スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第321夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第321目はこちら


『宇宙戦争』(1953)

監督:バイロン・ハスキン

出演:ジーン・バリー / アン・ロビンソン / レス・トレメイン / ボブ・コーンスウェイト / ルイス・マーティン / ヴァ―ノン・リッチ

あらすじ:

カリフォルニア州の小さな町リンダローザの近くに隕石らしきものが落下してくる。町の住人とたまたまその町に釣りに来ていた原子科学者のフォレスター博士は調査を行う事になるのだが……

「SFの父」と呼ばれる「H・G・ウェルズ」が1898年に発表した小説を映画化した作品です。

70年近く前の作品なので特殊効果は今観ると物足りない所もありますしストーリーについて気になるところもある作品ですが、興味深く観る事が出来ました。

隕石から出てくる殺人兵器も恐ろしいのですが、もっと恐ろしいのは世界が終わってしまうと思って暴徒化した市民で、映画を観ながら自分がこの様な状況になった時に冷静でいられるのか?暴徒化しないか?を考えながら観ていました。

宇宙船や敵の兵器などのガジェットもSFの魅力ですが、日常では起こりえない事が起こってその時に人々がどの様な行動をするのか?その大変な中で自分はどの様に行動するのか?を具体的に考える良い機会だと思っています。

単にSFというジャンルの話だけではない面白さがある作品でした。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思うのですが今回の作品では印象に残っている物がなく、今週はお休みしたいと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / パイル マルチストライプ ポロ
カラー:マルチ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-02-0072-156

多色の糸を使用したマルチストライプ柄のパイル生地を使用したフルボタンタイプのポロシャツです。通常のポロシャツの様な被りではなく、シャツの様に前を開けて着るタイプなのでシャツの様に羽織って頂いての着用も出来るアイテムです。使用している生地はコットンとポリエステルの混紡で軽量で速乾性にも優れているので湿度の高い日本の夏でも快適に着用して頂けます。

かなり気温も上がってきているので、タンクトップの上に羽織って頂いてカットオフしたデニムを合わせてアクティブなコーディネートも良いですし、下のパンツに落ち着いたスラックスを合わせて大人っぽく合わせるのも良いと思います。

そして同じ生地を使用したショートパンツもあるので、セットアップでの着用も良いのではないかと思います。


ビームス プラス / パイル マルチストライプ ショーツ
カラー:マルチ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-25-0202-156

それでは『宇宙戦争』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第320夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第320目はこちら


『アルトナイツ』(2025)

監督:バリー・レヴィンソン

出演:ロバート・デ・ニーロ / コズモ・ジャービス / キャスリン・ナルドゥッチ / デブラ・メッシング  / マイケル・リスポリ / マイケル・アドラー

あらすじ:

ニューヨークで最も悪名高い犯罪組織のボスであるフランク・コステロとヴィト・ジェノベーゼは幼馴染だったが、ある事から仲違いし衝突が始まる。

主人公であるフランクとヴィトをロバート・デ・ニーロが一人二役で演じています。見た目も性格も全く違うキャラクターを演じ分けていて流石、ロバート・デ・ニーロだと思いました。

話はギャング同士の抗争の話なのですが、銃撃戦や殺人のシーンはそこまで多くはなくほぼ会話劇でした。激しい銃撃戦を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。しかしその分、ロバート・デ・ニーロの演技の違いをしっかりと堪能することが出来る作品だと思います。

今作は実話をベースにしているので史実を調べれば最後は分かるのですが、このクライマックスがどうなっていくかは是非、ご自身の眼で確かめて頂きたいと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思います。

今回の作品に出てくる衣装はほとんどがスーツで、カジュアルなものはあまり出てきませんでした。スーツも40年代から50年代の肩パッドがしっかり入っていて身幅も大きくパンツも太いというこの年代のシルエットで、更にはギャングが着ているとなると余計カジュアルには落とし込みにくい衣装が多かったと思います。もう少しリラックスしている場面の衣装が多いと年代的に気になるものもあったのではと思います。

ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / パイル ポロ ストライプ
カラー:ホワイト、イエロー、ブルー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-02-0071-156

生地をオリジナルで製作したストライプパターンのパイル生地を使用した半袖のポロシャツです。

パイル生地はコットンとポリエステルの混紡生地でパイル地のループを短くすることで軽量化と速乾性を高めています。またサイズバランスは肩幅と身幅に適度なゆとりを持たせ、リラックスしたフィッティングにしています。

ここ最近ですとこのポロシャツ一枚でも充分なくらいに気温が上がってきていますが、朝や夕方はまだ少し肌寒いのでこの上に俗にいうスイングトップやドリズラージャケットを着ていただくと相性は良いと思いますし、夏に一枚で着るのであれば色の落ちたカットオフデニムのショートパンツや9分丈のホワイトのスラックスなんかを合わせて頂くと良いのではないでしょうか?

こちらのアイテムも店頭に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『アルトナイツ』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第319夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第319目はこちら


『白い嵐』(1996)

監督:リドリー・スコット

出演:ジェフ・ブリッジス / スコット・ウルフ / ライアン・フィリップ / ジェレミー・シスト / エリック・マイケル・コール / キャロライン・グッド―ル / ジェイソン・マースデン / バルサザール・ゲティ

あらすじ:

オーシャン・アカデミーに入学したチャックはシェルダンが船長を務める帆船アルバトロス号で十数人の訓練生と共に半年間の航海に出る事になる。それぞれぶつかり合いながらも友情と信頼を深めていく訓練生たちだったが、もう少しで航海終了というタイミングで伝説の「白い嵐」に見舞われてしまう……

この映画は1961年に実際に起こったアルバトロス号沈没事件の当事者の手記を原作とした映画です。

出自も境遇も抱えている物も全く違う子供達が訓練船である帆船のアルバトロス号に集まり、航海を通して様々な事を学んでいきます。当たり前ですが帆船は一人で動かせるものではなくクルー全員が協力して動かないと動かせません。その動かし方を学んでいく中で規律、自制、協力等を学んでいきます。それと同時に十代の少年たちですから、色々な悪い事も一緒にやりながら仲間になっていきます。

成長譚としても青春物語としてもとても良いのですが、元々が実話であり結末が分かっているだけに終わりに近づいていくのが観ていてとても辛いです。

しかし見応えのある作品でこの機会で観る事が出来たのはとても良かったです。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思います。

劇中の会話で想像する限り、登場する少年達はある程度お金のある家庭の子供の様で、それぞれが集合する時に着ている物はしっかりしています。ブレザーや俗にいうドリズラージャケットを着て、インナーにはマドラスチェックのボタンダウンシャツを着ています。時代考証もしていると思うので、結構リアルな当時の着こなしが見れると思います。途中のパーティーシーンでも正装としてブレザーにボタンダウンシャツを着てレジメンタルタイプのネクタイをしたりとブレザーの着こなしの参考になるのではないでしょうか?

