります。


ビームス プラス / シアサッカー クロップド トラウザーズ
カラー:グレーストライプ、ブルーストライプ、ネイビーソリッド
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥15,000+税
商品番号:11-23-0910-803

もう一点、この映画に限らずアメリカの夏のティーンネージャーが着ているのをよく見るのが、ボーダーのカラフルなTシャツです。

何故か単色のTシャツではなくバーダー柄が多い気がします。

書いていて思いついたのですが、この映画の主人公がボーダーのTシャツを着ているのは、大人になれていない事を表しているのではないでしょうか?(完全な推測です)

そんなボーダーTシャツですが、これまたBEAMS PLUSは毎年定番で取り扱っています。


ビームス プラス / マルチ ポケット ボーダーTシャツ
カラー:ブラウン、オレンジ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥6,800+税
商品番号:11-04-0930-156


ビームス プラス / インディゴ ボーダー ポケットTシャツ
カラー:ワイドボーダー、ナローボーダー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥6,800+税
商品番号:11-04-0936-156

*(こちらは商品名にもある通りインディゴ染めをしているので洗濯の際に色落ちする可能性がありますので、単品で洗って頂く事をお勧めします)


ひと夏の1人の青年の話とはいえ全く爽やかな話ではないですが、どの様な結末になるのか最後まで目の離せない作品です。

これから暑い季節になるので、外の湿度を感じながら観て頂くのをお勧めします。


それでは『ペーパーボーイ 真夏の引力』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS + ロードショー 第11夜

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この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第10回目はこちら


『アニマル・ハウス』(1978)

監督:ジョン・ランディス

出演:ジョン・ベルーシ / ティム・マシスン / ジョン・ヴァーノン / トーマス・ハルス / ドナルド・サザーランド / ケビン・ベーコン

あらすじ:

1960年代、ある大学の落ちこぼれフラタニティーのメンバーが巻き起こす様々な騒動を描いた青春群像劇


青春学園映画の代表的な1本と言ってもよい作品です。ジョン・ベルーシが出演しており、この後に今作の監督のジョン・ランディスと『ブルース・ブラザーズ』を撮ります。

ここに登場する『フラタニティー』とは学生の互助会の様なグループで、色々なアメリカの大学を舞台にした映画には必ず出てくるものです。

古着が好きな方は古着屋で「Δ γ Ε」(デルタ ガンマ イプシロン 適当に打っています)の様なワッペンのついているTシャツやスウェットを見た事があるかと思いますが、これがフラタニティーの名前でメンバーが着ていたであろうユニフォームだと思います。

もう今回はこのまま洋服の話をしていきたいと思います。

時代は1960年代なのでアイビールックが基本で、冒頭の新入生が校内を歩いているところは有名な写真集を思わせるシーンが多いです。

主人公たちのフラタニティーも落ちこぼれとはいえネイビーブレザー、ボタンダウンシャツ、レジメンタルネクタイにトラウザーズとお手本の様な着こなしをしている学生が多いです。

ジョン・ベルーシはほとんど着ていませんが…


季節も秋から冬にかけてのようで、ニットを着ているシーンも多くBEAMS PLUSでも定番のピンクのシャギードッグセーターを着ていたり、ウールの派手な色使いのチェックのジャケットを着ていたりもします。他にもコットンブルゾンやキャップショルダーのブルゾン、ダッフルコート等々も出てきます。

映画の良い所の1つはこの様な衣装の着こなしを動いている状態で観る事が出来ることだと思っています。

写真で見るよりも更にイメージしやすくコーディネートの見本になるのではないでしょうか?