そしてもう一点、映画の演出としての衣装についてなのですが、自分がこのブログで何度か言及している「大人ではない思春期の少年はバーターTシャツを着ている」説?がこの作品でも出てきました。

映画の最初で甲板に出てくる少年たちは大半がボーダーTシャツを着ているのですが、物語が進むにしたがってボーダーTシャツを着ている人物は少なくなります。物語の中でそれぞれが抱えているトラウマや問題に向き合ったり解決していくとみんな無地のTシャツに変化していきます。

この衣装によってその人物の成長を表しているのも映画らしい表現の仕方だと思います。それぞれがどの時点でTシャツに変化が出るのかに注目して頂くのも面白いのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / 4ボタン カフス ジャケット ヘビーマドラス
カラー:レッド、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥26,600(税込)
商品番号:38-16-0752-874

シーズンを通して定番の形である4ボタンのカフスジャケットの新作です。今回は春夏シーズンの定番の生地であるマドラスチェックを使用していますが、このジャケットの生地はシャツ生地とは違う厚みの生地を使用しています。

通常、BEAMS PLUSのジャケットは3ボタンがほとんどですが、これはアウトドアブランドの古いジャケットをベースにしている為に4ボタンで、袖口はカフス仕様でよりカジュアルに仕上がっています。身幅や裾回りも広めに設定されていてカーディガンの様に気軽に羽織る事ができるのが特徴です。

ドライな生地感と大柄なマドラスチェックを採用しており、夏に着用して頂きやすいジャケットに仕上がっております。インナーにリネンのボタンダウンシャツやホワイトのボタンダウンシャツを着ても良いですし、もっと気楽にポロシャツや無地のTシャツを合わせてもかなり夏らしくて良いと思います。

更には同じ生地を使ったショートパンツもあるので


ビームス プラス / ジムショーツ ヘビー マドラス
カラー:レッド、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥20,900(税込)
商品番号:38-25-0200-874

セットアップでよりリゾート感を増したコーディネートも良いと思います。

どちらのアイテムも既に店頭に入荷しているので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『白い嵐』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第318夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第318目はこちら


『チャンピオン』(1946)

監督:マーク・ロブソン

出演:カーク・ダグラス / ルース・ローマン / ジョン・デイ / マリリン・マックスウェル / ポール・スチュワート / ローラ・オブライト

あらすじ:

カリフォルニアの食堂の権利を買ったミッジと兄のコニーはカリフォルニアに向かう途中のヒッチハイクでボクサーのジョニーと恋人のグレイスに拾われる。ミッジはひょんなことから他の選手の穴埋めとしてボクシングの試合に出るもボロ負け、だが試合を見たジョニーにはプロ入りを勧められる。しかし食堂の権利がある為にカリフォルニアに向かうのだが……

ボクシング映画の古典的な作品だそうで、この後のボクシング映画の色々なストーリーの要素が詰まっている作品です。

主人公のミッジはかなり自分勝手で、ひたむきで熱血漢という典型的なスポーツ映画の主人公像とはかけ離れている人物なのですが、よく言えば人間臭い男として描いています。

自分が成り上がる為だったり、自分が欲しい物の為には何も躊躇せずに向かっていき、周りの事は考えない人物で、そんな自分の欲望をむき出しにしているミッジを演じているのはマイケル・ダグラスの父親であるカーク・ダグラスです。特に試合のシーンの目つきはギラギラした獣の様に見えて、本当に素晴らしかったです。

そんなミッジが好き放題の果てにどのようになるのかは是非、ご自身で確かめて頂きたいです。

この映画の本筋とは関係ないですが、この映画について調べていくと自分の好きな『佐々木・イン・マイマイン』という日本映画の中で引用されている事が分かったので、改めて観直そうと思いましたし、この作品もお勧めできる作品なので気になった方は『佐々木・イン・マイマイン』をご覧いただければと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

白黒の作品の為に洋服の色や質感が分かりづらいのですが、前半のレザーブルゾンの様なアウターにデニムのパンツのバランスもとても良いですし、後半のチャンピオンになってからのスーツゴージャスで肩パッドもしっかり入ってラペルも大きくて着丈もしっかりある1940年代の形で、これまた格好良いです。チャンピオンが着るくらいのスーツなので、生地もかなり良いものだったのではないかと思われます。

やはり生地の色や質感が分からないのが残念が着こなしの参考にはなるのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ハーフ ジップ ニット ポロ
カラー:ブラウン、バーガンディ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-02-0065-156

ドットストライプの総柄を全体に配したハーフジップのニットポロシャツです。2本の細い糸を強く撚って1本の糸にすることによってシャリ感のある肌触りの生地に仕上げています。ドットストライプとのメリハリをつける為に襟と裾部分には柄を入れずにソリッドカラーを配しています。

首元も敢えてボタンではなく着脱がしやすく、開ける幅によってニュアンスを変える事が出来るジップアップを採用しています。

ここからは自分個人の印象なのですが、全体のドットストライプの柄もそうですし、何よりこの襟元のジップアップの仕様がとても1960年代の雰囲気を出していると思っています。ですので今の時期であればスラックスにデニムジャケットのインナーとして、夏は切りっぱなしのデニムのブッシュパンツのショーツと合わせて頂くとクラシックな雰囲気にで格好良いのではないでしょうか?

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『チャンピオン』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第317夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第317目はこちら


『ダスティン・ホフマンの100万$大捜査線』(1968)

監督:スタンリー・ブレガ

出演:ダスティン・ホフマン / エルザ・マルティネリ / シーザー・ロメロ / グスターヴォ・ロホ / フランコ・ファブリージ 

あらすじ:

イタリアで元マフィアのボスが殺されアメリカで脱税した100万ドルが行方不明になってしまう。その行方不明の金を探すためにアメリカ財務省は会計士のフィスターをイタリアに派遣するのだが……

このブログの為に色々な映画を探しているのですがこの作品は全く知らず今回が初見で、年代でいうと『卒業』1967年と『真夜中のカーボーイ』(1969)の間に作られていてしかもイタリア、スペイン合作の作品だったので全然引っかからなかった作品でした。

あらすじだけ見るとサスペンスやノワール物かと思うのですが、アクション?あり、恋愛?ありのスラップスティックコメディで、ダスティン・ホフマンの初々しい演技を見る事が出来る作品です。

自分はダスティン・ホフマンのアメリカンニューシネマや歳を重ねての重厚な演技ばかりを観ていたので、かなり意外でした。

あらすじを読んで舞台はアメリカなのかと思っていたらイタリアで、しかもベタな展開のコメディを笑顔無しで演じているダスティン・ホフマンが逆に面白かったです。かなり手軽に見れる作品なので、お時間のある時に見てもらうのにとても良い作品だと思います。

ここからはいつも通り衣装を見ていきたいのですが、正直ダスティン・ホフマン扮するフィスターの格好も特に気になるものもなく、他の登場人物も同様だったために今週はお休みさせていただきます。

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ピケ ポロ 14ゲージ
カラー:レッド、イエロー、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-02-0070-156

今週の金曜日から発売になった半袖のポロシャツです。気温が上がったり、下がったりしているものの半袖物を探している方も多いのではないでしょうか?