奇抜な格好はほとんど出てきませんが、その分ベーシックな着こなしのお手本になると思います。

そして登場人物の着こなしをみながら、今の時代ならどの様なアイテムに変更して着るかを考えるのは本当に楽しいと思います。


映画本編はかなりドタバタなコメディーでしかも40年以上も前の映画ですので今の時代とはかみ合わないギャグもありますが、逆にその様なギャップも楽しめると思います。

それでは『アニマル・ハウス』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第10夜

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第10回目はこちら

『グリーンブック』



監督:ピーター・ファレリー

出演:ヴィゴ・モーテンセン / マハーシャラ・アリ / リンダ・カーデリーニ

あらすじ:

1962年、天才の黒人ピアニストは粗野なイタリア系用心棒を雇いあえて、差別の色濃い南部のコンサートツアーに繰り出すが……


タイトルの『グリーンブック』とは黒人旅行者を対象としたガイドブックで、黒人が利用できる宿や店やその他の旅に必要な情報がまとめられており、その当時(時代感)旅行の際に欠かせないガイドブックの事を示します。

監督は過激な下ネタのコメディー映画を撮る事が多いファレリー兄弟のお兄さんのピーター・ファレリーですが、今作はそれを抑えたバディームービーです。しかし全く境遇の違う2人のロードムービーですから、大笑いするところも多かったです。


最初は全くかみ合わずチグハグだった2人が、徐々にお互いを知っていき信頼が生まれていく様を描いています。

個人同士では分かり合えるのに、対人種という話になるとそうはいかなくなってしまうのは、本当に悲しい事だと思います。


このブログは衣装に注目する事が多いのですが、この映画は他にも注目したい点がありました。

それは料理です。

主人公の「トニー」はイタリア系ですからイタリア料理が多いのですが、その中でも美味しそうなのはミートボール入りトマトソースのスパゲッティーですね。

ミートボールが大きくて食べ応えがありそうでした。

他にも大食い勝負をするホットドッグもニューヨークを代表する料理ではないでしょうか?

そして南部に行くと避けて通れないのはフライドチキン。

日本でも有名なケンタッキー州のフライドチキンをトニーが”バケツ”で買って車の中で食べているシーンは観ていてお腹が空いてきます。

最初は嫌がっていた「ドン・シャーリー」も結局は美味しそうに食べていますね。

同じ物を一緒に食べる事で、距離が縮まっていくという本当に好きなシーンです。

ちなみに自分は観終わった後にフライドチキンを食べに行きました。


料理の話はこれくらいにして、今回も衣装を見ていきましょう。

主人公のトニーはジャケットも着ているのですが、ニット素材のポロシャツを着ているのが印象的です。

親戚の人たちもニットポロやオープンカラーのシャツを着ている場面が多く、刺繍や色使いが凝った物が多いです。

BEAMS PLUSでも近い雰囲気のニットポロやシャツがあります。


ビームス プラス / ストライプ ニット 半袖 ポロシャツ
カラー:ブラック、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,000+税
商品番号:11-02-0402-048


ビームス プラス / ストライプ柄 イタリアンカラー 半袖 シャツ
カラー:バーガンディー×ネイビー、オリーブ×ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,000+税
商品番号:11-01-1070-139

トニーの腕がかなり太くて迫力があったので、自分も負けない様に?鍛えようと思っています。

そしてドン・シャーリーはほぼ常にスーツ姿で、カジュアルな格好の時にもジャケット着ています。

スーツのシルエットは細身で肩パッドは入っていそうですがあまり大きくなく、胸の芯地も無さそうに見えます。ラペルもシルエットと同じ様に細く、それに合わせてネクタイもナロータイプの物をしている事が多いです。細身の着こなしにも憧れてしまいます。

スーツではないジャケットスタイルの時のイエローのオンブレチェックの様な柄のジャケットも相当恰好良いです。

これにイエローのタートルネックのニットを着ていますが、自分はブラックか濃いバーガンディーのタートルネックを合わせてみても面白いのではと考えています。

ニットと言えば旅の最後でこれまたドン・シャーリーが着ている、小振りなショールカラーのハイゲージっぽいニットも欲しくなりました。

ベースは多分ネイビーで襟の部分に白と赤のラインが入っているのが良くて、カジュアルなのですがとても上品に見えるニットで、ドン・シャーリーのキャラクターにもとても合っていると思いました。

これから暑い季節なのにニットが着たくなってきました。


劇中に出てくる食事や衣装以外にも、観た後に実際のドン・シャーリーの演奏している曲を聴いてみるのも良いと思います。

そしてこの作品の監督のファレリー兄弟の他の作品も過激なコメディーというだけではない作品が多いので、この機会に観て頂きたいと思います。


それでは『グリーンブック』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS + ロードショー 第9夜

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第9回目はこちら



『ダラス・バイヤーズ・クラブ』(2014)