これはコットンとアクリルの混紡の糸を3本まとめて強く撚った糸を使用しており、生地として織った時に肌離れが良くシャリ感のあるドライなタッチの生地に仕上がっております。ですので高温多湿の日本の夏でも快適に着用して頂けるポロシャツです。

全体のサイズバランスは身幅と肩幅にややゆとりを持たせ袖口や裾のリブの締め付けもゆるめに設定している為にリラックスして着用して頂けると思います。

取り扱いのあるカラーも夏の日差しに負けない明るい4色なので、インナーとしても一枚でも着回しのきくポロシャツではないでしょうか?

こちらも店頭に4色揃っていますし他のポロシャツも入荷していますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ダスティン・ホフマンの100万$大捜査線』お楽しみ下さい。

コブ

BEAMS PLUS ロードショー 第316夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第316目はこちら


『RAY』(2004)

監督:テイラー・ハックフォード

出演:ジェイミー・フォックス / ケリー・ワシントン / レジーナ・キング / クリフトン・パウエル / ボキーム・ウッドバイン / シャロン・ウォーレン / アーンジャニュー・エリス

あらすじ:

ジョージア州で生まれ、フロリダ州で母親に育てられたレイ・ロビンソンは幼いころに弟を誤って溺死させてしまったトラウマを抱え、その上7歳で失明してしまう。そんな彼を自立させようと母親は彼を盲学校に入れる。しかし彼は幼いころから好きだったピアノで生活するつもりで17歳の時にシアトルに移る。

第77回アカデミー賞で主演男優賞の他、数々の映画賞で受賞しているレイ・チャールズの伝記映画です。

自分はサザンオールスターズの「いとしのエリー」をカヴァーした人として初めて知ったのですが、他の曲を調べて聞いていくうちに本人の偉大なる功績を知りました。

映画自体はレイ・チャールズがミュージシャンとしての道を歩み始める所からスタートします。やはり最初は若い事と盲目という事で搾取されてしまいますが、母親の教えでもある「強く生きなさい」という言葉に従って自分の意思を貫いていきます。

そして自分がやりたい音楽が出来るようになっていき徐々に認められていくのですが、そこに薬物という影も入ってきます。

また結婚もするのですが、もちろん色々な女性も周りに増えていくことで女性問題も出てきてしまいます。

他のミュージシャンの伝記映画でもやはり薬物と男女間の問題というのは大きな問題として描かれます。

この作品の中で「レイは手首で美人かどうかを判断している」という場面が出てきますし、作中でずっと女性と握手して手首まで握る描写が繰り返し出てくるのですが、自分が観ていて思ったのは実際にどうかはわかりませんがレイの母親を演じているシャロン・ウォーレンがかなり細い方で、レイは美しさというよりも母親に似た細い女性を選んでいたのではないかと思います。黒人の方は豊満な方が好みだという方も多いようですが、劇中でレイが選ぶ女性は細い人が多かったので、意識的なのか無意識なのかはわかりませんが、母親の影を追っていたのではないかと思いながら観ていました。

その他にも黒人差別に反対してジョージア州の公演をボイコットしジョージア州から訴えられたり、薬物での2回の逮捕だったりと波乱万丈の人生が描かれ、そしてその間には名曲の数々が流れます。

本編中で流れる音楽も素晴らしいのですが、何よりも素晴らしかったのはレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスの演技だと思います。自分は当たり前ですが映像でしかレイ・チャールズ本人を見たことはありません。しかしジェイミー・フォックスは本人かと見紛うばかりの演技で、全く違和感がなくどんどん話に引き込まれてしまいました。

この様な伝記映画を観た後は改めて本人の曲を聞きたくなってしまうので、今日の帰りはレイ・チャールズを聞いて帰ろうと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。この映画の描かれている時代は主に1950年代から1960年代にかけてなのでレイを始めとする登場人物達の衣装がどれも素晴らしく、BEAMS PLUSのアイテムの着こなしの参考になるものばかりだと思うので、特定の人物にフォーカスをするよりも映画に出てくる人達の衣装全体に注目して観てもらうとより楽しめるのではないかと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ジップ ニット ポロ ストライプ
カラー:ホワイト、チャコールグレー オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-02-0060-156

4月に入り気温が高い日が続いていて店頭でもお客様から「半袖のアイテムはないか?」と訊かれることも多くなっているので、今週はこちらを紹介したいと思います。

何といっても一番の特徴はプルオーバーではなくフルオープンのジップアップ仕様になっている事で、一枚着としてもジップを開けて中に柄物のインナーを着て羽織としても使っていただけます。他にも前身頃にピッチの違うストライプ柄を配したクラシックなデザインが特徴で、丁度、今回紹介している作品の中で着ていてもおかしくないニットポロに仕上がっております。

フロントのジップはダブルジップ仕様なので開け方を調整することで、全体のシルエットも変えることができますし、腰の部分にはポケットも付いています。

今時期であればデニムのブルゾンのインナーとして、夏には一枚でシアサッカー生地のスラックスと合わせて頂くと涼しげで良いのではないでしょうか?

こちらのアイテムも店頭に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『Ray』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第315夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第315目はこちら


『キー・ラーゴ』(1948)

監督:ジョン・ヒューストン

出演:ハンフリー・ボガート / エドワード・G・ロビンソン / ローレン・バコール / ライオネル・バリモア / クレア・トレヴァー / トーマス・ゴメス

あらすじ:

退役した元少佐のフランク・マクラウドは戦死した部下のジョージ・テンプルの遺族に会いにフロリダ州のキー・ラーゴ島を訪れていた。ジョージの遺族が経営するホテルに泊まろうしたものの、そのホテルは釣り客を装ったギャング達が半ば占拠している状態だった……

タイトルの「キー・ラーゴ」とはフロリダ州に実際にある島の事で、自分はタイトルだけを見たときにはどんな意味があるのかまったくわかりませんでした。

戦友や旧友を訪ねて(この作品では部下ですが)実家に行くとそこには思ってもいなかった悪党達がいて主人公と対決するという話は、この後の時代の作品で沢山出てきますがその中でもかなり初期の作品ではないでしょうか?

最初にあらすじを見て想像したよりもアクションは少ないのですが、その分主人公側とギャング側の駆け引きをしっかり描き、そこにさらに別の事件やハリケーンの発生等が絡んできてしっかりとした見応えのある作品でした。

何といってもハンフリー・ボガートが素晴らしく、本来であれば英雄として描かれても良いはずなのに虚無を抱えたような眼差しでどこか死に場所を探しているようなマクラウドを演じているのが本当に良かったです。そしてギャングのボスを演じたエドワード・G・ロビンソンもマクラウドとは反対のギラギラした力強さがしっかり出ていて、二人の対比もとても良かったです。

最期がどうなるのかは是非、実際にご覧になって確かめていただければと思います。

いつも通り衣装を見ていきたいのですが、今週も白黒作品の為に本当に今週はお休みさせていただきます。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / オープン ボタンダウン サッカー プレイド
カラー:レッド、グリーン、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1929-139

ドビー織機で織られた織り柄と波状の凹凸のあるサッカー生地を組み合わせた生地のシャツです。使用している素材は綿と麻の混紡で、生地の凹凸感も相まって清涼感があり肌離れの良い生地に仕上がっています。

シャツのディティールの特徴はオープンカラーとボタンダウンを合わせたような台襟のないデザインで、トップのボタンや襟先のボタンの開閉によりオープンカラーの様にもボタンダウンの様にも調整することが可能です。

裾のカッティングも直線的なボックスシルエットなので、インナーとしても一枚でも万能に使えるシャツだと思います。

今の時期ならボタンダウンシャツとしてジャケットのインナーに、もっと暑くなってきたらオープンカラーのシャツとして着ていただくのが良いのではないでしょうか?

こちらのシャツも既に店頭に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『キー・ラーゴ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第314夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第314目はこちら


『手錠のままの脱獄』(1958)

監督:スタンリー・クレーマー

出演:トニー・カーティス / シドニー・ポワチエ / セオドア・ビケル / ロン・チェイニー・ジュニア / チャールズ・マッグロー

あらすじ:

囚人を護送する車が事故に合い、二人組の囚人が逃げてしまう。その二人は腕を鎖で繋がれた白人と黒人で、反発し合いながらも追手からどうにか逃げようとするが……

この後の時代の作品に大きく影響を与えた白人と黒人のバディムービーです。

最初こそいがみ合っていた二人ですが、脱出するには文字通り繋がれている為に協力せざるを得ません。その上で色々な話をしていくと全く違うと思っていたお互いですが共感できる部分が出てくるし、何故、犯罪を犯すことになったのかも判明します。そうなると人種は関係なく人と人との関係になっていき、バディになっていきます。

この作品が撮られた1958年はまだまだ人種差別は激しくあっただろうと思うのですが、シドニー・ポワチエ扮するカレンをただ付き従う黒人としてではなく主体性のある人間として描いている事が本当に素晴らしいと思います。

そしてクライマックスでカレンが言う台詞には本当に痺れました。

自分も含めて他の方もそうだと思いますが、先入観だけで判断してしまい対話をしないとお互いの事を分かり合えないですし(もちろん対話をしても分かり合えない人もいますが……)分からないからこそ怖いと思ってしまい余計に距離が開く。またそれによって理解する機会を失ってしまうという悪循環に入ってしまうと思います。そうならない為の最初の一歩が本当に大切なんだとこの映画を観ながら感じました。

そんな二人の逃亡劇がどうなるかは是非、ご自身で確かめていただければと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきたいのですが、白黒の画面なので洋服の質感や色が分からないのでお休みしようと思いつつ、劇中で主人公の二人が着ている囚人服は多分シャンブレーのワークシャツで逃亡の末にどんな風に色が褪せているのか気になったり、追手の保安官の一味の着ている物がどんな柄や色なのかを想像しながら観ていました。色が分からないからこそより想像を巡らせながら観ていくのも面白いのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ジャカード ニット Tシャツ
カラー:セーリング、バード、フィッシング
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-04-0114-156

気温も上がってきたので、一足早く半袖のアイテムを紹介しようと思います。

前身頃にクラシックでノーティカルな柄をあしらった、ジャカードニットTシャツです。細い綿の糸を強く撚った糸を使用しているので、シャリ感があり夏でも快適に着ていただけるニット生地に仕上がっています。

袖と首回りにスポーティーなトリムカラーを配しているので一枚で着ても主役になるニットTシャツです。

今の時期でしたらシャンブレー生地のオープンカラーのシャツの下に着て、前を開けて柄を見せるのも良いですし。白のミリタリーへリンボーンのパンツに合わせて爽やかだけど少し土臭い感じを残してコーディネートするのも良いと思います。

とても着やすいアイテムですが洗濯方法だけ気を付けていただきたく、ドライクリーニングのみですのでそこだけお気をつけて頂きたいです。そしてこのアイテムも店頭に入荷しておりますので気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『手錠のまま脱獄』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第313夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

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『フェイブルマンズ』(2022)

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:ガブリエル・ラベル / ミッシェル・ウィリアムズ / ポール・ダノ / デヴィット・リンチ / セス・ローゲン / ジャド・ハーシュ / ジュリア・バターズ / キーリー・カルステン / ソフィア・コペラ

あらすじ:

幼いころに観た映画に魅了されたサミーは自分で映画を撮るようになり映画監督を目指す様になる。しかし家族旅行での映像を編集している時にある事に気づいてしまい映画への情熱もさめてしまう。そして家族は父親の仕事の為にカリフォルニアに引っ越す事になるのだが……

この作品はスティーブン・スピルバーグ監督の幼少期からインスパイアされた物語で、自伝的な内容になっています。

主人公のサミーは幼い頃に映画に魅了され自分で様々な物語を撮るようになります。それと同時に家族の映像も撮るようになるのですが、そこには物語ではない生身の人間が映し出されていて正直な表情が出てしまう為に、思いもよらないものが映っています。その映像をどの様に編集するかで被写体の印象を180度変える事が出来るのですが、この時には良い印象を残す様に編集します。しかしそのことによってサミーは深く傷つき映画への情熱すら冷めてしまいます。