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

出演:マシュー・マコノヒー / ジャレット・レト / ジェニファー・ガーナー

あらすじ:

1980年代、HIV陽性と診断された主人公のロンは自分の為に未認可の代替薬を探していくが…


この映画はタイトルにもなっている『ダラス・バイヤーズ・クラブ』を創設した実在のロン・ウッドルーフという人を基にした物語だそうです。

最初は自堕落でどうしようもない生活を送っていた主人公が病気が切っ掛けとはいえ徐々に生活を変化させ、それに伴い意識も変わっていく様を重くならずに描いています。

一旦は周りに誰も居なくなってしまうものの、自分の変化によって最終的に元より沢山の人が集まってくるところも印象的でした。

時代感は、BEAMS PLUSのテーマの年代(1940年代半ば〜1960年代半ば)から離れてしまうのですが、主人公のロンがアメリカの文化の1つであるカウボーイですので、そのスタイルを見ていきたいと思います。

時代感ももちろん大事ですが、アメリカ文化を知ってこそ。

まずは主人公をはじめほとんどの登場人物が着ているウエスタンシャツですね。先週紹介したデニム生地の物ではなく、たぶんコットンやレーヨンを使ったかなり薄手の発色の良い柄のシャツ着ています。ストライプの色の組み合わせだったり、織りで入っている柄なんかも綺麗なものが多かったですね。

昔、古着屋でウエスタンシャツを探していた時期もあったのですが、出てくるのは身幅が細くて着丈の長い物ばかりで自分には着られないものばかりだったのでウエスタンシャツを買う事自体を諦めた記憶があります。

当時は何故、着丈が長い物が多いのか不思議だったのですが、この映画でも描かれている様にロデオをする時に着るのでどんなに動いても裾が出ない様に着丈が長くなっているのに気付いて納得しました。

履いているデニムはやはりラングラーで、ジャケットはストームライダーを着ています。

シューズは地味な単色のウエスタンブーツを履いています。劇中のブーツくらいシンプルなものであれば普段のコーディネートに取り入れやすいのではと思います。

また余談ですがウエスタンブーツやエンジニアブーツに憧れた時もあったのですが、ふくらはぎが本当に太い為にブーツのシャフト部分にふくらはぎが入らず泣く泣くこの様なブーツを履く事を諦めた過去があります。

悲しいですが自分が着たい物と実際に着られる物は必ずしも一致しない事を学びました。

*(それでも楽しく洋服を着てます。)


かなり暗くなりそうな話ですが、主人公のロンの生きていく気持ちに引っ張られるかのように話がぐいぐい進んでいくのであっという間に観終わってしまいました。


では『ダラス・バイヤーズ・クラブ』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第8夜

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第8回目はこちら


『インヒアレント・ヴァイス』(2014)

監督:ポール・トーマス・アンダーソン

出演:ホアキン・フェニックス / ジョシュ・ブローリン / キャサリン・ウォーターストン / オーウェン・ウィルソン

あらすじ:

ヒッピーの探偵の主人公が元恋人から依頼を受けた事からある陰謀に巻き込まれていく


アメリカの作家トマス・ピチョンの『LAヴァイス』が原案で初めての映画化作品だそうです。

監督は”フィルムノワール”と言われる犯罪映画から影響を受けているそうです。

確かに、元恋人からの依頼を受けた為に犯罪に巻き込まれていく・・・”フィルムノワール”で多く見られるストーリーの1つではないでしょうか?

正直、1回観ただけでは直ぐに理解が出来ず何度か見直して色々解説を読んで、やっと面白さが分かる様な気がしてまいりました。

この機会に原案、原作のの『LAヴァイス』とポール・トーマス・アンダーソン監督の他の作品も観てみようと思っています。


時代が1970年なのでBEAMS PLUSのテーマの時代からは外れてしまうのですが、時代に区切りがあるわけではないので60年代の雰囲気はあると思いますし、ヒッピーは60年代のカルチャーでアメリカを語る上では外せない文化だと思います。

しかしヒッピー文化の話をすると本当に長くなってしまうので、ここはやはり主人公のホアキン・フェニックスの衣装を観ていきましょう。


ほぼ全編に亘って着ているのがデニムのウェスタンシャツですね。

かなりクタクタで日常着として着ているのが恰好良いです。

BEAMS PLUSのウェスタンシャツといえばこちら


レミ レリーフ / デニムウエスタンシャツ
カラー:インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,800+税
商品番号:11-11-0793-671

BEAMS PLUSではもう定番と言ってよいシャツの1枚ですね。

劇中のシャツに負けない雰囲気の加工が施されていて、これからの季節に1枚でさらりと着たくなります。

そしてその上に羽織っているのがどのタイプかは判別つきませんが、60年代に登場した通称ジャングルファティーグと呼ばれているミリタリージャケットです。

やはりこのジャケットを見て思い出すのはこちら


レミ レリーフ × ビームス プラス / 別注 ミリタリーシャツ ジャケット
カラー:オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,000+税
商品番号:11-18-3892-671

薄手のジャケットです、シャツ感覚でスタイリングもオススメです。

ウエスタンシャツの上から羽織っても良し、少し首回りが緩くなったTシャツを合わせるのもリラックス感が出て良いのでは?

パンツはこちらも60年代の雰囲気そのままのブーツカットやシューカットが多いです。

BEAMSのオリジナル商品の中には、シューカットスタイルのパンツのラインナップもありますので、レザーサンダルなんかを履いて、リラックスした夏のスタイルを演出するのも良いのではないでしょうか?


これからの暑い季節、少し緩めのリラックスしたスタイルもお勧めです。
BEAMS PLUSは、ブレザーの硬派なスタイルばかりではございません(笑)


映画本編も余韻のあり、何度か観直してみたくなる作品でした。



では『インヒアレント・ヴァイス』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第7夜

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第7回目はこちら


『アルゴ』(2012)

監督:ベン・アフレック

出演:ベン・アフレック / アラン・アーキン / ジョン・グッドマン / ブライアン・クランストン

あらすじ:

1979年 イランで起こった米国大使館襲撃で、からくも逃げカナダ大使館に逃げ込んだ6人の大使館員を救出する為の作戦が実行されるが…


ご存じの方も多いと思いますが、実話を基にしたストーリーです。

実際にあった事件なので結末は調べると分かってしまうのですが、それでも手に汗握る展開ですよね。

最初は突拍子もない計画だと思われる計画が徐々に形になっていき、現地で実行になる時には身を乗り出して観てしまいました。

要所、要所の字幕の使い方も本当に上手いと思いました。

どこまで脚色されているのかが分かりませんが、これが実際に行われた作戦だというのは本当に驚きです。


そしてここからはストーリーだけではなく、登場人物の衣装に注目していきましょう。

やはり1番気になるのはベン・アフレックですね。

劇中で着ているジャケットは2つボタンで肩パッドや芯地がしっかり入ってそうな構築的なシルエットのジャケットを着てますね。

生地は何種類か出てきますがほぼ同じシルエットではないかと思います。

ベン・アフレック自身が身長があるのでジャケットに負けていなくてかなり格好良いですね。

憧れてしまいます。


そのジャケットの上に着ているのはトレンチコートで、これも着続けている感が出ていてかなり良いです。

BEAMS PLUSでもトレンチコートを出していて、購入する気だったのですが、決定的に身長が足らず諦めました。

このコートは名品の1つだと思います。


持ってください、着てください、驚きの軽さと機能を完備したトレンチコート、


ビームス プラス / トレンチコート
カラー:ベージュ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥55000+税
商品番号:11-19-1019-803