そんな中で物語の中盤くらいで登場する大叔父がサミーにかける言葉がとても印象的で、先を暗示するかの様でした。

そして終盤でも同じように編集によって被写体の印象を被写体本人が感じている事とは違う印象に作り上げてしまいます。ここではより意識的にその様な編集を行っていると思います。

前半と後半のそれぞれの部分に映像というもののとてつもない暴力性を感じました。

自分は映画が好きですし、素晴らしいものだと思っています。そしてこの作品の中でも映像が人を喜ばせ元気づける事が出来るものとしても描いているのですが、そこだけではない編集によっていくらでも本人の自覚とは違うイメージを作り出せるのだという暴力性もしっかり描いているのが素晴らしいと思いました。

上記の様に書くと暗く陰惨な話の様に感じてしまうかもしれませんが全くそんなことは無く、青春映画としても家族映画としても、映画を観る事の喜びと楽しさも描いている素晴らしい作品だと思いました。

是非、ご覧頂きたい作品です。

それでは衣装を見ていきましょう。

主な時代が1950年代の後半から1960年代の終わりまでの時代なので当時の洋服や着こなしが出てくるのですが、主人公のサミーの着ている物がちょうど今の時期にぴったりの物ばかりで着こなしの参考になるのではないでしょうか?

マドラスチェック柄が中心になるのですがボタンダウンシャツやブルゾンだったり、チノパンやデニムパンツの着こなしなんかもかなり良いバランスだと思います。また後半では当時の高校の生徒達も出てくるので、こちらも参考にして頂くのは良いと思います。この作品を観る際にはそこにも注目して頂ければと思います。

ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン クラシックフィット リネン シャンブレー
カラー:ホワイト、ナチュラル、レッド、ブルー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1931-139

こちらのシャツはゆったりとしたサイズバランスが特長のクラシックフィットを用いたリネン生地のボタンダウンシャツです。BEAMS PLUSの定番のボタンダウンシャツに比べてかなりゆったりしており、フロントボタンの数も7つではなく6つと古いシャツを参考にしていたり、台襟も少し高くしていおりオン、オフどちらの場面でも使っていただけるシャツに仕上がっております。

使用している生地は先染めしたリネンシャンブレー生地を使用しており、リネン特有のシャリ感と光沢が特長のこれからの季節にぴったりです。

ベージュのコットンスーツのインナーとしても良いですし、真夏に袖まくりをしてショートパンツにレザーサンダルと合わせてもかなり涼し気で良いと思います。

こちらも既に店頭にございますので、気になった方はお近くの店舗まで問い合わせていただければと思います。

それでは『フェイブルマンズ』お楽しみ下さい。

そして7年目もどうぞよろしくお願いいたします。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第312夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第312目はこちら


『ヒート』(1995)

監督:マイケル・マン

出演:アル・パチーノ / ロバート・デ・ニーロ / ヴァル・キルマー / ジョン・ヴォイド / トム・サイズモア / エイミー・ブレネマン / アシュレイ・ジャッド / ナタリー・ポートマン / ダニー・トレホ

あらすじ:

仕事一筋で家庭を顧みる事が出来ない刑事のヴィンセント、完璧な仕事を行うことに拘る強盗団のボスのニール。ヴィンセントは捜査の為にニールは完璧な仕事を行う為にお互いを調べていくが、調べれば調べるほど相手に不思議な共感を感じていく。しかし決着の時は徐々に近づいてきていた……

今週でこのブログを始めて丸6年が経ちました。これも読んでいただける方々がいらっしゃること、自分の提案する映画でブログを書かせてくれるディレクターの溝端、そして其々の仕事があるにも拘らず自分のブログを書く時間を捻出してくれている店舗のスタッフのおかげだと思っております。本当にありがとうございます。

今回はそんな記念回?なので我儘を言って、このブログの趣旨とは外れてしまうのですが大好きな映画を取り上げさせていただきます。

この作品はマイケル・マン監督の代表作の一作であり、クライムムービーの金字塔の一作だと思います。そして公開当時からアル・パチーノとロバート・デ・ニーロという二大俳優の共演作としても話題になりました。

アル・パチーノは刑事、ロバート・デ・ニーロは強盗団のボスとして全く接点はないのですが徐々に近づいていき、ある時点で二人が交わります。もうそのシーンの緊張感といったら観ているこっちの息が詰まるようです。そしてそこからの怒涛のクライマックスに突入していき最後は……

この結末は是非、ご自身でご覧頂きたいと思います。

この作品が公開されたのは30年前で主演の二人は当時でそれぞれ55歳と53歳なのですが、もう何とも形容しがたい渋さと貫禄があります。自分も近い年齢ではあるのですが、この年齢の時にこの二人位の渋さと貫禄が出ているのかどうか全く自信がありません。そのくらい主演二人の存在感がもの凄い作品でした。実現するのかどうかは分かりませんが『ヒート2』の撮影が始まるという話も聞きますので、淡い期待をしながら待ちたいと思います。

普段なら衣装を見ていくのですが時代が違うので衣装ではなく、今回は銃撃戦のシーンに注目したいと思います。

後半の大銃撃戦のシーンで駆け付ける警察官役に実際の警察官を起用していたり、最初の強盗シーンで目撃者になるホームレス役にも実際のホームレスを起用したりとリアリティを出す配役をしたり、着弾シーンにもリアリティを持たせるために実際の車に実弾を打ち込んで穴をあけたり、劇中で使用している銃の実銃の発射音を編集でつけてみたりとかなりこだわったそうです。自分はイヤホンで音を聞いていたのですがかなりの迫力でした。これも是非、体感して頂ければと思います。

それではここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス ボタンダウン クラシックフィット スーパーマドラス
カラー:グリーン、パープル
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-11-1914-139

シャツの形は定番になりつつあるボタンダウンクラシック フィットで、フロントのボタンは6つでかなりゆとりのあるAラインが特長のシャツです。

使用している生地はインドの南東部のマドラス地方(現チェンナイ)で作られているマドラスチェックの生地を使用しています。今回の生地の縦糸にはふだんよりも細い糸を使用する事により生地にしなやかさを持たせることが出来ました。かなり肌触りも滑らかです。

また色も今回はかなり鮮やかなグリーンとパープルの2色を用意しております。両色ともにこれからの時期に活躍する色だと思います。

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ヒート』お楽しみ下さい。

また来週からの7年目も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第311夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんはBEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第311目はこちら


『ボーイズ・イン・ザ・バンド』(2020)

監督:ジョー・マンテロ

出演:ジム・パーソンズ / ザカリー・クイント / マット・ボマー / アンドリュー・ラネルズ / ロビン・デ・ヘスス / ブライアン・ハッチソン / マイケル・ベンジャミン・ワシントン / チャーリー・カーヴァ―

あらすじ:

1968年のニューヨーク。同性愛者の誕生日パーティーの中に呼ばれていない人物が来てしまったことで、少しづつ歯車がずれていく。そしてあるゲームを行う事になるのだが……

この作品は映画の設定と同じ、1968年初演の『真夜中のパーティ」という舞台劇の二度めの映画化だそうです。

パーティーに集まるメンバーのキャラクターが分かるオープニングから、怒涛の会話劇が始まります。この作品は上記したように舞台劇の映画化なのでワンシチュエーションの会話劇です。

それぞれの会話の中で悪口や皮肉が相当な早口で繰り広げられるため、少しでも画面から目を離すと何を言っているのか分からなくなってしまうのですが(所々、戻りながら観ました)、逆に言葉の応酬が気持ちの良い場面もあります。しかしダーティワードがかなり出てくるので勉強?にはなりますが実際には使えないですし、ダーティワードが気になる方は鑑賞には気を付けて下さい。

本来は誕生日パーティーに呼ばれていない人物のせいで徐々に歯車が狂っていき、あるゲームのせいでそれぞれが普段思っていても口に出せない想いや思い出を話す事になっていきます。

それによって他人を傷つけてしまったり、知らなくてよい事まで知ってしまったりと前半の楽しいムードとは全く違った雰囲気になっていきます。そして最後もかなりビターな終わり方だと思います。

この作品に出ている俳優はオープンリーゲイの方々で、当事者キャスティングをすることでよりリアルな表現になっているのではないでしょうか?

なにより元になった演劇が今よりも差別や偏見の強かった1960年代に上演されたことが本当に素晴らしい事だと思います。

誰かを好きになって嫉妬したり、嫉妬している気持ちを持て余して誰かを傷つけてしまったり、自分が許せなくて周りにつらく当たってしまって、その事でまた自分が許せなくなったりと性別も性的嗜好も関係ない普遍的な感情の物語だったと思います。もちろん世間の偏見や差別を内面化してしまっているからこそ抱く感情だったりすることもありますが……

観終わって他の人とこの映画について話をしたくなりましたし、先週も書きましたが誰かとその映画について話したくなる映画はとても豊かな作品なんだと改めて思いました。

それでは衣装を見ていきましょう。

今回は特定の誰かではなく、登場人物全員の格好に注目してたいと思います。時代設定の1960年代の格好をしっかり再現しているのですが、衣装によってその人物の性格もしっかり表現されていたと思います。しかもそれぞれの格好がとても良いので是非、そこにも注目して頂ければと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ワーク パッチワーク マドラス
カラー:ピンク
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-11-1909-139

毎シーズン使用しているマドラスチェックを数柄組み合わせたパッチワーク生地で作ったワークシャツです。

デザインの元にしているのは1950年代のストアブランドのワークシャツでかなりゆったりしたサイズバランスにしていて、体格の良い方でもゆったりと着ていただけると思います。自分でこのワークシャツはMサイズを着ているのでサイズバランスはかなり大きいです。

色はピンクをベースにしているのですが、グレーの生地も入っているので可愛くなり過ぎず様々なコーディネートに使っていただけるのではないでしょうか?

ワークシャツとしてチョアジャケットやデニムジャケットのインナーとして、またマドラスチェックのシャツとしてブレザーの中にも良いと思います。何より通気性も良いので暑くなっていくこれからの季節に活躍する一枚です。

こちらも既に店頭にございますので、気になる方は近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ボーイ・イン・ザ・バンド』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第310夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

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『地球の静止する日』(1951)

監督:ロバート・ワイズマン

出演:マイケル・レニー / パトリシア・ニール / ヒュー・マーロウ / サム・ジャッフェ / ビリー・グレイ

あらすじ:

ワシントンD.C.に円盤が着陸し、中から宇宙人と名乗る人間の男の格好をした人物と人型のロボットが出てくる。彼は危害を加えるつもりはなく、平和の使者として地球に飛来したと語るが、地球の指導者たちは彼の話を聞こうとしない。そこで彼は街の中の人々の中に溶け込もうとする……

宇宙人が登場する話と聞くとどうしても悪者と認識しがちですが、この作品の中に登場する宇宙人は平和の使者として出てきます。そして単純なSFスペクタクル物語ではなくドラマでしっかり見せる作品であり、作品内のメッセージは今の世界情勢にも繋がる話だと思います。

終わりもただの一件落着ではなくいくらでも考える余地を残したオープンエンディングで、とても良かったと思いました。

観終わった後にその映画について色々と話をしたくなる作品はとても豊かな映画だと思いますし、この作品はその豊かな映画の中の一本だと感じました。

どの様な終わり方なのか、そして観終わった後にどの様な意見が出てくるのかはご自身で確かめていただければと思います。

それでは衣装を見ていきたいのですが、この作品は白黒であり衣装の色や質感が分かりづらいので今回はお休みしたいと思います。その代わりと言っては何ですが、作品内に登場する円盤のセットや人型ロボットについて見ていきたいと思います。

円盤自体のデザインはかなりミニマムで特に装飾はついていません。外に出る為のタラップの出方や入口の出方もシンプルで良かったですし、内部のセットもシンプルで当時1950年代の人が考えるミニマムなデザインの雰囲気がしっかり出ていて、ここも良かったと思います。

この作品を観る時にはそちらにも注目して頂くとより楽しめるのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ショート ブルゾン グラデーション プリント
カラー:レッド、イエロー、ブルー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥88,000(税込)
商品番号:38-18-0915-791

シンプルな2つのパッチポケットが特長のヴィンテージのブルゾンをベースにフロントジップをダブルにしたり袖はカフ仕様、裾にはシャーリングを入れて自然な絞りを加えたモデルです。

一番の特徴はグラデーションのプリントの生地で高密度のコットンツイルの生地にインクジェットプリントを施してその上で製品洗いをかけており、褪色具合を楽しんでいただけると思います。

取り扱いのある3色ともかなり鮮やかな色なので温かくなってくるこれからの季節に活躍するブルゾンだと思います。こちらも既に店頭に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『地球の静止する日』をお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第309夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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第309目はこちら


『ティナ』(1993)

監督:ブライアン・ギブソン

出演:アンジェラ・バセット / ローレンス・フィッシュバーン / ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ / ジェニファー・ルイス / フィリス・イヴォンヌ・スティックニー / 

あらすじ:

テネシー州の田舎で祖母と暮らしていたアンナ・メイは祖母が亡くなった後、セントルイスで離れ離れだった母親と姉と暮らし始める。あるクラブで飛び入りで歌うチャンスがあり、その時のバンドマスターだったアイク・ターナーに見いだされバンドの一員となり一緒にツアーを回るようになる。その中でアイクとの結婚、出産をするが……