そして最初に呼び出される時にはしっかりとアメリカ式のレジメンタルタイをしています。他の場面ではノータイだったり、小紋柄だったりするのでとても印象に残りました。

ちなみに、こちらの写真、左(向かって右下下り)がアメリカ式。右が英国式。

もちろん、ビームス プラスでご用意しているレジメンタルタイは、アメリカ式をご用意してます。



シューズはベン・アフレックのモデルは確認が出来ませんが、上司のブライアン・クランストンはロングウィングのシューズを履いているのではないかと思います。

この辺もリアルに感じてしまいます。


あと気になったのはカナダ大使邸で片方がフラップ付きのダブルポケットのシャンブレーのシャツを着ています。

そしてこの上にグレーのウールヘリンボーンのジャケットを着ているのがまた格好良くて、これは直ぐにも真似したいと思いました。

ビームス プラスでもシャンブレーシャツは幾つかバリエーションをご用意してます。


定番のB.D.(ボタンダウン)スタイル、


ビームス プラス / シャンブレー ボタンダウン シャツ
カラー:シャンブレー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,500+税
商品番号:11-11-5721-139


ビームス プラスのオリジナルファブリックを使用した武骨なワークシャツスタイル、


BEAMS PLUS / シャンブレー ミリタリー オープンカラーシャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥13,500+税
商品番号:11-11-0833-139



ここまで衣装の話が多くなってしまいましたが、そもそも映画として本当に面白いので、衣装に注目しつつご覧になって頂ければと思います。

では『アルゴ』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第6夜

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第6回目はこちら


『42 ~世界を変えた男~』(2013)

監督:ブライアン・ヘルゲランド

出演:チャドウィック・ボーズマン / ハリソン・フォード / ニコール・ベハーリー / クリストファー・メローニ

あらすじ:

1947年、初めてのアフリカ系アメリカ人としてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの姿を描いていく。


劇中にも出てきますが、まだジム・クロウ法が存在していた時代に現代からは想像出来ないくらいの罵倒や中傷やいやがらせを受けながらも次の世代の為に戦った選手です。

タイトルの「42」はジャッキー・ロビンソンが実際に付けていた背番号で、アメリカ・カナダの全ての野球チーム(メジャーリーグだけではなく、マイナーリーグ、独立リーグ、アマチュア野球のチームまで)全てのチームで永久欠番で、逆にジャッキー・ロビンソンが初出場した「4月15日」にはどのチームも全ての選手が背番号「42」を付けるそうです。


映画の内容も凄く良かったのですが、やはりBEAMS PLUSとしては避けて通れない洋服の話をしようと思います。

まず目に入ってくるのは球団オーナーのハリソン・フォードが着ているスーツで、かなりラペルの幅が広く、肩パットもしっかり入っていて全体的に大きく見えます。ラペルの幅に合わせてネクタイの大剣の幅もかなり広いネクタイが多いですね。

トラウザーも股上が深くお尻回りも大きいシルエットで現在のシルエットとはだいぶ違っています

他の登場人物たちも同じ様なスーツやジャケットを着ているので、この形が当時の主流だった事が窺えます。


小物で気になったのはチラッと映るプレートベルトで、このベルトはBEAMS PLUSでも取り扱いがあったのですが(現在は在庫はございません)実際に意識して映画の中で目にしたのは初めてでした。

(*意識していないだけで、実際には沢山の映画の中で使われていると思いますが・・・)

やはり映画を観ると衣装の時代考証をしっかり行っているので、当時の服装を知る事が出来てかなり勉強になります。

映画を観る事の魅力の1つですよね。


そして1番画面に映るのは選手たちのユニフォームです。歴史を調べるとかなり面白い歴史があるのですが、ここでは書き切れないので別の話をしようと思います。

以前、古着屋で自分のサイズのベースボールシャツ(ユニフォームの上)とベースボールキャップを探してた時期があったのですが、洗って縮んでしまったのか元より小さいサイズの物しかばかりなのかはわかりませんがボクの入るサイズが全く出てこなかったので泣く泣く諦めました。

ウールやコットンフランネルを使っていてかなり雰囲気が良かったので残念です。

そしてキャップは現在、様々なメーカーからボクの頭が入るサイズの物が出ており買う事も多いのですが、かなり汗っかきの為にただ立っているだけでキャップに汗が滲んできてしまいます。

夏に被ろうものなら何もしていないのにフルイニング試合をしたかのような有様で中々被る気になりません。

なので被らないキャップだけが増えていきます・・・。


まぁ、そんな話はさておき。

色々な角度から楽しめる作品ですので、お時間あったらご覧になってみて下さい。


では『42 ~世界を変えた男~』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