自分はソロになってからのティナ・ターナーとしての活躍の印象が強かったのですが、ロックンロールのイメージよりもソウルやR&Bを歌う方だと思っていたので、「ロックンロールの女王」と呼ばれていたのは意外でした。

この作品もそうですし、他の女性シンガーの伝記映画を観ていても結構な確率で夫やパートナーからの家庭内暴力や虐待を受けていることが多くて、観ているのがつらい時もあります。もちろんその逆境を乗り越えていくのですが、そんな逆境がなければもっと自由に歌う事が出来たのではないかと思ってしまいます。

しかしそんな辛い場面だけではなく、素晴らしい場面も多く特に主演のアンジェラ・バセットが歌うシーンは本物のティナが歌っているかのようで本当に素晴らしかったです。

今日の帰りはティナ・ターナーを聴きながら帰りたいと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

物語が1950年代から1980年代までの話なので、衣装でかなりそれぞれの時代を表現していて観ていてかなり面白かったです。

その中でもやはり目につくのは1960年代の衣装で、特に男性陣の着ている物は色や配色等がやはり好みで、自分の好きな洋服のテイストは1960年代の雰囲気なんだとゆう事が分かってきました。

そして衣装以上に気になったのが、主演のアンジェラ・バセットの物語中盤から後半に掛けてのステージ衣装を着ている時の上腕二頭筋と上腕三頭筋の仕上がり具合です。なぜか異常に仕上がっていて筋肉に見入ってしまいました。本人がそうなのかと思ったのですが、一番最後に出てくる本人映像ではそんなことないので、アンジェラ・バセットが役作りとしてキレッキレの上腕に仕上げてきたのだと思います。物語や衣装にも全く関係がないですが、少し注目して頂くとちょっと面白いと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / フライトジャケット ナイロンコットン ツイル ピグメント プリント
カラー:セージ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥63,800(税込)
商品番号:38-18-0914-139

クラシックなフライトジャケットをベースにしていて、左袖のユーティリティポケットやフラップ付きのポケットだったり、左胸にはオキシジェンタブの代わりに実用的なジップポケットに変更するなどのアップデートを施しております。しかし袖口のリブは昔ながらの段リブにしたりとオリジナルの雰囲気もしっかり残しています。

生地にはナイロン、コットン、ポリウレタンを混紡した高密度のツイル生地を使用し、インクジェットプリントと製品洗いの工程を経る事でグラデーション状の特徴的な退色の感じを表現しております。

中綿は入れておらずかなり軽く羽織って頂けるので、これからの暖かくなる時期にちょうど良いブルゾンだと思います。

気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ティナ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第308夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

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『トゥルー・グリット』(2010)

監督:ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン

出演:ジェフ・ブリッジス / ヘイリー・スタインフェルド / マット・デイモン / ジョシュ・ブローリン / バリー・ペッパー / エリザベス・マーヴェル

あらすじ:

牧場主だった父親を使用人のチェイニーに殺されたマティは仇を討つ為に凄腕と評判の連邦保安官のコグバーンを雇う。そしてもう一人テキサスよりチェイニーを追ってきたラビーフも加わり三人でチェイニーを追っていくが……

この作品は1969年の『勇気ある追跡』のリメイクだそうです。

タイトルの『トゥルー・グリット』の意味は「真の勇気」、「真の度胸」、「不屈の精神」という意味があるそうで、この映画の登場人物の誰が当てはまるのかを考えながら観ていました。

前半はコーエン兄弟らしい緩いコメディもあり三人のロードムービーの様ですが、一番の主題はマティの成長だと思います。

父親を殺されて仇を討ちたいマティですが真っすぐ過ぎて融通がきかず、大人の二人と口論にもなります。しかし様々な世間の人と関わっていく中で、ただ正義だけではどうにもならないという事を学んでいきます。

そして仇のチェイニーと対峙した時に彼女はどうなるのか、「真の勇気」、「不屈の精神」を持つものは誰なのか……

是非、ご自身で観て頂くのが良いと思います。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

西部劇なので劇中に出てくる格好をするとどうしてもコスプレになってしまうと思うのですがいつも気になるのはハットでして、どうやったらあんなに自然に被ることが出来るのかを考えながら観ていました。

特にコグバーン役のジェフ・ブリッジスの被り方が格好良いのです。

たぶん日本人よりもハットを被るという事が生活の中にあるので自然に被れるのかとは思うのですが、自分が自然に被ることを意識するとそれはもう自然ではないような気がして、コスプレ感が前面にでているきがしてしっくりくるハットを未だに見つけられません。まずは自分の頭が入るサイズ(60cm)のハットを探すところから始めたいと思います。


そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / オープンカラー キュプラ ドット パターン
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-11-1921-139

ベースの形は1950年代のストアブランドのオープンカラーシャツをベースにサイズバランスを現代風にアップデートさせたシャツです。

一番の特徴は生地の素材でして、トリアセテートとキュプラを混紡したジャカード生地を使用しているのですがメンズのシャツの素材としては珍しいそうです。肌触りもかなり滑らかで、光沢感もありドレープも出る生地なのでとてもエレガントな印象です。

織り込まれているドット柄も小ぶりなので可愛くなり過ぎず、春らしい一枚に仕上がっています。

シルエットはゆとりのあるボックスシルエットで裾も直線的なカッティングなので、クラシックな雰囲気です。

イエローもネイビーも華やかな光沢感があるので、あえて武骨なワークジャケットのインナーに着るのも良いと思いますし、同じような軽い素材のジャケットの中に襟を出して着ていただくのも良いのではないでしょうか?

このシャツも店頭に入荷していますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『トゥルー・グリット』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第307夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第307目はこちら


『地獄へとつづく部屋』(1959)

監督:ウィリアム・キャッスル

出演:ヴィンセント・プライス / キャロル・オマート / エリシャ・クック・Jr / リチャード・ロング / アラン・マーシャル / キャロリン・クレイグ / ジャリ―・ミッチャム

あらすじ:

金持ちのフレデリック・ローレンは自分が借りている幽霊屋敷と言われる豪邸に五人の男女を招待する。そして幽霊が出ると言われるこの屋敷で朝まで無事に過ごすことが出来れば、一人につき一万ドルの大金を支払うと約束するのだが……

この作品が有名になったのは「イマ―ゴウ」と呼ばれる宣伝用のギミックで、スクリーンの横に滑車を付け映画の後半のある場面で観客の頭上にプラスチック製の骸骨を飛ばしたそうです。

作品自体もお化け屋敷の仕掛けや小道具を使って怖さの演出をしていて、目で体験するお化け屋敷のような作品に仕上がっています。

そんな仕掛けや逸話が先行しがちですが、ストーリーもしっかりしていてフレデリックは何のためにこの五人を屋敷に招待したのか?本当に幽霊は出るのか?そもそも朝まで無事に過ごして屋敷を出れるのか?短い上映時間ながら話がギュッとまとまっていて面白く観れました。

どの様な結末が待っているかは是非、ご自身で確かめていただければと思います。

それでは衣装を見ていきたいのですが、今作も白黒作品で洋服の生地や色が分からないのでお休みいたします。しかし撮影場所で気になった事があるので、そちらに注目していきたいと思います。

それは幽霊屋敷の外観でしてかなり特徴のある外壁をしているのですが、この屋敷として撮影で使われているのが、日本の帝国ホテルのライト館や落水荘、グッゲンハイム美術館の設計で有名なフランク・ロイド・ライトの設計のエニス・ブラウン邸です。外壁のかなり変わったブロックが特長の家で、他にも「ブレード・ランナー」でも使われています。内装は違う所で撮影しているらしいのですが、この外観が得体のしれない家に来てしまった感がかなりあり、とても良かったと思います。もしこの作品を観る機会があればそちらにも注目して頂ければと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミリタリー スモック ウール ナイロン
カラー:ブラック、ベージュ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-18-0924-803

毎シーズン登場するミリタリースモックの新作が出ました。ベースは空母の甲板の上で戦闘機のメンテナンスや離発着の指示を出す、US.NAVYのカタパルトオフィサーが着ているカラフルなユニフォームで、プルオーバーらしいゆったりした身幅が特長であり様々なレイヤードにも対応できる仕様です。

今回も生地に拘っていて縦糸にナイロン糸、横糸にドレスシャツで使うような細さのウールの糸を使用しています。ナイロンとウールを合わせる事により合成繊維特有の肌への張り付きが軽減されています。

また横糸にウールを使う事でムラ染めをしたようなメランジ調の色合いが出るのと光沢も出てかなり上品な見え方に仕上がっています。

今の寒い時期であれば中間着として、もっと暖かくなればアウターとしても活躍する一枚だと思います。

こちらも既に店頭に並んでいますので、直接生地の滑らかさや色合いを確認して頂ければと思います。

それでは『地獄につづく部屋』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第306夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第306目はこちら


『ロード・トゥ・パーディション』(2002)

監督:サム・メンデス

出演:トム・ハンクス / ポール・ニューマン / タイラー・ホークリン / ダニエル・クレイグ / ジュード・ロウ / ジェニファー・ジェイソン・リー / リアム・エイケン

あらすじ:

1931年、大恐慌時代のアメリカ。アイルランド系ギャングのボスで父親代わりのジョン・ルーニーの元で殺し屋として働いているマイケルはある日、殺人の現場を自分の長男に目撃されてしまい……

今作はフィルムノワールでもありサスペンスでもあるのですが、それ以上に親子の話だと感じました。

マイケルとギャングのボスであるジョン、ジョンとその実子のコナー、そしてマイケルとその息子のマイケル・Jr、三組の親子のが出てくるのですが、一番メインとなるのはやはりマイケルとその息子のマイケル・Jrです。

前半は雪や夜,一番暗いシーンは雨の夜でほとんどが暗い場面が多く、マイケルと息子の交流もあまりありません。どちらかというと父親から息子へは命令という形でのコミュニケーションが多いのですが、物語の後半の逃走劇になると明るい昼間の場面が増え、命令だけではない交流が生まれます。その明暗の違いでマイケルと息子の関係が変わった事が示されていると思います。

そしてマイケルが決着をつける場面はどうなっているのか、結末にはどの様な場面が用意されているのかは是非、ご自身で確認して頂きたいと思います。

映画としてかなり面白かったですし、これまでのなぜ紹介しなかったのか不思議なくらいの作品でした。

ここからは衣装を見ていきましょう。

今回、注目したいのはマイケル・Jrが履いているニッカポッカです。正直今まで紹介してきた映画の中でも多数登場していたのですが、触れずにきたアイテムです。

今回調べてみて初めて分かったのですが、ニッカポッカの起源は17世紀頃のオランダ移民が履いていた膝下で絞られた短いブリーチズというパンツだそうで、そこから19世紀末アメリカで子供服だったりスポーツ用のパンツとして定着していったそうです。

なのでこの映画の中でニッカポッカを履いているマイケル・Jrはまだ子供という記号なんだと思いました。

今、ニッカポッカを履こうとするとどうしてもコスプレの様になってしまいますが、古い写真を見てみると雰囲気があって格好良いのでどうにか履けないものかと考えております。

そしてこのニッカポッカの歴史を調べている時に知ったのですが、ニューヨークのバスケットボールチームである「ニックス」の名前は「ニッカポッカーズ」の略称だそうで、元々、ニューヨークの街を開拓したのがオランダ移民だった事と、1809年にオランダ移民についての本を書いた著者のペンネームがオランダ系のディートリッヒ・ニッカ―ボッカ―で、その後ニューヨークのオランダ移民とその子孫の事をニッカ―ボッカ―ズと呼ぶようになったからだそうです。

他の洋服も個別に調べてみると色々と歴史や面白い事実が分かりそうなので、知っているアイテムについても改めて調べてみようと思いました。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。





ビームス プラス / ニット ポロ 12ゲージ
カラー:ブラック、モカ、ブラウン、イエロー、ライトグリーン、グリーン、オリーブ、アイスブルー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-12-0005-156

コットンとレーヨンを混紡して織り上げたニットポロです。

一見シンプルなニットポロなのですが、編み方に特徴があり表の糸と裏の糸を違う糸で編むことが出来るのです。表の糸は強く撚ったコットンを使いシャリ感ののある手触りで、肌に触れる裏の糸にはレーヨンを使用しているのでなめらかな肌触りに仕上がっております。

襟型やボタンの位置も現代風にアップデートさせており、かなり活躍する一枚だと思います。

単色で目立つ柄が入っていないのでジャケットパンツのビジネスシーンでジャケットのインナーとして、オフの時にはデニムジャケットや軽いブルゾンのインナーとしても相性はとても良いと思います。

取り扱いの色も沢山あるので是非、実物を店頭で手に取って頂ければと思います。最後に一点気を付けて頂きたいのが洗濯方法はドライクリーニングのみですのでそこだけ気を付けて下さい。

それでは『ロード・トゥ・パーディション』お楽しみ下さい。

コヴ